あの「カメラ係」、もう誰もやらなくていい。
はじめに
子どものサッカーの試合。
カメラを構えて、夢中でシャッターを追いかけているうちに、気づけばゴールの瞬間を自分の目では見ていなかった。
そんな経験はありませんか。
週末のグラウンドには、スマホを高く掲げたまま90分立ち尽くす保護者の姿があります。
撮影に集中すれば応援できない。
応援すれば撮影が止まる。
この二者択一は、長らくスポーツ現場の小さな、しかし切実な悩みでした。
そこへ登場したのが、AI自動追尾という発想です。
ブランド名は「XbotGo(エックスボットゴー)」。
そして今回主役となる商品が「スポーツカメラ Chameleon CHMB01」です。
三脚にセットして、電源を入れて、競技モードを選ぶ。
たったそれだけで、AIが選手とボールを追いかけ、4Kで試合を記録してくれる。
カメラマンという役割そのものを、機械が肩代わりしてくれる時代が来たというわけです。
とはいえ、聞き慣れないブランドだからこそ、立ち止まる方も多いはずです。
「XbotGoって、そもそもどこの誰がつくっているの」
「5万円前後を出して、本当に後悔しないの」
この記事では、その不安にひとつずつ向き合いながら、運営会社の正体から商品の実力までを、できる限り正直に解き明かしていきます。


XbotGoとは
企業詳細
XbotGo(エックスボットゴー)は、スポーツ向けのAI自動追尾カメラシステムを専門に手がけるブランドです。開発元は南京を拠点とするAI技術企業で、正式な企業名は「深眸远智(南京)信息科技有限公司」とされています。社名にある「深眸」は、文字どおり「深く見つめる眼」を意味し、画像認識とAI解析を軸に据えた同社の事業内容をそのまま表したような名前になっています。
このブランドが扱う製品は、いわゆる普通のビデオカメラとは設計思想が根本的に異なります。一般的なアクションカメラが「人がレンズを向けた方向を撮る」道具であるのに対し、XbotGoの製品は「AIが自分で被写体を見つけ、判断し、追いかける」ことを前提に作られています。つまり撮影者の代わりにAIがカメラマンを務めるという、比較的新しい製品カテゴリに属しているのです。
注目すべきは、その技術力が国際的な舞台で評価されている点です。XbotGo Chameleonは2024年にレッドドット・デザインアワードを受賞し、さらにCES 2025ではスポーツビデオ用AIカメラシステム部門で表彰されています。レッドドット・デザインアワードは、ドイツの「iFデザイン賞」、アメリカの「IDEA賞」と並んで世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞です。無名の新興メーカーが偶然に手にできる類いの評価ではなく、設計・機能・人間工学などを総合的に審査された結果という点で、一定の裏付けがあると言えます。
日本市場での展開体制も、購入を検討するうえで見逃せないポイントです。日本では株式会社ワイズファクトリーが正規代理店として、2年以上にわたり製品を展開しています。海外ブランドの製品を買うときに不安になりがちなのが「日本語が通じるか」「壊れたときに誰に連絡すればいいのか」という点ですが、XbotGoは日本語サポートを提供し、1年保証と30日間の返品対応を用意しています。窓口が国内にある安心感は、決して小さくありません。
無線機器としての法的な裏付けも確認できています。日本国内で無線機器を使うには技適マークが必要で、これがない製品は電波法に違反する可能性がありますが、XbotGoは技適マークを取得済みです。この一点だけでも、いわゆる素性のわからない並行輸入品とは一線を画していることがわかります。
事業の広がりという観点でも、同社は単に製品を売るだけの会社ではないようです。日本正規代理店の株式会社ワイズファクトリーは、フットバッグ競技の第一人者である石田太志氏と協業するなど、スポーツ文化そのものを支える取り組みも行っています。製品ラインナップも単一ではなく、2026年には新モデル「XbotGo Falcon」が登場し、6 TOPSのAIチップセットによってターゲット認識・姿勢推定・軌道予測をリアルタイムで処理する仕組みが採用されるなど、技術の世代交代も着実に進んでいます。一度製品を出して終わり、という会社ではなく、改良を重ねながら市場に居続けているという事実は、信頼性を測るうえで重要な材料になります。
一方で、率直にお伝えしておきたい点もあります。
同社の財務状況や正確な従業員規模、設立年といった企業の内側に関する詳細な数値は、公開情報からは十分に確認できませんでした。
ここは断定を避け、「現時点では明らかになっていない」とお伝えするのが誠実な姿勢だと考えます。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
リサーチで確認できた企業情報をもとに、当ブログ独自の視点で信頼度を多角的に採点します。
運営体制の明確さ ★★★★(4.0)
開発元の企業名が判明しており、日本では株式会社ワイズファクトリーが正規代理店を務めている点は明確です。問い合わせ窓口が国内にあり、責任の所在がはっきりしているため、安心して相談できる体制が整っています。
市場での評価実績 ★★★★☆(4.5)
レッドドット・デザインアワードとCESという、世界的に権威ある二つの舞台で評価を受けている事実は大きな強みです。日本市場でも2年以上の販売実績があり、一過性のブランドではないことが裏付けられています。
商品開発の専門性 ★★★★★(5.0)
AI追尾という一点に特化し、新モデルでは独自AIチップを搭載するなど、技術的な独自性が際立っています。汎用カメラの寄せ集めではなく、スポーツ撮影という用途に最適化された設計思想が一貫しています。
社会的・文化的な取り組み ★★★☆☆(3.5)
フットバッグ競技の第一人者との協業など、スポーツ文化を支える活動が確認できます。
ただし、こうした取り組みの規模や継続性については情報が限られており、今後の発信に期待したいところです。
財務情報の開示度 ★★☆☆☆(2.5)
設立年や財務状況といった企業の内側に関する数値は、公開情報からは確認できませんでした。非上場のグローバル新興企業としては珍しくない事情ですが、透明性という点では伸びしろが残ります。
総合評価 ★★★★(3.9)
技術力と市場での実績、国内サポート体制という買う人が本当に気にする部分がしっかり押さえられており、安心感のあるブランドだと評価できます。
財務の透明性という課題はあるものの、製品とサポートの実態を見れば、十分に信頼に足る存在と言えるでしょう。
商品紹介「スポーツカメラChameleon CHMB01」



商品詳細
- フォトセンサー技術:CMOS
- ビデオキャプチャ解像度:1080p、720p、4K
- 最大絞り値:1.8 f
- フラッシュメモリタイプ:スマートメディア
- ビデオキャプチャ形式:MP4
- 対応オーディオ形式:MP4
- 接続技術:Bluetooth
- 色:グラファイトグレー
- 特徴:360度キャプチャ、シーンモード、リモートコントロール、顔検出
- チームスポーツのためのアクションカメラ:XbotVision AI 2.0の最新追跡アルゴリズムにより、サッカー、バスケットボール、テニス、アイスホッケーなど多数の団体競技の追跡撮影をサポートし、ネットワーク環境がない場所でもリアルタイムの追跡撮影を実現します
- 手持ち撮影が不要:自動追跡により、コーチや保護者が長時間カメラを持ち続ける必要がなくなり、両手が自由になります
- 3ステップでかんたん撮影:電源を入れ、スマホと接続し、試合モードを選ぶだけで4K撮影が開始でき、高性能な4K CMOSセンサーで鮮明に記録します。日本語マニュアルと日本語対応サポートも完備しています
- 月額料金0円・20GBクラウドストレージ付き:アプリやライブ配信に追加費用は不要で、20GBのクラウドストレージが無料で付属します
- ハイライト編集&ライブ配信対応:重要シーンをマークしておけばアプリで素早く編集・共有でき、Instagram、X、YouTube、Facebookへの投稿やリアルタイムのライブ配信に対応します
- スマホで遠隔操作&モニタリング:別のスマートフォンから撮影画面の確認、画角や方向の調整、ハイライトのマーキング、得点記録まで操作できます
- 最大8時間連続稼働:大容量バッテリーを搭載し、室内・屋外を問わず長時間の試合や練習を最初から最後まで記録できます
良い口コミ
「試合中ずっと手でスマホを構える必要がなくなって、ようやく自分の目で子どものプレーを見られるようになりました」
「電源を入れてモードを選ぶだけ。機械が苦手な私でも、初日からちゃんと撮影できました」
「遠征で見に行けなかった祖父母に、ライブ配信で試合をそのまま届けられたのが本当に嬉しかったです」
「ハイライト編集がアプリで完結するので、編集ソフトを覚えなくてもSNSにすぐ共有できました」
「月額料金がかからないのに20GBのクラウドが付いてくるので、ランニングコストを気にせず使い倒せています」
気になる口コミ
「ネット環境やスマホとの相性によっては、接続が不安定になることがありました」
「8時間と聞いていましたが、撮影の設定や使い方によっては、もう少し早めの充電を意識したほうが安心です」
「三脚は別売りなので、高い位置から撮りたい場合は追加の出費を見込んでおく必要があります」
「AIの追尾は優秀ですが、選手が密集する場面では一瞬フレーミングが迷うこともありました」
「5万円前後という価格は、気軽に試すにはやはり少し勇気がいる金額だと感じました」
「スポーツカメラChameleon CHMB01」のポジティブな特色
最大の魅力は、「撮影者を一人ぶん解放してくれる」という体験そのものにあります。
これまで保護者やコーチは、カメラを持つ人と応援する人を、誰かが我慢して分担するしかありませんでした。
Chameleon CHMB01は、その役割をAIに丸ごと預けられる点で、現場の空気を変えてくれます。
操作のシンプルさも見逃せません。
電源、接続、モード選択の3ステップという設計は、機械が得意でない人ほど恩恵を感じられる作りになっています。
説明書を熟読しなくても、その日のうちに使い始められる手軽さは大きな安心材料です。
さらに、月額料金が一切かからない買い切りモデルである点も、家計にやさしい設計です。
撮るたびに費用がかさむ心配がなく、20GBの無料クラウドが付いてくるため、スマホの空き容量を気にせず映像を貯めていけます。
そしてライブ配信とハイライト編集が、すべて一つのアプリで完結します。
遠くにいる家族へ試合をそのまま届け、終わればすぐに見どころをまとめて共有する。
「撮る」だけでなく「分かち合う」までを一台でまかなえることが、この製品の本当の価値だと感じます。
「スポーツカメラChameleon CHMB01」のネガティブな特色
正直にお伝えすると、弱点もあります。
まず、撮影画面の遠隔確認やライブ配信といった機能の一部は、通信環境に左右されます。
電波の弱い屋外や、スマホとの相性によっては、接続が安定しない場面があり得ます。
次に、価格のハードルです。
5万円前後という金額は、スポーツ撮影に本気で向き合う人にとっては妥当でも、「とりあえず試してみたい」という段階の人には少し重く感じられるかもしれません。
加えて、高い位置から広く撮りたい場合は、別売りの三脚が実質的に必要になります。
本体だけで完結しないコストがある点は、購入前に頭に入れておきたいところです。


他メーカーの商品との比較
価格帯という見えない壁をどう捉えるか
AI自動追尾カメラ選びで最初にぶつかるのが、価格帯の極端な幅です。
この市場では、同様のAIカメラシステムが20万円以上に加えて年間6万円程度のアプリ料金がかかるのが相場とされる一方、XbotGoは約5万円で購入できる点が際立っています。
つまり、競合の「高機能・高価格・サブスク前提」という構図に対し、Chameleon CHMB01は「必要十分・買い切り」という対極の立ち位置を選んでいるわけです。
サブスク有無という長期コストの差
見落とされがちですが、本当に効いてくるのは使い続けたときの総額です。
高額な業務向けシステムは、年単位でアプリ料金が積み上がっていきます。
その点、Chameleon CHMB01は月額料金が0円で、20GBのクラウドまで無料で付属します。
3年、5年と使うことを考えれば、初期価格の差以上に、ランニングコストの差が家計に響いてくるという見方ができます。
競合不在という事実が示すもの
性能面での立ち位置を考えるうえで、興味深い事実があります。
発売から1年以上が経過しても、類似性能の競合製品が登場していないという指摘があり、これはXbotGoの技術的な優位を示す材料とされています。
もちろん、これは「他に選択肢が少ない」という意味でもあり、比較検討しづらいという裏返しでもあります。
汎用アクションカメラとの根本的な違い
ここで誤解を避けたいのが、いわゆる手ぶれ補正中心の汎用アクションカメラとの違いです。
それらは「人が向けた方向を、きれいに撮る」道具です。
対してChameleon CHMB01は、「AIが被写体を見つけて、自分で追いかける」道具です。
価格表だけを並べて安い・高いを論じても、そもそも担う役割が違うため、比較の土俵が異なる点には注意が必要です。
どう選べばいいのか
整理すると、判断軸は三つです。
予算を抑えて買い切りで使いたいなら、Chameleon CHMB01が有力な候補になります。
プロの現場で大規模な分析機能まで求めるなら、高額な業務向けシステムにも目を向ける価値があります。
そして、撮る方向を自分で決めたいだけなら、そもそも汎用アクションカメラで足りる場合もあります。
自分が「何をしたいのか」を先に決めることが、後悔しない選び方への近道です。
まとめ
カメラを構える人と、声を上げて応援する人。
その二役を、たった一人で抱え込む必要は、もうありません。
XbotGoというブランドは、南京発のAI技術企業が母体で、レッドドット・デザインアワードやCESでの評価という確かな後ろ盾を持っています。
日本では株式会社ワイズファクトリーが正規代理店を務め、日本語サポートと保証まで整っている。
素性の知れない海外製品という第一印象とは、だいぶ違う顔が見えてきます。
そして主役のスポーツカメラChameleon CHMB01は、5万円前後という現実的な価格で、月額料金なし、20GBのクラウド付き。
電源を入れて、モードを選ぶ。
それだけで、AIがわが子を追いかけてくれます。
通信環境への依存や三脚別売りといった弱点はありますが、それを差し引いても、現場の負担をここまで軽くしてくれる選択肢は貴重です。
まずは次の試合の前に、ご自宅のスマホで一度XbotGoの公式情報をのぞいてみる。
その小さな一歩が、来週末のグラウンドの過ごし方を、きっと変えてくれます。




