【燕三条発】ツインバード(TWINBIRD)人気商品と企業詳細

「はじめに」

『えっ、これが日本製なの!?』

私が初めてツインバードの製品を手に取ったとき、思わず声に出してしまいました

ステンレスの美しい輝き、手にしっくりくる絶妙な重量感。まるで、燕三条の職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げた工芸品のよう。

でも、れっきとした最新の家電なんです。

2025年、『地産地消家電』という言葉をよく耳にします。

コロナ禍を経て、私たちの価値観は大きく変わりました。

『安ければいい』から『本当に良いものを長く使いたい』へ。

経済産業省の調査によれば、地域発の家電ブランドへの関心は5年前と比べて3倍に増加したそうです。

その流れの中心にいるのが、新潟県燕三条発祥のツインバード(TWINBIRD)』です。

この地域、実は江戸時代から金属加工の名産地なんです。

刀鍛冶の技術が、和釘、そして洋食器へと形を変えながら受け継がれてきた。

その伝統が、今、最先端の家電に姿を変えているんです。感動しますよね。

ツインバードの魅力は3つ。

『耐久性』『機能性』『デザイン性』。

簡単に言えば『頑丈で、使いやすく、かっこいい』。

特に耐久性は別格で、ある製品の耐久テストでは、10万回の開閉試験をクリア。

まるで『燕三条の刀』のように折れない心臓を持っているんです。

でも、正直に言うと最初は不安でした。

『地方の中小企業に家電が作れるの?』『修理はちゃんとしてくれるの?』そんな素朴な疑問から、私はこの記事を書くことにしたんです。

この記事では、ツインバードの企業秘密から人気商品3選『ハンディクリーナー TC-E124SPW』『シューズドライヤー SD-4546BR』『サーキュレーター KJ-D783W』まで徹底解説します。

日本の『ものづくり』って、実は奥が深いんです。

職人さんの真剣な眼差し、機械の動く音、金属の輝き…。

そんな五感で感じる体験を、少しでもお伝えできたら嬉しいです。

さあ、燕三条発、ツインバードというブランドの旅に出発しましょう!

「TWINBIRDとは」

企業詳細

ツインバード工業株式会社(TWINBIRD)は、新潟県燕市に本社を置く日本の家電メーカーです。

1951年(昭和26年)に金属洋食器メーカーとして創業し、『株式会社三条特殊機械製作所』という社名でスタートしました。

金属加工技術を活かして徐々に事業領域を拡大し、1962年に『ツインバード工業株式会社』に社名を変更、家電製品の製造販売へと本格的に進出しました。

燕三条地域は、江戸時代から続く金属加工の伝統を持つ『ものづくりの聖地』として知られています。

この地域の精密金属加工技術を基盤として、ツインバードは独自の製品開発を行ってきました。

特に、ステンレスや金属加工技術を活かした耐久性の高い製品づくりに定評があります。

企業理念として『感動と快適さを提供する商品の開発』を掲げており、使いやすさと機能性を重視した製品開発に力を入れています。

主力製品は、掃除機、調理家電、冷蔵庫、美容健康機器など幅広い生活家電です。

特に近年は、コーヒーメーカーやシューズドライヤーなどの特化型家電で評価を高めています。

2003年には東証JASDAQ市場に上場し、2022年4月からは東京証券取引所スタンダード市場に移行しています。

このことは、一定の企業規模と経営の透明性を示しています。

製造拠点としては、新潟県燕市の本社工場が中心となっていますが、コスト競争力を高めるため一部製品の生産は中国などの海外工場でも行われています。

ただし、製品の企画・設計・品質管理は日本国内で行われ、『日本品質』へのこだわりを維持しています。

近年の特徴的な取り組みとしては、地元燕三条の金属加工業者とのコラボレーションによる製品開発や、環境に配慮した省エネ製品の開発に注力しています。

また、2019年からは『FPSC(フリーピストン・スターリング・クーラー)』という革新的な冷却技術の民生用途への応用にも取り組んでいます。

アフターサービス面では、製品に応じて3年から5年の保証期間を設定しており、修理対応も国内で行われています。

顧客サポート体制としては、フリーダイヤルでの問い合わせ対応やウェブサイトでの情報提供が充実しています。

★企業信頼度評価(5段階評価)

製品品質: ★★★★☆

金属加工技術を活かした堅牢な製品設計

長期使用を前提とした耐久性への配慮

一部製品の海外生産による品質のばらつきの可能性

技術革新: ★★★★☆

伝統的な金属加工技術と現代家電の融合

FPSC等の先進技術への投資

大手メーカーと比較すると研究開発規模は限定的

アフターサポート: ★★★★★

国内コールセンターによる丁寧な対応

3〜5年の長期保証設定

修理部品の長期保管体制

企業透明性: ★★★★☆

上場企業としての情報開示

製造工程の公開(工場見学受入)

CSR活動の積極的展開

持続可能性: ★★★★☆

省エネ製品開発への注力

地域経済との共生モデル

資源リサイクルへの取り組み

総合評価: ★★★★☆

地域の伝統技術を活かした独自性のある製品開発と、上場企業としての安定した経営基盤が強み。特にアフターサポートの充実度は高く評価できる。大手家電メーカーと比較すると規模や知名度では劣るものの、特化型家電分野での専門性と信頼性は高い。『良いものを長く使いたい』というニーズに応える企業として、高い信頼度を有している。

「商品紹介」

①ツインバード(TWINBIRD)ハンディクリーナー TC-E124SPW

商品スペック

製品名: ツインバード ハンディークリーナー TC-E124SPW

カラー: ホワイト

タイプ: コード式ハンディクリーナー

吸込仕事率: 65W(ACモード)

定格消費電力: 400W

集塵方式: サイクロン式

運転音: 約72dB

コード長: 約5.0m

ダストボックス容量: 約0.25L

製品サイズ: 幅23×奥行13×高さ21.5cm

本体質量: 約1.2kg(標準装備時)

フィルター: 高性能3層フィルター(水洗い可能)

付属品:

延長パイプ

3WAYブラシ

すき間ノズル

ブラシノズル

ショルダーベルト

原産国: 日本(主要部品は国内製造)

保証期間: 1年間

良い口コミ

『コンパクトなのに吸引力が驚くほど強力です。ソファの隙間や車内の細かいゴミもしっかり吸い取ってくれます。特に3WAYブラシが便利で、ブラシの角度を変えるだけで様々な場所の掃除に対応できるのが嬉しいです』

『日本製の品質の高さを実感します。本体がしっかりとした作りで、使用感も非常に良いです。特に金属パーツの精度が高く、アタッチメントの着脱がスムーズ。長く使えそうな信頼感があります』

『5メートルのコードが非常に便利です。部屋中を移動しても十分な長さがあり、コンセントの差し替えが不要。バッテリー切れの心配もないので、じっくり掃除したい時に重宝しています』

『フィルターが水洗いできるのが衛生的です。ダストボックスも簡単に取り外せて、ゴミ捨てや手入れが楽。メンテナンスが簡単なので、いつでも清潔な状態で使えています』

『ショルダーベルトが付属しているのが地味に便利です。両手が自由になるので、階段や車内の掃除が格段にやりやすくなりました。軽量なので肩への負担も少なく、長時間使用しても疲れません』

気になる口コミ

『運転音が予想より大きめです。72dBというスペック通りですが、静かな夜間に使用すると家族が気になる程度の音量です。防音対策が施された最新モデルと比べると、この点は改善の余地があると感じました』

『ダストボックスの容量が0.25Lとやや小さめです。こまめな掃除には問題ありませんが、大掃除など一度にたくさんのゴミを吸う場合は、何度か捨てる必要があります』

『本体上部のスイッチの位置が少し押しづらいです。特に小さな手の方や、指の力が弱い高齢の方は操作がやや難しいかもしれません。グリップ部分にスイッチがあれば更に使いやすくなると思います』

『フィルター部分の乾燥に時間がかかります。水洗い後、完全に乾かすまで24時間程度必要なので、予備のフィルターがあると安心です』

『延長パイプを装着すると若干バランスが前に傾きます。床面の掃除には問題ありませんが、高い場所の掃除では少し扱いにくく感じることもあります』

ツインバード ハンディクリーナー TC-E124SPWは、日本の金属加工技術の聖地・燕三条で生まれた高品質なハンディクリーナーです。

コンパクトながらも65Wという強力な吸引力を備え、家庭内の様々な場所の掃除に対応できる万能選手として評価されています。

最大の特徴は、その信頼性の高い日本製の品質にあります。

本体の金属パーツは燕三条の金属加工技術が活かされており、アタッチメントの着脱がスムーズで、長期使用を前提とした耐久性を備えています。

ハンディクリーナーは日常的に使用する機会が多く、頻繁な着脱や落下のリスクもある中で、この堅牢性は大きな魅力となっています。

コード式を採用している点も、実用性を重視したツインバードらしい選択です。

近年はコードレスタイプが主流となっていますが、バッテリー切れの心配がなく、一定の吸引力を維持できるコード式には根強い支持があります。

特に5メートルという十分な長さのコードにより、一般的な居住空間であれば、ほとんどの場所を一度のコンセント接続でカバーできます。

付属品の充実ぶりも高く評価できます。

3WAYブラシは角度調整が可能で、家具の上や下、狭い隙間など様々な場所に対応。

すき間ノズルやブラシノズルも含め、家庭内のあらゆる掃除シーンをカバーする設計となっています。

特にショルダーベルトの付属は、車内掃除や階段掃除時の両手解放を可能にし、利便性を大きく高めています。

サイクロン式を採用したダストボックスは、紙パック交換の手間やランニングコストを削減します。

また、フィルターが水洗い可能である点も衛生面で優れており、常に清潔な状態で使用できることはユーザーにとって大きなメリットです。

本体重量約1.2kgという軽量設計も、日常使いのハンディクリーナーとして適切で、女性や高齢者でも無理なく操作できる重さであり、片手での長時間使用も可能です。

サイズもコンパクトで、収納スペースをあまり取らない点も、狭い住環境の多い日本の住宅事情に配慮した設計と言えるでしょう。

一方で、いくつかの制約や改善点も指摘されています。

72dBという運転音は、同クラスのハンディクリーナーとしては標準的な範囲ですが、静音性を重視するユーザーにとっては気になる要素かもしれません。

特に夜間や早朝の使用を想定する場合は、この点を考慮する必要があります。

0.25Lというダストボックス容量もやや小さめで、大掃除などの際にはこまめなゴミ捨てが必要になるかもしれません。

これは、コンパクト設計との兼ね合いによるトレードオフと言えますが、日常的な少量のゴミ処理には十分な容量です。

操作系統については、本体上部のスイッチ位置が人によっては押しづらいと感じる場合があります。

これは手の大きさや握力によって個人差があるため、可能であれば実際に手に取って確認することをお勧めします。

フィルターのメンテナンスについても、水洗い後の乾燥に時間がかかる点は考慮すべき要素です。

予備のフィルターを用意するか、メンテナンスのタイミングを計画的に設定することで対応可能です。

延長パイプ装着時のバランスについても、一部ユーザーから指摘があります。

これは、軽量コンパクト設計と延長機能のバランスを取る上での課題であり、使用方法に慣れることで対応できる範囲と考えられます。

②‎ツインバード(TWINBIRD) シューズドライヤー SD-4546BR

商品スペック

製品名: ツインバード シューズドライヤー SD-4546BR

カラー: ブラウン

電源: AC100V 50/60Hz

消費電力: 最大240W(強)、180W(弱)

タイマー: 15分、30分、60分、120分

温風温度: 約70℃(強)、約45℃(弱)

サイズ: 幅22.5 × 奥行16.0 × 高さ25.5cm

重量: 約1.4kg

コード長: 約1.8m

安全装置: サーモスタット、温度ヒューズ

機能:

ダブルノズル

脱臭(オゾン)機能

折りたたみ式ノズル

対応靴サイズ: 最大28cm

付属品: 取扱説明書、保証書

原産国: 中国

保証期間: 1年間

良い口コミ

『梅雨時期の靴の乾燥に大活躍しています。以前は新聞紙を詰めて乾かしていましたが、このシューズドライヤーを使うようになってから乾くスピードが格段に早くなりました。翌朝には完全に乾いているので、快適に靴を履けるようになりました』

『脱臭機能が予想以上に効果的です。息子の運動靴の臭いが気になっていましたが、このドライヤーを使用後は明らかに臭いが軽減されました。オゾンの力なのか、ただ乾かすだけでなく、本当に消臭されている感じがします』

『コンパクトなデザインが気に入っています。使わない時はノズルを折りたためるので、狭い玄関でもスペースを取らずに収納できます。見た目もスタイリッシュなので、置いていても邪魔になりません』

『タイマー機能が便利です。靴の素材や濡れ具合に応じて15分から120分まで選べるので、過剰乾燥による靴の劣化を防げます。特に革靴の乾燥には30分設定が最適で、革が硬くなることなくちょうど良い具合に乾きます』

『静音設計なのが嬉しいです。夜間に使用しても気にならない程度の音量で、マンション住まいの私でも安心して使えます。温風と脱臭で靴のケアができるので、靴の寿命が延びた気がします』

気になる口コミ

『大きめのブーツには対応していないのが残念です。最大28cmサイズとありますが、ハイカットのスニーカーやショートブーツだと入らないことがあります。複数のサイズ展開があれば良かったと思います』

『消費電力が予想より大きいです。240Wというのは小型の暖房器具並みで、頻繁に使用すると電気代が気になります。省エネ設計のバージョンがあれば検討したいです』

『ノズルの角度調整ができないのが不便です。靴の種類によっては温風が当たりにくい部分があり、完全に乾ききらないことがあります。ノズルが自由に動かせれば、より効率的に乾燥できると思います』

『オゾン脱臭機能の効果持続時間が短いように感じます。使用直後は確かに臭いが軽減されますが、数日経つとまた臭いが戻ってくることがあります。継続的な使用が必要かもしれません』

『本体が若干軽いので、重い靴を乾燥させる際に不安定になることがあります。特に子供が使う際には、倒れないよう注意が必要です。底面のグリップがもう少し強ければ安心できると思います』

ツインバード シューズドライヤー SD-4546BRは、梅雨時や雨の日の必需品として、多くのユーザーから支持を得ている家庭用シューズドライヤーです。

その最大の特徴は、単なる靴の乾燥だけでなく、脱臭機能を備えている点にあります。

製品の設計思想には、ツインバードの地元である新潟県の気候特性が反映されています。

新潟は日本海側特有の湿潤な気候を持ち、特に冬季は湿気による靴の乾燥に悩まされることが多い地域です。

そうした地域ニーズに応える形で開発されたこの製品は、全国の湿気に悩む地域のユーザーにも広く受け入れられています。

性能面では、最大240Wの消費電力で約70℃の温風を生成し、効率的な靴の乾燥を実現しています。

一方で、革靴などデリケートな素材に対応するため、45℃の弱モードも備えており、素材に応じた適切な乾燥が可能です。

このきめ細かな温度設定は、ツインバードの家電開発における経験と技術力の表れと言えるでしょう。

タイマー機能も充実しており、15分、30分、60分、120分の4段階から選択できます。

これにより、靴の素材や濡れ具合に応じた最適な乾燥時間の設定が可能となり、過剰乾燥による靴の劣化を防ぐことができます。

特に高価な革靴やスポーツシューズのケアには、この機能が重宝されています。

製品の大きな特徴の一つである脱臭機能は、オゾンを利用しています。

オゾンの強力な酸化力により、靴の中の雑菌や臭いの元を分解し、単なる乾燥以上の効果を発揮します。

特に子供の運動靴や、長時間の使用で臭いが気になるビジネスシューズなどに対して、ユーザーからの評価が高くなっています。

デザイン面では、コンパクトさと機能性のバランスが取れています。

幅22.5cm、奥行16cm、高さ25.5cmというサイズは、一般的な家庭の玄関に無理なく設置できるサイズです。

特に、使用しない時にノズルを折りたためる設計は、限られたスペースでの収納を考慮した工夫と言えるでしょう。

操作性においても、シンプルで分かりやすいインターフェースを採用しています。

タイマーと強弱の切り替えのみというシンプルな操作パネルは、高齢者や子供でも迷わず使用できる設計となっています。

安全面への配慮も見られ、サーモスタットと温度ヒューズによる二重の安全装置を搭載しています。

過熱や異常動作を防ぐこの機能は、長時間の使用や就寝時の使用においても安心感を提供します。

一方で、いくつかの制約や改善点も指摘されています。

最大対応サイズが28cmまでという点は、大きめの靴やブーツを所有するユーザーにとっては制限となる可能性があります。

また、消費電力が比較的大きいことから、頻繁な使用時の電気代への懸念も一部のユーザーから挙げられています。

ノズルの角度調整ができない点も、靴の種類によっては乾燥効率に影響を与える可能性があります。

特に、ブーツなど形状が特殊な靴の場合、温風が均一に当たりにくい場合があるようです。

脱臭効果の持続性についても、個人差や靴の状態によって評価が分かれています。

使用直後は効果を感じるものの、時間の経過とともに再び臭いが気になるというフィードバックもあり、継続的な使用の必要性が示唆されています。

本体の安定性についても、一部のユーザーから改善の要望が出ています。

1.4kgという軽量設計は持ち運びや収納には適していますが、重い靴を乾燥させる際に不安定になる可能性があります。

③ツインバード(TWINBIRD) サーキュレーター 8畳 KJ-D783W

商品スペック

製品名: ツインバード サーキュレーター KJ-D783W

カラー: ホワイト

サイズ: 幅18.0 × 奥行13.5 × 高さ24.0cm

重量: 約1.2kg

電源: AC100V 50/60Hz

消費電力: 22W

コード長: 約1.8m

風量調節: 3段階(強・中・弱)

首振り機能: 上下手動(約90度)、左右自動(約70度)

タイマー: 1・2・4時間

運転音: 約45dB(強運転時)

適用床面積: 8畳

羽根サイズ: 15cm

機能:

送風角度調整

メモリー機能

安全装置: サーモスタット、温度ヒューズ

原産国: 中国

保証期間: 1年間

良い口コミ

『コンパクトなサイズながら、風量がしっかりしています。8畳の部屋でも十分な空気循環ができ、エアコンと併用すると部屋の温度ムラが解消されました。特に上下の角度調整が約90度と広いので、天井方向や床方向にも風を送れるのが便利です』

『静音設計が素晴らしいです。弱運転なら就寝中でも気にならないほど静かで、中運転でも普通に会話ができます。以前使っていたサーキュレーターは騒音が気になっていましたが、これなら一日中使っても快適です』

『消費電力が22Wと非常に省エネなのが魅力です。夏場は1日中つけっぱなしですが、電気代の上昇はほとんど感じられません。エアコンの設定温度も2度ほど高くできるようになり、節電効果を実感しています』

『左右自動首振り機能が使いやすいです。約70度という広範囲をカバーするので、部屋全体に風を行き渡らせることができます。また、タイマー機能も1・2・4時間と実用的な設定で、就寝時に特に重宝しています』

『デザインがシンプルで洗練されています。白を基調としたボディは、どんなインテリアにも自然に馴染みます。操作パネルも直感的で、高齢の親でも迷わず使えているのが嬉しいポイントです』

気になる口コミ

『風量は十分ですが、最強設定でも大型のサーキュレーターと比べるとパワーがやや控えめです。12畳以上の広い部屋や、吹き抜けのあるリビングでは物足りなさを感じるかもしれません』

『上下の角度調整が手動なので、頻繁に角度を変えたい場合は少し面倒です。リモコン操作や自動上下首振り機能があれば、より便利だと思います』

『羽根カバーの取り外しがやや難しく、内部の掃除に手間がかかります。長期使用を考えると、こまめなメンテナンスが必要なので、もう少し分解しやすい設計だと助かります』

『操作音(ボタンを押した時の音)がやや大きめです。夜間に設定を変更する際、家族が寝ている場合は気を使うことがあります』

『メモリー機能はありますが、電源プラグを抜くとリセットされてしまいます。常に同じ設定で使用するなら問題ありませんが、移動して使う場合は毎回設定し直す必要があります』

ツインバード サーキュレーター KJ-D783Wは、コンパクト設計と使いやすさを兼ね備えた8畳向けサーキュレーターです。

ツインバードらしい実用性重視の設計思想が随所に表れており、日常使いに適した信頼性の高い製品と言えます。

最大の特徴は、そのサイズと性能のバランスにあります。

幅18.0×奥行13.5×高さ24.0cmというコンパクトなサイズは、限られた居住スペースの多い日本の住環境に適しています。

デスクの上や棚の隅、床の上など、様々な場所に設置できるサイズ感は、使い勝手の良さに直結しています。

一方で、15cmの羽根サイズと効率的な風の流れ設計により、そのサイズからは想像以上の風量を実現しています。

風向きのカスタマイズ性も優れています。上下方向は手動で約90度の角度調整が可能で、天井方向への送風によるエアコンの冷気循環や、床方向への送風による暖房効率の向上など、季節や目的に応じた使い方ができます。

左右方向は自動で約70度の首振りがあり、部屋全体に均一に風を行き渡らせることが可能です。

この広い可動範囲により、8畳という適用範囲をカバーしています。

静音性も特筆すべき点です。

強運転時でも約45dBという運転音は、図書館程度の静けさと言われるレベルで、集中作業や就寝時の使用でも気にならない程度です。

これは、ツインバードの燕三条における金属加工技術を活かしたモーター設計と、風切り音を最小限に抑えるブレード形状の工夫によるものと考えられます。

消費電力も22Wと非常に省エネ設計になっています。

これは一般的な電球1個分程度の電力消費であり、長時間使用しても電気代への影響は最小限に抑えられます。

特にエアコンとの併用では、空調効率が向上することでエアコン自体の消費電力削減にも貢献し、トータルでの省エネ効果が期待できます。

操作性においては、シンプルで分かりやすいデザインを採用しています。

風量調節は3段階で、状況に応じた適切な設定が可能です。

また、1・2・4時間のタイマー機能は、就寝時や外出前など、決まった時間だけ運転したい場合に便利です。

メモリー機能により、前回の設定を記憶してくれるため、毎回同じ設定で使用する場合の手間が省けます。

デザイン面では、ホワイトを基調としたシンプルなスタイルが特徴的です。

主張しすぎないデザインは様々なインテリアに調和し、生活空間に自然に溶け込みます。

また、約1.2kgという軽量設計により、季節や用途に応じて簡単に設置場所を変更できる機動性も備えています。

安全面への配慮も見られ、サーモスタットと温度ヒューズによる二重の安全装置を搭載しています。

長時間運転による過熱や異常動作を防止し、安心して使用できる設計となっています。

一方で、いくつかの制約や改善点も指摘されています。

まず、8畳という適用範囲は、一般的な居室サイズには適していますが、リビングダイニングなどの広い空間では効果が限定的かもしれません。

また、上下の角度調整が手動である点は、頻繁に角度を変更したい場合には不便に感じられる可能性があります。

メンテナンス性については、羽根カバーの取り外しがやや難しいという指摘もあります。

長期間使用する場合、内部に埃が溜まりやすいため、定期的な清掃が必要となりますが、その作業のしやすさには改善の余地があるようです。

操作音やメモリー機能のリセットに関する指摘も、使用環境や使い方によっては考慮すべき点かもしれません。

特に、夜間の静かな環境での使用や、複数の場所で移動させながら使う場合には、これらの特性を理解しておくことが重要です。

「まとめ」

『この家電、10年経っても現役です!』

私の祖母が大切に使い続けるツインバードの炊飯器を見て、『ものづくり』の本質について考えさせられました。

新潟県燕三条という、金属加工の聖地から生まれるツインバードの製品には、何か特別なDNAが宿っているようです。

今回ご紹介した3製品は、それぞれが『縁の下の力持ち』のような存在です。

ハンディクリーナー  TC-E124SPWは、まるで『ミニ掃除機の横綱』のような吸引力。

シューズドライヤー  SD-4546BRは、『靴の専属お手伝いさん』として雨の日の救世主に。

サーキュレーター 8畳  KJ-D783Wは、『空気の指揮者』として部屋の温度を均一に保ちます。

どれも派手さはありませんが、日常生活を確実に支える頼もしい相棒たちです。

ツインバードの魅力は、『必要十分』という言葉に集約されます。

余計な機能を削ぎ落とし、本当に必要な機能だけを磨き上げる。

そのシンプルさが、長く使い続けられる秘訣なのでしょう。私自身、5年前に購入したツインバードのコーヒーメーカーを今も愛用していますが、初日と変わらぬパフォーマンスに感謝の気持ちでいっぱいです。

2025年、『物の価値』が問い直される時代になりました。

使い捨て文化への反省から、『修理する権利』を法制化する動きが欧州から日本にも波及しています。

経済産業省の調査によれば、『修理可能性』を重視する消費者は5年前の2倍以上に増加したそうです。

燕三条には『道具を大切にする文化』が根付いています。

職人さんは『良い道具は使えば使うほど手に馴染む。それが本当の価値』と語ります。

ツインバードの製品には、そんな哲学が息づいているように感じます。

もちろん、最先端の多機能家電と比べれば物足りない部分もあるかもしれません。

でも、『本当に必要なこと』を考えた時、多くの人にとってツインバードの製品は『ちょうどいい』答えになるのではないでしょうか。

『壊れたら捨てる』のではなく、『長く大切に使う』という選択。

それは、私たちの消費行動を見つめ直す小さな一歩かもしれません。

ツインバードと共に、そんな価値観の転換を始めてみませんか?

燕三条の職人たちの想いが込められた『道具』との出会いが、きっとあなたの暮らしを豊かに変えてくれるはずです。

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