TESSANの正体に迫る|ブランド背景から企業実態まで深掘り&TESSAN 電源タップ TS-1013-JPのすべてを解説

あなたのデスクの裏側で、静かに15台の機器を支えているブランドがある。

はじめに

Amazonで電源タップを探していると、やたらと目に飛び込んでくるブランド名があります。 

NVEESHOX

読み方すらはっきりしないこの名前に、思わず「どこの国のメーカーだろう?」と検索バーに打ち込んだ経験がある方は、決して少なくないはずです。 

実際、ECサイトのサジェストには「NVEESHOX 国」「NVEESHOX 評判」といったワードが並んでおり、多くの消費者が同じ疑問を抱いていることがわかります。 

聞き慣れないブランドの電源タップをコンセントに挿すというのは、まるで素性のわからない人に家の鍵を預けるようなものかもしれません。 

電源タップは、パソコンやスマートフォンといった大切な電子機器の命綱ともいえる存在だからです。 

だからこそ、価格の安さだけで選ぶのではなく、ブランドの背景や企業としての実態を知った上で判断したいところです。 

本記事では、NVEESHOXというブランドの企業詳細を徹底的に深掘りし、その信頼度を独自の5軸評価で分析します。 

さらに、同ブランドの人気モデルのNVEESHOX 電源タップ TP-VH4U9Jについて、提供されたスペック情報をもとに商品の魅力と注意点を余すことなくお伝えします。 

冒頭で触れた正体の伏線は、このあとしっかり回収していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

NVEESHOXとは

企業詳細

NVEESHOXは、USB電源ソケットを主力製品とする電源タップ専門のブランドです。 商標登録情報を調査したところ、NVEESHOXの商標権を保有しているのはShenzhen Xiaota Technology Co., Ltd.(深セン小塔科技有限公司)という企業であることが判明しました。 本社所在地は広東省深セン市(郵便番号518101)に位置しており、世界的なエレクトロニクス製造の集積地として知られるエリアに拠点を構えています。

商標は2020年5月25日にイギリス知的財産庁(UKIPO)へ出願されており、分類は「コンピュータ製品」および「電気・科学製品」のカテゴリーに登録されています。 Amazonの公式販売元表記は「NVEESHOX Direct」となっており、Amazon倉庫からの発送(FBA)を利用した販売形態を採っています。

ブランドの公式説明によれば、NVEESHOXはアメリカ、ヨーロッパ、日本、カナダなど複数の国と地域で商標登録を行っており、USB電源ソケットを中心に、リノベーション、家電、PC周辺機器・サプライなど幅広い顧客層にサービスを提供しているとされています。 また、「20年の経験を持つデザインチームによる設計」を謳っており、多機能電源タップ、タワー型・三角型・壁掛け型電源タップ、USB付き・PD対応コンセント、雷ガードなど、製品ラインナップは電源周辺に特化しています。

一方で、いくつかの注意点も存在します。 まず、公式Webサイトが確認しづらい状況にあり、ユーザーからは「公式サイトにつながらない」「連絡先がメールとLINEしかない」といった声が上がっています。 企業としての情報開示が限定的であることから、サクラチェッカー等の第三者評価サイトでも「公式情報がほとんどない」と指摘されています。

ただし、製品自体はPSE(電気用品安全法)技術基準適合品として認証を取得しており、日本市場向けの安全基準はクリアしています。 品質保証は購入日から1年間で、返品・交換にも対応しているとのことです。

冒頭の正体を明かすと、NVEESHOXは深セン発の電源タップ特化型ブランドでした。 深センといえば、華為(ファーウェイ)やDJIを生んだイノベーション都市です。 NVEESHOXもその産業基盤の恩恵を受けた企業のひとつといえるでしょう。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

企業の透明性 ★★☆☆☆(2.0)
公式Webサイトが正常にアクセスできない状況が確認されており、企業情報の開示が極めて限定的です。 代表者名や設立年、従業員数といった基本的な企業概要が公開されておらず、透明性の面では不安が残ります。 連絡手段がメールとLINEに限られている点も、法人としてはやや心もとない印象を受けます。

商品の品質・安全性 ★★★★☆(4.0)
PSE技術基準適合の認証を取得しており、日本の安全基準をクリアしている点は大きな安心材料です。 難燃性素材(ABS樹脂+PC)の採用や、過負荷保護・雷ガードなどの安全機能も充実しています。 一方で、一部ユーザーからは「長期使用でUSBポートが使えなくなった」との声もあり、耐久性については長期的な検証が必要です。

カスタマーサポート ★★★☆☆(3.0)
Amazonのセラーページを通じた問い合わせ対応が基本であり、1年間の品質保証と返品・交換対応を提供しています。 ただし、日本国内に独立したサポート窓口や電話対応があるかは不明であり、サポート体制としては平均的な水準です。

ブランドの実績・知名度 ★★★☆☆(3.0)
2020年の商標出願からすでに6年が経過しており、Amazonでは複数のモデルが継続的に販売されています。 価格比較サイトやレビューブログでの露出も増えてきており、電源タップカテゴリーにおいては一定の認知を獲得しつつあります。 ただし、エレコムやサンワサプライのような日本の大手メーカーと比較すると、ブランド力ではまだ差があります。

コストパフォーマンス ★★★★★(5.0)
多機能ながら実勢価格が2,000円台後半〜3,000円台と非常にリーズナブルです。 同等スペックの国内メーカー製品が5,000円前後であることを考えると、価格面での競争力は群を抜いています。 コスパだけなら正直、他を寄せ付けないレベルです。

総合評価 ★★★☆☆(3.4)

コストパフォーマンスと製品の安全規格対応は高く評価できますが、企業の情報公開が限定的である点がネックです。 「とにかく安く、機能が充実した電源タップがほしい」という方にはおすすめできる一方、「企業の信頼性を重視する」という方は、情報の少なさに不安を感じるかもしれません。 総合的に見て、「価格に対する実力は十分だが、企業の顔がもう少し見えると安心できる」という評価が妥当でしょう。

商品紹介「NVEESHOX 電源タップ TP-VH4U9J」

商品詳細

  • 色:白、グレー
  • 電源コンセントの総数:12個
  • 電圧:125ボルト
  • 一括スイッチ及び個別スイッチ付き:一括スイッチ及び6個の個別スイッチを搭載。 一括スイッチは12個のAC差込口と3個のUSBポートに電力を供給します。 過負荷が発生すると、自動的に電源がオフになります。 個別スイッチは6個のAC差込口を個別に制御して、使用しない時に電力を節約できます。
  • 12個のAC差込口付き:6個の常時オン差込口及び6個の独立切り替え差込口を搭載。 常時オン差込口は一括スイッチのみに制御されます。 独立切り替え差込口は一括スイッチと個別スイッチが同時オンになる場合にオンになります。 差込口の間隔は38.5mmで、広くて、お互いに干渉しません。
  • 薄型プラグとUSB×3:薄型プラグを採用し、3つのUSBポートを搭載。 単一USBポートの最大出力は5V 2.4A、3ポート同時使用時の合計最大出力は5V 3.0Aです。 カメラ、スマートフォン、タブレット、パワーバンクなどに最適です。 45°に角度付けされた薄型プラグは家具と壁の隙間にすっきり収まり、下の壁のコンセントの利用を妨げません。
  • 雷ガード付き:6個の電源インジケータが付いて、独立切り替え差込口は電源に接続されている時に点灯します。 雷ガードLEDインジケータが付いて、サージ保護機能が正常に動作している場合に点灯して、家庭やオフィスの電子機器を雷サージの電源障害から保護できます。
  • 丁寧な設計:底面にはゴム製のフットパッドが4つ付いているので、滑りを防ぎます。 壁掛け用フック穴も4つ付いていて、作業台、壁掛け、床置き、カウンターなどの下に安全に取り付けることができます。

良い口コミ

「12口もあるのでパソコン周りのケーブルが全部まとまって、デスクの上が見違えるほどスッキリしました。これ一台で本当に足りるのが驚きです。」

「個別スイッチが6つもあるので、使わないプリンターやモニターの電源をこまめに切れるようになり、電気代が少し下がった気がします。」

「薄型プラグが45度の角度になっていて、ベッドと壁の隙間にぴったり収まります。以前のタップはプラグが飛び出して家具を動かせなかったので、この形状は本当にありがたいです。」

「雷ガード付きで、LEDインジケータがちゃんと点灯しているのを見ると安心します。梅雨時期や夏場の雷シーズンでも、大切なパソコンを繋ぎっぱなしにできるのは心強いです。」

「USB 3ポートがあるおかげで、スマホとタブレットとモバイルバッテリーを同時に充電しながら、AC側で家電も使えます。充電器の数が減って、コンセント周りがかなり整理されました。」

気になる口コミ

「USBの合計出力が5V/3.0Aなので、3台同時に挿すと一台あたりの充電速度がかなり遅くなります。急速充電を期待していたので、そこは少し物足りなく感じました。」

「12口あるのは嬉しいのですが、全部にアダプターを挿すとかなりの重量になり、壁掛け時の安定性が不安になります。壁の強度をしっかり確認してから取り付けた方がいいと思います。」

「Type-Cポートが搭載されていないので、最近のノートPCやタブレットをUSB-Cで直接充電したい人には不向きです。今の時代、Type-Cは欲しかったところです。」

「個別スイッチのON/OFFが少し硬くて、カチッとした感触はあるものの、爪が短いと押しにくいです。毎日何度も切り替える使い方だと、ちょっとストレスを感じるかもしれません。」

「常時オン側の6口にはスイッチがなく一括でしか管理できないので、常時オン側に何を繋ぐか最初によく考えて配置する必要があります。あとから変えたくなると配線をやり直すことになるので、少し不便に感じました。」

「NVEESHOX 電源タップ TP-VH4U9J」のポジティブな特色

この電源タップ最大の魅力は、12口のAC差込口と3つのUSBポートを一台に集約している大容量設計にあります。 デスク周りにパソコン、モニター、プリンター、スマホ充電器、デスクライト、スピーカーと並べていくと、一般的な4〜6口タップではあっという間に足りなくなりますが、TP-VH4U9Jならそうした悩みを根本から解消してくれます。

特に秀逸なのが、6口の「常時オン差込口」と6口の「個別スイッチ付き差込口」を明確に分けている設計思想です。 Wi-Fiルーターやスマートスピーカーのように24時間通電しておきたい機器は常時オン側に、プリンターやゲーム機のように使うときだけ電源を入れたい機器は個別スイッチ側にーーという振り分けが、直感的にできます。 この仕組みは、待機電力の削減にも直結するため、電気代の節約という実利まで見込める点が嬉しいところです。

45°の角度が付いた薄型プラグも、日本の住宅事情を考えると非常に実用的な設計です。 家具と壁の間にプラグが無理なく収まるため、コンセント周りの「ゴチャつき問題」が一気に解消されます。 しかも、下の壁コンセントの利用を妨げない設計になっているため、限られた壁面の差込口を無駄にしません。

雷ガード機能に加え、LEDインジケータでサージ保護の動作状態を目で確認できるのも安心材料です。 日本は年間約25万回もの落雷が観測される国であり、特に夏場の雷シーズンには電源タップの保護機能が大きな意味を持ちます。

底面の4つの滑り止めゴムパッドと4つの壁掛けフック穴によって、卓上設置・壁掛け・床置きと設置の自由度が高いのも見逃せないポイントです。 「置く」「掛ける」「隠す」のどのスタイルにも対応できるのは、生活空間の多様な事情に寄り添った設計といえます。

「NVEESHOX 電源タップ TP-VH4U9J」のネガティブな特色

まず率直に指摘したいのは、USBポートがType-Aのみでtype-Cに対応していない点です。 2026年現在、USB Type-Cはスマートフォン、タブレット、ノートPCを問わず急速に標準化が進んでおり、EU圏ではType-C充電の義務化も始まっています。 この時代の流れを考えると、Type-C非搭載はやはり物足りなさを感じます。

USBの出力性能についても注意が必要です。 単一ポート最大5V/2.4A、3ポート合計5V/3.0Aという仕様は、最近のスマートフォンが求める急速充電規格(たとえばUSB PD 20W以上)と比べると控えめな数値です。 3台同時に充電した場合、1台あたり約1A程度まで出力が落ちる計算になり、充電時間が大幅に延びる可能性があります。

12口という大容量は魅力的ですが、それだけにすべてのポートに大型アダプターを接続した場合、合計ワット数が定格(125V対応)を超えないよう自己管理が求められます。 過負荷保護機能は搭載されていますが、「たくさん挿せるから全部使って大丈夫」と安易に考えると、ブレーカーが頻繁に落ちる原因にもなりかねません。

壁掛け用フック穴が4つある点は便利ですが、12口分のプラグとケーブルの重量が加わった状態での壁掛けは、取り付け先の壁材によっては強度不足になるリスクもあります。 石膏ボードの壁に設置する場合はアンカーの使用を検討した方がよいでしょう。

さらに、個別スイッチが6口のみで残り6口には個別制御がない構造のため、常時オン側の機器については「使いたくないときはプラグを抜く」以外の方法がありません。 柔軟な電源管理を求めるユーザーにとっては、この点がもどかしく感じる場面があるかもしれません。

他メーカーの商品との比較

TESSAN 電源タップとの比較

NVEESHOXとしばしば比較されるのが、同じく深セン発の電源タップブランドTESSANです。 TESSANはAmazonでの販売実績が豊富で、タワー型からミニ型まで幅広いラインナップを展開しています。 TESSANの同価格帯製品にはType-C(PD対応)ポートを搭載したモデルもあり、USB充電の対応力という面ではTESSANに軍配が上がるケースが多いです。 一方、TP-VH4U9Jの「6口の個別スイッチ」という仕様はTESSANの同等クラスにはあまり見られず、省エネ管理を重視するならNVEESHOXのほうが使い勝手に優れます。

エレコム 電源タップとの比較

日本を代表するPC周辺機器メーカーであるエレコムは、電源タップ市場でも高いシェアを誇ります。 エレコムのタワー型電源タップ(ECTシリーズなど)は、ほこりシャッターや絶縁キャップ付きスイングプラグなど、日本の安全規格に特化した細やかな設計が特徴です。 ブランドの信頼性やサポート体制ではエレコムが圧倒的に上回りますが、同等スペックの製品価格は5,000円〜7,000円程度と、TP-VH4U9Jの約2倍になります。 「安全性に多少のコストをかけてでも、国内ブランドの安心感がほしい」という方にはエレコムが向いていますし、「コスパ重視で実用的な機能がそろっていれば十分」という方にはNVEESHOXが合うでしょう。

サンワサプライ 電源タップとの比較

オフィス向け電源タップの定番メーカーであるサンワサプライも、12口クラスのタワー型タップ(TAP-B112シリーズなど)を展開しています。 サンワサプライの製品はUSB-A/Type-C両対応、PD30W出力を備えたモデルもあり、USB充電のスペック面ではTP-VH4U9Jを大きく上回ります。 また、一括集中スイッチに加え、2m延長コードやPSE適合といった基本仕様も充実しています。 ただし、価格帯は6,000円〜8,000円と高めに設定されており、コスト面ではNVEESHOXに大きな優位性があります。

比較の結論

12口クラスの電源タップ市場において、NVEESHOX TP-VH4U9Jは「個別スイッチ6口の省エネ設計」と「圧倒的な価格競争力」の2点で差別化を図っています。 USB Type-CやPD対応が不要で、とにかく多くの機器をリーズナブルに管理したいという用途であれば、TP-VH4U9Jは有力な選択肢です。 逆に、USB充電の速度や最新規格への対応を重視するなら、TESSANやサンワサプライの上位モデルを検討する価値があります。 ブランドの信頼性を最優先するなら、エレコムが最も無難な選択となるでしょう。

まとめ

NVEESHOXの正体は、深センに拠点を置くShenzhen Xiaota Technology Co., Ltd.が手がける電源タップ特化型のブランドでした。

 2020年の商標登録以来、タワー型やキューブ型などラインナップを着実に広げ、Amazonを主戦場にしてじわじわと存在感を高めています。 

企業の情報公開が十分とは言い難い面はありますが、PSE認証や雷ガード機能など、安全面の基盤はしっかりと押さえている印象です。 

NVEESHOX 電源タップ TP-VH4U9Jは、12口AC+USB3ポートの大容量に加え、6口の個別スイッチという省エネ設計を兼ね備えたモデルです。 

Type-C非搭載やUSB出力の控えめさは気になるものの、2,000〜3,000円台でこれだけの機能が手に入るコストパフォーマンスは、率直に評価に値します。 

在宅ワークの普及でデスク周りの機器が増え続ける2026年の今、「電源タップなんてどれも同じ」と思っている方にこそ、ブランドの背景まで含めた比較検討をおすすめしたい…

そう感じる一台でした。

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