MOFMOREってどんなブランド?暮らしとペットに寄り添う理由を徹底解説|人気の「MOFMORE 空気清浄機 MF1980」の魅力とは

この空気清浄機は部屋の隅を選びませんでした。

はじめに

空気清浄機は、たいてい部屋の隅にいます。

テレビ台の脇、カーテンの陰、家具と壁のわずかな隙間。

生活の主役ではなく、置き場所を「余らせてもらう」家電です。

ところが、ペットと暮らす家庭で本当に空気が濁っているのは、部屋の隅ではありません。

犬や猫が寝転がるソファの足元、床から30センチほどの低い層です。

抜けた毛は重いので、上には昇りません。

トイレ後のにおいも、鼻の高さより先に足元に溜まります。

つまり、隅に置いた清浄機がどれだけ静かに頑張っても、汚れの本丸には届いていない可能性があるということです。

MOFMORE(モフモア)「MOFMORE 空気清浄機 MF1980」は、その前提そのものを疑ったような形をしています。

高さ55センチの円柱で、天板にはスマホやリモコンを置ける。

360度から空気を吸い、猫が飛び乗っても揺れにくい構造になっている。

家具として部屋の真ん中に立つことを、最初から想定した設計です。

とはいえ、デザインが良ければ空気がきれいになるわけではありません。

「32畳対応」「11分で29.35畳」「夜間20dB」といった数字が並んでいますが、これらを額面どおりに受け取っていいのかは別の話です。

この記事では、MOFMOREという会社の実体を公開情報から追いかけたうえで、MF1980の仕様を一つずつ点検し、他メーカーの実力機と正面から比べます。

買ってから「思っていたのと違う」と落ち込まないための材料を、できるだけ正直に並べていきます。

MOFMOREとは

企業詳細

まず結論から書きます。

MOFMOREは、実体のはっきりした日本の法人が運営するペット用品ブランドです。

海外の販売事業者名だけがAmazonに並んでいるタイプのブランドとは、性格が違います。

公式サイトの会社概要には、社名は株式会社MOFMORE、所在地は沖縄県宜野湾市大謝名、設立は2021年8月5日、代表者は津島航平氏、事業内容はペット用品の開発・販売、取引先銀行は沖縄海邦銀行と琉球銀行、資本金は900万円と明記されています。

住所が番地まで公開され、取引銀行名まで載せている点は、この価格帯のブランドとしては珍しい部類に入ります。

設立から5年ほどの若い会社ですが、匿名性の高い越境ECブランドとは明確に一線を画しています。

ブランドの掲げるコンセプトは「安心で快適な、ペットライフを。」という一文です。

きれいなスローガンはどのブランドも掲げますが、MOFMOREの場合、商品ラインナップを見ると言葉と中身がかなり素直に対応しています。

公式ストアに並ぶのは、自動給餌器、自動給水器、ドライヤー機能付きグルーミング掃除機、3WAYペットキャリー、リュック型キャリー、そしてMF1980にあたるペット用空気清浄機「エアクリオ360」です。

さらに2026年7月30日には、材料のカットから蒸す・混ぜるまでを1台でこなすペット用フードメーカー「モフシェフ」の販売を開始しています。

雑貨から家電まで手を広げているように見えて、軸は一貫しています。

「飼い主の手間を減らす」という一点です。

給餌、給水、乾かす、運ぶ、空気を整える、ごはんを作る。

すべて、毎日発生して、地味に重い作業ばかりです。

商品開発の姿勢を測るうえで、もう一つ興味深い材料があります。

MOFMOREは自社で消費者調査を実施し、その結果を公開しています。

2026年6月24日に実施されたインターネット調査では、犬または猫を飼う25歳以上の男女297名が対象になりました。

手作りごはんを一度以上作った経験がある人は70.7%にのぼった一方、経験者のうち現在は継続していない人が49.5%を占め、続かない最大の理由は「調理に手間がかかる」で54.8%という結果でした。

この調査を踏まえてフードメーカーを投入している流れは、思いつきの商品企画ではないことを示しています。

飼い主が挫折する場所を先に特定してから、機械で埋めにいく。

MF1980の「サイドテーブルになる」という発想も、同じ思考回路の産物だと考えると腑に落ちます。

流通面も確認しておきます。

公式サイトはShopifyで構築され、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにも販路を持ち、全国送料無料と30日間全額返金保証を掲げています。

問い合わせ窓口はフォームに加えてLINE公式アカウントとInstagramが用意されています。

購入前後の接点が複数あるのは、単純にありがたい点です。

宣伝面では、犬猫系YouTubeチャンネルへの製品提供を継続的に行っています。

2025年11月8日公開の「ゴールデンレトリバーのサラ」、同年11月12日の「ホリデーのHappyHoliday」、2026年8月4日の「ミニチュアダックスフンドのみーちゃんねる」など、複数チャンネルでグルーミング掃除機や自動給餌器が紹介されています。

BtoB側の実績もあります。

2025年11月には、愛犬同伴宿の予約サイト「いぬやど」に掲載されている「ドッグヴィラ千葉南房総」と「秩父別邸 木叢-komura-」の2施設に、MOFMOREのグルーミング掃除機が客室備品として導入されました。

宿泊施設が備品として採用するというのは、一般消費者向けの広告とは重みが違います。

毎日不特定多数に使われ、壊れれば即クレームになる環境で選ばれているからです。

一方で、正直に書いておくべき「分からないこと」もあります。

資本金900万円という規模は、大手家電メーカーと比べれば当然ながら小さい会社です。

製造委託先や生産拠点についての記載は公開情報からは確認できませんでした。

MF1980の商品説明にある「業界No.1の静音性」「99.9%集塵」といった表現についても、どの試験機関がどの条件で測定したのかを示す第三者データは見つかっていません。

これはMOFMOREに限った話ではなく、この価格帯のペット家電では広く見られる状況ですが、断定はできない以上、読者としては「販売者側の自己申告」という前提で受け取るのが安全です。

また、フィルターの交換目安期間や交換用フィルターの単価といった長期コストの情報も、購入前に自分で確認しておきたい部分です。

総じて言えば、MOFMOREは「情報開示のレベルは同価格帯の中で明確に上位、ただし性能の第三者検証は未確認」というブランドです。

会社が逃げも隠れもしていないことは確認できました。

そのうえで、性能の数字は自分の目で吟味する。

これが正しい向き合い方だと考えます。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★★★☆(4.6)

法人名、番地までの所在地、設立年月日、代表者名、取引先銀行、資本金がすべて公開されています。

問い合わせ窓口も複数用意されており、購入者が連絡先を探して迷う構造にはなっていません。

市場での評価実績 ★★★★(4.0)

大手モール4系統に販路を持ち、宿泊施設への備品導入という第三者採用の実績も確認できました。

一方で、家電専門誌の比較テストなど、性能面での外部評価はまだ見当たりません。

商品開発の専門性 ★★★★☆(4.2)

自社調査で飼い主の挫折ポイントを特定し、そこへ商品を当てにいく流れが一貫しています。

ただし空気清浄機は各社の技術蓄積が長いカテゴリーであり、参入からの年数は正直まだ浅いです。

社会的・文化的な取り組み ★★★☆(3.8)

沖縄に本社を置き、ペット同伴宿との協業やクリエイターとの継続的な連携を進めています。

環境配慮や地域貢献に関する体系的な発信は、現時点では確認できませんでした。

財務情報の開示度 ★★★☆(3.2)

資本金と取引銀行を公開している点は評価できます。

ただし売上規模や従業員数などの情報は非公開で、経営体力を外部から測ることはできません。

総合評価 ★★★★(4.0)

「小さいけれど、隠していない会社」という評価が最も実態に近いです。

数字の裏付けが弱い部分は残るものの、購入者が困ったときに責任の所在をたどれる構造は整っています。

商品紹介「MOFMORE 空気清浄機 MF1980」

商品詳細

色:ホワイト

商品の寸法:28奥行き x 28幅 x 55高さ cm

電源:電源コード式

商品の重量:5 キログラム

対応範囲:これ1台で32畳の空間を除菌・消臭・集じん

ペット対応:ペットがいる部屋で気になりやすいにおいや毛をしっかりと取り除く

多頭飼い対応:床に落ちる毛や低い位置に漂う細かな汚れを効率よく吸い込む

吸気構造:目の粗い360度吸気口のため、重い毛や大きめのホコリでも詰まりにくい設計

浄化スピード:たった11分で29.35畳を浄化

強モード:高風量が発揮され、調理臭や生活臭、ペット臭が混ざった“嫌な臭い”を短時間でリセット

フィルター構成:3層フィルターによる高性能な空気清浄システム

対象物質:空気中のホコリやペットの毛、菌、ニオイ、PM2.5を抑制・除去

集じんフィルター:内側の静電集じんフィルターは、花粉、ウィルス、細菌など99.9%集塵

脱臭フィルター:中心の活性炭脱臭フィルターは、ペット臭、タバコ、生活臭など除去

静音性:業界No.1の静音性

夜間モード:深夜でも気にならない20dbの静音運転

パネル表示:明るさが気にならない控えめなパネル表示で、寝室でも使いやすい仕様

天板:スマホやリモコンなどを置ける天板付き

デザイン:ソファ横などインテリアにも自然に馴染むデザイン

安定性:安定感のある構造なため、猫が乗り降りしても揺れにくい設計

自動モード:必要な時だけ風量を上げる自動制御で、無駄な電力を使わない

消費電力:スリープモードは3W

1日の消費電力量:約0.072kWh

電気代:スリープモードだと1日約3〜4円

省エネ性:一般的な空気清浄機より省エネ性能が高い

プレフィルター:毛が最も溜まりやすい外側のプレフィルターは、マジックテープ式で着脱が簡単

維持費:交換コストも低く、長期利用にも優しい

メンテナンス:衛生的な状態を保ちやすいメンテナンス構造

良い口コミ

「多頭飼いのリビングで使っていますが、トイレ後の独特なにおいが以前より確実に軽くなりました」

「就寝時の運転音を心配していたものの、静かなモードだと音がほとんど聞こえず、眠りを邪魔されません」

「表示ライトを消せるので、寝室に置いても光がまぶしくて気になるということがありません」

「白い円柱型で見た目が家電っぽくなく、ソファの横に置いても部屋から浮きません」

「天板にスマホやリモコンを置けるので、サイドテーブルを1つ減らせました」

気になる口コミ

「フィルターを定期的に交換すると、それなりにコストがかかるのは覚悟が必要だと感じました」

「本体重量5キロで、部屋から部屋へ気軽に持ち運ぶタイプではありません」

「強モードにするとしっかり風量が出るぶん、動作音は当然大きくなります」

「加湿機能は付いていないので、冬場は別に加湿器を用意する必要があります」

「アプリ連携やスマートスピーカー操作には対応していないため、遠隔で操作したい人には物足りません」

「MOFMORE 空気清浄機 MF1980」のポジティブな特色

最大の特色は、吸い込む位置と設置場所の考え方です。

一般的な空気清浄機は前面や背面から吸気するため、壁際に置くと吸気が制限されます。

MF1980は360度吸気口を採用しているため、部屋の中央寄りに置いても四方から空気を集められます。

そして「サイドテーブルとして使える」という設計が、この配置を現実的にしています。

家具として成立するから、部屋の真ん中に置いても邪魔にならない。

部屋の真ん中に置けるから、抜け毛が漂う低い層の空気に近づける。

デザインと性能が、珍しく同じ方向を向いています。

吸気口が「目の粗い」設計になっている点も、実用上は効いてきます。

ペットの毛は綿ボコリより重く、細かいメッシュだとすぐ表面で詰まります。

粗い吸気口なら、重い毛や大きめのホコリを取り込んだうえで、プレフィルターで受け止められます。

そのプレフィルターがマジックテープ式である点も見逃せません。

毛が最も溜まる部分だけを、工具なしで剥がして掃除できる構造だからです。

空気清浄機を挫折させる最大の原因は、性能ではなく「手入れが面倒で放置する」ことです。

一番汚れる場所に、一番簡単な着脱方式を割り当てた判断は理にかなっています。

静音性についても、実用的な意味があります。

夜間モードの20dBという数値は、公表値どおりであれば木の葉が触れ合う程度の水準です。

寝室で犬や猫と一緒に眠る家庭にとって、動作音とパネルの光は睡眠の質を直接左右します。

MF1980は、その両方を同時に抑える設計になっています。

省エネ性も、毎日つけっぱなしにする家電としては現実的な設計です。

スリープモード3Wで1日の消費電力量が約0.072kWh、電気代にして1日約3〜4円という数字は、24時間運転を前提にできる水準です。

年間に換算しても、1000円台前半で収まる計算になります。

空気清浄機は「必要なときだけ動かす」より「常に回し続ける」ほうが効果が出る家電なので、この省エネ性は性能そのものと言い換えてもいいくらいです。

「MOFMORE 空気清浄機 MF1980」のネガティブな特色

まず、数値の整合性について引っかかる点があります。

商品説明には「32畳の空間を除菌・消臭・集じん」とある一方、浄化スピードの説明では「11分で29.35畳」と書かれています。

29.35畳という数字は48平方メートル前後を畳数に換算したものと推測されますが、32畳という表記との関係は説明されていません。

同じ製品の説明の中で、対応面積を示す数字が2つ並んでいる状態です。

購入前に、どちらが実力値なのかを販売元に確認する価値はあります。

「業界No.1の静音性」という表現にも、慎重になったほうがいいです。

どの製品群を「業界」と定義し、どの条件で比較したのかが示されていません。

20dBという数値自体は妥当な設計目標ですが、No.1という優位性の主張は、現時点では裏付けを確認できませんでした。

「99.9%集塵」も同様で、試験方法や試験機関の記載がありません。

機能面での割り切りもあります。

加湿機能は搭載されておらず、冬場は別の機器が必要になります。

商品説明の範囲では、スマートフォンアプリでの遠隔操作や空気質の数値表示への言及もありません。

本体重量5キロは、安定性を得るための重さである反面、部屋間の移動を気軽にはさせてくれません。

そして、最も注意したいのがフィルターの維持費です。

説明では「交換コストも低く」とされていますが、具体的な交換周期や1枚あたりの価格は示されていません。

3層構造の場合、交換対象がプレフィルターだけなのか、集じん層と活性炭層も含むのかで年間コストは大きく変わります。

安いのは外側のプレフィルターだけ、という構成である可能性も否定できません。

購入前に、交換用フィルターの型番と価格を必ず確認しておくことをおすすめします。

他メーカーの商品との比較

「適用畳数」という数字の落とし穴

比較の前に、前提を共有しておきます。

空気清浄機の適用畳数は、たばこ5本分の煙を30分で除去できる部屋の広さを示す指標であり、きれいになった状態が維持されることを前提にしています。

つまり、常に毛とにおいが発生し続けるペット飼育環境には、そのまま当てはめられません。

目安として、実際に設置する部屋の2〜3倍の適用畳数を選ぶとよいとされています。

MF1980の32畳という表記は、逆算すると10畳から16畳程度のリビングに現実的、という読み方になります。

「32畳の家に住んでいないから過剰」ではなく、むしろ適正です。

実力機との比較

同カテゴリーの実力機として、まず挙がるのがDreameです。

家電批評2026年8月号のペット向け空気清浄機テストでは、Dreameのペット用空気清浄機AP10がベストバイ1位を獲得し、実勢価格は3万9800円、下部の360度吸込口によって猫の毛は100cm、犬の毛は40cmの距離から吸い取る結果が出ています。

吸引構造の思想はMF1980と近いものの、実測での評価が公開されている点でAP10が明確に優位です。

価格差は約1万円。

この1万円は「検証済みであること」への対価だと考えると、決して高くありません。

上位価格帯にはBlueairがあります。

PetAir Pro P3iは実勢価格8万5800円で、上部がペットベッドになる1台2役の構造を持ち、前面に抜け毛の吸込口を備え、犬の毛の吸引ではDreameとほぼ同等の結果でした。

家具と一体化させる発想はMF1980と同じですが、こちらは「テーブル」ではなく「ベッド」を選んでいます。

ペットが自ら近づく場所に清浄機を置くという意味では、より踏み込んだ設計です。

ただし価格は約3倍です。

汎用機との比較も見ておきます。

acerpure pro AP551-50Wは直径25cmのコンパクト設計で、おすすめ畳数は約30畳、HEPA13を含む四層フィルターと活性炭フィルターを搭載しています。

フィルターの等級が明示されている点は、MF1980にはない安心材料です。

結局、MF1980はどこで勝つのか

正直に言えば、性能の検証データではMF1980は劣勢です。

第三者テストの結果がない以上、「同等かもしれない」以上のことは言えません。

一方で、公式価格2万9800円という水準で、360度吸気とサイドテーブル機能の両方を備えた製品は多くありません。

公式ストアでは通常価格29,800円(税込)で販売されています。

Dreameより1万円安く、Blueairの3分の1。

さらに全国送料無料と30日間全額返金保証が付きます。

合わない場合に返せる、という条件は、検証データの不足をある程度まで埋めます。

判断基準はこうです。

数値の裏付けを最優先するならDreame AP10。

ペットが乗る場所そのものを清浄機にしたいならBlueair。

インテリアを崩さず、予算3万円以内で、返品保証を保険にして試したいならMF1980。

この3択で考えると、迷いは減ります。

まとめ

冒頭で「この空気清浄機は、部屋の隅を選びませんでした」と書きました。

その意味は、記事を通してはっきりしたはずです。

MF1980の本質は、集じん性能の数字ではなく、置き場所の再定義にあります。

抜け毛もにおいも、床から30センチの層に溜まります。

そこへ機械を近づけるために、天板を付け、揺れにくくし、家具のふりをさせた。

発想そのものは、素直に良いと思います。

ただし、性能の第三者データは確認できませんでした。

「業界No.1」も「99.9%」も、現時点では販売元の自己申告です。

そこを承知したうえで、返金保証を保険に試すかどうか。

判断はそこに尽きます。

今日できる小さな一歩を1つ。

自分の部屋の広さを測って、3倍してみてください。

その数字が、あなたに必要な適用畳数の目安になります。

MOFMOREという沖縄発の会社が、飼い主の面倒くささを一つずつ機械に置き換えてきた流れは、これからも続くはずです。

その次の一手を、私も静かに待っています。

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