【Hiicam Speed 20】爆速アクションカメラの正体は?ベールに包まれた企業を深掘り!

はじめに

「4K高画質での撮影には憧れるけれど、数万円もする有名ブランドのアクションカメラには手が届かない」。そんな悩みを抱え、購入ボタンを押せずにいる方は多いのではないでしょうか。スマートフォンのカメラ性能は向上していますが、水辺でのレジャーや激しいスポーツの現場では、故障のリスクがつきまといます。そこで選択肢に上がるのが、Amazonなどで見かける「格安アクションカメラ」です。しかし、あまりに安価で聞き慣れないブランドだと、「本当に使えるのか?」「すぐ壊れるのではないか?」という不安がよぎります。

今回ご紹介するのは、そんな不安と期待の狭間にいるガジェット好きの間で密かに話題となっている「Hiicam Speed 20」です。商品ページに並ぶハイスペックな数値と、驚くような価格設定。一見すると「怪しい」と感じてしまうこの製品ですが、その実態を探ると、単なる安物とは一線を画す企業の姿が見えてきました。本記事では、謎多きブランド「Hiicam」の正体から、Speed 20の実力、そしてライバル機との違いまで、徹底的に深掘りしていきます。

Hiicam Speed 20の概要と主な魅力

企業詳細

Hiicam」というブランド名を聞いて、すぐにピンとくる方は少ないかもしれません。しかし、リサーチを進めると、このブランドが単なる「ぽっと出」の販売業者ではないことが判明しました。Hiicamは、中国・深センに拠点を置く映像機器メーカーであり、その背後には25年以上にわたる製造経験があります。​

公式情報によると、同社はアクションカメラだけでなく、ハンティングカメラ(トレイルカメラ)や暗視双眼鏡といった、耐久性が求められるアウトドア用光学機器を主力としています。特筆すべきは、自社で25名のR&D(研究開発)チームと300名規模の生産ラインを抱えている点です。多くの格安ブランドが、工場を持たずに既製品にロゴを貼るだけの「OEM販売」であるのに対し、Hiicamは設計から製造までを自社または関連会社でコントロールできる「ファクトリーブランド」に近い性質を持っています。ISO9001などの国際的な品質管理認証を取得している点からも、企業としての実体はしっかりとしていると言えます。​

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

  • 情報の透明性:★★★★☆ 4.0
    • 公式サイトに工場の様子や沿革が明記されており、実体不明なブランドとは一線を画します。
  • 製造実績・技術力:★★★★☆ 4.5
    • 25年の歴史とアウトドア機器への特化は、過酷な環境での使用に対するノウハウがある証拠です。
  • コストパフォーマンス:★★★★★ 5.0
    • 自社製造背景を持つからこその、中間マージンをカットした価格設定は驚異的です。

総合評価:★★★★☆ 4.5

商品紹介:Hiicam企業の背景と信頼性を検証

商品スペック

  • 製品型番:Speed 20
  • 画面サイズ:2 インチ
  • ズーム倍率 (光学):5 X
  • 焦点距離 (広角側):2.65 ミリメートル
  • 焦点距離 (望遠側):30 ミリメートル
  • F値 (広角側):2 f
  • レンズ構成:ズーム
  • 手ブレ補正:デジタル
  • 付属品:バッテリー
  • 撮影機能:スポーツ, ナイト, 水中
  • モータータイプ:デジタル
  • 電池付属:はい
  • 製品サイズ:5.8 x 2.4 x 4.1 cm; 520 g
  • ブランド:Hiicam
  • フォトセンサー技術:CMOS
  • ビデオキャプチャ解像度:4K
  • 最大焦点距離:30 ミリメートル
  • 最大絞り値:2 f
  • フラッシュメモリタイプ:micro SDHCカード
  • ビデオキャプチャ形式:AVI
  • 対応オーディオ形式:AAC
  • 画面サイズ:2 インチ
  • 色:SPEED20-1224-A

良い口コミ

  • 「初めてのアクションカメラとして購入しましたが、必要なマウント類が最初から揃っているので、追加出費なしですぐに遊び始められました」
  • 「高価なGoProを壊すのが怖くて買えませんでしたが、この価格なら子供の自転車に取り付けても安心して見ていられます」
  • 「画質はスマホの4Kには及びませんが、明るい日中の屋外なら十分に綺麗で、SNSにアップする程度なら全く問題ありません」
  • 「バッテリーが最初から付属しているのが嬉しいポイントで、長時間の釣り動画の撮影でも予備がある安心感は大きいです」
  • 「操作メニューがシンプルで直感的に分かりやすく、説明書を熟読しなくても基本的な録画や再生はすぐにマスターできました」

気になる口コミ

  • 「手ブレ補正がデジタル式なので、激しいマウンテンバイクのダウンヒルなどでは映像が揺れてしまい、酔いそうになります」
  • 「夜間や薄暗い室内での撮影ではノイズが目立ち、全体的にざらついた映像になってしまうのが弱点だと感じました」
  • 「内蔵マイクの音質はあまり良くなく、風切り音を拾いやすいので、音声を重視するなら別録音が必要かもしれません」
  • 「防水ケースに入れるとボタンが硬くなり、操作性が少し落ちるので、水中でモードを切り替えるのに苦労しました」
  • 「4K録画だとファイルサイズが巨大になり、書き込み速度の遅いSDカードだとエラーが出ることがあったのでカード選びは重要です」

Hiicam Speed 20のポジティブな特色

Hiicam Speed 20の最大の魅力は、なんといっても「失敗を恐れずに使い倒せる、最強の入門機」である点です。通常、アクションカメラの世界で「4K撮影」や「水中対応」といったスペックを求めると、どうしても数万円の出費が必要になります。しかし、Speed 20はそのハードルを極限まで下げてくれました。

特に素晴らしいのは、初心者がつまづきやすい「アクセサリー選び」の悩みを解消していることです。他社製品では別売りのマウントや予備バッテリーなどがパッケージに含まれているため、届いたその日からヘルメットや自転車に装着して撮影が可能です。また、CMOSセンサーによる鮮やかな色彩表現は、晴天時の海や山といったアウトドアシーンで真価を発揮します。高級機のように傷つくことを恐れてケースにしまい込むのではなく、泥や水しぶきの中にガンガン持ち込める「道具としてのタフさ」こそが、このカメラの100点満点の価値と言えるでしょう。

Hiicam Speed 20のネガティブな特色

一方で、価格なりの割り切りが必要な部分も明確に存在します。最も顕著なのは「暗所性能」と「音質」です。CMOSセンサーは光量が十分な場所では威力を発揮しますが、夕暮れ時や室内ではノイズが乗りやすく、鮮明さが失われがちです。また、アクションカメラ特有の課題である「マイク性能」についても、防水ケース使用時は音がこもってしまうため、Vlogのような「語り」を中心とした動画には不向きです。あくまで「映像を記録する」ことに特化したデバイスと捉え、音質や暗所撮影はスマートフォンの領分と割り切るのが賢い使い方と言えます。

他メーカーの商品との比較

アクションカメラ市場は群雄割拠の状態です。Hiicam Speed 20の立ち位置を明確にするために、業界の絶対王者である「GoPro」、ミドルレンジの実力派「DJI」、そして同じくコストパフォーマンスで勝負する「Akaso」という3つの視点から詳細に比較を行います。

1. 王者「GoPro」との比較:画質と手ブレ補正の壁

GoProシリーズ(Hero 12/13など)と比較した場合、最も大きな差として現れるのは「手ブレ補正」の質です。GoProの「HyperSmooth」機能は、まるでジンバル(安定化装置)を使っているかのようにヌルヌルとした滑らかな映像を作り出します。対して、Hiicam Speed 20のデジタル手ブレ補正は、歩行程度の揺れなら軽減できますが、激しいスポーツシーンでは微細な振動を消しきれないことがあります。

また、画質に関しても、GoProはプロの放送現場でも使われるレベルのダイナミックレンジ(明暗の表現力)を持っています。Hiicam Speed 20は「記録」としては十分ですが、「作品」として映像美を追求するならGoProに軍配が上がります。しかし、価格差は5倍以上です。「子供の運動会」や「休日のサイクリング」といった用途であれば、その価格差ほどの満足度の違いを感じる場面は少ないかもしれません。「壊しても泣かない価格」という点では、Hiicamが圧倒的に有利です。

2. 技術の「DJI Osmo Action」との比較:使い勝手の差

ドローン技術で有名なDJIの「Osmo Action」シリーズと比較すると、「使い勝手」の部分で差が出ます。特にDJIが採用している「マグネットマウントシステム」は秀逸で、ワンタッチでカメラを脱着できます。一方、Hiicam Speed 20は従来ながらのネジ式マウントを採用しているため、着脱には手間がかかります。頻繁にマウント場所を変えたい(例:ヘルメットから自撮り棒へ移動など)というユーザーにとっては、DJIの方がストレスフリーです。

ただし、ネジ式マウントは「汎用性が高い」というメリットもあります。世界中に流通している無数のサードパーティ製アクセサリー(GoPro互換品)がそのまま使えるため、カスタマイズの幅はHiicamも負けていません。

3. コスパの雄「Akaso」との比較:サポートと機能の競り合い

Hiicam Speed 20の直接のライバルとなるのが、Amazonでも人気の「Akaso」などの格安ブランド勢です。スペック表を見る限り、4K対応や防水性能などで両者は非常に似通っています。ここで差別化のポイントとなるのが「ズーム機能」と「企業背景」です。

多くの格安カメラが単なるデジタルズームしか搭載していない中、Hiicam Speed 20はスペック上で「光学5倍ズーム」や「望遠側焦点距離30mm」といった特徴的な数値を提示しています(※スペック表参照)。これは一般的な広角固定のアクションカメラとは異なるアプローチであり、少し離れた被写体を撮りたい場合には大きなアドバンテージとなります。

また、前述したようにHiicamが「25年の製造実績を持つファクトリーブランド」である点は、単なる横流し販売のブランドよりも信頼性において一歩リードしています。同じ価格帯で迷った場合、製造元の顔が見えるHiicamを選ぶというのは、賢い消費者の選択と言えるでしょう。

まとめ:Hiicam Speed 20は買いか?

Hiicam Speed 20は、決して「安かろう悪かろう」の製品ではありませんでした。リサーチを通じて見えてきたのは、長年の製造ノウハウを持つ企業が、機能を必要十分に絞り込むことで実現した「究極の実用機」という姿です。プロ並みの映像作品を作りたい方には向きませんが、「まずはアクションカメラというものを体験してみたい」「高価な機材を壊す心配をせずに遊びたい」という方にとっては、これ以上ない選択肢となります。

もしあなたが、次の週末に海や山への予定があり、その思い出を少し違った視点で残したいと考えているなら、このカメラは最高の相棒になるはずです。ポケットの小銭で買えるような手軽さで、一生モノの思い出を高画質に残せる。そんなコストパフォーマンスの魔法を、ぜひ一度体験してみてください。Hiicam Speed 20は、あなたのアウトドアライフをより身軽で、よりエキサイティングなものに変えてくれるでしょう。

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