はじめに
日々出る生ごみは、キッチンを汚し、悪臭の原因となるだけでなく、環境問題にもつながります。そんな悩みを解決してくれるのが、自動生ごみ処理機です。
自動生ごみ処理機は、生ごみを乾燥させたり粉砕したりすることで、大幅に減量し、悪臭を抑えます。これにより、キッチンはいつも清潔に保たれ、快適な空間へと変わります。
衛生面: 生ごみの水分を飛ばし乾燥させることで、雑菌の繁殖を抑え、コバエや悪臭の発生を防ぎます。
省スペース: 生ごみバケツが不要になり、キッチンがすっきり片付きます。
時間の節約: 生ごみの分別やゴミ出しの手間が省け、貴重な時間を有効活用できます。
環境への貢献: 生ごみの量を減らすことで、ごみの焼却量を減らし、CO2排出量の削減に繋がります。
有機肥料の活用: 一部の機種では、処理後の生ごみを堆肥として再利用できるものもあります。
自動生ごみ処理機には、大きく分けて乾燥式、粉砕式、発酵式の3つのタイプがあります。
乾燥式: 熱風で生ごみを乾燥させ、水分を飛ばす方式。最も一般的なタイプで、コンパクトで静音なものが多く、手軽に扱えます。
粉砕式: 生ごみを細かく砕き、排水口に流せる方式。シンク下に設置し、生ごみを直接処理できるのが特徴です。
発酵式: 生ごみを微生物の力で分解し、堆肥化する方式。自然な方法で処理できますが、設置場所や手間がかかります。
自動生ごみ処理機を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
容量: 家族構成や生ごみの量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
機能: 乾燥時間、運転音、タイマー機能、フィルターの有無など、ご自身のライフスタイルに合った機能を選びましょう。
価格: 製品によって価格帯は大きく異なります。ご予算に合わせて、機能や性能を比較検討しましょう。
それでは、人気のある自動生ごみ処理機5選を徹底比較します。
①パナソニック MS-N53XD-S
処理方式:温風乾燥式
最大処理量:約2kg(約6L)/回、約8kg(約24L)/日
電源:AC100V 50/60Hz
定格消費電力:800W
運転モード:標準モード、ソフト乾燥モード
運転音:連続運転時 約42dB、かくはん時 約44dB
処理時間の目安:標準モード 約400g 約1時間40分
電気代の目安:標準モード 約400g 約20円
外形寸法:幅268mm×奥行365mm×高さ550mm(ふたを開けたときの高さ770mm)
本体重量:約12kg
運転予約タイマー:2段階(3時間後、6時間後)
設置可能場所:屋内・屋外
パナソニック独自のスパイラル方式「プラチナパラジウム触媒」による高い脱臭効果。
約130℃の温風による乾燥機能で、生ごみを軽くてかさばらない肥料に変換。
ソフト乾燥モードで有機質肥料を効率的に作成可能。
大容量でありながらコンパクトな設計で、キッチンやシンクの横に設置しやすい
使い勝手の良さが高評価。
「前の機種よりバケツ部分が深く、生ごみも多く入ります。値段は、高いですが十分満足しています。」
「数ある処理機のなかでは能力は高いです。値段も高いほうですが、処理能力で見れば納得です。」
「購入から1年経過、ほぼ毎日使用してるがトラブル皆無な頑丈さがすごい。もし故障してもおそらく同じ機種を買うと思う。」
「音も静かで、特に臭いもしないし買ってよかったかな。」
「乾燥力が強いので嫌な臭いはしません。安い機器は交換フィルターが永遠に続きますがこれは必要ありません。夜の電気を使うように、寝る前に稼働させて上がる電気代に工夫しています。」
「匂いは、気にならないが、音が少し気になるレベルでした。夜間にタイマーで動かすのがいいようです。」
「生ゴミ処理機に補助金を出す市町村もあるので確認すると良いでしょう。私の住む市は購入後に2万円の補助をいただきました。」
「少し作動音が大きいですが、しっかりと生ゴミは処理されます。」
「匂いは中に入れたもの次第なのは仕方ないかな。」
「大量生産でないのか価格が少し高いですね。住んでる自治体は補助金があるので思い切って購入しました。」
②loofen 生ゴミ処理機
処理方式:温風循環乾燥式
消費電力:送風モード使用時 10W、通常運転時 50~130W
容量:5L
本体重量:6kg
脱臭方式:自立式活性炭脱臭フィルター
途中投入可能
特許取得済み
生ゴミを77%削減できる。
ゴミの仕分けが不要で、貝殻・甲殻類のからや大きな魚や肉の骨、ビニール・紙くずまで安全に処理可能。
活性炭フィルターと除菌パワーで消臭効果が高い。
コンセントに差して使う屋内型で、使い勝手が良い。
オシャレな外観でキッチンに馴染む。
「生ゴミ入れてワンボタン!お年寄りでも簡単です。夜中に動かしてますが音は気になりません。」
「生ゴミが乾燥して、衛生的でいいです。また、オシャレな外観で満足してます。」
「生ゴミ処理が楽になり、ゴミ出しの手間が減りました。生ごみが、カラカラになります。においもしません。大活躍中です。」
「匂いとかがなくいつでも処理できるのがいいです。」
「設置も簡単。音もなく、臭いもなく、スイカなどの処分も楽です。」
「夏の猛暑下、臭いを防ぐために多少の手間はやむをえません。動作音は静かで良いです。」
「結構排気に熱がでるが乾燥させるのでしようがないのかな。」
「全体的な機能には満足していますが惜しい所はタイマー機能がない所ぐらいです。」
「夏場の生ゴミを室内に数日置くのは、匂いや小バエの発生を抑止出来るのでgoodです。但し、初回の消耗品がもう少し欲しいです。」
「生ゴミは乾き、ゴミ処理は楽になりました。しかし、乾燥した水蒸気が水となって機械の下に溜まるので置く場所は考えた方が良いです。」
③島産業 PPC-11F2-WH
商品名:パリパリキュー フィルター2個入 ホワイト
型番:PPC-11F2-WH
対応機種:PPC-11
内容量:脱臭フィルター2個
交換目安:4~9ヶ月(使用状況による)
材質:活性炭、不織布
製造国:日本
パリパリキュー本体の排気から出るニオイを軽減する交換用脱臭フィルター。
活性炭の優れた脱臭力で、生ごみ処理中のニオイ漏れを防ぐ。
不織布が細かなホコリの排出を抑え、排気をクリーンに保つ。
消耗品の脱臭フィルターが2個セットなので交換時期が来ても慌てずに対応可能。
純正品なので、パリパリキュー本体にぴったりフィットし脱臭効果を発揮。
「初めはホントにコバエが発生しなくなるのかが不安でしたが利用して1週間、、、明らかに購入前と比べてコバエを見なくなりました。」
「前まではコバエ対策のために、週に2回ゴミを出してましたが、今は週に1回でも大丈夫になりました。」
「室内でゴミをため置きしているため非常に役に立っています。臭くならず、カサもへり良いことずくめです。」
「攪拌しないので騒音もしないし消費電力も少なくてすむのが気にいりました。」
「中の容器が三角コーナーな点は素晴らしいなと思いました。ネットもよっぽど汚れなければ再利用可能なのも良い点。匂いは稼働中もあまり気にならず、出した時香ばしい匂いがする程度です。」
「もっと大きいといいかな、安いので良いが、3倍ぐらい容量あると良い。」
「乾燥後ネット無しでもできると良いです、。飯がネットについてキレイに剥がれないので。」
「乾燥後ネット無しでもできると良いです、。飯がネットについてキレイに剥がれないので。」
「キャベツの芯あたりは完全に水分がぬけきらないようだが及第点レベルかと思います。」
「玉ねぎの皮は乾燥させてもパリパリにならないので入れないようにしています。」
④Food Cycle Science FC-30
処理方式:乾燥式
処理容量:2.5L(1回あたり)
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:500W
1日の処理量の目安:4.5L
外形寸法:幅280×奥行280×高さ360mm
質量:約7kg
運転音:約40dB
付属品:取扱説明書、保証書、ACアダプター、バスケット、フィルター
コンパクトなサイズで、キッチンのカウンターに置いても邪魔にならない。
約3時間で生ごみを90%減量し、肥料として再利用可能な乾燥物に変換。
ボタン一つで簡単に操作でき、面倒な手間がかからない。
活性炭フィルターにより、処理中のニオイを軽減。
静音設計で、運転音が気にならない。
省エネ設計で、電気代が安い。
バスケットとフィルターが取り外せ、お手入れが簡単。
「燃えるゴミ2人分で1週間に20Lの有料ごみ袋を使っていましたが、これを使ってから10Lの袋になって助かっています。」
「フードサイクラーは音もそれほど大きくなく、4時間くらいで生ごみが乾燥ごみになります。できた乾燥したカスは庭に撒いて肥料代わりにしています。」
「生ごみから夏場はコバエが発生して困っていましたが今はその心配もありません。ありがとうございました。」
「見た目もスタイリッシュで一見して生ゴミ乾燥機には見えないところが気に入っています。」
「夜のうちにセットしておくと、朝にはカラカラに乾いて5分の1程度の量なっています。」
「入れる物のによるかもしれませんが、こびりつきやすいです。ただ、食器洗い乾燥器が使えるのでまあOKです。」
「多少の音と乾燥させている時に臭いがしますが、我が家では屋根のある屋外で使っているので全く気になりません。」
「匂いがしないわけないです。そのまま放置してるよりはマシぐらいで。」
「一つだけ不満があるとすれば、中のバケツをはめる時に合わせる線が欲しかったです。」
「フィルター取付時特殊ドライバーが必要なので注意です。」
⑤Airthereal Revive R500-V Visual Kitchen Composter
処理方式:好気性発酵方式
処理容量:2.5L
電源:AC100-240V、50/60Hz
消費電力:250W
サイズ:290 x 290 x 360 mm
重量:7kg
材質:ABS樹脂、ステンレス鋼
付属品:取扱説明書、電源コード、バスケット、ペレット50個
保証期間:1年
ビジュアルカバーで発酵過程を見守れる。
24時間以内に生ごみを堆肥に変換。
2.5Lの大容量で一般家庭に最適。
活性炭フィルターでニオイを軽減。
タッチパネルで簡単操作。
静音設計で騒音レベルが低い。
コンパクトサイズでキッチンに置きやすい。
1年保証で安心サポート。
「説明書がきっちり日本語化されていて分かりやすいですね。図も多く見やすいです。」
「操作は簡単で、中のバケツに処理したい生ごみを入れ電源ボタンを押すだけ。後はフルオートです。」
「駆動音は思ったよりも全然静かでした。ゆっくりブレードが回るので夜間でも平気です。」
「じっくり砕いて乾燥させ、次の日にはサラサラのたい肥にしてくれます。今どきの機械はすごいですね。」
「付属のゴミ袋は分解可能な成分らしく、コレに生ごみを入れてそのままバケツに放り込めます。便利ですね。」
「2~7時間ほどかかるので、その日の生ごみ全部を夕食後に放り込んで回しておくとテンポが良いと思います。」
「骨など硬い物は無理です。中のブレードが欠けるうえ、それの故障は保証対象外なのでご注意を。」
「カーボンフィルターは消耗品です。通常使用で1個6ヶ月、2個付属してるので1年分あります。」
「ふたのロックがあまり硬くないので、小学校に上がる前くらいの子なら開けるのは難しくないですね。注意が必要です。」
「中身が無くても電源ボタンを押せばブレードが回ります。電源ボタンを長押ししないと電源が入らないとはいえ、空焚きの可能性はあります。」
まとめ
自動生ゴミ処理機の導入は、家庭のゴミ処理を劇的に変える一歩となります。特に、キッチンの衛生環境を保ち、臭いや虫の発生を防ぐ効果は絶大です。各製品にはそれぞれの特徴と強みがありますが、選ぶ際には処理能力、静音性、メンテナンスのしやすさ、そしてコストパフォーマンスを考慮することが重要です。今回紹介した5つの自動生ゴミ処理機は、どれも信頼性が高く、ユーザーからの評価も良好です。自分のライフスタイルや家庭のニーズに合った製品を選ぶことで、毎日の生活がさらに快適になります。どの製品を選んでも、きっと満足のいく結果が得られるでしょう。
(家庭用の電気式生ごみ処理機を購入する際に、お住まいの地域の自治体から助成金が出る場合があります。 自治体によって異なりますが、購入金額の2分の1~3分の1以内、限度額を2万円~3万円までとしている自治体が多いようです。 助成金制度を上手に利用すると、安く購入することができます。)