しゃべりかけるだけで、去年まで「ただの家電」だったエアコンが、あなたの帰宅時間を覚える。
はじめに
夏の帰り道、汗だくで玄関のドアを開けた瞬間、部屋がすでにひんやり冷えていたら。
そんな未来を、工事もエアコンの買い替えもなしに実現してしまう製品があります。
それが、HAWSTONEというブランドが手がける「エアコンパートナー wifi-109」です。
電気代の高騰が家計を直撃する昨今、多くの人が「エアコンはつけたい、でも電気代は怖い」という板挟みに悩まされています。
かといって最新の高性能エアコンに買い替えるとなれば、本体代に工事費まで加わって、あっという間に十数万円が飛んでいく。
そこで注目されているのが、今あるエアコンをそのまま賢くする、という発想です。
古いリモコンをスマホに置き換え、外出先からでも操作できるようにする。
たったそれだけのことが、思いのほか暮らしを軽くしてくれます。
とはいえ、HAWSTONEという名前を聞いて、すぐにピンとくる人は少ないはずです。
大手家電メーカーのように広告で見かける機会も多くありません。
だからこそ「このブランド、大丈夫なの?」という素朴な不安がわいてくる。
その気持ち、とてもよく分かります。
この記事では、まずHAWSTONEという企業の正体を公開情報からできる限り掘り下げ、そのうえで「エアコンパートナー wifi-109」がどんな製品なのかを、良い面も気になる面も包み隠さずお伝えしていきます。
冒頭で張った「エアコンがあなたの帰宅時間を覚える」という伏線も、後半できちんと回収します。


HAWSTONEとは
企業詳細
まず結論からお伝えすると、HAWSTONEは日本国内に登記された法人であり、正式名称を「HAWSTONE株式会社」といいます。
公的な裏付けとして、経済産業省が運営するgBizINFO(Gビズインフォ)に法人番号5120001237590で登録されています。
法人番号公表サイトの情報によれば、設立年月は2021年5月で、登記上の設立は比較的新しい会社です。
所在地については、いくつかの情報源で記載が分かれている点に触れておきます。
同社の特定商取引法に基づく表記では、所在地は大阪府堺市堺区寺地町東3-2-12、運営統括責任者は洪粤申(こう・えつしん)氏と記載されています。
一方で、法人登記情報をまとめた外部サービスでは、2022年5月時点で大阪府大阪市生野区新今里への所在地変更が記録されており、その後さらに堺市の住所が公式サイトに掲載されている流れが読み取れます。
つまり、設立からの数年で本店所在地の移転を経ている会社、ということになります。
こうした移転自体は、成長過程の中小企業ではよく見られることであり、それ自体が不安材料になるわけではありません。
ただ、情報が複数存在する以上、断定は避け、事実として並べてお伝えしておきます。
次に、この会社が何を目指しているのかという点です。
同社は自らを、日本のIoT市場および越境EC分野のイノベーターと位置づけ、IoT分野のハードウェア・ソフトウェア開発、越境EC、民泊の投資と運営に注力していると説明しています。
チームメンバーは日本、アメリカ、オーストラリアなど複数の国から集まっており、2017年にシードラウンドおよびシリーズAの資金調達を完了、2019年に買収と事業転換を経て、日本でHAWSTONE株式会社を設立したという経緯が語られています。
ここで補足すると、資金調達のシリーズAとは、事業が軌道に乗り始めた段階で投資家から本格的な出資を受けるフェーズのことです。
つまり、思いつきで始めた個人商店ではなく、投資を受けて事業を組み立ててきた背景があると読み取れます。
製品づくりの動機についても、明確な問題意識が語られています。
同社は、日本の電気料金の高さ、とりわけ家庭の電力消費に占めるエアコンの割合の大きさに着目し、経済産業省などの公開データを引用しながら、家庭の電力消費のうちエアコンが全体の38.3%を占めると指摘しています。
そのうえで、簡単な設置とスマート機能を両立した製品が日本市場に存在しなかったことが、製品開発の出発点だったと説明しています。
なお、資本金や従業員数、売上高といった財務面の数字については、複数の企業情報サービスでも「情報なし」とされており、公開データからは確認できませんでした。
従業員規模については、外部の企業データベース上で「5人未満」と推定表示されているものがありますが、これはあくまで推定値であり、正式な公表数値ではない点にご注意ください。
上場の有無については、企業情報サービス上で「上場していない」と回答されており、非上場の会社です。
また、法人リスト系のサービス上では、法令違反や行政処分といったネガティブ情報の掲載は確認されていません。
クラウドファンディングの活用も特徴的です。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)にプロジェクトページを開設しているほか、Makuake(マクアケ)にも出品者ページが存在しており、新製品を応援購入という形で世に出してきたスタイルがうかがえます。
総じて、HAWSTONEは「設立からの歴史はまだ浅いものの、公的な法人登録・特定商取引法表記・クラウドファンディング実績といった、実在と活動を裏付ける情報が一通り揃っている会社」と言えます。
派手な知名度こそないものの、正体不明の匿名業者とは一線を画す、という点は押さえておいてよいでしょう。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
【法人としての実在性】★★★★(4.0)
経済産業省のgBizINFOに法人番号付きで登録され、特定商取引法の表記に責任者名まで明記されている点は、素直に加点できます。
匿名性が高いネット販売業者が少なくないなかで、身元がたどれることは大きな安心材料です。
【情報開示の姿勢】★★★(3.0)
企業理念や開発の動機はていねいに語られている一方、資本金や従業員数、財務の数字が公開情報から確認できませんでした。
このあたりがもう少し見えると、さらに信頼しやすくなります。
【事業の実体・活動実績】★★★☆(3.5)
クラウドファンディングでの製品展開や公式サイトの運営など、継続的に事業活動をしている形跡がしっかり残っています。「売って終わり」ではない姿勢が読み取れます。
【製品コンセプトの明確さ】★★★★(4.0)
電気代とエアコンという、多くの家庭が抱える悩みに真正面から向き合った製品づくりは、狙いがはっきりしていて好感が持てます。
【歴史・実績の厚み】★★★(3.0)
設立が2021年と新しく、長年の実績という意味ではこれからの会社です。ここは減点ではなく、伸びしろと捉えるのが公平でしょう。
【総合評価】★★★☆(3.5 / 5.0)
歴史の浅さと財務情報の少なさは差し引くべきですが、法人としての透明性と製品コンセプトの明快さが、それを補って余りあります。
新興ブランドとしては、十分に前向きに検討できる水準だと評価します。
商品紹介「エアコンパートナー wifi-109」



商品詳細
- 特徴:スマートプラグ+赤外線(学習リモコン機能)
- 色:黒、白の2色展開
- 対応デバイス:エアコン
- 接続技術:Wi-Fi(2.4GHz対応)
- 対応の広さ:90%以上のブランドのエアコンに対応し、配線・工事・買い替えは一切不要。赤外線学習とスマートプラグで、従来のエアコンをそのままスマート家電化
- 設置方法:コンセントに挿すだけで使用可能。壁に穴を開けたり配線工事をする必要がなく、賃貸物件でも跡を残さず使用可能
- 遠隔操作:2.4GHz Wi-Fi対応で、外出先からスマホで電源のオン・オフ、温度・モード変更が可能
- 節電機能:電力消費をリアルタイムで可視化し、深夜電力との連動やピーク時間帯の制御により、電気代を最大30%カット。日次・月次の使用量もアプリで確認可能
- 自動化機能:曜日・時間指定での自動オン・オフに加え、温湿度センサーと連携し、設定した快適温度に合わせて自動調整
- 音声操作:Alexa・Google Home・Siriに対応し、話しかけるだけでエアコンを操作可能
- 家電の一括管理:赤外線対応家電をまとめてスマホで操作でき、外出モード・就寝モード・省エネモードなどをワンタップで連動
良い口コミ
「工事がいらないと聞いて半信半疑でしたが、本当にコンセントに挿すだけで、5分もかからず使えるようになりました」
「帰宅前にスマホで冷房を入れておけるので、真夏でも玄関を開けた瞬間から涼しいのが最高です」
「アプリで電気の使用量が数字で見えるようになって、家族で節電を意識するようになりました」
「賃貸なので工事系のスマート家電は諦めていましたが、これは跡が残らないので安心して使えています」
「『エアコンつけて』と声をかけるだけで動くので、両手がふさがっている料理中にとても助かっています」
気になる口コミ
「うちのWi-Fiが5GHzメインだったので、2.4GHzに切り替える設定に少し手間取りました」
「アプリの初期設定は、機械が苦手な家族には少しハードルが高かったようです」
「古いエアコンだと一部のボタンがうまく学習できないことがあり、事前に対応の確認が必要だと感じました」
「電気代が最大30%カットとありますが、使い方次第なので、誰でも同じだけ下がるわけではなさそうです」
「Wi-Fiが不安定になると遠隔操作が反応しないことがあり、通信環境には左右される印象です」
「エアコンパートナー wifi-109」のポジティブな特色
最大の魅力は、「今あるエアコンを、買い替えずにそのまま賢くできる」という一点に尽きます。
新しいスマートエアコンを買えば、本体と工事で十数万円はかかります。
けれど、この製品ならコンセントに挿して初期設定をするだけ。
90%以上のブランドのエアコンに対応しているため、多くの家庭が「うちのエアコンでも使える」に当てはまります。
賃貸住まいの人にとっても、壁を傷つけず、退去時に跡も残らないというのは、想像以上に大きな安心につながります。
そして、ここで冒頭の伏線を回収します。
「エアコンがあなたの帰宅時間を覚える」というのは、スケジュール機能と温湿度センサー連携のことです。
曜日と時間を設定しておけば、あなたが帰る少し前に、エアコンが自動でスイッチを入れてくれる。
さらに温度や湿度を見ながら、自動で運転を調整してくれます。
まるで、生活リズムを覚えた小さな執事が一台、部屋にいるような感覚です。
節電の面でも、ただ「安くなります」と言うだけでなく、電力使用量をアプリで数字として見せてくれるのが優秀です。
人は、見えないものは節約しづらい生き物です。
使った電気が数字とグラフで見えるだけで、「今月ちょっと使いすぎたな」と自然にブレーキがかかる。
この「見える化による行動の変化」こそが、最大30%カットという数字を現実に近づける鍵になります。
音声操作や家電の一括管理まで含めれば、この小さな箱一台が、家中のリモコンを飲み込んでスマホに集約してくれる。
導入のハードルの低さと、得られる快適さのギャップが、この製品のいちばんの持ち味です。
「エアコンパートナー wifi-109」のネガティブな特色
一方で、正直にお伝えしておくべき弱点もあります。
まず、Wi-Fiは2.4GHz帯が前提です。
最近のルーターは5GHz帯が初期設定になっていることも多く、そこの切り替えでつまずく人が一定数います。
次に、初期設定のハードルです。
コンセントに挿すこと自体は簡単でも、アプリのインストールや家電の登録といった作業は、スマホ操作に不慣れな人にとっては少し骨が折れるかもしれません。
また、「90%以上のブランドに対応」とはいえ、逆に言えば対応しないケースもゼロではありません。
特に年式の古いエアコンや特殊なリモコンの場合、赤外線の学習がうまくいかない可能性があり、購入前の対応確認が欠かせません。
そして、節電効果である「最大30%カット」は、あくまで最大値です。
もともとの使い方や住環境によって効果は変わるため、全員が同じだけ安くなると期待しすぎるのは禁物です。
最後に、すべての操作がWi-Fi通信に依存する以上、通信環境が不安定だと遠隔操作の快適さも揺らぎます。
これらは致命的な欠点というより、「導入前に知っておけば回避できる注意点」と捉えるのが正確でしょう。


他メーカーの商品との比較
ここでは、実在しない特定の他社製品名や数値を挙げることは避け、市場に存在する「タイプの違い」という切り口で比較します。
そのほうが、どんな人にこの製品が向いているのかが、かえって明確になります。
タイプ1:スマートリモコン単体タイプとの違い
世の中でよく見かけるのが、赤外線でエアコンやテレビを操作する「スマートリモコン単体」のタイプです。
このタイプは、既存の家電をスマホや音声で操作できるようにする点では、エアコンパートナー wifi-109と共通しています。
大きく異なるのは、電源そのものを管理できるかどうかです。
単体タイプの多くは赤外線で信号を送るだけなので、コンセントレベルの電力の可視化や制御までは踏み込めないことが一般的です。
対して、エアコンパートナー wifi-109はスマートプラグと赤外線を組み合わせています。
そのため、電力使用量をリアルタイムで数値化し、節電に踏み込める点が構造的な強みになります。
「操作の便利さ」だけを求めるなら単体タイプでも足りますが、「電気代そのものに手を入れたい」なら、プラグ一体型に軍配が上がります。
タイプ2:スマートプラグ単体タイプとの違い
もう一方に、電源のオン・オフだけを担う「スマートプラグ単体」のタイプがあります。
こちらは電力の管理は得意でも、エアコンの温度やモードといった細かな操作までは踏み込めないことがほとんどです。
エアコンは、単に電源を切れば快適になる家電ではありません。
温度を1度上げる、除湿に切り替える、といった繊細な調整があってこそ、快適さと節電が両立します。
エアコンパートナー wifi-109は、電源管理(プラグ)と細かな操作(赤外線学習)の両方を一台に持たせています。
つまり、タイプ1とタイプ2の「いいとこ取り」を狙った設計だと言えます。
タイプ3:スマートエアコン本体への買い替えとの違い
最も根本的な選択肢が、最初からスマート機能を内蔵したエアコン本体に買い替える方法です。
機能の完成度という意味では、専用設計の本体にかなうものはありません。
ただし、そこには本体価格に加えて設置工事の費用と手間、そして古いエアコンの処分という現実が待っています。
賃貸であれば、工事そのものが難しいケースもあります。
エアコンパートナー wifi-109は、あくまで「今のエアコンを活かす」という発想です。
数万円の投資と数分の設置で、買い替えに近い快適さの一部を先取りできる。
「まだ使えるエアコンを捨てるのはもったいない」「工事はしたくない」という人にとって、現実的な中間解になります。
結論:どんな人に向いているか
三つのタイプと比べて見えてくるのは、この製品が「手軽さ」と「機能の幅」のバランス型だということです。
とにかく安く操作だけしたい人には単体タイプ、予算に余裕があり完璧を求める人には本体買い替え。
そして、その中間で「工事なし・買い替えなしで、操作も節電も両方ほしい」という欲張りな願いを持つ人にこそ、エアコンパートナー wifi-109はよく馴染みます。
まとめ
去年まで、あなたのエアコンは「帰ってからスイッチを入れるもの」でした。
それが、この小さな箱ひとつで「帰る前から動いてくれるもの」に変わります。
HAWSTONEは設立から数年の新しい会社ですが、法人としての身元はきちんと公開され、電気代という誰もが抱える悩みに真正面から挑んだ製品づくりをしています。
そこには、名の知れた大手にはない、身軽さと尖った着眼点があります。
エアコンパートナー wifi-109は、工事も買い替えもいらず、賃貸でも使える。
その手軽さの裏で、電気の使い方をそっと「見える化」し、あなたの節電をさりげなく後押ししてくれます。
もちろん、Wi-Fiの設定や初期登録といった、少しのつまずきポイントはあります。
けれど、そこさえ越えれば、暮らしはずいぶん軽くなるはずです。
最後に、今日からできる小さな一歩を一つだけ。
ご自宅のWi-Fiルーターが2.4GHz帯に対応しているか、設定画面を開いて確認してみてください。
そのひと手間が、あなたのエアコンを「賢い相棒」に変える、最初のスイッチになります。




