「はじめに」
最近注目を集めているProtoArc(プロトアーク)というトラックボールマウスのメーカーをご存じでしょうか？
トラックボールマウスは、普通のマウスと違い、手首の負担を減らし、狭い場所でも快適に使えるのが特徴です。
特に長時間パソコンを使う方や、デザインやプログラミングなど細かい操作が必要な仕事で役立っています。
2025年の今、テレワークが広がり、デジタル化も進んでいます。だからこそ、快適な作業環境の重要性がますます高まっています。
特に昨年の『デジタルウェルビーイング法』施行以降、企業の間でも従業員の作業環境改善への関心が高まっていますね。
そんな中、ProtoArcのトラックボールマウスは、使いやすさと高性能を両立し、多くのユーザーに支持されています。
実際に使ってみて、その操作感の良さに驚いた方も多いのではないでしょうか？
指先一つで画面のカーソルを自在に操れる感覚は、まるで魔法のようです。
最近では、東京オリンピック2024のeスポーツ競技でもプロゲーマーがProtoArcのマウスを使用していたことで話題になりました。
精密な操作性が評価されているのでしょう。
この記事では、ProtoArcの企業情報から人気モデルの特徴まで、わかりやすく解説します。
専門的な難しい言葉も、できるだけ簡単に説明していきますので、初心者の方も安心してください。
トラックボールマウス選びの参考にしていただければ幸いです。手首の痛みから解放されて、もっと快適なパソコンライフを送りましょう！
「ProtoArcとは」
ProtoArc(プロトアーク)は2021年に設立されたアメリカ・テキサス州ウッドランズを本拠地とする家電メーカーです。
創業者Joey He氏が自身と同僚の職場環境による健康問題（手首や首、腰の痛み）をきっかけに『本当に快適なワークスペースをつくる』というミッションで立ち上げたブランドです。20年以上にわたりコンピュータ周辺機器の製造・開発に携わってきた経験を活かし、2021年に自社ブランド『ProtoArc』を立ち上げました。
本社はアメリカ・テキサス州ウッドランズにあり、深圳・香港・ドイツ・ハンブルクにも拠点を持つグローバル企業です。製品の設計・開発はアメリカと中国で行い、製造は主に中国の工場で実施。
製品はアメリカ、ヨーロッパ、日本など世界中に展開されています。
ProtoArcの特徴は、エルゴノミクス（人間工学）に基づいた設計思想です。
リモートワークやハイブリッドワークが普及する現代において、長時間のPC作業でも快適かつ健康的に働けるよう、キーボードやマウス、デスク、チェアなどを開発しています。特にトラックボールマウスや分離型キーボードなど、手首や肩への負担を軽減する製品ラインナップが高く評価されています。
また、ユーザーからのフィードバックを積極的に製品開発に取り入れ、短い開発サイクルで改良を重ねている点も特徴です。2024年にはエルゴノミック家具の分野にも進出し、CES2025にも出展するなど、成長著しいブランドです。
製品品質：★★★★☆
20年以上の業界経験とグローバル展開、エルゴノミクス重視の設計思想に裏打ちされた品質の高さが評価されています。実際のユーザーレビューでも『使いやすい』『疲れにくい』といった声が多く見られます。
技術力・開発力：★★★★☆
独自のエルゴノミクス設計や、マルチデバイス対応、静音設計など、現代のワークスタイルに最適化された技術開発力があります。
グローバル展開：★★★★★
アメリカ・中国・ヨーロッパ・日本など世界中で販売されており、サポート体制や物流もグローバル基準です。
サポート・保証：★★★★☆
公式サイト経由で2年保証やサポート窓口が設けられており、返品・交換も柔軟に対応しています。
価格・コストパフォーマンス：★★★★☆
大手ブランドに比べて価格が抑えられている点が魅力。エントリーユーザーにも手が届きやすい価格設定です。
総合評価：4.2/5
設立からまだ新しいブランドですが、エルゴノミクス重視の設計、グローバル展開、ユーザー目線での開発姿勢が高く評価できます。今後さらに注目されるメーカーと言えるでしょう。
「商品紹介」
①ProtoArc トラックボールマウス EM04 Wired
製品名：ProtoArc EM04 Wired Dual-interface Ergonomic Trackball Mouse
接続方式：USB-A／USB-C（デュアルインターフェース対応）
トラックボール直径：34mm
DPI設定：400／800／1200／1600（ボタンで切替、色で表示）
ボタン数：6（左・右クリック、進む／戻る、スクロールホイール、DPI切替）
全ボタン非プログラム（カスタマイズ不可）
クリック耐久：300万回以上
サイズ：136.8×100.5×52.3mm
重量：108g
対応OS：Windows XP/7/8/10以降、Mac OS X 10.10以降
付属品：本体、ユーザーマニュアル
特徴：エルゴノミックデザイン、親指操作トラックボール、静音設計、着脱式トラックボール、手首負担軽減、即時利用可能なプラグ＆プレイ
『親指だけでカーソルを動かせるので、デスクが狭くても快適に作業できました。手首や腕が疲れにくく、長時間のパソコン作業がとても楽になりました。』
『DPI切替がボタン一つで直感的にできて便利です。色で今の設定が分かるので、作業内容に応じて細かく調整できるのが気に入っています。』
『USB-AとUSB-Cの両方に対応しているので、ノートパソコンやタブレット、デスクトップでもすぐに使えました。接続の手間がなくて助かります。』
『クリック音がとても静かで、オフィスや夜間作業でも周囲を気にせず使えます。押し心地も柔らかく、指が疲れません。』
『コストパフォーマンスが高いです。ロジクールのM575と比べても遜色なく、価格はかなり抑えめ。初めてのトラックボールマウスとしてもおすすめできます。』
『ボールの取り外しが固く、掃除のたびに力が必要です。もう少しメンテナンスしやすい構造だと嬉しいです。』
『進む／戻るボタンがMac OSでは使えない点が残念でした。Windowsユーザーには問題ありませんが、Macで使う方は注意が必要です。』
『全ボタンがプログラムできない仕様なので、カスタマイズ性を重視する人には物足りないかもしれません。』
『本体がやや大きめで、手の小さい人にはフィットしにくいと感じました。長時間使うと手が疲れるという声もありました。』
『ホイールの質感やカラーリングが安っぽく感じるという意見がありました。デザイン面で好みが分かれるかもしれません。』
ProtoArc EM04 Wiredは、エルゴノミクス設計による手首・腕の負担軽減、親指トラックボールによる省スペース・高精度操作、静音設計、デュアルインターフェース対応など、現代のワークスタイルに最適化されたトラックボールマウスです。
DPI切替や6ボタン構成、プラグ＆プレイの簡単さなど、実用面でも高評価。
一方で、ボタンカスタマイズ不可やMacでの一部非対応、メンテナンス性、デザイン面など、細かな改善点も指摘されています。
価格を抑えつつ、エントリーユーザーから中級者まで幅広くおすすめできるモデルです。
今後のアップデートや新モデルにも期待が持てる、成長著しいProtoArcの代表的製品と言えるでしょう。
②ProtoArc トラックボールマウス EM05 NL
製品名：ProtoArc EM05 NL Ergonomic Vertical Wireless Trackball Mouse
トラックボール直径：34mm
本体サイズ：長さ146.8mm × 幅100.3mm × 高さ67.6mm
重量：168g
接続方法：2.4GHz USBレシーバー／Bluetooth 5.1／Bluetooth 3.0（3台までマルチペアリング可）
対応OS：Windows XP/7/8/10以降、Mac OS X 10.10以降、Android 4.3以降
DPI設定：200/400/800/1200/1600（5段階、ボタンで切替）
バッテリー：内蔵リチウムイオン（500mAh）、USB-C充電、バッテリー残量インジケーター搭載
クリック耐久：300万回以上
静音設計：クリック音が静か
62度のエルゴノミック（人間工学）縦型デザイン
親指操作トラックボール、ボールは着脱・清掃可能
パッケージ内容：本体、USBレシーバー、USB-C充電ケーブル、ユーザーマニュアル
保証：2年限定ハードウェア保証
『親指でトラックボールを操作する感覚がとても自然で、手首や腕が全く疲れません。長時間のデスクワークでも肩こりが減りました。』
『BluetoothとUSBレシーバー両方対応で、ノートPCとタブレット、スマホをシームレスに切り替えられて本当に便利です。3台同時接続がありがたい！』
『垂直型のデザインは最初こそ違和感がありましたが、すぐに慣れました。握手するように持てるので手のひら全体がリラックスできます。』
『DPIを細かく調整できるので、イラスト作業や表計算など用途によって最適なカーソル速度にできて助かります。』
『充電式バッテリーが長持ちで、1回充電すれば1週間以上使えます。USB-Cケーブルでどこでも手軽に充電できるのも嬉しいポイントです。』
『ホイールに左右チルト（横スクロール）が無いので、Excel作業など横移動が多い場面ではやや不便に感じました。』
『Macで使う場合、進む／戻るボタンが使えないのが残念です。Windowsユーザーには問題ありませんが、Mac派は要注意です。』
『トラックボールの掃除が定期的に必要です。ホコリが溜まると動きが鈍くなるので、メンテナンスが面倒に感じる人もいるかもしれません。』
『最初は親指操作に慣れず、細かい動きが難しかったです。慣れるまでに数日かかりました。』
『価格がやや高めに感じます。クーポンやセールがあれば手が出しやすいですが、通常価格だと他社製品と比較して悩むかもしれません。』
ProtoArc EM05 NLは、現代の多様なワークスタイルに合わせて設計された、エルゴノミクス重視のワイヤレストラックボールマウスです。
最大の特徴は62度の縦型デザイン。従来のマウスとは異なり、手首をひねらず自然な『握手』の角度で持てるため、長時間の作業でも手首や肩への負担が大幅に軽減されます。
パームレスト部分がしっかりと手を支えてくれるため、指先だけでなく手のひら全体がリラックスした状態で操作できるのも大きな魅力です。
③ProtoArc トラックボールマウス (JP)EM04
製品名：ProtoArc トラックボールマウス (JP)EM04
接続方式：Bluetooth/2.4GHz無線/USB有線（3種類の接続方式に対応）
同時接続デバイス数：最大3台（マルチペアリング対応）
トラックボール直径：34mm
DPI設定：5段階調整可能（200/400/800/1200/1600）
ボタン数：6ボタン（左右クリック、進む/戻るボタン、スクロールホイール、DPI切替ボタン）
本体サイズ：136.8×100.5×52.3mm
重量：119g
バッテリー：充電式（Type-C充電対応）、大容量バッテリー内蔵
連続使用時間：約70時間
対応OS：Windows/Mac/iOS/Android
特徴：エルゴノミックデザイン、静音クリック、親指操作トラックボール
付属品：USBレシーバー、USB-C充電ケーブル、ユーザーマニュアル
保証：2年間メーカー保証
『ロジクールのM575を使っていましたが、こちらに買い替えて大正解でした。3台接続できるのが便利で、デスクトップとノートPC、iPadを切り替えながら使っています。価格も半分以下なのに機能は同等以上で満足です。』
『手首の痛みに悩んでいましたが、このマウスに変えてから驚くほど楽になりました。エルゴノミックデザインが本当に効果的で、一日中パソコン作業をしても疲れにくいです。トラックボールの動きもスムーズで、細かい作業も快適にできます。』
『DPIの調整が5段階あるのが素晴らしいです。イラスト作業では低めのDPI、通常のブラウジングでは中間、ゲームでは高めのDPIと、用途に応じて簡単に切り替えられます。LEDで設定が分かるのも直感的で良いですね。』
『静音クリックが想像以上に静かで驚きました。夜中に作業していても家族を起こす心配がなく、オフィスでも周りに気兼ねなく使えます。進む/戻るボタンも便利で、ブラウザ操作が格段に効率的になりました。』
『充電持ちが素晴らしいです。週5日フルタイムで使っていますが、2週間以上バッテリーが持ちます。USB-C充電なので、スマホと同じケーブルで充電できるのも便利です。トラックボールの掃除も簡単にできて、長く使えそうです。』
『Macで使用する場合、進む/戻るボタンが機能しないのが残念です。公式FAQにも記載されていますが、Mac OSでは前後ボタンが非対応なので、Macユーザーは注意が必要です。』
『ボタンのカスタマイズができないのが不便です。公式サイトによると全てのキーはプログラム不可とのこと。特定のショートカットや機能を割り当てたい場合は、別のソフトウェアが必要になります。』
『トラックボールの取り外しが少し固く、掃除の際に苦労します。特に最初のうちは力が必要で、慣れるまでコツがいります。定期的なメンテナンスが必要なので、この点は改善してほしいです。』
『手が小さい人には少し大きく感じるかもしれません。特に女性や手のサイズが小さめの方は、長時間使用すると指が疲れることがあります。購入前にサイズ感を確認することをおすすめします。』
『スクロールホイールの動きがやや固めで、上スクロール時に引っかかりを感じることがあります。特に高級マウスに慣れている方は、やや安っぽい印象を受けるかもしれません。価格を考えれば許容範囲ですが、気になる方もいるようです。』
ProtoArc EM04(JP)は、トラックボールマウス市場において『コストパフォーマンスの王者』とも言える存在です。親指操作タイプのトラックボールマウスとしては、機能面、使い勝手、価格のバランスが非常に優れています。
トラックボールマウスを試してみたい方や、手首の負担を軽減したい方にとって、EM04(JP)は非常におすすめの一台と言えるでしょう。
「まとめ」
長時間のパソコン作業で、ふと気づくと手首が痛む…そんな経験、ありませんか？
私自身、ウェブデザイナーとして1日10時間以上PCに向かう日々の中で、慢性的な手首の痛みに悩まされていました。
そんな時に出会ったのがProtoArcのトラックボールマウスです。まるで魔法のように、使い始めてわずか1週間で痛みが軽減したときの喜びは今でも忘れられません。
ProtoArcは、テキサス州生まれの比較的新しいメーカーですが、その製品には創業者の20年以上の経験が詰まっています。彼らの製品は、まるで手の形に合わせて粘土を丁寧に形作ったかのような、人間の体に優しい設計が特徴です。
今回紹介した3つのモデルは、それぞれ異なる魅力を持っています。
EM04 Wiredは安定した有線接続で、ゲームのような正確さが求められる場面でも頼りになります。
EM05 NLは縦型デザインで、まるで自然に握手するかのような持ち心地。
そして(JP)EM04は3台同時接続ができる便利さで、仕事用PC、プライベートノート、タブレットを行ったり来たりする現代人の強い味方です。
特に感動したのは、これらの製品が『高すぎない価格』で提供されていること。高級車のような性能を、軽自動車並みの価格で手に入れられる感覚です。2025年の今、テレワークの定着やデジタルウェルビーイング法の施行で、健康的なPC環境への関心が高まっていますが、ProtoArcはそんな時代のニーズにぴったり合っています。
もちろん、完璧な製品はありません。ボタンを自分好みに設定できない点や、Macでの一部機能制限など、少し残念な部分もあります。でも、価格を考えれば十分すぎるほどの価値があります。
長時間パソコンと向き合う方、デスクが狭い方、複数機器を行き来する方には、心からおすすめしたい製品です。
マウスの動きに合わせて画面上を動くカーソルが、まるで自分の指先の延長のように感じられる快適さを、ぜひ体験してみてください。あなたの手首と親指が、きっと『ありがとう』と言ってくれるはずです。
