毎日の乾燥対策をもっとスマートに!LAViNOの特徴から「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」の選ばれる理由まで詳しく紹介

湯気は熱いまま届く必要はありません

はじめに

朝、目が覚めた瞬間に喉がイガイガして、声がかすれている。
冬の寝室で、そんな朝を迎えた経験は誰にでもあるはずです。
暖房をつけた部屋は、まるで干上がった池のように、肌や喉からうるおいを奪っていきます。
昭和の冬なら、石油ストーブの上でやかんがしゅんしゅんと鳴っていました。
あの白い湯気は、暮らしの知恵そのものでした。
けれど、いまの寝室にやかんは置けません。
しかも電気代の値上がりが家計の話題から消えないなか、加湿器を一晩中つけっぱなしにすることに、ためらいを覚える人も少なくないはずです。
清潔さを取れば電気代がかさみ、電気代を抑えれば衛生面が気になる。
加湿器選びは、長いあいだこの二択でした。
そこへ割って入ったのが、空気デザインブランドであるLAViNO(ラビーノ)の「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」です。
100℃で沸かしたお湯を、わざわざ冷ましてから部屋へ届けるという、少しひねった発想の加湿器です。
本記事では、LAViNOを手がける会社の素顔から、SH8924の実力、他メーカー製品との本音の比較まで、順番にひもといていきます。
冒頭の一文の意味は、読み終えるころにはっきりします。

LAViNOとは

企業詳細

運営会社は東京・小金井の美容健康メーカー

LAViNOを展開しているのは、株式会社アイビビッドです。
所在地は東京都小金井市本町1-8-14のサンリープ小金井ビル2階で、JR中央線の武蔵小金井駅南口から徒歩3分の場所にあります。
資本金は1,000万円、設立は2014年1月、従業員はパート・アルバイトを含めて25名、事業内容は美容健康商品の製造企画と販売です。
代表取締役社長は阿部寛興氏で、株式は上場していません。
所在地、代表者名、資本金、従業員数まで公式サイトで公開されており、「どこの誰が売っているのか分からない」というタイプのブランドではありません。
この点は、通販で家電を選ぶうえで大きな安心材料になります。

化粧品メーカー出身の代表が立ち上げた会社

沿革によると、代表の阿部氏が大手化粧品メーカーで経験を積んだのち、2014年1月に美容機器の製造販売を担う会社として同社を創業しました。
その後の歩みを並べると、会社の性格がよく見えてきます。
2015年6月にOEMの製造受託を始め、2016年12月に自社ブランドで楽天市場へ出店、2018年3月に卸販売を開始しました。
2019年2月には美容家電ブランド「LINKA(リンカ)」の販売を始め、2020年5月にはODMの製造受託にも乗り出しています。
そして2021年9月、空調家電ブランドとしてLAViNOの販売がスタートしました。
つまりLAViNOは、美顔器やドライヤーで培ってきた商品づくりを、空調の分野へ広げたブランドという位置づけです。
ちなみにOEMは他社ブランドの製品を受託して製造すること、ODMは設計から企画まで請け負って製造することを指します。
他社の製品づくりを裏方として支えてきた会社が、自社ブランドでも勝負している構図です。

現在の事業は3本柱

公式サイトでは、事業を美容家電・空調家電・化粧品・サプリのOEM/ODM、LINKAとLAViNOの自社ブランド開発、業務用機器の製造販売という3つの柱に分けて紹介しています。
業務用では、2023年5月から骨盤底筋トレーニングマシン「pelluna(ペルーナ)」を販売しています。
取り扱い品目は、美顔器や脱毛器などの美容器具、マッサージ器などの健康器具、そして空気清浄機や加湿器などの空調家電まで幅広いと説明されています。
代表メッセージでは、累計出荷台数が80万台を超えたと述べられています。
ただし、これは会社全体の数字であり、LAViNO単体の出荷台数ではない点には注意が必要です。

「主張しない家電」というブランド哲学

LAViNOは自らを、目立たないことで空間になじみ、静かにそこにあることで心地よさをつくる「空気デザインブランド」と位置づけ、家電というより部屋の一部でありたいと打ち出しています。
プレスリリースでは、美容業界で得た知見を生かして健康と美容を意識した空調家電を提案し、インテリアになじむシンプルなデザインを、ギフトにも選びやすい手頃な価格で届けるとしています。
白を基調にした丸みのある外観は、まさにこの考え方を形にしたものといえます。
「性能で殴る」タイプではなく、「暮らしに溶け込む」ことを優先した設計思想です。

ラインナップと販路

LAViNOの商品は、加湿器だけではありません。
楽天市場の公式店では、4.5Lタンクのハイブリッド加湿器「エアリファイ」、温風・冷風に対応したサーキュレーター「エアーバランス」、コードレスのDCモーターファン「エアーループ」、ペルチェ素子を使った冷風機「クールエアーミスト」などが並んでいます。
クールエアーミストはヨドバシカメラの通販でも取り扱われています。
公式サイトによると、LAViNO製品は家電量販店やバラエティショップ、エステサロンで扱われており、LINKA公式オンラインショップのほか、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングにも販路があります。
エステサロンでの取り扱いは、美容業界にルーツを持つ同社ならではの販路です。

「SH8924」と「スチームノクターン」の関係

同社は2026年9月1日に、新しいハイブリッド式加湿器「LAViNOスチームノクターン」を税込19,800円で発売しました。
公表された仕様は、特許取得のサーモソニック構造、消費電力145W、4Lタンク、約1.5kg、弱モード29dB・強モード32dBの運転音、40〜70%の湿度設定などです。
これらは、今回取り上げるSH8924の仕様とほぼ一致します。
ただし、プレスリリースには型番の記載がなく、当ブログではSH8924とスチームノクターンが同一製品だと断定はできませんでした。
購入時は、販売ページの型番と商品名をあわせて確認しておくと安心です。

社会的な取り組み

2022年1月には「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」の第3期に参加し、俳優の永作博美さんをイメージキャラクターに起用しています。
2024年2月には、なでしこリーグ1部に所属するスフィーダ世田谷FCとスポンサー契約を結びました。
展示会への出展も続けており、2026年には国際ホテル・レストラン・ショーに出展し、BEYONDBEAUTYTOKYO2026への出展も告知しています。
地域スポーツの支援や展示会での露出を地道に続けている点は、小規模メーカーとしては目に見える活動量です。

リサーチで分かったこと・分からなかったこと

分かったことを整理すると、運営会社の所在地や代表者、資本金、沿革は公式に公開されており、10年以上事業を続けている国内企業だという点です。
業績についても、2021年12月に5期連続の増収増益、2025年12月に3期連続の増収を達成したと沿革に記されています。
一方で、分からなかったこともあります。
売上高や利益などの具体的な数字は公開されていません。
加湿器の製造を自社で行っているのか、外部の工場に委託しているのかも確認できませんでした。
「特許技術」とされるサーモソニック構造の特許番号や、「99.99%除菌」の試験機関・試験条件も、確認できた範囲の資料には記載がありません。
これらは購入前に気になる人も多いはずなので、メーカーへの問い合わせで確かめる価値がある部分です。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★★★(4.0)
所在地、代表者、資本金、設立年、従業員数、沿革まで公式サイトで公開されています。
プレスリリースも定期的に出しており、企業としての輪郭ははっきりしています。

市場での評価実績 ★★★(3.0)
楽天市場やヨドバシカメラの通販など、大手の販路に商品が並んでいます。
ただし加湿器の発売から日が浅く、LAViNOの加湿器単体での評価の蓄積はまだこれからです。

商品開発の専門性 ★★★(3.0)
OEM/ODMで鍛えた企画・製造の経験は確かな強みです。
一方で空調家電への参入は2021年からで、特許の詳細や試験条件の開示が少ない点は伸びしろです。

社会的・文化的な取り組み ★★★☆(3.5)
女子サッカークラブへのスポンサーや、中小企業を応援するプロジェクトへの参加など、活動は具体的です。
規模を考えれば、社会との接点づくりに積極的な会社といえます。

財務情報の開示度 ★★☆(2.5)
未上場のため、売上や利益の数字は公開されていません。
増収増益の記載はあるものの、外部から規模感を判断する材料は限られています。

総合評価 ★★★☆(3.2)
顔の見える国内企業でありながら、空調家電ではまだ実績を積み上げている途中という評価です。
情報開示の姿勢は誠実なので、今後の製品データの公開次第で、さらに評価が上がる余地を残しています。

商品紹介「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」

商品詳細

  • 特徴:タイマー、タンク取り外し可能、リモートコントロール、湿度コントロール
  • 色:ホワイト
  • 容量:4L
  • 床面積:342平方センチメートル
  • 加湿方式:サーモソニック構造(加熱式+超音波によるハイブリッド式)
  • 除菌:特許技術採用の99.99%除菌機能、高温除菌(100℃沸騰)
  • 加湿の仕組み:ヒーターで100℃に加熱した水を超音波でミスト化して冷却
  • 蒸気の温度:約50℃
  • 消費電力:145W
  • 電気代:1時間あたり約4.5円
  • 電気代の目安:1か月約1,350円(1日10時間・1か月使用した場合)
  • 加熱式との比較:1か月で約3,300円お得(1日10時間・1か月使用した場合)
  • ディスプレイ:LAViNO加湿器初搭載、部屋の加湿状態を%で表示
  • 湿度設定:40~70%、5%刻みで調整可
  • 加湿量:3段階(弱200ml・中300ml・強450ml)
  • 連続加湿時間:最長20時間
  • 静音設計:最小29
  • オフタイマー:最大12時間
  • 給水:運転中でも上部から給水可能
  • スチーム噴出口:2つ
  • 操作:リモコンでの遠隔操作
  • バルブ:ダブルバルブ仕様
  • 安全機能:転倒時自動OFF、空焚き防止、ヒューズ保護
  • 重量:1.5kg
  • コンセプト:「夜を美しく整える」

良い口コミ

「寝室で使っていますが、運転音がほとんど気にならず、朝までぐっすり眠れました。」

「湿度がディスプレイに数字で出るので、加湿しすぎていないか一目で分かって安心です。」

「上から水を足せるので、夜中にタンクを外して運ぶ手間がなくなりました。」

「加熱式なのに電気代が1時間4.5円と聞いて、冬じゅうつけっぱなしにする罪悪感が減りました。」

「1.5kgと軽いので、昼はリビング、夜は寝室と気軽に持ち運べます。」

気になる口コミ

「6畳の寝室ならいいけれど、広いリビングだと強運転でも湿度がなかなか上がりません。」

「適用畳数がはっきり書かれていないので、自分の部屋に合うのか買う前に迷いました。」

「静かではあるものの、真っ暗な部屋でディスプレイの光が少し気になります。」

「加熱式なので、使ううちにカルキ汚れがたまらないか心配です。」

「発売されたばかりで、長く使ったときの耐久性がまだ分からないのが不安です。」

「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」のポジティブな特色

最大の魅力は、「清潔さ」と「やさしさ」を一台で両立させた加湿の仕組みです。
SH8924は、まずヒーターで水を100℃まで沸かします。
ここで雑菌の心配を減らしたうえで、超音波でミストにしながら約50℃まで冷まして部屋に送り出します。
冒頭で「湯気は熱いまま届く必要はない」と書いたのは、まさにこのことです。
沸騰させる工程は清潔さのため、冷ます工程は使う人のため。
熱すぎる蒸気に手をかざしてヒヤッとする心配が少なく、小さな子どもやペットのいる家庭でも置き場所を選びやすくなります。

次に、電気代の安さです。
加熱式の加湿器は、お湯を沸かし続けるぶん電気をたくさん使うのが弱点でした。
SH8924は消費電力145Wで、1時間あたり約4.5円とされています。
1日10時間使っても1か月約1,350円の目安なので、缶コーヒー数本分のコストで一冬の寝室のうるおいを保てる計算です。

三つ目は、寝室向けの細やかな使い勝手です。
湿度は40〜70%の範囲で5%刻みに設定でき、現在の湿度はディスプレイに数字で表示されます。
「なんとなく加湿」ではなく、「55%をキープ」というように目標を決めて使えるのは、窓の結露が気になる家にもうれしいポイントです。
最大12時間のオフタイマーがあるので、就寝中だけ動かして朝には止める、という使い方も簡単です。

四つ目は、日々の手間の少なさです。
タンクは4Lの大容量で、弱運転なら最長20時間加湿が続きます。
しかも運転を止めずに上部から給水できるので、重いタンクを洗面所まで運ぶ必要がありません。
本体は1.5kgと軽く、部屋から部屋への移動も苦になりません。

最後に、安心感です。
転倒時の自動停止、空焚き防止、ヒューズ保護という3つの安全機能を備えています。
寝ている間に動かすものだからこそ、この「もしも」への備えは数字以上に効いてきます。

「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」のネガティブな特色

一つ目は、加湿力の上限です。
強運転でも1時間あたり450mlで、広いリビングを一台で潤すには力不足になる可能性があります。
寝室や個室向けと割り切って選ぶのが無難です。

二つ目は、対応する部屋の広さが分かりにくい点です。
提供されている仕様では床面積が「342平方センチメートル」となっています。
これは約0.03平方メートルで、加湿器の対応面積としては現実的な数字ではなく、表記に誤りがある可能性があります。
自分の部屋の広さに合うかどうかは、購入前に販売元へ確認しておくのが安全です。

三つ目は、静音性の表記です。
仕様には「最小29」とあるものの単位の記載がなく、数字の意味を読み取りにくくなっています。
寝室での使用を売りにしている商品だけに、もう少し丁寧な表記がほしいところです。

四つ目は、根拠データの少なさです。
「99.99%除菌」や「特許技術」といった言葉は魅力的ですが、試験条件や特許番号は確認できる資料に見当たりませんでした。
また、「加熱式と比べて1か月約3,300円お得」という表記も、何と比べた数字なのかが示されていません。

五つ目は、加熱式ならではのお手入れです。
水を沸騰させる仕組みである以上、水道水のミネラル分が白い固まりとして残りやすくなります。
フィルターの有無や推奨されるお手入れ方法は、提供された情報からは読み取れないため、取扱説明書での確認が欠かせません。

他メーカーの商品との比較

比較の前提

比較相手には、同じ4〜5Lクラスで寝室にも使われる、加熱式の定番と温風気化式ハイブリッドの定番を選びました。
電気代は、LAViNOと同じ1kWhあたり31円で当ブログが試算しています。

象印「スチーム式加湿器EE-DE50」との比較

象印のEE-DE50は、タンク約4.0L、定格加湿能力480mL/h、本体約2.9kgで、適用床面積は木造8畳・プレハブ洋室13畳です。
消費電力は湯沸かし立ち上げ時985W、加湿時410Wです。
加湿時だけで試算しても1時間約12.7円となり、SH8924の約4.5円とは3倍近い差があります。
重さもSH8924の約2倍です。
一方で、EE-DE50はフィルターがなく、フッ素加工の広口容器でお手入れしやすい点が強みです。
対応面積も明記されており、加湿力はSH8924をわずかに上回ります。
電気代と軽さならSH8924、実績と分かりやすさなら象印という構図です。

ダイニチ「ハイブリッド式加湿器HD-RXT526」との比較

2026年8月発売のHD-RXT526は、5Lタンク、標準運転で最大500mL/h、プレハブ洋室14畳まで対応し、質量は約4.6kgです。
運転音は静音モードで23〜13dB、標準モードの最大消費電力は163W、ecoモードでは12Wまで下がります。
加湿力と静かさ、そして湿度が上がったあとの省エネ性では、SH8924は正直に言って及びません。
ただしケーズデンキ通販での価格は税込27,800円で、重さはSH8924の3倍です。
スチームノクターンの発売価格は税込19,800円なので、価格と持ち運びやすさではSH8924に分があります。
また、ダイニチは気化式をベースにしているため、水を沸騰させるSH8924とは清潔さの考え方が異なります。

比較から見えたSH8924の立ち位置

広い部屋をしっかり潤すなら、ダイニチや象印のほうが確実です。
SH8924が光るのは、6畳前後の寝室や個室で、沸騰させる清潔さを手放さずに電気代と重さを抑えたい場面です。
「万能選手」ではなく、「寝室の専門職」として選ぶと満足しやすい一台です。

まとめ

LAViNOは、美容家電の裏方として力をつけてきた小金井の会社が育てる、顔の見えるブランドでした。
「LAViNOハイブリッド式加湿器SH8924」は、100℃で沸かした湯気を約50℃まで冷まして届ける、ちょっと律儀な加湿器です。
広いリビングの主役には向きません。
それでも、喉の痛みで目覚める冬の朝を減らしたい寝室には、ちょうどいい相棒になってくれます。
やかんの湯気を思い出させる懐かしさと、電気代を気にせずつけられる気楽さ。
その両方がほしい人にこそ、選ぶ価値があります。
まずは今夜、寝室の湿度を一度だけ測ってみてください。
40%を下回っていたら、それが買い替えの合図です。

タイトルとURLをコピーしました