「はじめに」
息をのむような絶景を、友人と笑い合ったあの瞬間を、そのままの熱量で映像に残したい。
そう思ったことはありませんか?。
今や、旅やアウトドア、日々の出来事を切り取るVlogまで、アクションカメラは私たちの思い出作りを何倍も豊かにしてくれる最高の相棒です。
でも、お店で目にするのは「王様」GoProをはじめ、ちょっと手を出しにくい価格のモデルばかり…。
「もっと気軽に、でも映像のきれいさには絶対に妥協したくない!」
そんなワガママな願いを叶える救世主として、今じわじわと人気を集めているのが「SJCAM」というブランドです。
「中国のブランドって聞くけど、実際のところどうなの?」「あまりに安くて、逆に不安になる…」そんな声が聞こえてきそうです。ええ、その気持ち、とてもよく分かります。
だからこそ、この記事でSJCAMのすべてを丸裸にしてみました。
謎に包まれがちな会社の正体から、なぜ「コスパ最強」と噂されるのか、その秘密を徹底的に深掘りしています。さらに、人気モデル3機種を「もし自分が使うならどんな場面だろう?」という視点で、それぞれの個性を徹底比較。
この記事を読み終える頃には、SJCAMがただの「安いカメラ」ではないこと、そしてあなたの次の冒険にぴったりの一台がどれなのか、きっとワクワクしながら選べるようになっているはずです。
「SJCAMとは」
SJCAMは、中国・深センを拠点とするグローバルな国家ハイテク企業です。独自の研究開発、設計、生産、販売までを一貫して手がけ、世界88カ国以上に販売網を持つスポーツカメラブランドとして急成長しています。登録資本金は20,408,163人民元とされ、100万台を超える販売実績を誇ります。
SJCAMの特徴は、手頃な価格と高い性能の両立。GoProなどの高価格帯ブランドが主流のアクションカメラ市場において、コストパフォーマンスに優れた選択肢として多くのアウトドアユーザーやVlog愛好家から支持を集めています。企業理念は「2億人のアウトドアスポーツファンに素敵な写真を撮ってもらうこと」とされ、サイクリング、釣り、サーフィン、スキー、スカイダイビングなど多様なシーンに対応した製品開発を続けています。
また、SJCAMは「世界二大スポーツカメラブランドの一つになること」をビジョンに掲げ、ユーザー第一主義、誠実さ、実用性、卓越性を企業価値としています。社内文化はフラットでオープン、創造性を重視した環境が整備されており、アフターサービスやファームウェアのアップデートにも積極的です。
評価項目 | 評価(5段階) | 根拠・コメント |
---|---|---|
製品品質 | ★★★★☆ | コストパフォーマンスに優れ、4K画質や手ブレ補正など高性能。 |
技術力 | ★★★★☆ | 独自開発・設計で多機能モデルを展開。ファームウェア更新も頻繁。 |
サポート体制 | ★★★☆☆ | 正規代理店経由なら安心だが、並行輸入品はサポート対象外。 |
グローバル展開 | ★★★★★ | 世界88カ国以上で販売。日本国内にも正規代理店あり。 |
総合信頼度 | ★★★★☆ | 価格以上の性能と世界的な販売実績で高評価。 |
「商品紹介」
①SJCAM C110plus 小型アクションカメラ C110+
項目 | スペック |
---|---|
ビデオ解像度 | 4K 16:9 30FPS、2K 16:9 60/30FPS、1080P 16:9 120/60/30FPS、720P 16:9 120/60/30FPS、1080P 9:16 30FPS、720P 9:16 30FPS |
写真解像度 | 20MP、16MP、14MP、12MP、10MP、8MP、5MP、3MP、2MP |
手ブレ補正 | 6軸ジャイロシステム |
視野角 | 170°(歪み補正付き) |
連続録画時間 | 最大130分 |
バッテリー容量 | 1100mAh(リチウムイオン) |
サイズ・重量 | 64×31×32.5mm・約82g |
防水性能 | 防水ハウジング装着で約30M |
ストレージ | microSDカード(最大128GB) |
接続端子 | USB Type-C |
Wi-Fi | 2.4G対応 |
主な付属品 | 防水ケース、マウント、USBケーブル等 |
「4K画質がこの価格で手に入るのは驚き。旅行の思い出が鮮明に残せました」
「手ブレ補正がしっかり効いていて、スキーや自転車でも映像が安定していました」
「170°の超広角レンズで自撮りも風景もバッチリ収まる」
「小型で軽いので、どこにでも持ち歩けて便利」
「アプリ連携でスマホから操作できるのが便利」
「本体だけでは防水にならず、必ずケースが必要なのがやや面倒」
「バッテリーの持ちが130分程度なので、長時間撮影には予備が必須」
「液晶画面がないため、操作や画角確認はスマホ必須」
「暗所や逆光では映像にノイズが出やすい」
「風切り音が入りやすく、音質はやや弱い印象」

SJCAM C110plusは、エントリーユーザーからアウトドア愛好家まで幅広くおすすめできる一台です。安価なだけでなく、4K画質や多彩な撮影モードといった実用性を兼ね備え、日常から冒険まであなたの「今」をしっかり記録してくれるでしょう。ただし、操作やバッテリー面など注意点もあるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。
②SJCAM SJ4Kアクションカメラ 4K画質 SJ4K
項目 | スペック |
---|---|
ビデオ解像度 | 4K 30FPS、2.7K 30FPS、1080P 60/30FPS、720P 120/60/30FPS |
写真解像度 | 40MP、16MP、12MP、8MP、5MP、2MP |
センサー | カラーCMOSセンサー |
視野角 | 170°広角 |
手ブレ補正 | EIS(電子式手ブレ補正) |
液晶画面 | 2.0インチLTPS LCD |
Wi-Fi | 2.4GHz対応 |
バッテリー容量 | 900mAh(約120分連続撮影) |
防水性能 | 防水ケース装着で30m(98ft) |
サイズ・重量 | 約60g、59×41×30mm |
ストレージ | microSDカード(最大128GB) |
接続端子 | Micro USB |
撮影モード | ノーマル、ループ録画、タイムラプス、カーモード |
アプリ | SJCAM ZONE |
「4K画質がこの価格で撮れるのは驚き!旅行の思い出が鮮明に残せて大満足です」
「40MPの写真撮影が可能で、風景写真がとても美しく撮れました」
「170°の広角レンズでグループ撮影や自撮りも全員がしっかり写ります」
「Wi-Fi機能でスマホアプリから簡単に操作でき、撮影後すぐにSNSにシェアできて便利」
「防水ケース付きで水深30mまで対応、ダイビングでも安心して使えました」
「手ブレ補正(EIS)の効果があまり感じられず、激しい動きでは映像がブレやすい」
「バッテリーが120分程度しか持たず、長時間の撮影には予備バッテリーが必須」
「音声録音のレベルが低く、編集時に音量を上げる必要がある」
「暗所での撮影では画質が粗くなり、ノイズが目立ちやすい」
「タッチスクリーンではないため、メニュー操作がやや煩雑に感じる」

SJCAM SJ4Kは、エントリーレベルのアクションカメラとして十分な性能を持つ製品です。4K撮影や40MP写真、170°広角撮影など、基本的な機能は一通り揃っており、価格を考慮すれば満足度の高い選択肢と言えるでしょう。

一方、最新のGoPro HEROシリーズやDJI Action 4と比較すると、手ブレ補正の性能や暗所撮影能力には差があることも事実です。「とりあえずアクションカメラを試してみたい」「予算を抑えて4K撮影を楽しみたい」という方には適していますが、本格的なアクションスポーツや動画制作を目的とする場合は、より上位機種を検討することをおすすめします。
③SJCAM 超軽量アクションカメラ C100+
項目 | スペック |
---|---|
ビデオ解像度 | 4K 30FPS、2K 30FPS、1080P 60/30FPS、720P 120/60FPS |
写真解像度 | 15MP、12MP、10MP、8MP、5MP、3MP |
手ブレ補正 | EIS(電子式手ブレ補正) |
視野角 | 120°(歪み補正付き) |
デジタルズーム | 8倍 |
バッテリー容量 | 730mAh(最大3時間連続撮影) |
サイズ・重量 | 60×26×20mm・約33g |
防水性能 | 防水ケース装着で30m |
ストレージ | microSDカード |
接続端子 | Micro USB |
Wi-Fi | 2.4GHz対応 |
撮影モード | ノーマル、タイムラプス、カーモード、縦画面(9:16)、ループビデオ |
特殊機能 | マグネット内蔵、ウェブカメラ機能 |
アプリ | SJCAMゾーン |
「わずか33gの超軽量で、長時間持っていても全く疲れません。旅行の際に首から下げても負担になりません」
「マグネット内蔵で車のボンネットや冷蔵庫など、金属面にピタッと貼り付けられるのが便利。設置の自由度が高いです」
「4K30FPS撮影がこの価格で可能なのは驚き。SNS投稿用の動画には十分すぎる画質です」
「バッテリーが3時間持つので、長時間の撮影でも安心。車載カメラとしても実用的です」
「ウェブカメラ機能があるので、オンライン会議でも活用できて一石二鳥です」
「手ブレ補正の効果があまり感じられず、歩きながらの撮影では映像がかなりブレてしまいます」
「液晶画面がないため、撮影時の画角確認は必ずスマホアプリが必要で、操作が面倒に感じます」
「音声録音のレベルが低く、少し離れると全く音が入らないのが残念です」
「本体は防水仕様ではないため、水中撮影には必ず専用ケースが必要で、サイズが大きくなってしまいます」
「暗所での撮影では画質が粗くなり、夜間の車載カメラとしては限界があります」

SJCAM C100+は、「とにかく軽くて小さいアクションカメラが欲しい」というニーズに完璧に応える製品です。わずか33gという驚異的な軽さは、長時間の撮影や日常的な持ち歩きにおいて大きなアドバンテージとなります。特に、マグネット内蔵という独自機能により、従来のマウントでは設置困難な場所でも自由に撮影できる点は、クリエイティブな映像制作において大きな可能性を秘めています。

一方、手ブレ補正の性能や音声録音品質については、上位機種と比較すると明らかな差があることも事実です。本格的なアクションスポーツ撮影や、プロレベルの動画制作を目的とする場合は、より高性能なモデルを検討することをおすすめします。
「まとめ」
SJCAMは中国・深センを拠点とする信頼性の高いアクションカメラメーカーです。世界88カ国以上で展開し、コストパフォーマンスに優れた製品を提供しています。今回紹介した3機種は、それぞれ異なる特徴を持ちます。C110plusは4K画質と手ブレ補正を備えた万能型、SJ4Kは40MP写真撮影が可能な高画質モデル、C100+は33gの超軽量設計が魅力です。どの機種も4K撮影対応で、GoProと比較して大幅に安価でありながら実用的な性能を実現しています。アクションカメラ初心者から中級者まで、用途や予算に応じて選択できる豊富なラインナップが揃っています。