ZOVIMAXはどんなブランド?企業情報や評判から「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」の魅力に迫る!

プールの底で鳴っている音楽はスマートフォンから届いていません

はじめに

25mプールを何往復もしていると、ふと「今、何本目だっけ」と分からなくなる瞬間があります。
壁を蹴って、息継ぎをして、また壁。
聞こえるのは水の音と、自分の呼吸だけ。
あの単調さに、体より先に心がくじけそうになった経験は、きっと一度や二度ではないはずです。
その静かな水の中に音楽を持ち込める道具として、骨伝導の水泳イヤホンが少しずつ広まっています。
ただ、定番ブランドのShokz(ショックス)は、2026年6月に「OpenSwimPro」の希望小売価格を32,880円(税込)へ引き上げました。
気軽に「試しに買ってみよう」と言える金額ではなくなっています。
そこで候補に挙がり始めたのが、ZOVIMAXというブランドです。
今回取り上げる「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」は、耳を塞がない骨伝導設計に、Bluetooth6.0と、本体に曲を保存できるMP3モードを組み合わせたモデルです。
とはいえ、聞き慣れないブランドにお金を払うのは、誰でも少し身構えます。
屋内プールやジム通いが増えるこれからの季節に向けて、この記事ではブランドの正体、仕様の細かな注意点、他社製品との比較まで、良い面も気になる面も率直にお伝えします。
冒頭の一文の意味も、読み進めるうちに分かります。

ZOVIMAXとは

企業詳細

結論:公式サイトは見つからないが、商標の記録に手がかりがある

先に結論をお伝えします。
今回のリサーチでは、ZOVIMAXの公式サイトや日本法人、国内の正規代理店の情報は確認できませんでした。
一方で、ブランドの持ち主をたどる手がかりは、商標の記録に残っていました。

商標の登録者から見えてくる運営元

米国特許商標庁(USPTO)の記録をまとめた商標情報サイトによると、「ZOVIMAX」の商標は2024年10月16日に出願され、2026年5月26日に登録番号8276634で登録されています。
権利者はShenzhenJiliInnovationTechnologyCo.,Ltd.(深圳のジリ・イノベーション・テクノロジー社)で、所在地は深圳市竜崗区とされています。
社名の正式な漢字表記は確認できなかったため、ここでは英字表記のまま紹介します。
指定商品はHeadphones(ヘッドホン)、Smartwatches(スマートウォッチ)、Cabinetsforloudspeakers(スピーカーキャビネット)、Portablepowerchargers(携帯用充電器)、Speakermicrophones(スピーカーマイク)の5つです。
イヤホンだけでなく、スマートウォッチや充電器まで見据えたブランドとして登録されていることになります。
また、記録上の初回使用日は2025年11月20日とされています。
この日付をそのまま信じるなら、ZOVIMAXはまだ誕生から1年ほどの若いブランドです。

同じ名義で登録されている、ほかのブランド

興味深いのは、同じ権利者名義でほかにも複数の商標が出願されている点です。
「CONYAT」「GAIHOND」「NIDERSON」「POMIZQU」といった商標が、ZOVIMAXと同じ5品目を指定して2024年に出願されています。
複数の英字ブランドを同時に用意し、販売サイトや商品ジャンルごとに使い分けるやり方は、通販サイトで見かける海外ブランドでは珍しくありません。
さらに、同じ社名表記の出願人では、2019年から2021年にかけて、オーディオ機器やカメラ、調理器具などの商標も出願されています。
ただし、社名が同じ別の会社という可能性も残るため、すべてが同じ企業によるものとは断定できません。
自社工場を持つメーカーなのか、製品を仕入れて売る販売会社なのかも、公開情報からは判断できませんでした。

製品ラインナップの傾向

海外の販売ページを見ると、ZOVIMAXの製品は骨伝導・オープンイヤー型のイヤホンに集中しています。
たとえば「X500」というモデルは取扱説明書が公開されており、2台の機器に同時接続できるマルチポイント機能や、点灯・点滅を切り替えられるLEDのセーフティライトを備えていることが分かります。
別のモデルでは、骨伝導の振動に別のドライバーを組み合わせた「デュアルドライバー」方式をうたい、LEDディスプレイや低遅延のゲームモードも搭載しています。
水泳向けでは、フランスのレビューサイトが8GBの内蔵メモリーを備え、水に入る前に曲を入れておける骨伝導モデルを紹介しています。
英国でも、ZOVIMAXの水泳用ヘッドホンがAmazonの期間限定セール対象として記事に取り上げられています。
少なくとも欧州のAmazonでは、低価格帯の骨伝導イヤホンとして一定の存在感があるブランドと見てよさそうです。

海外メディアでの評価

第三者の評価として参考になるのが、自転車専門メディアVelora(ヴェローラ)が2026年10月に公開したレビューです。
対象は今回のX7MAXではなく、ZOVIMAXの別の骨伝導モデルである点にご注意ください。
評価は、接続がとても簡単で、軽く、つけ心地も良く、通話品質も予想以上だったという好意的なものでした。
一方で、音楽再生の音はテストした中で最も軽く薄いと、はっきり指摘されています。
専用の充電端子についても、汎用のUSB-Cの方が好ましいという不満が書かれていました。
フランスのレビューサイトClubic(クルービック)は、水泳用モデルについて骨伝導を手頃にし、たまにプールへ通う程度の使い方なら必要な機能はそろっていると評価しています。
同時に、アフターサービスや仕上げの質でShokzのOpenSwimに並ぶものではないとも述べています。
まとめると、「入門用としては使いやすいが、音質とサポートは価格なり」というのが、海外での共通した見方です。

確認できなかったこと

最後に、今回のリサーチで確認できなかった項目を整理します。
公式サイト、日本国内の販売会社や問い合わせ窓口、保証期間、設立年、資本金、売上などの財務情報は、いずれも見つかりませんでした。
X7MAXそのものを第三者が検証したレビューも、確認できていません。
購入を考える場合は、Amazonの商品ページにある「販売元」の情報と、保証やサポートの記載を自分の目で確かめておくと安心です。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★☆(2.5)
米国の商標登録から、権利者の社名と所在地までは確認できました。
ただ、公式サイトや日本の窓口が見つからず、誰に問い合わせればよいかが分かりにくい点で評価を抑えています。

市場での評価実績 ★★★(3.0)
英国やフランスなど複数の国のAmazonで販売され、海外メディアのレビューやセール記事にも登場しています。
使いやすさや通話品質を評価する声がある一方、音質への厳しい指摘もあり、評価は分かれています。

商品開発の専門性 ★★★(3.0)
骨伝導・オープンイヤー型に特化し、LEDライト付き、ディスプレイ付き、水泳用など、用途別にモデルをそろえています。
ただし独自技術の詳しい説明は見当たらず、どこまで自社で開発しているのかは分かりませんでした。

社会的・文化的な取り組み ★★(2.0)
環境への配慮や地域活動など、ブランドとしての社会的な取り組みは確認できませんでした。
誕生から間もないブランドと見られるため、今後の発信に期待したいところです。

財務情報の開示度 ★★(2.0)
売上や資本金などの財務情報は公開されていません。
非上場の販売会社としては一般的ですが、判断材料が少ないことは事実です。

総合評価 ★★☆(2.5)
商標の記録から運営元の輪郭は見えるものの、日本の利用者が頼れるサポート情報はまだ不足しています。
「価格の安さと引き換えに、サポートの手厚さは自分で確認する」という前提で選ぶブランドと言えます。

商品紹介「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」

商品詳細

  • 色:ブラック
  • ヘッドホン型式:ネックバンド
  • モデル名:X7MAX
  • 接続技術:ワイヤレス
  • 装着方式:耳を塞がないオープンイヤー骨伝導設計
  • Bluetooth:Bluetooth6.0(低遅延・安定接続)
  • 再生モード:BluetoothモードとMP3モード(ボタンを2回タップで切り替え)
  • 内蔵ストレージ:最大2,000曲を保存可能
  • 防水性能:IPX8(深さ5mの水中で最大2.5時間使用可能)
  • 水中での使用:Bluetooth接続不可のためMP3モードで使用
  • ドライバー:14.2mmダイナミックドライバー
  • マイク:高性能マイクシステム搭載(ハンズフリー通話対応)
  • 使用モード:Bluetooth6.0モード/ゲームモード(映像と音声のズレを低減)
  • 連続再生時間:最大12時間
  • 充電方式:急速充電対応のマグネット式充電
  • 充電時間:約2時間でフル充電
  • 曲の転送:付属のマグネット式充電ケーブルでパソコンと接続し、内蔵USBストレージへ音楽ファイルをコピー
  • ヘッドバンド:調節可能(さまざまな頭のサイズに対応)
  • 主な用途:ランニング、ウォーキング、アウトドア、日常使用、スイミング、ダイビング、水中トレーニング

良い口コミ

「耳がふさがらないので、ジムのランニングマシンで使っていても、周りの声や館内アナウンスにすぐ気づけます。」

「スマホとのペアリングが簡単で、届いたその日から迷わず使い始められました。」

「プールではMP3モードに切り替えるだけ。音楽があるだけで、何十往復もの退屈がずいぶん和らぎました。」

「通話の声が聞き取りやすいと相手に言われました。散歩中のハンズフリー通話に重宝しています。」

「パソコンにつないで曲をコピーするだけなので、スマホのアプリを操作するより気楽に使えます。」

気になる口コミ

「低音は控えめで、音の厚みを求める人には物足りないかもしれません。」

「水中ではBluetoothが使えないので、泳ぐ前にパソコンから曲を入れておく手間があります。」

「充電ケーブルが専用品なので、なくしたときのことを考えると少し不安です。」

「日本語のサポート窓口の情報が少なく、困ったときにどこへ連絡すればいいのか迷いました。」

「骨伝導に慣れるまでは、こめかみ付近の振動がくすぐったく感じました。」

「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」のポジティブな特色

一番の魅力は、陸でも水中でも一台で済む点です。
朝のウォーキングではBluetoothでスマホの音楽やポッドキャストを聴き、夕方のプールではMP3モードに切り替える。
ボタンを2回タップするだけなので、イヤホンを2つ持ち歩く必要がありません。

ここで、冒頭の一文の答え合わせをします。
Bluetoothの電波は水に吸収されやすく、水中ではほとんど届きません。
だからこそX7MAXは、本体に最大2,000曲を保存し、イヤホン自身が音楽プレーヤーになる仕組みを採用しています。
プールの底で鳴っている音楽は、スマホからではなく、首にかけた本体の中から流れているわけです。
曲の入れ方も、付属のマグネット式ケーブルでパソコンにつなぎ、USBメモリーのようにファイルをコピーするだけです。

防水性能の数字も目を引きます。
IPX8に対応し、深さ5mの水中で最大2.5時間使えるとされています。
一般的な25mプールの水深は1m前後なので、数字の上では十分な余裕があります。
1時間ほどのスイミングなら、時間切れを気にせず泳ぎきれる計算です。

耳を塞がない骨伝導設計は、安全面でも頼りになります。
夜のランニング中に後ろから近づく自転車の音や、プールで監視員がかける声を聞き逃しにくくなります。
耳の穴に何も入れないので、カナル型イヤホンで耳が痛くなりやすい人や、蒸れが苦手な人にも向いています。

陸での使い勝手も、しっかり考えられています。
最大12時間の連続再生なら、平日の通勤とジムを数日こなしても充電を忘れにくいはずです。
約2時間でフル充電でき、マグネット式なので端子に差し込む手間もありません。
最新規格のBluetooth6.0に加え、動画やゲームで音のズレを抑えるゲームモードも搭載しています。
マイクによるハンズフリー通話にも対応しているため、運動用というより「首にかける万能プレーヤー」として日常的に使える一台です。

「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」のネガティブな特色

まず気になるのは、仕様の書き方に矛盾が見られる点です。
商品説明では「骨伝導技術」と「14.2mmダイナミックドライバー」が併記されています。
一般的に、骨伝導は振動で音を伝える方式で、ダイナミックドライバーは空気を震わせて音を出す、普通のイヤホンやスピーカーの方式です。
ZOVIMAXには両方を組み合わせた「デュアルドライバー」方式をうたう別モデルもありますが、X7MAXがその方式なのかは提供情報からは読み取れません。
音の出方は購入前に確かめにくいため、ここは割り切りが必要です。

音質への期待も控えめにしておくのが無難です。
骨伝導は構造上、低音が出にくい方式です。
加えて、海外メディアはZOVIMAXの別モデルについて「テストした中で最も音が薄い」と評価しています。
音楽にどっぷり浸りたい人より、「BGMがあれば十分」という人向けと考えてください。

防水性能の数字にも注意が必要です。
IPX8は「メーカーが定めた条件で、水に沈めても使える」という等級で、深さや時間はメーカーごとに異なります。
「深さ5mで2.5時間」はメーカーの自己申告であり、第三者による検証は確認できませんでした。
また、IPX8の「X」は防塵性能を表示していないという意味なので、砂浜での使用には気を配りたいところです。
用途に「ダイビング」とありますが、スキューバダイビングのように5mより深く潜る場面には対応していません。

運用面の手間もあります。
水中ではBluetoothが使えないため、泳ぐ前にパソコンで曲を準備しておく必要があります。
音楽配信サービスの曲は、そのままでは本体にコピーできない場合が多く、手持ちの音楽ファイルが前提になります。
対応するファイル形式も提供情報には書かれていません。
最大12時間の連続再生が、どちらのモードでの数字なのかも明記されていません。

最後に、サポートの不安です。
充電ケーブルは専用のマグネット式なので、なくすと代わりを見つけるのが大変です。
そのうえ、日本向けの問い合わせ窓口や保証期間の情報が見当たらないため、故障時の対応は購入前に販売ページで確認しておく必要があります。

他メーカーの商品との比較

比較の前提

比べるのは、同じく骨伝導で、MP3再生と水中での使用に対応する定番3機種です。
X7MAXの数字はメーカーの自己申告である点を踏まえて読んでください。

ShokzOpenSwimPro(ショックスオープンスイムプロ)との比較

IP68の防水性能で水深2mまで最長2時間使え、BluetoothモードとMP3モードを備えたモデルです。
ストレージは32GBあり、Bluetooth5.4、最大9時間再生、重さ27.3gとされています。
X7MAXは水深5m、2.5時間、最大12時間再生、Bluetooth6.0と、数字の上では上回ります。
一方で、2026年6月1日から価格は32,880円(税込)と高価ですが、Amazonの公式ストアや家電量販店で取り扱われる国内流通の安心感があります。
音の調整やサポートの実績では、OpenSwimProが明確に優位です。

ShokzOpenSwim(ショックスオープンスイム)との比較

IP68で水深2mまでの水没に耐え、最大8時間のバッテリーと約1,200曲分の4GBストレージを備えます。
ただしBluetoothには対応していません。
定価は19,250円(税込)です。
水泳専用と割り切るならOpenSwim、陸でもスマホとつなぎたいならX7MAXという住み分けになります。

H2OAudioTRI2(エイチツーオーオーディオトライツー)との比較

防水ヘッドホンの老舗による、TRIMulti-Sportの後継モデルです。
陸ではBluetooth5.3、水中ではMP3モードで8GBのメモリーから再生し、水深約3.6m(12フィート)まで対応します。
再生時間はBluetoothで9時間、MP3で6時間です。
保存できる曲数の目安はX7MAXと同じ約2,000曲で、深さと再生時間の数字ではX7MAXが上回ります。
ただし、国内での正規流通は確認できませんでした。

比較して見えるX7MAXの立ち位置

カタログの数字だけを見れば、X7MAXは今回の比較で最も優秀です。
しかし音質の評判、防塵性能の表記、サポート体制では定番機種に及びません。
「まずは骨伝導の水泳イヤホンを試してみたい」という人の入門機として選ぶのが、最も後悔の少ない使い方です。

まとめ

ZOVIMAXは、商標の記録から運営元の輪郭が見える、生まれて間もない骨伝導専門ブランドです。
そして「ZOVIMAX水泳イヤホンX7MAX」は、電波の届かない水の中でも、本体に入れた曲を鳴らしてくれる一台でした。
音質やサポートは、3万円を超える定番機種に一歩譲ります。
それでも、単調な往復泳をラジオ付きの散歩道に変えてくれる力は、確かにあります。
定番ブランドの値上げで水泳イヤホンが遠く感じられる今、この手頃な選択肢は心強い存在です。
まずは購入ボタンを押す前に、商品ページの「販売元」をタップして、連絡先と保証の記載を確かめてみてください。
その一手間が、水の中で音楽を楽しむ時間を、安心できるものにしてくれます。

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