知られざる実力派ブランド「Fargo」の正体とは?電源タップ PT60112WHの実力を徹底解剖

6口に見えて、実は12口。

はじめに

スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、ゲーム機、ロボット掃除機、加湿器、サーキュレーター。

気がつけば、私たちの足元のコンセントは「席を譲り合う満員電車」のような状態になってはいないでしょうか。

リモートワークやハイブリッドワークが定着した今、自宅のデスク周りに必要な電源の数は、ほんの5年前とは比べものにならないほど増えています。

それでも、ありきたりな電源タップでは、大きなACアダプタが隣の差込口を物理的に塞いでしまい、せっかく口数があってもまったく活かせない、という小さなストレスが日々積み重なっていきます。

そんな現代の電力事情に、独自の発想で真っ向から答えを出してきたのが、日本生まれのインテリア電源タップ専門ブランド「Fargo(ファーゴ)」です。

そしてFargoが手がける一台「電源タップ PT60112WH」は、コンパクトな細長いボディの中に、「6口を12口へと化けさせる仕掛け」を静かに隠し持っています。

本記事では、Fargoというブランドの素顔から、PT60112WHのこだわり抜かれた構造、そして他社製品との違いまでを、じっくりと解きほぐしてまいります。

Fargoとは

企業詳細

株式会社ファーゴ(Fargo Inc.)は、2010年に創業した日本発の企業です。

事業の柱は大きく二つに分かれており、一つは光ファイバーケーブルを中心とした情報通信事業、もう一つはインテリアデザイン電源タップ事業です。

本社は東京都世田谷区に置かれ、物流拠点は神奈川県川崎市に構えられています。

代表はウィルソン・チェン氏が務めており、自社工場を強みに、企画から製造・販売までを一貫して手がける体制を整えています。

電源タップという地味になりがちな製品ジャンルにおいて、Fargoが掲げているブランドコンセプトは「電源タップを、おもしろく。」というシンプルな一言。

「たかが電源タップ、されど電源タップ」という発想のもと、これまで「配線隠し」の名のもとに部屋の隅へ追いやられてきた電源タップを、あえて魅せるインテリア家電として再定義したのが、このブランド最大の特徴です。

代表的なシリーズには、180度回転する独立差込口を採用した「TAPKING(タップキング)」、無骨なスチール素材で壁面取り付けにも対応した「STEEL TAP(スチールタップ)」、木目調が美しい「NATURAL TAP(ナチュラルタップ)」、サーフボード型の遊び心あふれる「SURF TAP(サーフタップ)」、全9色という豊富なカラーバリエーションを誇る「SATI COLOR(サティカラー)」などがあります。

中でも今回ご紹介する「電源タップ PT60112WH」は、TAPKINGシリーズの代表モデル。

回転式差込口という独自の発想を、最大限に押し広げた一台になっています。

メディア露出も活発で、宝島社の雑誌『MonoMaster特別編集 大人の雑貨図鑑300』に掲載されるなど、デザイン家電としての存在感を着実に高めているブランドでもあります。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

【歴史と実績】★★★★☆4.0
2010年の創業から15年あまり。電源タップ専門ブランドとしては比較的若い部類に入りますが、自社工場という強みを活かし、これまでに数多くのオリジナル製品を世に送り出してきた実績は確かなものです。

【技術力・専門性】★★★★☆4.5
通信事業で培った精密な配線技術を電源タップに応用している点が、他社にはない大きな強み。

回転式差込口など、構造設計の独自性が際立っています。

【デザイン・ブランド力】★★★★★5.0
「魅せる電源タップ」というコンセプトを掲げ、機能だけでなく色・形・質感までを設計対象とする姿勢は、国内では稀有な存在。雑誌掲載などメディアからの注目度も高い水準にあります。

【安全性への取り組み】★★★★☆4.0
PSE適合品としての基本要件はもちろん、雷サージガード、自動ブレーカー内蔵スイッチ、耐トラッキングカバー付プラグなど、安全装備を標準的に手厚く搭載しています。

【国内サポート体制】★★★★☆4.0
日本企業として国内オフィスとカスタマーサポート体制を整備。公式ECサイトを通じた直販や保証対応も行っており、購入後の安心感は十分にあります。

【総合評価】★★★★☆4.3

個性的なプロダクト設計と国内拠点の安心感を両立した、信頼に足るインテリア電源タップブランドと評価できます。

商品紹介「電源タップ PT60112WH」

商品詳細

  • カラー:ダークウッド(全3色展開:ホワイト・ベージュウッド・ダークウッド)
  • 電圧:125V
  • 主な特徴:USBスロット、オン/オフスイッチ、サージ保護、回転式コンセント
  • 本体サイズ:幅40 × 長さ270 × 厚み(高さ)50mm
  • コードの長さ:1.8m
  • 差込口仕様:独立して回転する6口の差込口を備え、両挿し対応により最大12個口として利用可能
  • 設計思想:人間工学に基づき、日本人の指の大きさ、手首の可動域、回転時の力の入れ具合を考慮し、最適な太さ・厚み・幅・角度・丸みを実現
  • 構造設計:回転式電源タップのため、一般的な電源タップに比べて刃受けの銅を約3倍使用し、熱の吸収力が高く温度上昇しにくい安全構造
  • USB充電機能:接続機器の入力電流を自動検知して最適な電流を送るパワフル急速充電仕様(USB3ポート/3.4A/ホワイトのみ)
  • USBポート構成:A・CポートはiPhoneなどApple製品の充電に最適、それ以外はBポートを使用
  • 一括スイッチ:自動ブレーカー内蔵で、消費電力の許容範囲を超えると自動で電源を遮断、スイッチには予め遊びを持たせた設計
  • 雷サージガード機能:落雷時の過電流を検知して電源回路から切断し、家庭の家電製品を雷サージから保護
  • 配線自由度:差込口が独立して向きを変えられるため、大きなアダプタも隣を塞ぐことなく自由に配線可能

良い口コミ

「タコ足配線でごちゃついていたデスク裏が、PT60112WH一台でスッキリまとまりました。回転式の差込口のおかげで、大きなACアダプタも隣の口を邪魔せずに挿せて感動しています。」

「ダークウッドカラーを選びましたが、安っぽさが一切なく、無垢の木材調デザインがリビングの雰囲気に自然と溶け込みます。電源タップを隠さずに置けるのは、私にとって初めての経験でした。」

「USBポートが急速充電対応なので、iPhoneとAirPodsを同時に挿しても充電速度がしっかり出ます。専用充電器を出し入れする手間が減って、毎日の使い勝手が大きく変わりました。」

「一括スイッチに自動ブレーカーが内蔵されていて、万が一のときも電源を自動で遮断してくれる安心感があります。子ども部屋に置いても怖くないと、妻からも好評でした。」

「12個口あるのに横幅32cmとコンパクトで、テレビ裏のわずかなスペースにもピッタリ収まりました。ゲーム機、レコーダー、サウンドバー、加湿器をすべて一箇所に集約できて大満足です。」

気になる口コミ

「機能満載なぶん、一般的な電源タップに比べると価格はやや高めに感じました。ただし長く使うことを考えれば、納得できる範囲だとも思っています。」

「コードの長さは1.8mで十分なのですが、もう少し細身でしなやかなケーブルだと、取り回しがさらに楽になりそうな印象を受けました。」

「USB急速充電の3ポート仕様はホワイトカラーのみとのことで、木目調のダークウッドを選ぶ場合のUSB構成が限られる点はやや残念に感じました。」

「回転式の差込口は便利な一方、頻繁に向きを変えると差込部分の固さが少し気になりました。固定するか動かすか、使い方の工夫が必要かもしれません。」

「電子レンジや電気ケトルなど大消費電力の家電を同時に使うとブレーカーが作動することがありました。仕様としては想定の範囲ですが、最初は少し戸惑いました。」

「電源タップ PT60112WH」のポジティブな特色

最大の魅力は、本記事冒頭で触れた「6口に見えて、実は最大12口」という両挿し対応の発想そのものです。

6つの独立回転式差込口を90度回転させることで左右両側にプラグを挿せるようになり、結果として12個口へと”化ける”設計になっています。

一般的に12口タップというと、長くて場所を取る印象が強いですが、PT60112WHはわずか32cm×4cmの細身ボディに収まっており、「省スペースなのに大容量」という従来の常識を覆しています。

さらに独立回転仕様のおかげで、大型のACアダプタを隣の差込口に干渉させずに挿せます。

小型機器も、巨大な電源アダプタを持つWi-Fiルーターやポータブル電源も、自由なレイアウトで共存可能。

人間工学に基づいて指の太さや手首の動きにまで配慮された回転トルク設計、刃受け銅を約3倍使用した発熱対策、自動ブレーカー内蔵の一括スイッチ、雷サージガード、自動電流検知付きUSB急速充電(3.4A/ホワイト)といった、安全機能と利便性が一台に凝縮されています。

ダークウッド・ベージュウッド・ホワイトという3色展開により、リビング、書斎、寝室、子ども部屋まで、置き場所を選ばない柔軟性も備えています。

「電源タップ PT60112WH」のネガティブな特色

機能の多さに比例して、シンプルな差込口だけのタップに比べると価格はやや高めの設定です。

USB急速充電の3ポート(3.4A)仕様はホワイトカラー限定であり、木目調モデルを選ぶ場合はUSB機能の構成が変わってくる点に注意が必要です。

独立回転式差込口は便利な反面、両挿し対応のために本体に一定の厚み(高さ50mm)が出ているため、コンセント周りに極端な薄型を求めるユーザーには不向きかもしれません。

また、定格容量を超える電子レンジ・電気ケトル・ヘアドライヤーなどの大電流家電を複数同時に接続するとブレーカーが作動する仕様のため、消費電力の大きい家電を集中させる用途には向いていません。

他メーカーの商品との比較

一般的な据え置き型電源タップとの違い

エレコム、サンワサプライ、パナソニックといった定番据え置きタップは、価格の手頃さと入手性の高さが大きな強みです。

その一方で、差込口の向きは固定式が大半であり、大型のACアダプタが隣のコンセントを物理的に塞いでしまう問題は依然として残ります。

PT60112WHは独立回転構造によりこの問題を根本から解消しており、配線レイアウトの自由度という観点では、一線を画す存在と評価できます。

他社製の回転式タップとの機能比較

回転式タップ自体は、サンワダイレクトやELECOMからも展開されていますが、それらの多くは差込口の数が4〜6口に留まり、回転角度も限定的なものが目立ちます。

PT60112WHは6口を両挿しによって最大12口にまで拡張できる独自仕様に加え、刃受け銅を約3倍使用した発熱対策、自動ブレーカー内蔵スイッチ、雷サージガードを備えており、安全性と拡張性の両面で優位性があります。

USB機能付きタップ市場における立ち位置

サンワサプライやエレコムのUSB付きタップは、近年PD30W~67Wクラスの高出力モデルも増えていますが、その多くはUSBポート数が2~3個に留まり、家族でスマートフォンを複数台同時に急速充電するにはやや力不足な場面もあります。

PT60112WH(ホワイト)は3.4A出力のUSBを3ポート搭載し、自動電流検知機能で接続機器に最適な電流を流す仕様になっています。

iPhoneやApple製品向けに最適化されたA・Cポートと、それ以外の機器向けのBポートが用意されているため、スマートフォン中心の家庭にはちょうど良いバランスといえます。

コストパフォーマンスとデザイン性

価格そのものだけを比較すれば、ノーブランド品やシンプルな据え置きタップの方が安価です。

しかし、雷サージガード、自動ブレーカー、急速充電USB、回転式12個口、難燃性PC樹脂、そしてインテリア性の高い木目調デザインまで揃った製品は、市場全体を見回しても希少な存在です。

「機能・安全・デザインの三拍子が高水準で揃ったうえでこの価格帯」と捉えれば、トータルでのコストパフォーマンスは非常に高い一台と評価できます。

まとめ

「電源タップ PT60112WH」は、Fargoというブランドが10年以上かけて磨き上げた『電源タップを、おもしろく』という思想の結晶のような一台です。

6口が12口に化ける魔法のような両挿し設計、銅を約3倍使った安全構造、自動ブレーカー、雷サージガード、急速充電USBまで、現代の家電事情を見越した装備が惜しみなく詰め込まれています。

冒頭で触れた「満員電車のようなコンセント問題」は、この一台の導入で大きく改善できるはずです。

デスク周りや家電配線にちょっとした息苦しさを感じている方は、PT60112WHを次の選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

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