毎日の蒸し料理をもっと手軽に楽しむ!beworthstyleとはどんなブランド?「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」の特徴と魅力を解説

せいろが棚の奥で眠っている理由はあなたの根気不足ではありません

はじめに

肌寒い日が増えるこの季節は、湯気の立つ料理が恋しくなります。
SNSでせいろ蒸しの写真を見て、竹のせいろを買った方も多いはずです。
ところが数回使うと、乾かす手間が面倒になります。
気づけば棚の奥にしまいっぱなし。
久しぶりに出したら黒い点のようなカビ、という経験はありませんか。
私も同じ失敗をしたことがあります。

この悩みに対して、新潟県三条市の生活用品メーカーが出したのが、beworthstyle(ビーワーススタイル)の「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」です。
見た目はせいろですが、素材はステンレスです。
洗剤で洗えて、食洗機にも入れられます。
付属の仕切り板を使えば、家にある鍋やフライパンがそのまま蒸し器になります。
冷蔵庫の残り野菜と鶏肉を並べて火にかければ、10分ほどで晩ごはんの一品ができあがります。

この記事では、まずbeworthstyleがどんな会社なのかを、公的な情報と公式発表をもとに調べました。
そのうえで、商品の長所と短所、他メーカーの製品との比較まで、遠慮なく整理します。
「買ってよかった」と言える一台かどうか、確かめていきましょう。

beworthstyleとは

企業詳細

新潟県三条市の生活用品メーカー

beworthstyleは、新潟県三条市に本社がある株式会社ビーワーススタイルのブランドです。
ブランド名の「beworth」は英語で「価値がある」という意味です。
公式サイトの会社案内によると、所在地は新潟県三条市須戸新田213番地3です。設立は2004(平成16)年6月、代表取締役は岡本朋和氏、資本金は1,000万円、従業員数は25名です。事業内容は、生活用品とオリジナル商品の企画・デザイン・製作・販売とされています。
国の法人情報サイトにも、法人番号7110001015426で同じ本店所在地が登録されています。
会社の実体を公的な情報で確認できる点は、買う側にとって安心できる材料です。

OEMから始まった歩み

最初から自社ブランドを持っていたわけではありません。
岡本社長へのインタビュー記事によると、2004年に新潟市南区で設立した当初は、カタログ通販向けキッチンツールのOEM製作が主な仕事でした。
OEM(オーイーエム)とは、ほかの会社のブランド名で売られる商品を作る仕事のことです。
表には出ない立場で、売れる道具の条件を長く見てきたことになります。

その後の流れは、公式サイトの沿革に詳しく書かれています。
2010年7月にネット事業を始めてネットショップを開設しました。2016年11月にブランド「hanauta(ハナウタ)」を発売し、2017年8月に本社と物流センターを三条市へ移しています。同年10月にはhanautaがグッドデザイン賞を受賞しました。
2018年11月には本社社屋を新築して移転しています。2020年4月にブランド「UtaU(ウタウ)」を発売し、2021年10月にはUtaUもグッドデザイン賞を受賞しました。
OEMの会社から、デザインで評価されるブランドの会社へ。
約20年かけて、着実に立ち位置を変えてきた会社です。

3つのブランドと「bwsSELECTION」

今回の商品は、自社ブランドのひとつ「bwsSELECTION(ビーワースセレクション)」から出ています。
沿革によると、2024年2月にbwsSELECTIONを正式なブランドにしました。その際、それまでの「KAWAKI(カワキ)」と「fillete(フィレッテ)」をbwsSELECTIONにまとめています。
公式オンラインショップでは、hanautaは使い心地のよいキッチンツール、UtaUはアイデアで家での時間を楽しくするキッチンツール、bwsSELECTIONは暮らしを支えるその他のオリジナル商品と紹介されています。
bwsSELECTIONでは「すっきり暮らす」という名前のシリーズが中心です。
水切りかご、盆ざる、ボウル、タオルホルダーと、ステンレス製の台所道具が多く並んでいます。
今回のせいろも、このシリーズの考え方に沿った商品です。

燕三条のパートナー工場とのものづくり

beworthstyleは、自社で金属を加工する工場ではありません。
三条市の職場紹介記事によると、ステンレス加工が得意な燕三条のパートナー工場に製造を頼むことが多いそうです。ミリ単位の試作や、描いた図面を形にしてもらいながら商品化を進めていると紹介されています。
企画とデザインは自社で行い、加工は地元の職人に任せる形です。
同じ記事では、UtaUの「ブレッドドロワー」が試行錯誤を重ね、約1年かけて発売されたことも紹介されています。
公式サイトには、商品検討と撮影に使うキッチンやショールームの写真も載っています。
台所で実際に使って確かめる工程を大事にしている会社だと読み取れます。

販売体制とグループ会社

販売面では、グループ会社が役割を分けています。
株式会社ビーワースリテールは本社内にあり、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのネットショップ運営を担当しています。
「beworthRETAIL(ビーワースリテール)」の名前でAmazonにも直営店があります。
公式オンラインショップのほか、Instagram、YouTube、TikTokなどのSNSでも情報を発信しています。
問い合わせ先の電話番号と受付時間も公開されているので、買ったあとに困ったときの連絡先がはっきりしています。

確認できたこと・確認できなかったこと

確認できたのは、所在地、代表者、設立年、資本金、従業員数、沿革、受賞歴、グループ体制です。
中小企業としては、かなり情報を公開している部類に入ります。
一方で、上場していないため、売上や利益といった財務の数字は公開されていません。
商品ごとにどの工場で作っているかも、公表されていませんでした。
「燕三条の技術を生かした企画会社」と理解しておくのが正確です。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★★★★(5.0)
所在地、代表者、資本金、沿革、法人番号まで公開されています。
グループ会社の役割分担と問い合わせ先も明記されていて、文句のつけようがありません。

市場での評価実績 ★★★★☆(4.5)
hanautaとUtaUの2ブランドでグッドデザイン賞を受賞しています。
大手の通販サイトに幅広く出店している点も、実績として評価できます。

商品開発の専門性 ★★★★(4.0)
OEMの経験と、燕三条のパートナー工場との連携が強みです。
ただし製造は外部の工場に任せているため、満点にはしませんでした。

社会的・文化的な取り組み ★★★☆(3.5)
公式サイトにSDGsへの取り組みのページがあり、地元の産業とも深く関わっています。
具体的な成果が数字で示されると、さらに評価しやすくなります。

財務情報の開示度 ★★☆(2.5)
上場していないため、売上や利益は公開されていません。
中小企業としては普通のことですが、外から経営の安定性を判断する材料は限られます。

総合評価 ★★★☆(3.9)
会社の情報公開と、デザインでの受賞実績は十分に信頼できる水準です。
財務の数字が見えない点を差し引いても、安心して商品を選べるメーカーと判断します。

商品紹介「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」

商品詳細

  • 材質:ステンレス鋼、強化ガラス、木材
  • 色:シルバー
  • ブランド:beworthstyle
  • 仕上げタイプ:ステンレス
  • 蓋付き:はい
  • 使用方法:従来のせいろと同じ使用方法で蒸し料理が楽しめる
  • 食材の置き方:ステンレス製のため肉や魚を直接置ける
  • 耐久性:汚れに強く、サビにくいステンレス製
  • お手入れ:洗剤で洗える、食洗機対応(ガラス蓋を除く)
  • 使える調理器具:手持ちの鍋やフライパンでも使用できる
  • 仕切り板の対応サイズ:20~26cmの鍋・フライパン
  • 調理の特長:一度に複数の料理を作れる、蒸すことで余分な油が落ちる
  • 配膳:調理後そのまま食卓へ出せる
  • 収納:コンパクトで省スペース
  • 製造:金属加工の街・燕三条製

良い口コミ

「竹のせいろはカビさせてしまったけど、これは洗剤でしっかり洗えるので気が楽です」

「いつもの26cmのフライパンにのせるだけで蒸し器になって、新しい鍋を買わずに済みました」

「鶏肉とブロッコリーとかぼちゃを一度に並べたら、主菜と副菜が同時にできあがりました」

「蒸し上がったら湯気ごと食卓に出せるので、家族の反応がいつもよりいいです」

「使わないときは仕切り板と重ねてしまえるので、狭いキッチンでも邪魔になりません」

気になる口コミ

「ガラス蓋だけは食洗機に入れられないので、結局そこは手洗いになります」

「うちの18cmの小鍋には仕切り板が合わず、使える鍋が限られました」

「浅型なので、肉まんのように膨らむものを入れるときは少し気をつかいます」

「竹のせいろのような、ほのかな香りはさすがにありません」

「ステンレスの蒸し板だけでもよかったかな、と値段を見て一瞬迷いました」

「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」のポジティブな特色

いちばんの魅力は、せいろの使い方はそのままに、手入れの悩みだけを取り除いたことです。
竹のせいろは、洗剤を避けて水洗いし、しっかり乾かす必要があります。
少し乾かし足りないだけでカビが出ることもあり、使うたびに気が重くなります。
OJ-195004Sはステンレス製なので、使い終わったら他の食器と同じように洗剤で洗えます。
食洗機にも入れられるので、夕食後にまとめて入れて終わりにできます。

二つ目は、肉や魚を直接置けることです。
ステンレスは汚れに強くサビにくいため、脂の多い豚バラや鮭の切り身も気兼ねなく並べられます。
蒸すことで余分な油が下に落ちるので、焼くより軽い仕上がりになります。
揚げ物が続いた週の、胃を休める一品にちょうどいい調理法です。

三つ目は、家にある鍋やフライパンがそのまま使えることです。
付属の仕切り板は、20~26cmの鍋とフライパンに対応しています。
一般的な家庭にある中くらいのフライパンの多くがこの範囲に入ります。
蒸し料理のためだけに大きな鍋を買う必要がありません。

四つ目は、時間の節約です。
一度に複数の料理を作れるので、たとえば鶏むね肉、ブロッコリー、さつまいもを並べて火にかけるだけで済みます。
その間に味噌汁を作れば、コンロ二口で晩ごはんがそろいます。
仕事から帰って疲れている日ほど、このありがたさを実感します。

五つ目は、できあがったらそのまま食卓に出せることです。
皿に盛り替える手間がなく、洗い物もひとつ減ります。
蓋を開けた瞬間に湯気が立ちのぼる様子は、それだけで食卓の主役になります。
使わないときはコンパクトにしまえるので、一人暮らしの狭いキッチンでも置き場所に困りません。

最後に、金属加工で知られる燕三条製という点も見逃せません。
毎日火にかけて洗う道具だからこそ、丁寧な作りが長く使えるかどうかを左右します。

「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」のネガティブな特色

まず、ガラス蓋は食洗機に対応していません。
本体と仕切り板は食洗機に入れられても、蓋だけは手で洗う必要があります。
「全部食洗機に任せたい」と考えている人は、この点を頭に入れておいてください。

次に、仕切り板が使えるのは20~26cmの鍋とフライパンだけです。
18cmの小鍋や、28cm以上の大きなフライパンには合いません。
買う前に、家の鍋の直径を測っておくことをおすすめします。

三つ目は、浅型であることの制約です。
食卓にそのまま出しやすい反面、高さのある食材や量の多い料理には向かない場合があります。
大人数分を一度にたっぷり蒸したい家庭には、物足りない可能性があります。

四つ目に、この商品だけでは調理できません。
お湯を沸かす鍋かフライパンが必要です。
鍋ごと一式そろった蒸し器を探している人の希望とは、少しずれます。

五つ目は、竹ならではの香りや風合いがないことです。
ステンレスは衛生的な代わりに、竹のせいろのような素朴な香りは楽しめません。
せいろの雰囲気そのものを味わいたい人には、合わない可能性があります。

他メーカーの商品との比較

比較の前提:価格と「燕三条製」の中身

公式オンラインショップでの価格は5,720円(税込)です。本体の内寸は直径約20cm・深さ約6.5cm、蓋をした状態の重さは約0.66kgと公表されています。
原産国は日本製とされていますが、ガラス蓋のみ海外製という注記があります。
「燕三条製」は、ステンレス部分についての表記と受け取るのが正確です。

天然竹せいろとの比較

竹のせいろは、竹が余分な水分を吸うので仕上がりが水っぽくなりにくいと言われます。
ほのかな竹の香りも魅力です。
一方で、洗剤を使いにくく、乾燥が足りないとカビが出やすいという弱点があります。
beworthstyle自身も、竹製のせいろには衛生面や手入れ、収納の悩みがあると商品説明で書いています。
風味を優先するなら竹、毎日気軽に使うならOJ-195004Sという使い分けになります。

和平フレイズ「hoconaせいろ用蒸し台」との比較

和平フレイズのhoconaせいろ用蒸し台(RE-7765)は、竹製のせいろをのせるための蒸し台で、24~26cmの鍋向けです。
通販では1,000円台前半で販売されています。
すでに竹のせいろを持っている人にとっては、いちばん安く済む方法です。
ただし対応サイズは24~26cmに限られます。
OJ-195004Sの仕切り板は20~26cmに対応しているので、小さめのフライパンでも使える点で上回ります。

ヨシカワ「料理のいろはフリーサイズ蒸し器ジャンボ」との比較

ヨシカワのフリーサイズ蒸し器ジャンボ(YJ2793)は、約18~28cmの鍋に対応するステンレス製の蒸し器です。
価格は1,280円で、OJ-195004Sの4分の1以下です。
価格と対応サイズの広さでは、OJ-195004Sははっきり負けています。
ただし蓋や器の役割はなく、蒸し上がった料理は皿に移す必要があります。
食卓にそのまま出せるかどうかが、価格差の理由になります。

オブジェ(宮崎製作所)「蒸し器25cmOJ-8-3」との比較

オブジェの蒸し器25cm(OJ-8-3)は、全面3層構造の鍋とセットになった本格的な蒸し器です。IHに対応し、メーカー保証は5年です。
その一方で、価格は19,250円(税込)、重さは約2.37kgあります。
大量に蒸す家庭や、鍋ごと長く使いたい人にはオブジェが向いています。
軽さと手軽さでは、OJ-195004Sが有利です。

比較からわかる向き・不向き

とにかく安く済ませたいならヨシカワ。
手持ちの竹せいろを生かしたいならhocona。
本格的にたくさん作るならオブジェ。
「洗いやすいせいろで、少人数分を手軽に蒸して、そのまま食卓に出したい」という人には、OJ-195004Sがいちばん合っています。

まとめ

せいろが棚の奥で眠っていた理由は、根気が足りなかったからではありません。
竹という素材の手入れが、毎日の暮らしには少し重かっただけです。
beworthstyleの「蒸し器浅型・仕切り板付きOJ-195004S」は、その負担だけを取り除いた道具です。
洗剤で洗えて、食洗機にも入れられます。
いつものフライパンが、湯気の立つ蒸し器になります。
蒸し板だけを買うより高くつきますが、器としてそのまま食卓に出せることを考えれば、納得できる人は多いはずです。
寒くなるこれからの季節、蒸し料理は体を内側から温めてくれます。
まずは今夜、家にあるフライパンの直径を測ってみてください。
20~26cmなら、すぐに使い始められます。

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