その電気圧力鍋は、8ヶ月で「2年分」を売り切った。数字の裏に、ひとつの問いが隠れています。
はじめに
「料理を、もっと自分のものにしたい。でも時間も手間もかけられない」
そんな矛盾した願いを、台所で抱えたことはありませんか。
仕事を終えてくたくたで帰宅し、それでも家族のために何か温かいものを作りたい。
けれど鍋の前に立ち続ける気力は、もう残っていない。
そんな夜に静かに寄り添ってくれるのが、電気圧力鍋という選択肢です。
材料を入れてボタンを押す。
あとは鍋に任せて、お風呂に入ったり子どもの宿題を見たりできる。
火を使わないので、その場を離れても安心です。
数ある電気圧力鍋の中でも、独特の存在感を放つのが「Re・De Pot」というブランドの製品です。
冒頭でお伝えした「8ヶ月で2年分を売り切った」という数字は、まさにこのRe・De Potが残した実績を指しています。
発売当初に立てた2年間の販売計画を、わずか8ヶ月で達成してしまったのです。
なぜそれほど多くの人の心をつかんだのか。
その秘密は、ブランドの哲学と、製品そのものの完成度の両方にあります。
この記事では、まずRe・Deというブランドを展開する企業の素顔を、できる限り深く掘り下げていきます。
そのうえで、今回の主役である電気圧力鍋EPC01A-20WT-SET1の魅力を、機能から使い勝手まで丁寧にご紹介します。
他メーカーの製品との比較も交えながら、あなたの暮らしに本当に合う一台かどうかを一緒に確かめていきましょう。


Re・De Potとは
企業詳細
Re・De Potを展開しているのは、株式会社A-Stage(エーステージ)という日本の家電メーカーです。
まずは、この企業の輪郭をしっかりと押さえておきましょう。
会社の正式名称は株式会社A-Stage、代表取締役社長は藤岡毅氏が務めています。
設立は2018年(平成30年)3月で、資本金は5,000万円。
本社は東京都千代田区神田三崎町に置かれ、事業内容は家電の製造および販売などとされています。
設立からの年数だけを見れば比較的若い会社ですが、その背景を知ると印象が変わります。
A-Stageは単独で生まれた会社ではありません。
テレビやIoT製品、通信機器などのデジタル機器事業を手掛けるピクセラの子会社として位置づけられており、技術と事業の土台を持つグループの一員なのです。
つまり、ぽっと出のブランドではなく、しっかりとした母体を背景に持つメーカーだと理解できます。
このA-Stageが手掛ける看板ブランドが「Re・De(リデ)」です。
ブランド名の由来は、その理念に直結しています。
モノやコトのあり方を捉え直す、すなわち「リデザイン」をテーマに掲げ、単なる家電ブランドではなく「心地をリデザインするウェルネスブランド」を標榜しています。
家電を「便利な道具」としてだけでなく、暮らしの心地よさそのものを整える存在として届けたい。
そんな思想がブランドの根っこにあるわけです。
そしてRe・Deというブランドにとって、記念すべき第一弾の製品こそが電気圧力鍋「Re・De Pot」でした。
A-Stageは、ライフスタイルブランド「Re・De」の最初の製品となる電気圧力鍋「Re・De Pot」を2020年5月に発売しました。
ここから、この製品の快進撃が始まります。
発売当初に掲げた2年間の販売計画台数を、わずか8ヶ月で達成。
冒頭でお伝えした数字は、ここに根拠があります。
さらにメディアに取り上げられたことをきっかけに、3ヶ月分の在庫が一日でなくなるという出来事も起き、その後も売れ続ける大ヒット商品となりました。
ヒットの理由は、見た目の良さだけではありません。
Re・De Potは圧倒的な炊飯性能を持つ電気圧力鍋として評価されており、炊飯に最適化された密閉構造と高温高圧調理によって、ごはんが約25分でふっくらと炊きあがります。
その食感は外側がしっかり内側がやわらかい「逆アルデンテ」と呼ばれるもので、味は高級炊飯器に勝るとも劣らないとの評価を受けています。
圧力鍋でありながら、ごはんのおいしさで勝負できる。
この独自性が、多くの料理好きの心をとらえたと考えられます。
ブランドはその後も着実に成長を続けています。
2020年より電気圧力鍋「Re・De Pot」をはじめとした調理家電を中心に展開し、2022年12月には、暮らしに関わるあらゆる製品ジャンルを展開するブランドへと進化しました。
電気ケトルの「Re・De Kettle」やヘアドライヤーの「Re・De Hairdry」など、キッチンの外へもラインナップを広げています。
そしてRe・De Potはシリーズ累計で11万台を突破するロングセラーへと育ちました。
母体の安定感、明確なブランド哲学、そして第一弾製品から積み上げてきた実績。
これらが、Re・De Potというブランドの信頼を支える三本柱だと言えます。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
事業基盤の安定性:★★★★☆(4.0)
デジタル機器事業を手掛けるピクセラの子会社という背景を持ち、グループとしての土台がしっかりしています。
設立は2018年と比較的新しいものの、母体の存在が安心材料になります。
ブランドコンセプトの一貫性:★★★★★(5.0)
「リデザイン」「心地をリデザインする」という理念が、製品づくりからメッセージまで一本筋が通っています。
ブレのないブランド哲学は、長く付き合う家電を選ぶうえで大きな安心につながります。
製品実績・市場評価:★★★★★(5.0)
第一弾のRe・De Potが計画を大幅に前倒しで達成し、累計11万台を突破した事実は揺るぎない説得力を持ちます。
実績という点では文句のつけようがありません。
製品展開の発展性:★★★★☆(4.0)
電気圧力鍋から始まり、ケトルやヘアドライヤーへと領域を広げ、生活全体をカバーするブランドへ成長しています。
将来にわたって製品やサポートが続く期待が持てます。
情報の透明性:★★★★☆(4.0)
会社概要や沿革が公式の発信を通じて確認でき、企業の姿勢が見えやすい点は評価できます。
一方で、規模としては中堅にあたるため、超大手と同等の手厚さを期待するかどうかは人によります。
総合評価:★★★★☆(4.4)
母体の安定感、理念の一貫性、そして第一弾製品が叩き出した確かな実績。
これらを総合すると、Re・Deは安心して選べるブランドだと判断できます。
新興ブランドでありながら、信頼の根拠が明確にそろっている点が大きな強みです。
商品紹介「電気圧力鍋EPC01A-20WT-SET1」



商品詳細
- 定格電圧:AC100V
- 定格周波数:50/60Hz
- 調理容量:1.2L/4合
- 呼び容量(満水容量):2.0L
- 予約:最大12時間、1時間刻み
- 調理モード:圧力(オートモード、マニュアルモード)、低温調理、温め
- 内容品:本体、蒸し台、計量カップ、内がま、内ぶた、電源コード、レシピブック、取扱説明書(保証書付き)
- 電源コード長:約1.5m
- 外形寸法:W288 × D222 × H244mm
- 質量:約2.8kg
- 主な特長:新しいテクノロジーを搭載し、使い心地が向上。本格料理も低温調理もボタンひとつで完成を待つだけの手軽さ
- 低温調理:設定温度は30℃〜100℃まで細やかに設定可能で、発酵調理にも対応
- サイズ感:調理容量1.2Lは2〜3人にちょうど良いサイズで、白米は4合まで炊飯可能
- お手入れ:内ぶたのパッキンを外して丸洗いできる
良い口コミ
「ボタンを押すだけでごはんが本当にふっくら炊けて、毎朝の楽しみになりました」
「2〜3人暮らしの我が家にサイズがぴったりで、置き場所にも困りません」
「低温調理で温度を細かく決められるので、サラダチキンや発酵食品づくりが楽しくなりました」
「火を使わずに放っておけるので、その間に子どもの世話ができて助かっています」
「内ぶたのパッキンを外して洗えるから、お手入れが面倒くさくなくて続けられそうです」
気になる口コミ
「2〜3人向けのサイズなので、大家族で作り置きをしたい人には少し物足りないかもしれません」
「電源コードが約1.5mなので、コンセントの位置によっては置き場所を選びます」
「本体が約2.8kgあり、毎回しまうとなると少し重く感じることがあります」
「機能が多いぶん、最初は予約や低温調理の設定に慣れが必要だと思いました」
「人気商品ゆえに、カラーやモデルによっては在庫を見つけにくいときがあるようです」
「電気圧力鍋EPC01A-20WT-SET1」のポジティブな特色
この製品の最大の魅力は、手軽さと本格さを一台で両立している点にあります。
圧力調理、低温調理、温めという3つのモードを備え、材料を入れてボタンを押すだけで、煮込みからごはんまで幅広くこなしてくれます。
特に注目したいのが、進化した低温調理モードです。
設定温度を30℃から100℃まで細かく決められるため、しっとりとした鶏ハムから、ヨーグルトや塩麹といった発酵食品まで、温度管理が命のメニューにも安心して挑戦できます。
これまで「失敗が怖い」と敬遠していた料理が、ぐっと身近になります。
容量1.2L、白米4合まで対応というサイズ感も絶妙です。
2〜3人の食卓にちょうど良く、一人暮らしから小さな家族まで無理なく使えます。
最大12時間の予約機能を使えば、朝セットして帰宅時に炊きたてを待つ、といった使い方も可能です。
さらにうれしいのが、お手入れのしやすさです。
内ぶたのパッキンを外して丸ごと洗えるので、ニオイや汚れがこもりにくく、清潔を保ちやすい設計になっています。
付属品も充実しており、蒸し台や計量カップ、レシピブックまでそろっているため、届いたその日から調理を始められます。
「便利だけど使いこなせるか不安」という最初のハードルを、丁寧に取り払ってくれる一台です。
「電気圧力鍋EPC01A-20WT-SET1」のネガティブな特色
一方で、購入前に理解しておきたい点もあります。
まず、調理容量が1.2Lという点です。
2〜3人にはちょうど良いものの、4人以上の家族でたっぷり作り置きをしたい場合には、容量が足りないと感じる場面が出てくるかもしれません。
次に、本体の質量が約2.8kgある点です。
据え置きで使うぶんには問題になりにくいものの、使うたびに棚へ出し入れする使い方だと、やや重さを感じる可能性があります。
また、電源コードの長さは約1.5mです。
キッチンのコンセント位置によっては、設置場所が限られることも考えられます。
加えて、圧力・低温調理・予約と機能が豊富なぶん、すべてを使いこなすには多少の慣れが必要です。
ただし、これらはいずれも致命的な弱点というより、使い方やライフスタイルとの相性に関わる部分だと言えます。
事前に把握しておけば、後悔のない選択につながります。


他メーカーの商品との比較
電気圧力鍋は多くのメーカーから発売されており、選択肢は非常に豊富です。
ここでは、Re・De PotのEPC01A-20WT-SET1が、ほかの製品とどう違うのかを複数の角度から整理します。
容量とサイズの観点から
電気圧力鍋の容量は、おおまかに2L前後のコンパクトタイプと、4L以上の大容量タイプに分かれます。
EPC01A-20WT-SET1は容量2.0L、調理容量1.2Lというコンパクトタイプにあたります。
大容量モデルは大家族や作り置き派に向く一方、設置スペースを取りやすく、少人数では持て余すこともあります。
その点、本製品は2〜3人の食卓に最適化されており、白米4合まで炊ける絶妙なバランスが魅力です。
調理機能の観点から
多くの電気圧力鍋は圧力調理を中心に、温めや煮込みといった機能を備えています。
EPC01A-20WT-SET1が一歩抜きん出ているのは、低温調理モードの細やかさです。
30℃から100℃まで温度を設定できるため、他社製品では難しい発酵調理にも対応できます。
ごはんの炊き上がりに定評があるブランドとしての性格も、炊飯重視の人には大きな判断材料になります。
デザインと付加価値の観点から
価格を最優先する量販モデルは、機能本位でデザインがシンプルなものが少なくありません。
Re・Deは「心地をリデザインする」という理念のもと、置いておくだけで気分が上がるデザイン性を重視しています。
加えてレシピブックや蒸し台などの付属品がそろい、届いてすぐ使える点も差別化要素です。
信頼性とブランド背景の観点から
電気圧力鍋の中には、製造元やブランドの背景が見えにくい製品も存在します。
その点、Re・Deはピクセラの子会社であるA-Stageが手掛ける日本の家電メーカーのブランドであり、累計11万台突破という実績も明確です。
長く使う調理家電だからこそ、こうした背景の透明さは安心材料になります。
どんな人に向いているか
総合すると、EPC01A-20WT-SET1は「2〜3人暮らしで、ごはんのおいしさと低温調理の自由度を両立したい人」に特におすすめできます。
逆に、大人数ぶんを一度に作りたい人や、とにかく最安値だけを求める人は、大容量モデルや量販モデルも候補に入れて比較するとよいでしょう。
まとめ
「家電を一台買い替えるだけで、毎日の食卓の温度が少し上がる」
そんな小さな変化を、Re・De Potは静かに起こしてくれます。
仕事に追われ、自炊が義務のように感じられる日もあるでしょう。
そんなときこそ、材料を入れてボタンを押すだけで本格的な一品が仕上がるありがたさが身にしみます。
電気圧力鍋「EPC01A-20WT-SET1」は、2〜3人の暮らしにちょうど良いサイズで、ごはんのおいしさと低温調理の自由度を両立した実力派です。
その背景には、ピクセラの子会社であるA-Stageが「心地をリデザインする」という理念を貫いてきた歩みがあります。
第一弾製品が計画を大幅に上回って売れ、累計11万台を突破した事実は、多くの人が日々の台所でその価値を認めてきた証だと言えます。
機能の多さに最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば手放せない相棒になるはずです。
この記事が、あなたにとって最適な一台を選ぶ手がかりになることを願っています。




