Rokidとは?未来のメガネを生み出すブランドの実力と注目の「Rokid スマートAIグラス RV101」の魅力を徹底解説

このメガネは視力を良くしてくれないが…かけた瞬間に世界の見え方が変わる可能性を持っている

はじめに

10万円を超えるメガネを買う…そう聞いて、まず頭に浮かぶのはブランドフレームか、精密な累進レンズあたりでしょうか。

けれど今、まったく別の理由で10万円のメガネを選ぶ人が増えています。

Rokidというブランドが送り出した「Rokid スマートAIグラス RV101」が、その代表格です。

見ているものにAIが答え、目の前の会話に字幕が浮かび、道案内の矢印が視界に重なる。

スマートフォンを取り出す、あの2秒の動作すら省いてしまおうという発想の製品です。

スマートグラスというジャンル自体は目新しいものではありません。

ただ、ここ数年で潮目が完全に変わりました。

映像を大画面で楽しむための「ARグラス」と、カメラと音声で日常を記録する「AIグラス」に分かれていた製品群が、いよいよ「ディスプレイもカメラもAIも全部入り」の形へ収束しつつあります。

RV101は、まさにその全部入りに真正面から挑んだ一台です。

日本では応援購入サービスで6億円を超える資金を集め、その後に家電量販店の店頭にも並びました。

ガジェット好きの一部で盛り上がっただけの話とは、少し規模が違います。

とはいえ、期待だけで語るのはフェアではありません。

この記事では、Rokidという企業の実体をリサーチで掘り下げたうえで、RV101の良い点も、購入前に必ず知っておくべき弱点も、遠慮せずに並べていきます。

冒頭に書いた「視力を良くしてはくれません」という一文の意味は、記事の後半ではっきりします。

Rokidとは

企業詳細

Rokidは、2014年に設立されたAI・AR分野のテクノロジー企業です。

「人とテクノロジーを自然につなぐスマートグラス」をコンセプトに掲げ、世界100以上の国・地域でコンシューマー、開発者、法人向けに製品とソリューションを提供しています。

本社は杭州市に置かれ、法人名は灵伴科技(Lingban Technology)です。

創業者でCEOを務めるのは祝銘明(Misa Zhu)氏。

浙江大学を卒業後、2010年に自身が立ち上げたスタートアップが買収されたことをきっかけにアリババへ参画した経歴を持つ人物です。

つまり、大企業の新規事業として始まった会社ではなく、技術者出身の起業家が十年以上かけて一つの領域を掘り続けてきた組織、という成り立ちになります。

このブランドを理解するうえで外せないのが、「フルスタック」という言葉です。

Rokidはグラス本体というハードウェアだけを作っているわけではありません。

スマートグラス向けのAIネイティブOS「YodaOS」を自社で開発し、その上で動く機能群まで含めて設計しています。

日本での一般販売開始と同じタイミングでこのOSが発表され、同社はAIグラスを単なるガジェットではなくAI時代の新しいインターフェースとして位置づけていると説明しました。

ハードだけを他社から調達して組み立てるメーカーと、OSまで自前で持つメーカーとでは、機能追加のスピードも、不具合が出たときの改善の速さも変わってきます。

RV101が購入後のアップデートで機能を増やしていける背景には、この構造があります。

対外的な評価も積み上がっています。

CES Innovation Awardsをはじめとする国際的なアワードを複数受賞し、ドイツのiFデザイン賞は累計5度受賞しています。

デザイン賞は「見た目が良い」というだけの話に聞こえるかもしれませんが、メガネという製品にとっては死活問題です。

顔にかけて外を歩く道具である以上、いかにも機械という外観では、どれほど高性能でも使われずに引き出しへ戻ります。

市場でのポジションも数字で確認できます。

調査会社Omdiaのレポートによれば、2025年時点でディスプレイ機能付きAIグラスというカテゴリーの世界販売台数で1位、AIグラス全体では世界2位に位置づけられています。

2025年のグローバル販売台数は30万台を超え、2026年は100万台という目標が掲げられました。

数十万台規模というのは、スマートフォンから見れば小さな数字です。

しかしスマートグラスという生まれたばかりの市場においては、量産ラインを回し、部材を安定調達し、サポート体制を維持できる規模に到達していることを意味します。

資本市場での動きも活発です。

2026年2月26日付で海外での株式発行・上場に関する届出通知書を取得しており、香港取引所メインボードへの上場を計画、発行株式数は最大3億1200万株と示されています。

3月には有限責任会社から株式会社へと組織形態を変更しました。

香港上場に向けて準備を進め、社内では2026年7月を目標としていたとも報じられています。

評価額10億ドル規模のユニコーン企業として扱われる存在です。

上場準備と並行して進められたのが、サプライチェーンの囲い込みでした。

2026年3月から5月にかけて、光学レンズ、電池、半導体、通信モジュール、Micro-LED検査装置、映像コンテンツといった領域の上場企業6社から、およそ半月に1社というペースで戦略投資を受け入れています。

ARグラスのサプライチェーンは分散度が高く技術的な難度も高いため、この一連の資金調達は光学から半導体、電池、通信までの中核リソースを統合する動きだと分析されています。

部材メーカーを単なる取引先ではなく株主として巻き込む…調達難で製品が出せなくなるリスクを、資本で先回りして潰しにいく判断です。

ここまでは順風に見えますが、都合の悪い話も書いておきます。

スマートグラスは研究開発、生産ライン、販売網のいずれにも高額な投資が必要な重資産型の事業であり、市場はまだ普及の初期段階にあるため、規模を活かした黒字化は実現していないと指摘されています。

業界全体の課題として、主要プラットフォームでの返品率が30%から50%で推移しているという厳しい数字も挙げられており、複数のAIモデルを切り替える際の遅延や安定性、小さな画面での操作の許容度の低さといった体験面の弱点も指摘されています。

加えて、Micro LED表示モジュールなど中核部品の生産能力が特定の海外メーカーに集中しており、供給のボトルネックが続いている点も課題として残っています。

Rokid固有の欠陥というより、この製品ジャンル全体がまだ荒削りだという話です。

ただ、買う側から見れば「業界の課題」も「自分の手元で起きる不便」も同じことです。

日本市場での展開について触れておきます。

日本国内では2026年2月から応援購入サービスMakuakeで先行販売が行われ、応援購入総額636,736,060円、サポーター数7,413人を記録し、Makuake歴代の応援購入金額1位を達成しました。

その後、2026年7月10日11時から一般販売が始まり、価格は税込10万9990円、公式オンラインストアやAmazon、楽天市場に加え、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオンなど全国75店舗で順次展開されています。

問い合わせ窓口は、日本正規販売代理店であるフューチャーモデル株式会社内のRokidカスタマーサポートが担当します。

海外ブランドの製品でありながら、国内の代理店が窓口になり、大手量販店の店頭で実機に触れられる。

この購入・サポート体制は、ネット通販だけで完結する無名ブランドとは明確に違う安心材料です。

東京、横浜、大阪、名古屋、福岡の5都市を巡る体験会イベントも予定されるなど、実際にかけてから判断してもらう姿勢も打ち出されています。

10万円という価格を考えれば、この「試せる」という一点は想像以上に重い意味を持ちます。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★★★☆(4.3)

創業年、創業者の経歴、本社所在地、法人格の変更履歴まで公開情報で追跡でき、実体の見えにくい越境ECブランドとは対照的です。

日本国内にも正規販売代理店が置かれ、問い合わせ窓口が明示されている点も評価できます。

市場での評価実績 ★★★★☆(4.5)

ディスプレイ搭載AIグラスというカテゴリーで世界販売台数の上位を占め、国内でも応援購入で歴代1位という実績を残しました。

家電量販店75店舗という販路の広さは、流通側がこのブランドを一過性の商材と見ていない証拠でもあります。

商品開発の専門性 ★★★★☆(4.8)

グラス本体に加えて専用OSまで自社開発し、十年以上を一つの領域に投じてきた点は、この価格帯の製品として十分な裏付けになります。

国際的なデザイン賞と技術賞の両方を受賞している企業は、この分野でもそう多くありません。

社会的・文化的な取り組み ★★★☆(3.5)

撮影時のLED点灯とシャッター音、紛失時のデータ強制消去といった、周囲への配慮とプライバシー保護を製品仕様に組み込む姿勢は前向きに受け取れます。

一方で、環境負荷や社会貢献に関する具体的な発信は現時点で確認しづらく、点数を伸ばしきれませんでした。

財務情報の開示度 ★★★(3.0)

上場準備の段階にあるため届出内容や資金調達の動きは断片的に確認できるものの、売上高や利益といった数字は一般公開されていません。

黒字化に至っていないという指摘も出ており、購入者の立場では「今後も事業が続くか」を数字で確かめにくい状況です。

総合評価 ★★★★(4.0)

技術力と市場実績は十分に高く、日本での販売・サポート体制も整っています。

減点要因は財務の不透明さと、製品ジャンル自体の成熟度の低さ。

企業そのものへの信頼というより、「まだ育ちきっていない市場に、先頭で立っている企業」という理解が実態に近い評価です。

商品紹介「Rokid スマートAIグラス RV101」

商品詳細

メモリストレージ容量:32 GB

特徴:カメラ, ビデオ録画, ワイヤレス充電, 軽量, 音声コントロール

バッテリー容量:210 ミリアンペアアワー

接続技術:Bluetooth, Wi-Fi

ワイヤレス通信規格:2.4 GHz無線周波数, 5 GHz無線周波数, 802.11ax, ブルートゥース

AIアシスタント:GPT-5&Gemini搭載、「Hi Rokid」と呼ぶだけで景色を認識・解説

仕事向け機能:視界に原稿が浮かぶプロンプター、AI自動議事録

移動・予定管理:Googleマップ連携のARナビ、視界リマインド

音声機能:耳を塞がないスピーカーで音楽再生・通話に対応

操作の完結性:スマホ不要で手ぶらのまま完結

対象外の案内:強度近視・乱視・老眼の方にはおすすめしない旨の記載あり

翻訳:世界89言語に対応し、見るだけで視界に字幕が浮かび上がる

オフライン翻訳:日・英・中など主要8言語に対応

双方向会話モード:主要12言語で相手と自分の言葉をリアルタイムに同時相互翻訳

アプリ対応端末:iPhone14以降/Snapdragon 8 Gen2以上(一部非対応端末あり)

カメラ:Sony IMX681センサー・109°広視野角・1200万画素

撮影スタイル:ボタン一つでハンズフリー撮影

ARキャプチャ機能:視界に浮かぶ文字情報も動画や写真に記録可能

重量:49g

装着感:日本人向けの快適な掛け心地、屋外でも情報がくっきり視界に浮かぶ設計

処理・電源:デュアルチップと省電力設計により、AI処理と1日使えるバッテリー駆動を両立

スピーカー:音漏れを抑えつつ周囲の音も聞こえるオープンイヤータイプ

マイク:雑音を排除する4マイクAIノイズリダクション

アップデート:OTAアップデートで新しいAI機能や翻訳性能を継続追加

セキュリティ:紛失時に第三者のアカウント紐付けを検知し、本体データを強制完全消去

撮影時の配慮:LED点灯とシャッター音で周囲へ配慮するトラブル防止設計

レンズ:度付きレンズは付属しない(希望の場合は公式サイトを要確認)

※追加購入時の注意:本体購入済みで後から度付きレンズを製作する場合は「クリップオン式フレーム」が必要

良い口コミ

「かけたまま『Hi Rokid』と話しかけるだけで目の前のものを説明してくれるので、スマホを出す回数が明らかに減りました」

「海外出張の会食で双方向の翻訳を試したところ、相手の言葉が視界に文字で出てくるので、会話のテンポが崩れませんでした」

「49gという軽さは数字以上で、普通のメガネと同じ感覚で一日かけていられます」

「子どもと手をつないだまま撮影できるのが想像以上に便利で、写真の内容そのものが変わりました」

「プレゼン原稿を視界に出せるプロンプター機能のおかげで、手元のメモを見る癖が直りました」

気になる口コミ

「10万円超という価格は、正直かなり悩みました。ガジェット好き以外に勧めるのは難しい金額です」

「スマホの機種条件があり、手持ちの端末が対象外だったので買い替えとセットになりました」

「度付きレンズが別料金なので、視力矯正が必要な人は総額がもう一段上がります」

「バッテリーは使い方次第で、AI機能や翻訳を続けると想定より早く減っていきます」

「フレームの選択肢が限られるため、顔立ちや好みに合うかは店頭で確かめたほうが安全です」

「Rokid スマートAIグラス RV101」のポジティブな特色

最大の価値は、「スマホを取り出す」という動作そのものを消してしまう点にあります。

道を確認する、看板の意味を調べる、目の前の相手の言葉を訳す…これらはすべて、これまでポケットに手を入れるところから始まっていました。

RV101はその起点を消します。

視界に情報が直接浮かぶ設計なので、手も、視線の移動も、ほとんど必要ありません。

翻訳機能は三層構造になっているのが賢いところです。

89言語のリアルタイム翻訳が基本にあり、主要8言語はオフラインでも動き、さらに双方向会話モードでは主要12言語で互いの言葉を同時に訳します。

地下鉄の構内やSIMのない環境では、通信を前提とした翻訳アプリは沈黙します。

オフライン対応が用意されているという一点だけで、海外での実用度は大きく変わります。

カメラも単なるおまけではありません。

Sony IMX681センサー、109°の広視野角、1200万画素という組み合わせは、記録用として十分な水準です。

料理中でも、両手がふさがるアウトドアでも、ボタン一つで目線そのままを残せます。

ARキャプチャ機能を使えば、視界に浮かんだ文字情報ごと映像に残せるため、作業手順の記録や共有にも使えます。

装着感の設計思想も評価できます。

49gという重量は、一般的なプラスチックフレームのメガネと大きく変わらない領域です。

耳を塞がないオープンイヤースピーカーが採用されているため、音楽を聴きながらでも周囲の車の音や声が聞こえます。

4マイクのAIノイズリダクションが雑音を削り、通話や翻訳の精度を支えます。

そして見落とされがちですが、OTAアップデートの存在は購入判断に直結します。

買った時点の機能がすべてではなく、翻訳性能やAI機能が後から追加される前提の製品です。

紛失時に第三者のアカウント紐付けを検知して本体データを強制消去する仕組み、撮影時にLEDとシャッター音で周囲へ知らせる設計も、顔にかけるカメラという製品の弱点を正面から潰しにいっています。

「Rokid スマートAIグラス RV101」のネガティブな特色

冒頭に書いた「視力を良くしてはくれません」という一文を回収します。

RV101には度付きレンズが付属しません。

さらに公式の案内として、強度近視・乱視・老眼の方にはおすすめしない旨が明記されています。

視力矯正が必要な人にとって、これは軽い注意書きではありません。

本体を買ってから度付きレンズを作る場合には「クリップオン式フレーム」の購入が必要になるという条件もあり、追加費用と手間が発生します。

普段メガネをかけている人ほど、購入前に自分の度数で使えるのかを確認すべき製品です。

次に、スマートフォン側の条件があります。

アプリの対応端末はiPhone14以降、またはSnapdragon 8 Gen2以上とされ、一部非対応端末があるとも記載されています。

「スマホ不要で全てが手ぶらで完結」という表現と、この対応端末条件は、読む側から見るとやや矛盾して映ります。

グラス単体でできることと、アプリ連携が前提の機能は分けて考えたほうが安全です。

手持ちの端末が条件を満たさない場合、実質的にスマホの買い替えまで含めた出費になります。

バッテリーについても冷静に見ておきましょう。

提供情報では210ミリアンペアアワーという容量と、「1日使えるバッテリー駆動」という説明が併記されています。

一般的なワイヤレスイヤホンのケース込み容量と比べても小さい数値であり、AI処理や翻訳、撮影を連続して使う場面で同じ持ち時間を期待するのは現実的ではありません。

省電力設計との組み合わせで達成される数字であることを踏まえ、使い方によって大きく変動する前提で受け止めるべきです。

翻訳の対応言語数についても、注意を促しておきます。

提供情報ではオフライン翻訳を主要8言語としていますが、国内発売時の情報ではオフライン対応を6言語とする記載も見られます。

どちらが最新の仕様かは公開情報からは断定できません。

オフライン翻訳を主目的に購入を検討している場合は、購入前に公式の最新表記を確認することを強く勧めます。

最後に、価格です。

10万円を超える買い物でありながら、この製品ジャンルはまだ発展途上にあります。

一年後にはもっと安く、もっと軽く、もっと賢い後継機が出ている可能性が高い。

それを承知のうえで「今の体験に投資する」と決められる人にとっては良い買い物ですが、費用対効果を重視する人には勧めにくい一台です。

他メーカーの商品との比較

【まず「タイプの違い」を押さえる】

スマートグラスは大きく三つに分かれます。

映像を大画面で見るためのARグラス、カメラと音声に特化したAIグラス、そして表示・カメラ・AIをすべて詰め込んだ統合型です。

RV101は三つ目にあたります。

比較の相手を間違えると評価も狂うので、同じ土俵の製品から見ていきます。

Even Realities G2との比較

Even G2は日本国内で9万9800円、カメラとスピーカーを搭載しない「視覚特化型」という思想の製品です。

重量は約36gとRV101よりさらに軽く、カメラを省いた設計により、2日間持続するとされる長寿命バッテリーを実現しています。

会議の多い職種で、撮影機能がむしろ社内的に厄介という人には、G2のほうが実務的です。

逆に言えば、記録や被写体を見せてAIに尋ねる用途は最初から成立しません。

視界の記録とAIへの視覚入力を重視するなら、RV101が明確に上回ります。

Meta Ray-Ban系との比較

Ray-Ban Metaは2026年に日本を含む市場での展開が進み、価格は499ドルからとされています。

画面付きの上位モデルにあたるMeta Ray-Ban Displayは799ドルで、G2やRV101より高い価格帯です。

ただし現時点では、ディスプレイ搭載モデルは日本向けの対象外と見られています。

Displayモデルは片眼のみに表示部を持ち、視野角は20度、解像度は600×600という仕様です。

RV101は両眼表示を採用しており、日本の量販店で普通に買えるという点も含め、国内ユーザーにとっての現実的な選択肢としては優位に立ちます。

一方、ブランドとしての知名度、フレームの選択肢の豊富さ、度付き対応の間口の広さではMeta側に分があります。

RayNeo X3 Proとの比較

RayNeo X3 ProはGoogle Gemini 2.5を搭載し、リアルタイム翻訳の応答は約2.1秒とされています。

度付きレンズは提携パートナー経由での注文となり、専用レンズを世界各国へ配送する形をとります。

機能の方向性はRV101と最も近く、正面からぶつかる競合です。

決め手になるのは、国内でのサポート体制と店頭で試せるかどうか。

その点では、正規代理店と全国75店舗という販路を持つRV101が扱いやすい立場にあります。

XREAL・VITURE系との比較

映像視聴が主目的なら、この二つのブランドのほうが満足度は高くなります。

大画面表示と空間表示に特化しており、映画やゲーム、PCのマルチモニター用途では別次元です。

ただし多くのモデルはスマホやPCとの接続が前提で、グラス単体では完結しません。

「手ぶらで情報を得る」という発想の製品ではないため、RV101の代替にはなりません。

結論として、どこに位置するのか

RV101の強みは、突出した一芸ではなく「日本で買えて、日本語で相談できる全部入り」であることに尽きます。

軽さならG2、映像ならXREAL、ブランド力ならMeta。

しかし、表示・カメラ・翻訳・AIを一台でまとめ、国内の販売とサポートまで揃っている製品となると、選択肢は一気に絞られます。

そこがこの製品の立ち位置です。

まとめ

「未来のメガネ」という言葉は、これまで何度も裏切られてきました。

けれどRV101をめぐる動きは、少し様子が違います。

応援購入で6億円が集まり、家電量販店の棚に並び、体験会が全国を回る。

技術者の玩具から、店頭で試着する家電へと移りつつある光景です。

とはいえ、私はこの記事で気になる点も遠慮なく書きました。

度付き非対応の壁、スマホの機種条件、バッテリー表記の読み方。

10万円を出す前に、この三つを自分の生活に当てはめて考えてほしいからです。

もし少しでも心が動いたなら、今日できる一歩があります。

近くの取扱店舗を調べて、実機に触れる予定をカレンダーに入れてみてください。

スペック表を何時間眺めるより、5分かけてみるほうが答えは早く出ます。

視界に情報が浮かぶ感覚が「便利」と思えるか、「うるさい」と感じるか。

その一瞬の反応こそが、あなたにとっての正解です。

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