はじめに:ロボット掃除機選びで「roborock」という名前を目にしたことはありませんか?
「ロボット掃除機を買おうと思ったら、roborockという名前が何度も目に飛び込んできた」という経験をお持ちの方は、決して少なくないと思います。
Amazon・楽天・価格.comのランキングを眺めれば、必ずと言っていいほど上位に顔を出すブランドです。
それも1位や2位ではなく、複数モデルが同時にランクインしていることも珍しくありません。
実は、ロボット掃除機という製品カテゴリは今、大きな転換期を迎えています。
かつては「ルンバを買えば間違いない」という時代がありましたが、2020年代に入ってからは、中国テック企業の台頭によって市場の勢力図が大きく塗り替えられました。
調査会社IDCのデータによれば、roborockは2025年下半期にロボット掃除機の世界市場シェア27.0%を記録し、3年連続で世界第1位に輝いています。
しかし「名前は知っているけれど、どこの会社なの?信頼できるの?」という疑問をお持ちの方もいることでしょう。
その疑問は、まったく正当です。
どこが作っているか分からない製品を、毎日の掃除という大切な仕事に任せるのは不安というものです。
そこでこの記事では、roborockという企業の成り立ちから技術力まで、包み隠さずお伝えします。
そのうえで、人気モデル「Q7B+(型番:Q7BP52-04)」の機能や特徴、他社製品との違いも詳しく掘り下げます。
「roborockって結局、どんなブランドなの?」というモヤモヤが、この記事を読み終わる頃にはきれいに晴れているはずです。


roborockとはどんな会社?その正体に迫る
企業詳細
roborock(日本語表記:ロボロック)の正式社名は、Beijing Roborock Technology Co., Ltd.(北京石頭科技股份有限公司) といいます。
中国語の「石頭(shítou)」は「石」を意味し、堅固で揺るぎない技術への姿勢が込められているとも言われています。
設立とXiaomiとの関係
roborockは2014年7月4日、中国・北京にて設立されました。
設立の同年9月、スマートフォンで世界的に知られるXiaomi(小米・シャオミ)から出資を受け、いわゆる「Xiaomi エコロジカルチェーン」の一員となります。
このエコロジカルチェーンとは、Xiaomiが資本参加・技術支援するスタートアップ群のことで、Xiaomiブランドの製品ラインアップにも組み込まれる仕組みです。
なお、出資にはXiaomi CEOのレイ・ジュン(雷軍)氏が設立した投資会社「順為資本(Shunwei Capital)」も加わっています。
創業者・Chang Jing(昌敬)氏
創業者であり現在も会長・法定代理人を務めるのが、Chang Jing(昌敬)氏です。
工学・ソフトウェア開発の深い素養を持つ技術者出身の経営者として知られており、AI・アルゴリズム・電子工学・機械構造設計・サプライチェーン管理など多領域の専門家チームを創業時から集結させました。
roborock上場時(2020年)には、その保有資産が10億ドルを突破したとForbes JAPANが報じています。
成長の歩み
- 2016年9月:初製品「Mi Home ロボット掃除機」を発売。中国市場で最も売れたモデルとなる。
- 2017年3月:台湾市場に進出し、わずか1か月で15,000台・売上1億3,000万台湾ドルを達成。
- 2017年9月:初の「Roborock」ブランド製品を発表。クラウドファンディング開始4時間で1,000万元以上を集める。
- 2020年2月21日:上海証券取引所の科学技術革新委員会(STAR Market)に上場。
- 2023年4月:約100億円を投資した自社スマート工場を稼働開始。月産約70万台の生産体制を確立。
- 2024〜2025年:IDC調査でロボット掃除機世界シェア第1位(2025年下半期:27.0%)を達成。
- 2026年1月:サッカークラブのレアル・マドリードとグローバルパートナーシップを締結。
現在、roborockの製品は世界170以上の国と地域で販売されており、真のグローバルブランドに成長しています。
製品開発へのこだわり
roborockが他の中国テックブランドと一線を画している最大の理由は、AI・LDSレーザーナビゲーション・ソフトウェアアルゴリズムといったコア技術を自社開発している点です。
外注や流用ではなく、北京本社および上海・深センのR&D拠点が連携して独自技術を磨き続けています。
また、前述の自社工場により品質管理も徹底しており、「安かろう悪かろう」というイメージとは一線を画した製品づくりが評価されています。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
roborockの企業情報・実績・製品展開を多角的に分析した結果、以下の通り評価します。
① 企業の透明性・ガバナンス
上海証券取引所(STAR Market)への上場企業であり、財務情報の開示義務を果たしています。創業者・代表者名も公開されており、企業情報の透明性は高い水準です。
★★★★☆ 4.0 / 5.0
② 技術力・イノベーション
LDSレーザーナビゲーション、AIマッピング、自社開発アルゴリズムなど、ロボット掃除機の中核技術を内製。月産70万台規模の自社工場も保有しており、技術投資の本気度が伝わります。
★★★★★ 5.0 / 5.0
③ 市場実績・グローバル展開
IDC調査にてロボット掃除機世界シェアNo.1(2025年下半期:27.0%)。170以上の国と地域への展開、そしてレアル・マドリードとのグローバルパートナーシップ締結も、ブランド力の高さを証明します。
★★★★★ 5.0 / 5.0
④ 品質管理・アフターサポート
約100億円を投じた自社工場で厳格な品質管理を実施。日本国内でも正規代理店経由の販売・サポート体制が整備されています。
★★★★☆ 4.0 / 5.0
⑤ 企業の将来性・安定性
上場企業としての財務安定性に加え、ロボット掃除機以外の清掃ロボット市場(芝刈りロボットなど)にも事業を拡張。中長期的な成長が期待できます。
★★★★☆ 4.0 / 5.0
【総合評価】 ★★★★★ 4.4 / 5.0
世界トップクラスのシェアを誇り、上場企業として高い透明性も持ち合わせるroborock。日本市場においても信頼できるブランドの一つと評価できます。
商品紹介:roborock Q7B+(型番:Q7BP52-04)とはどんな製品か?



商品詳細
提供された商品詳細情報をもとに、以下の通りまとめます。
- 型番:Q7BP52-04 / PAQ0TAC+AED08LRR
- モデル名:Q7B+
- カラー:白(2)Q7B+白:ドック付き
- 梱包サイズ:37 × 36.5 × 35.5 cm
- 梱包重量:10 kg
- 推奨使用場所:木材(フローリング等)
- 主な機能・特色:
- スマートマッピング
- 乾湿両用(吸引掃除+水拭き同時対応)
- 精密レーザーマッピング&ナビゲーション(LDS方式)
- 自動集塵(ドック付属)
- 落下防止センサー
- 電池:リチウムイオン電池内蔵・付属
- 付属品:自動集塵ドック
良い口コミ
「吸引と水拭きが同時にできるのが本当に助かります。帰宅したらフローリングがピカピカになっていて、毎回感動します」
「LDSレーザーのマッピングが優秀で、部屋の間取りをしっかり覚えてくれます。掃除漏れがほとんどなく、効率の良さに驚きました」
「自動集塵ドックのおかげでゴミ捨ての頻度がぐっと減りました。忙しい平日はほぼ手をかけなくていいので、時短家電としての価値を実感しています」
「コンパクトなボディのわりに、吸引力が想像以上に強力でした。ペットの毛もしっかり吸い取ってくれるので助かっています」
「落下防止機能がしっかり働いてくれるので、二階建て住宅でも安心して使えます。階段の前でもきちんと止まってくれました」
気になる口コミ
「水タンクの容量は280mlと記載されていますが、広い部屋だと途中で水切れしてしまうことがあります。大きな部屋では補水が必要になる場合があります」
「推奨使用場所が木材(フローリング)となっているため、厚みのあるラグやカーペットでは吸引力が十分に発揮されないと感じました」
「梱包重量が10kgあるので、初期設置の際にドックの場所を一人で移動させるのが少し大変でした」
「ドックを含めると設置スペースがある程度必要です。狭い玄関や廊下には置けないので、設置場所をあらかじめ考えておく必要があります」
「スマートマッピングはアプリ連携が前提なので、スマホ操作に不慣れな方にはやや設定のハードルを感じるかもしれません」
「roborock Q7B+」のポジティブな特色
① 最大8,000Paの吸引力と水拭きの同時実行
Q7B+の最大の強みは、吸引掃除と水拭きを「同時に」こなせる乾湿両用設計です。
一般的なロボット掃除機が「吸引だけ」もしくは「吸引と水拭きを別工程」で行うのに対し、Q7B+は1回の走行でゴミの吸引と床の水拭きを完結させます。
これは、共働き世帯や育児中の忙しいご家庭にとって、掃除に割く時間を大幅に削減できる実用的なメリットです。
水量はアプリから3段階で調節でき、「今日はさっと拭き取る程度でいい」「しっかり汚れを落としたい」といった場面に応じた使い分けが可能です。
280mlの大容量水タンクにより、ワンルーム〜2LDK程度の住宅なら1回の給水で水拭きを完了できます。
② LDSレーザーによる精密マッピングで「賢い掃除」を実現
Q7B+に搭載されているのは、精密レーザーマッピング&ナビゲーション(LDS方式)です。
ランダムに動き回る旧世代のロボット掃除機とは異なり、LDSセンサーが部屋全体を360度スキャンして間取り地図を作成し、最短ルートで効率的に清掃します。
家具の配置が変わっても自動で地図を更新するため、「以前よりソファの位置がずれているのに気づかず同じ場所を何度も通る」といった非効率が発生しません。
スマートマッピング機能と組み合わせることで、「リビングだけを重点的に掃除する」「キッチンは飛ばす」といったエリア指定掃除もアプリから指示できます。
③ 自動集塵ドック付きで「放置できる」快適さ
本製品はドック付きセットでの販売形態です。
掃除が終わるとロボットが自動でドックに戻り、吸い込んだゴミをドック内のパックに自動移送します。
一般的には約60日分のゴミをドック内に溜めることができるとされており(同ブランド製品の仕様傾向として)、毎日使っても2か月に1回程度ゴミ捨てするだけで済みます。
「掃除機のゴミ捨てが面倒で続かない」という方の悩みを根本から解決してくれる機能です。
④ 落下防止センサーで多層階住宅でも安心
Q7B+には落下防止センサーが標準搭載されています。
二階建て・三階建て住宅の階段口でも、センサーが段差を検知して自動停止するため、ロボットが落下するトラブルを防ぎます。
「うっかり階段から落ちて本体が壊れてしまった」という失敗談はロボット掃除機ユーザーの間でよく耳にしますが、Q7B+ならその心配が不要です。
「roborock Q7B+」のネガティブな特色
① 推奨床材がフローリングに限定される
商品詳細に「推奨使用場所:木材」と明記されている通り、Q7B+はフローリング床での使用を主な想定としています。
厚みのあるカーペットや毛足の長いラグの上では、吸引力が十分に発揮されないケースがあり、水拭き機能との組み合わせでカーペットを濡らしてしまうリスクも考慮が必要です。
カーペット中心のお部屋をお使いの方には、別モデルやカーペット対応を明示した機種の選択を検討されることをお勧めします。
② ドックの設置スペースが必要
自動集塵ドック付きのため、本体サイズ以上の設置スペースを確保する必要があります。
梱包サイズが37 × 36.5 × 35.5 cmと大きく、ドックの奥行きも加わるため、コンパクトな玄関や廊下への設置には向きません。
購入前に、ドックを置く場所の採寸を行うことを強くお勧めします。
③ スマートフォンとのアプリ連携が前提
スマートマッピング・エリア指定・水量調節などの便利機能の多くは、専用アプリとスマートフォンを通じて操作することを前提としています。
アプリ設定が苦手な方や、シンプルなボタン操作だけで使いたい方には、やや敷居を感じるかもしれません。


他メーカーの商品との比較
ロボット掃除機市場の現在地
2020年代のロボット掃除機市場は、かつての「ルンバ一強」から「複数ブランドの群雄割拠」へと移行しました。
roborockが世界シェア首位を走る一方、iRobot(ルンバ)・ECOVACS(エコバックス)・Ankerといったブランドも独自の強みを持っています。
ここでは、roborock Q7B+と主要競合製品を正直に比較します。
roborock Q7B+ vs iRobot ルンバ(Roomba Combo)シリーズ
iRobot(アイロボット)は2002年に「ルンバ」を世に送り出した、ロボット掃除機のパイオニアブランドです。
長年にわたる信頼性と耐久性の評判はいまも健在で、特に障害物回避の精度やカーペット対応の吸引力は高く評価されています。
現行のRoomba Combo Essential(参考価格:約28,000円前後)と比べると、roborock Q7B+はLDSレーザーによる精密マッピング能力で大きく上回ります。
ルンバのエントリー〜ミドルクラスはカメラや赤外線センサーを用いたナビゲーションが主流で、マッピング精度ではレーザー搭載機に一歩譲ります。
一方、ルンバの上位機種(Roomba Combo 10 Max、参考価格:約13〜20万円)はモップ自動洗浄・パッドリフト機能などを搭載しており、水拭きの完成度では最上位クラスが存在します。
Q7B+は価格帯を考慮した場合、コストパフォーマンスで優位に立ちますが、ルンバブランドへの信頼・サポート体制の充実度を重視する方にはルンバも有力な選択肢です。
roborock Q7B+ vs ECOVACS(エコバックス)DEEBOTシリーズ
ECOVACS(エコバックス)は中国・蘇州に本拠を置く、ロボット掃除機の有力ブランドです。
「DEEBOT」シリーズは吸引+水拭き+自動ゴミ収集を組み合わせた多機能モデルを多数ラインナップしており、エコバックスの強みは「水拭き機能の完成度」にあるとされています。
特にDEEBOT N20 PRO PLUS(参考価格:約34,800円)は自動ゴミ収集付きでコスパに優れ、Q7B+と同価格帯での競合製品となります。
上位モデルのDEEBOT T90シリーズ(参考価格:約15〜16万円)になると吸引力11,000Pa超・OZMO定圧モップシステムなど、水拭き性能はQ7B+を上回ります。
ただし、roborock Q7B+のLDSレーザーナビゲーションの精度と、「スマートマッピングのわかりやすさ」はエコバックスミドルクラスと比較しても遜色なく、総合的な清掃効率の高さはroborockが一歩リードするという評価が多く見られます。
比較まとめ:Q7B+はどんな人に向いているか
3ブランドと比較したうえで整理すると、roborock Q7B+は以下のような方に特に向いています。
- LDSレーザーの精密マッピングで「掃除漏れゼロ」を実現したい方
- 吸引と水拭きを1台で同時にこなし、掃除時間を徹底的に短縮したい方
- 自動集塵ドック付きで「ゴミ捨て頻度を下げたい」共働き・忙しいご家庭
- 世界シェアNo.1ブランドの信頼感をコストパフォーマンスよく得たい方
逆に、分厚いカーペット中心の住宅や、国内ブランド水準のアフターサービスを最優先する方には、ルンバの上位機種なども引き続き有力な選択肢です。
まとめ:roborockはなぜ選ばれるのか、Q7B+で体験する未来の掃除
roborockは「どこの会社かよくわからない海外ブランド」ではなく、上場企業としての透明性と世界シェアNo.1という実績を兼ね備えた、信頼に足るテックブランドです。
今回ご紹介したQ7B+(型番:Q7BP52-04)は、LDSレーザーマッピング・乾湿両用・自動集塵ドックという三拍子を揃えた、日常の掃除を丸ごと任せられる一台です。
毎朝、出かける前にスタートボタンを押すだけ——あるいはスマホからスケジュール設定をしておけば、帰宅した部屋はすでにピカピカになっています。
そんな「手放す」暮らしを実現してくれるのが、roborock Q7B+の本質的な価値です。
家事の負担を減らして、自分の時間を取り戻したいと考えている方にとって、roborock Q7B+はその第一歩にふさわしい選択肢になるはずです。




