はじめに
エフェクターボードを組む時間は、ギタリストにとって至福のひとときです。しかし、いざ作業を始めると、マジックテープの粘着剤でエフェクターがベタベタになったり、一度貼ると配置換えが億劫になったりして、ため息をついた経験はありませんか。
せっかく手に入れた高価なヴィンテージペダルや、美しいデザインの筐体にシールを貼るのは、まるで新品の高級車に直接ステッカーを貼るような、言いようのない抵抗感があるものです。近年の楽器業界では、フリマアプリでのリセールバリューを意識して、機材をいかに美しく保つかが一つの文化となりました。
そんな機材愛に溢れる現代のプレイヤーにとって、GUITTO GPB01はまさに救世主と言える存在です。固定概念を打ち破るこのボードが、あなたの足元にどのような変化をもたらすのか、その正体を詳しく紐解いていきます。


GUITTOとは
企業詳細
GUITTOは、革新的なギターアクセサリーを専門に開発する中国の新進気鋭ブランドです。その背景には、コストパフォーマンスに優れたエフェクターで知られる大手メーカー「JOYO Technology」の存在があります。GUITTOはJOYOのサブブランド、あるいはハイエンドな周辺機器ラインとして位置づけられており、JOYOが長年培ってきた音響機器製造のノウハウと、最新のエンジニアリングを融合させています。特に「ユーザーの悩みを物理的な構造で解決する」という姿勢が強く、ペダルボード以外にも、独創的な折りたたみ式ギタースタンドなど、従来の設計を根本から見直した製品を数多く世に送り出しています。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
リサーチの結果、JOYOという確固たるバックボーンがある点、および独自の特許構造を有している点から、信頼度は非常に高いと判断しました。
- 製品開発の独創性:★★★★★ (5.0)
- 製造基盤の安定感:★★★★☆ (4.0)
- コストパフォーマンス:★★★★☆ (4.5)
- ブランドの将来性:★★★☆☆ (3.5)
総合評価:★★★★☆ (4.25 / 5.0)
商品紹介:JOYO-GUITTO-GPB01



商品詳細
- ブランド:GUITTO
- スタイル:ペダル型
- 色:黒
- 商品の重量:3.2 キログラム
- 音声出力効果:フィルタリング
良い口コミ
「マジックテープを使わずに固定できるので、エフェクターの裏面が綺麗なまま保てるのが最高です」
「ブロックをスライドさせて固定する構造が非常に合理的で、ガッチリとホールドしてくれます」
「ボード自体が頑丈な作りをしており、ライブで激しく踏んでもたわむことがありません」
「配線を裏側に隠せるので、見た目がプロ仕様のようにスッキリとまとまります」
「エフェクターの入れ替えが簡単なので、音作りの試行錯誤が格段に楽しくなりました」
気になる口コミ
「固定用ブロックの配置を考えるのが、パズルのようで少し時間がかかります」
「重量が3.2kgあるので、エフェクターを満載にすると持ち運びはそれなりに重いです」
「特殊な形状や極端に小さいエフェクターだと、固定に工夫が必要な場合があります」
「付属のネジを締めすぎると、ブロック側が傷つかないか少し心配になります」
「マジックテープ式に慣れていると、最初はパーツの多さに戸惑うかもしれません」
「GPB01」のポジティブな特色
GPB01の最大の魅力は、エフェクターの資産価値を守りながら、プロフェッショナルなセットアップを実現できる点にあります。独自のスライディング・ブロック・システムは、ネジ一本でエフェクターを上下から挟み込む構造であり、物理的な「面」ではなく「点」と「線」で固定します。これにより、通気性が確保され、夏場の過酷なステージでも熱がこもりにくいという副次的メリットも生まれています。また、黒を基調としたシックなデザインは、どのようなジャンルの機材とも相性が良く、足元をストイックで洗練された印象に塗り替えてくれます。
「GPB01」のネガティブな特色
一方で、利便性と引き換えにした「重量」と「密度」の制約には注意が必要です。3.2kgという本体重量は、軽量なアルミ製ボードと比較すると重厚な部類に入ります。また、固定ブロックを使用する面積が必要なため、ボードの端から端まで隙間なくエフェクターを敷き詰める「高密度な配置」を目指す場合、マジックテープ式よりも自由度が制限される局面があります。直感的な配置よりも、事前の設計図が重要になるモデルと言えます。


他メーカーの商品との比較
Pedaltrain(ペダルトレイン)との決定的な違い
世界標準として君臨するPedaltrainは、すのこ状のフレームにマジックテープを貼り付けるという、極めてシンプルかつ軽量な設計が特徴です。これに対しGUITTO GPB01は、「マジックテープを一切使わない」という対極のアプローチを取っています。
Pedaltrainの場合、軽量で持ち運びには優れていますが、長年使用しているとマジックテープの粘着が弱まったり、埃が絡まったりといったメンテナンス上の課題が生じます。対してGPB01は、金属製のブロックで物理的にロックするため、経年劣化によるエフェクターの脱落リスクが極めて低いという強みがあります。
Aclam Guitars(アクラム・ギターズ)との比較
マジックテープを使わない高級ボードといえば、スペインのAclam Guitarsが有名です。GPB01とAclamはコンセプトが似ていますが、決定的な差は導入コストにあります。Aclamは非常に高価で、プロユースのハイエンドな選択肢ですが、GUITTOはJOYO譲りの生産効率を活かし、同等の固定方式を驚くべき手頃な価格で実現しました。
「傷をつけずに固定したいが、ボード一式に数万円をかけるのは躊躇する」というアマチュアからセミプロ層にとって、GPB01は市場で唯一無二のポジションを確立しています。
重量のトレードオフをどう考えるか
他社の軽量アルミボードは1kg〜2kg程度に抑えられていることが多い反面、GPB01は3.2kgというしっかりとした重さがあります。これを「持ち運びの負担」と捉えるか、「演奏時の安定感」と捉えるかが選定の分かれ目となります。GPB01の重さは、ワウペダルやボリュームペダルを激しく操作した際にボードが動かないという、演奏上の大きなアドバンテージに繋がっています。
まとめ
GUITTO GPB01は、大切な楽器を汚したくないという日本人的な美徳と、機能性を追求する現代のエンジニアリングが融合した結晶です。
マジックテープという呪縛から解き放たれることで、エフェクターボード構築は作業から創作へと進化します。機材を資産として大切に扱いながら、ライブステージでの信頼性も一切妥協したくない。そんなわがままな願いを、この黒い堅牢なボードは見事に叶えてくれます。
一度このブロック固定の快感を知ってしまえば、もうベタベタするテープには戻れません。足元の景色を一新し、あなたの音楽表現をより純粋なものへと変える第一歩を踏み出してみませんか。新しい相棒とともに、理想のトーンを追い求める日々がここから始まります。




