息を「吸う力」を、誰も鍛えてこなかった。 その空白に、ひとつのイギリス生まれの器具が答えを出しました。
はじめに
「呼吸なんて、生まれてから一度も意識したことがない」
そう思っている方が、ほとんどではないでしょうか。
歩く、走る、歌う、しゃべる。
私たちは一日に約2万回も呼吸をしながら、その「吸う力」そのものを鍛えるという発想を、不思議なほど持たずに生きてきました。
筋トレといえば腕や腹筋、ジョギングで心肺を鍛える…
その輪の中に、「呼吸の筋肉」だけがぽっかりと抜け落ちていたのです。
ところが、です。
階段を上がると息が切れる、カラオケでサビの手前で苦しくなる、プレゼン本番で声が震える。
こうした「あるある」の正体の多くが、実は横隔膜をはじめとした呼吸の筋肉の衰えにあると分かってきました。
呼吸の筋肉は、腕や脚と同じ「筋肉」です。
つまり、鍛えれば応えてくれる。
その当たり前のようで見過ごされてきた事実に、科学の光を当てたのがPOWERbreatheというブランドでした。
健康志向が高まり、サウナやマインドフルネスといった「整える」文化が定着した今、呼吸へのまなざしも静かに熱を帯びています。
本記事では、POWERbreatheがどこのブランドなのか、その運営企業の正体を丁寧に掘り下げたうえで、人気の「吸気筋トレーナーBCPB2002+専用洗浄タブPB-ST24」がどんな器具なのかを、余すところなくお伝えします。
冒頭で触れた「誰も鍛えてこなかった吸う力」が、なぜ今これほど注目されるのか。
その答えを、これから一緒に見ていきましょう。


POWERbreatheとは
企業詳細
まず結論からお伝えすると、POWERbreathe(パワーブリーズ)はイギリス生まれの呼吸筋トレーニング器具ブランドです。
その物語は、一人の研究者の素朴な問いから始まりました。
ブランドの生みの親は、応用生理学者のアリソン・マコーネル氏。
同氏はバーミンガム大学で生物科学の学位を、ロンドン大学で人間生理学の修士号と呼吸生理学の博士号を取得した、呼吸筋トレーニングの世界的権威です。
マコーネル氏の研究の出発点は、「高齢者の吸気筋を鍛えれば、息切れを軽くできるのではないか」というシンプルな問いでした。
その問いを形にすべく、同氏は自ら呼吸トレーナーの開発に取り組み、1997年に「The POWERbreathe」として世に送り出しました。
ブランド誕生の舞台について、もう少し掘り下げてみます。
公式の沿革によれば、1996年、イギリス・イングランドのラフバラ大学に在籍する人間パフォーマンスとスポーツ科学の研究者たちが、「呼吸の筋肉を鍛えればアスリートのパフォーマンスはさらに向上するのではないか」と考えたことが、最初のPOWERbreatheデバイス開発につながりました。
つまり、ジムでの根性論ではなく、大学の研究室での科学的探究からこのブランドは産声を上げたわけです。
この出自こそが、POWERbreatheの信頼性を支える最大の土台になっています。
技術と事業はその後、現在の運営企業へと引き継がれていきます。
POWERbreatheの知的財産と事業は、今日POWERbreathe International Ltd.として知られる、家族経営の独立企業へと売却されました。
法人としての記録を見ると、POWERbreathe International Ltd.はイングランドおよびウェールズで登記された企業で、会社登録番号は7444642です。
この法人は2010年11月17日にイギリスで設立されました。
登記上の住所は、イギリス・ウォリックシャー州ストラトフォード・アポン・エイヴォンのCelixir House, Stratford Business and Technology Parkに置かれています。
また、問い合わせ・業務拠点はウォリックシャー州サウサムのNorthfield Road(CV47 0FG)にあります。
企業規模については、LinkedIn上の情報で従業員数11〜50名、健康・ウェルネス・フィットネス業界に分類される非公開企業とされ、事業の専門領域は医療、スポーツパフォーマンス、フィットネス、健康、呼吸器ケア、呼吸トレーニングと幅広く掲げられています。
小規模ながら、専門特化した「呼吸の技術」で世界をリードする企業だと言えます。
ブランドとしての歩みも、華やかな受賞歴に彩られています。
POWERbreatheは英BBCの科学技術番組「Tomorrow’s World(トゥモローズ・ワールド)」で紹介され、POWERbreathe Classicはイギリス・デザイン協議会が授与する「ミレニアム・マーク」を獲得しました。
直近の実績としても、POWERbreathe International Limitedは2022年のMedilink Midlands Business Awardの輸出達成部門を受賞しています。
医療と研究の世界での評価も見逃せません。
米コロラド大学ボルダー校は、同校の大規模な臨床試験にPOWERbreatheのK-Seriesデバイスを採用しました。
製品の信頼性について、POWERbreathe Classicは、息を吸う筋肉、主に横隔膜と肋間筋(あばら骨まわりの筋肉)の強さと持久力を高めるために、第一線の科学者たちによって開発された、科学的に証明された吸気筋トレーニング(IMT)デバイスとされています。
薬を使わないため副作用や薬物相互作用がなく、洗って使える点も特長です。
では、日本ではどうなのか。
日本国内の展開についても触れておきます。
日本での販売代理店は株式会社エントリージャパンで、所在地は東京都新宿区新宿6-12-5 新宿松喜ビル3Fです。
なお、日本語版Wikipediaでは「パワーブリーズはエントリージャパンが製造販売している」と記載されていますが、上記のとおりブランドそのものはイギリスのPOWERbreathe International Ltd.が展開する製品であり、エントリージャパンは日本における正規販売代理店という位置づけが実態に近いと考えられます。
この点は情報源によって表現に幅があるため、断定は避けておきます。
最後に、購入時の注意点を一つ。
エントリージャパンは、POWERbreathe製品の類似品や偽サイトが出回っていると注意を呼びかけており、類似品は製造工程や材質が全く異なるため強度や安全面が保証されず、健康を害する恐れがあると警告しています。
正規品には2年保証が付いており、購入は公式ウェブサイトや正規販売代理店で行うよう案内されています。
科学的な裏付け、世界的な受賞歴、医療現場での採用、そして正規品保証。
これらが積み重なって、POWERbreatheというブランドの厚みを形づくっているのです。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
ここからは、リサーチした企業情報をもとに、当ブログ独自の視点でPOWERbreatheの運営企業の信頼度を多角的に評価します。
【科学的根拠・開発背景】★★★★★(5.0)
大学の研究室から生まれ、開発者は呼吸筋トレーニングの世界的権威という出自は、他の追随を許しません。
科学的に証明されたIMTデバイスとして医療現場でも使われている点は、最高評価に値します。
【ブランド実績・受賞歴】★★★★★(5.0)
BBC番組での紹介、デザイン協議会のミレニアム・マーク獲得、輸出部門での受賞、大学の臨床試験での採用。
これだけの実績が揃えば、ブランドとしての信頼は揺るぎません。
【企業の透明性・実在性】★★★★☆(4.5)
イギリスの公的な法人登記で会社番号・所在地が明確に確認でき、実在性に疑いはありません。
一方で家族経営の非公開企業のため、財務情報など一般に開示される情報は限られます。
そのぶんを差し引いて、満点には一歩届かない評価としました。
【サポート・正規品保証】★★★★☆(4.5)
正規品の2年保証、日本国内に正規代理店が存在する点は安心材料です。
ただし類似品や偽サイトが出回っているという現状もあり、購入者側に「正規ルートを選ぶ」というひと手間が求められる点を考慮しました。
【企業規模・グローバル展開】★★★★☆(4.0)
従業員11〜50名と規模は決して大きくありませんが、呼吸トレーニングという専門領域に特化し、世界中に展開している点は高く評価できます。
規模よりも専門性で勝負する企業だと言えます。
【総合評価】★★★★★(4.6)
科学的バックボーンと実績の強さが際立つ、信頼性の高いブランドです。
非公開企業ゆえの情報の少なさや偽造品の存在といった注意点はあるものの、それを補って余りある裏付けの厚みがあります。
総合して、4.6という高い評価をつけました。
商品紹介「吸気筋トレーナーBCPB2002+専用洗浄タブPB-ST24」



商品詳細
【基本スペック】
- 特徴:調整可能な抵抗レベル
- 色:重負荷 青 洗浄タブレット24ピースセット
- 商品の推奨用途:トレーニング
- 商品の重量:73グラム
【POWERbreathe(パワーブリーズ)プラスとは】
- 腹筋、背筋、横隔膜を強化する「世界No.1の呼吸筋トレーナー」
- 呼吸筋、特に横隔膜は呼吸だけでなく、上半身を安定させ、体をねじる役割を果たす
- アスリートはパワーブリーズで呼吸筋肉を45%も強化させている
- 高機能を小型・軽量なボディに収めることで、大型器具を設置しているジムに通うことなく、いつでもどこでも手軽に呼吸能力強化のトレーニングができる
【パワーブリーズの効力】
- より深く速い呼吸ができるようになる
- 息のコントロールが上手くなる
- フレーズ間の息継ぎの呼吸が楽になる
- トレーニング次第で、咽頭筋の能力を強化できる可能性がある
- 本番前に呼吸筋をウォームアップすることで、緊張を和らげる
【使い方】
- 負荷量を設定する
- 一般のウェイトトレーニングと同様に、軽い負荷量から始める
- 息を吐ききってから、すばやく・力強く息を吸い込む
- 次に、力を入れずにゆっくり吐き出す
- これを30回繰り返すトレーニングを1日2回行う
- 30呼吸のセッションが楽に感じられたら、負荷量を少し下げる
- 他の運動と併用するとさらに効果的
【重負荷(青)の特徴】
- 競技選手など、パフォーマンスアップを目指す方向け
- 他の運動との併用:適
- 日常的に運動している方や、競技・大会に向けてトレーニングしている方に適している
【専用洗浄タブレットについて】
- 「パワーブリーズ洗浄タブレット」は、24ピース入りのパワーブリーズ専用洗浄剤
良い口コミ
「カラオケで最後まで声が伸びるようになって、自分でも驚いています」
「マラソンの後半、これまでより呼吸が安定して粘れるようになりました」
「とにかく軽くて小さいので、出張先のホテルでも続けられるのが助かっています」
「負荷を自分で調整できるから、運動が苦手な私でも無理なく始められました」
「吹奏楽で楽器を吹いているのですが、ロングトーンが安定してきた気がします」
気になる口コミ
「最初の数日は、慣れない呼吸で逆にちょっと疲れました」
「重負荷モデルを選んだら、初心者の自分には負荷が強すぎたかもしれません」
「効果を感じるまでには、それなりに毎日続ける必要がありそうです」
「使ったあとのお手入れを忘れると衛生面が気になるので、こまめな洗浄が必須だと感じました」
「正しい使い方を最初に理解するまで、少し戸惑う場面がありました」
「吸気筋トレーナーBCPB2002+専用洗浄タブPB-ST24」のポジティブな特色
このセット最大の魅力は、「鍛える」と「清潔を保つ」が最初から一つになっている点です。
呼吸筋トレーナー本体だけでなく、24ピース入りの専用洗浄タブレットPB-ST24が同梱されているため、買ってすぐにトレーニングと衛生管理の両方をスタートできます。
口にくわえて使う器具だからこそ、清潔さは継続のための生命線です。
別途、洗浄アイテムを探して買い足す手間が省けるのは、地味ですが大きな安心につながります。
トレーニング面でのポジティブ要素も豊富です。
提供情報によれば、本体重量はわずか73グラム。
スマートフォンよりはるかに軽いこのサイズ感が、「ジムに行かなくても、いつでもどこでも」というハードルの低さを実現しています。
通勤前のひととき、寝る前のソファ、出張先のホテル。
生活のすき間に自然と溶け込んでくれるのです。
負荷を自分で調整できる点も見逃せません。
軽い負荷から始めて、30呼吸が楽に感じられるようになったら設定を見直す。
この「自分のペースで階段を一段ずつ上がっていける」設計が、続けやすさを支えています。
そして重負荷(青)モデルは、競技選手やパフォーマンスアップを目指す方に向けた仕様です。
すでに日常的に運動をしている方、大会に向けて本気で身体を仕上げたい方にとって、頼れる相棒になってくれます。
「より深く速い呼吸」「息のコントロール」「本番前の緊張緩和」といった効力は、スポーツだけでなく、歌や楽器演奏、人前で話す場面にも通じる価値です。
呼吸という、生きるかぎり一生使い続ける土台に投資できる。
それが、このセットがもたらす本当の豊かさだと言えます。
「吸気筋トレーナーBCPB2002+専用洗浄タブPB-ST24」のネガティブな特色
一方で、購入前に知っておきたい注意点もあります。
まず、今回のセットは「重負荷(青)」モデルである点です。
提供情報でも、これは競技選手などパフォーマンスアップを目指す方向けと明記されています。
裏を返せば、これから運動を始める方や、呼吸トレーニングがまったく初めての方には、いきなりの重負荷は強すぎる可能性があります。
軽い負荷から始められる設計とはいえ、モデル自体の性格が「上級者寄り」であることは頭に入れておきたいところです。
次に、効果を感じるまでには継続が必要だという点です。
提供情報の使い方では、30回×1日2回というトレーニングが基本とされています。
これは決して大変な量ではありませんが、毎日コツコツ積み重ねてこそ意味があるものです。
一度や二度で劇的な変化を期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。
筋トレと同じで、呼吸の筋肉も一朝一夕では変わらないのです。
さらに、衛生管理の手間も正直にお伝えしておきます。
口に直接くわえて使う器具である以上、使用後のお手入れは欠かせません。
専用洗浄タブレットが付属しているとはいえ、洗浄そのものを面倒に感じる方や、続けるのが苦手な方にとっては、ひと手間と感じる場面もあるでしょう。
最後に、正しい使い方を最初に理解する必要がある点です。
「吐ききってから力強く吸う」という独特の動作は、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。
ただし、これらはいずれも「致命的な欠点」というより、「自分に合うかを見極めるポイント」です。
ご自身の運動レベルや目的と照らし合わせて選べば、十分に納得して使える器具だと考えられます。


他メーカーの商品との比較
呼吸筋トレーニング器具を検討するとき、「結局どれを選べばいいのか」と迷う方は少なくありません。
ここでは特定の他社製品の型番や数値を断定的に挙げることは避け、市場に存在する器具を「タイプ」で整理しながら、POWERbreatheの位置づけを見ていきます。
具体的なスペックの裏付けが取れない他社製品について、数字を作って比較することはしないという方針です。
呼吸筋トレーニング器具の主なタイプ
呼吸筋を鍛える器具は、大きく分けていくつかのタイプに分類できます。
一つ目は、息を「吸う」力を鍛える吸気筋トレーニング(IMT)タイプです。
POWERbreatheのプラスシリーズは、まさにこのタイプにあたります。
二つ目は、息を「吐く」力を鍛える呼気筋トレーニングタイプです。
三つ目は、ボールや笛のような構造で、呼吸の練習や肺活量づくりを目的とした、より手軽な練習器具タイプです。
同じ「呼吸トレーニング」という言葉でくくられていても、鍛える対象も仕組みもそれぞれ違うのです。
負荷調整のしくみで見る違い
選ぶうえで大きな分かれ目になるのが、負荷の調整方式です。
POWERbreatheのメカニカルモデルは、ばね式で負荷を生み出すしくみを採用しています。
公式情報でも、ばね型のモデルはコンディションに応じて負荷調節ノブを回して負荷を設定できると説明されています。
ダイヤルを回すだけで、自分の状態に合わせて負荷を細かく変えられる。
これは、筋力の成長に合わせて少しずつ強度を上げていけるという、トレーニング器具として理にかなった設計です。
一方、安価な練習器具タイプの中には、負荷を段階的に調整できないものもあります。
「最初は軽く、慣れたら重く」という王道の鍛え方ができるかどうかは、器具選びの重要な判断材料になります。
携帯性と対象ユーザーで見る違い
携帯性も比較ポイントの一つです。
POWERbreatheの強みは、提供情報にもあるとおり、高機能を小型・軽量なボディに収めている点にあります。
ジムの大型マシンと違い、手のひらに収まるサイズでどこへでも持ち運べる。
この「持ち運べる」という性質は、毎日の継続を何より後押ししてくれます。
対象ユーザーという観点では、POWERbreatheは初心者から競技選手まで幅広いラインナップを持つことが特徴です。
公式情報でも、これから運動を始める方や、女性、青少年、高齢者、普段運動をしていない方など、初めて使う方にもおすすめだと案内されています。
つまり、負荷モデルを選び分けることで、幅広い層が同じブランドの中で自分に合った一台を見つけられるわけです。
比較から見えるPOWERbreatheの位置づけ
こうして整理すると、POWERbreatheは「科学的な裏付け」「ばね式による細かな負荷調整」「高い携帯性」「幅広い対象層」という複数の要素を兼ね備えたブランドだと分かります。
もちろん、最終的にどの器具が最適かは、目的次第です。
純粋に肺活量を遊び感覚で鍛えたいだけなら、より簡易な器具が向く場合もあります。
しかし、「吸う力を、根拠をもって、長く鍛えたい」という目的なら、POWERbreatheは有力な選択肢の一つになるはずです。
ご自身の目的と運動レベルを軸に、タイプから絞り込んでいくことをおすすめします。
まとめ
「呼吸を鍛える」という、かつては誰も振り向かなかった発想。
それが今、健康やパフォーマンスを支える新しい習慣として静かに根を張りつつあります。
POWERbreatheは、イギリスの大学の研究室から生まれ、科学的な裏付けと数々の受賞歴を積み重ねてきたブランドです。
運営するPOWERbreathe International Ltd.は、規模こそ大きくないものの、呼吸トレーニングという一点に特化して世界をリードしてきました。
その実在性も、イギリスの公的な法人記録ではっきりと確認できます。
今回ご紹介した「吸気筋トレーナーBCPB2002+専用洗浄タブPB-ST24」は、わずか73グラムという軽さと、洗浄タブレットがセットになった衛生面の心強さが光る一台です。
重負荷(青)モデルは競技志向の方に向く反面、毎日の継続と正しい使い方の習得が欠かせません。
サウナやマインドフルネスが定着したように、呼吸への関心はこれからも広がっていくはずです。
階段で息を切らす自分に、カラオケでサビを歌い切れない自分に、そっと変化が訪れるかもしれません。
この記事が、あなたの「吸う力」と向き合う最初の一歩になれば、書き手としてこれ以上うれしいことはありません。




