はじめに
モバイルモニターを探していると、必ずといっていいほど目に入る「InnoView」というブランド名。価格は魅力的だけれど「本当に信頼できるメーカーなの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実は、InnoViewは中国・深圳市に拠点を置く新興企業でありながら、世界各国で支持を集めているモバイルモニター専業ブランドです。中でもPM009-05Bは、15.6インチの画面を2枚搭載したデュアルモニターという独特の構成で注目されています。在宅ワークやクリエイティブ作業の効率を一気に引き上げたい。でも予算は抑えたい——そんな欲張りな願いを叶えてくれる可能性を秘めたこのモデルは、果たして期待に応えられるのでしょうか。本記事では、企業背景から製品スペック、他メーカーとの徹底比較まで、購入前に知っておくべき情報を余すことなくお届けします。


InnoViewの企業背景:設立経緯と事業展開の深掘り
企業詳細
InnoView(イノビュー)は、中国・深圳市に本社を置く「深圳市潁創科技有限公司」が展開するモバイルモニター専業ブランドです。同社は2018年に設立され、研究開発(R&D)、生産、販売、アフターサービスまでを一貫して手掛ける体制を構築しています。深圳市は「中国のシリコンバレー」として知られるテクノロジー企業の集積地であり、InnoViewもその競争の激しい環境で革新的な技術とデザインを追求してきました。
同社は「シンプルな生活を愛し、イノベーションを楽しむ」という理念のもと、日常生活や仕事、シェアリングの場面で必要とされる外付けモニターの開発に注力しています。製品ラインナップは15.6インチから18.5インチまで幅広く、フルHDから4K解像度、タッチパネル対応モデルなど多彩なニーズに対応しています。特にAmazonを中心としたオンライン販売で人気を博し、コストパフォーマンスの高さからゲーマーやクリエイターからの支持も高まっています。
また、InnoViewは独自のデュアルUSB Type-Cポート技術の特許を取得しており、より薄型でポータブルな製品設計を実現している点も特徴的です。公式サイトでは「品質、デザイン、ユーザー体験」の3つに注力していることが明記されており、ユーザーからの評価を重視した製品開発を続けています。
★当ブログのオリジナル企業総合評価(5つ星評価)
企業の透明性: ★★★☆☆(3.0)
公式サイトには企業理念や製品へのこだわりが記載されているものの、財務情報や詳細な組織構造については限定的な情報しか得られません。ただし、2018年設立という新興企業としては標準的な開示レベルといえます。
製品品質: ★★★★☆(4.0)
Amazonレビューでは「コスパ最強」「デザインも良くて満足」といった高評価が多く寄せられています。IPSパネルの採用や独自技術の特許取得など、品質への投資も確認できます。
サポート体制: ★★★★☆(4.0)
「初期不良があったが、すぐに交換対応してもらえた」「サポートが丁寧で安心できた」という口コミが多数確認されます。Amazonや楽天市場などの正規販売店を通じた購入では、スムーズなサポートが受けられると評価されています。
市場での評判: ★★★★☆(4.0)
SNSやYouTubeでも話題となり、モバイルモニター市場での認知度は着実に上昇しています。Amazonのディスプレイ売れ筋ランキングでも上位にランクインしており、市場での受容度は高いといえます。
価格競争力: ★★★★★(5.0)
同等スペックの他メーカー製品と比較して、明らかに価格面での優位性があります。デュアルモニターのPM009-05Bは約3万円台で購入でき、ASUS等の大手メーカーと比べて大幅に安価です。
総合評価: ★★★★☆(4.0)
新興企業ながら、製品品質とサポート体制、そして圧倒的な価格競争力により、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって信頼できる選択肢となっています。
商品紹介:PM009-05Bモバイルモニターの基本スペック紹介
InnoView PM009-05Bは、15.6インチのフルHD IPSパネルを2枚搭載したデュアルモバイルモニターです。1台で2画面の作業環境を実現できる革新的な製品として、在宅ワーカーやクリエイター、ゲーマーから注目を集めています。



商品スペック
- 製品サイズ: 39 x 6.1 x 26 cm
- 重量: 2.24 kg
- 商品モデル番号: PM009-05B
- カラー: ブラック
- 商品の寸法 幅 × 高さ: 39 x 6.1 x 26 cm
- スタンディングスクリーンディスプレイサイズ: 15.6インチ
- 解像度: 1920 x 1080
- USB3.0用ポート数: 2
- HDMIポート数: 1
- 画面サイズ: 15.6インチ
- 縦横比: 16:9
- 画像コントラスト比: 1000:1
良い口コミ
「デュアル画面で作業効率が劇的に向上しました。資料を見ながら文書作成できるのが本当に便利です」
「ヒンジがしっかりしていて、角度調整が自由にできる点が素晴らしいです。重心も安定しているので倒れる心配がありません」
「IPSパネルの発色が綺麗で、色味も自然です。視野角が広いので、どの角度から見ても画質が落ちません」
「プラグアンドプレイで接続が簡単でした。Windowsならドライバー不要ですぐに使えるのが助かります」
「この価格でデュアルモニター環境が手に入るのは驚きです。コストパフォーマンスは文句なしに優れています」
気になる口コミ
「2.24kgという重量は、頻繁に持ち運ぶにはやや重く感じます。カバンに入れると結構な負担になります」
「MacBookでは画面拡張モードにするためにドライバーのインストールが必要で、初期設定に手間取りました」
「スピーカーの音質はあまり期待できません。音楽や動画を楽しむなら外部スピーカーが必要だと思います」
「miniHDMIポートのため、通常のHDMIケーブルがそのまま使えず、変換アダプターを購入する必要がありました」
「2画面を同時に使うと消費電力が大きく、ノートPCのバッテリーが急速に減っていくのが気になります」
PM009-05Bのポジティブな特色
PM009-05Bの最大の魅力は、15.6インチの画面を2枚搭載したデュアル構成により、1台で広大な作業領域を確保できる点です。片方の画面で資料やWebページを表示しながら、もう片方でドキュメント作成やデザイン作業を進めるといった効率的なマルチタスクが可能になります。従来のシングルモニターでは何度もウィンドウを切り替える必要があった作業が、視線を移すだけで完結するため、集中力を維持しながら生産性を大幅に向上させることができます。
さらに、180°調整可能なヒンジ機構と重力センサーを搭載しており、画面の向きを変えると自動的に表示が回転する機能も便利です。縦置き、横置き、対面での画面共有など、利用シーンに応じた柔軟な使い方ができます。自立スタンドが内蔵されているため、別途スタンドを用意する必要がなく、外出先でもすぐにセットアップできる手軽さも魅力的です。
IPSパネルの採用により、視野角178°の広い視界と正確な色再現を実現しています。アンチグレア(非光沢)仕様のため、蛍光灯や窓からの光の映り込みが少なく、長時間の作業でも目が疲れにくい配慮がなされています。低ブルーライトモードも搭載されており、夜間作業や長時間使用時の目への負担を軽減できます。
接続面では、USB Type-Cポート2つとHDMIポート1つを備え、様々なデバイスに対応しています。Windows PCではドライバー不要でプラグアンドプレイに対応しており、ケーブルを接続するだけですぐに使い始められます。FreeSync低遅延テクノロジーにも対応しているため、ゲーム用途でも遅延を抑えた快適なプレイが期待できます。
そして何より、このような充実した機能を持ちながら、価格は約3万円台後半から4万円台前半と非常にリーズナブルな点が最大の強みです。大手メーカーのデュアルモニターが10万円以上する中で、InnoViewのPM009-05Bは圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
PM009-05Bのネガティブな特色
一方で、いくつか注意すべき点も存在します。まず、2.24kgという重量は、モバイルモニターとしてはやや重めです。デュアル画面構成のため仕方ない面もありますが、毎日持ち運ぶ用途には不向きかもしれません。主に自宅やオフィスでの据え置き利用、あるいは週に数回程度の持ち運びであれば許容範囲といえるでしょう。
MacBookユーザーの場合、画面拡張モードを利用するためにはドライバーのインストールが必要となり、Windows環境のような即座の利用ができません。また、製品によってはミラーリングのみの対応となる可能性もあるため、Mac環境での使用を検討している方は事前に仕様を十分に確認する必要があります。
内蔵スピーカーは2W×2という控えめな出力で、音質面ではあまり期待できません。動画視聴や音楽鑑賞を楽しみたい場合は、外部スピーカーやヘッドフォンの使用を推奨します。また、HDMIポートがminiHDMI規格のため、標準的なHDMIケーブルをそのまま使用できず、変換アダプターや専用ケーブルの購入が必要になる点も留意すべきポイントです。
消費電力面では、2画面を同時駆動するため、ノートPCのバッテリー消費が通常より速くなります。外出先での長時間使用を想定する場合は、電源確保の方法を事前に考えておく必要があります。VESA非対応という点も、モニターアームを使った設置を検討している方にとっては制約となるでしょう。


他メーカーの商品との比較:人気モバイルモニターとのスペック対決
デュアルモバイルモニター市場では、InnoView PM009-05B以外にも複数の選択肢が存在します。ここでは、主要な競合製品との違いを詳しく見ていきましょう。
ASUS ZenScreen Duo OLED MQ149CDとの比較
デュアルモバイルモニターの最高峰として君臨するのが、ASUSのZenScreen Duo OLED MQ149CDです。このモデルは14インチのOLEDパネルを採用し、液晶ディスプレイでは実現できない深い黒と鮮やかな色彩表現を誇ります。解像度は1920×1200で、PM009-05Bよりも縦方向に120ピクセル広い作業領域を確保できます。
重量は1.07kgとPM009-05Bの2.24kgと比較して半分以下の軽さを実現しており、携帯性では圧倒的に優れています。台湾台北市に本社を置くASUSは、世界的に信頼されるPCメーカーであり、ブランドの安心感も大きな魅力です。
ただし、価格は約12万円台と、PM009-05Bの約3倍に達します。予算に余裕があり、最高品質の画質と携帯性を求める方にはASUSが最適ですが、コストパフォーマンスを重視するならInnoViewに大きな利点があります。
JAPANNEXT JN-DMD-IPS156Fとの比較
JAPANNEXTのJN-DMD-IPS156Fは、InnoViewと同じ15.6インチ・フルHD解像度のIPSパネルを2枚搭載したデュアルモニターです。価格は約4万3千円台とPM009-05Bとほぼ同等ですが、重量は1.4kgとやや軽量です。
このモデルの特徴は、無段階調整可能なキックスタンドを備えており、より細かい角度調整ができる点です。また、VESA 75mm×75mmマウントに対応しているため、モニターアームへの取り付けが可能です。一方、PM009-05BはVESA非対応ですが、180°調整可能なヒンジと重力センサーによる自動回転機能を備えています。
機能面でどちらを優先するかにより選択が分かれますが、重量を重視するならJAPANNEXT、自動回転機能やより柔軟なヒンジ機構を求めるならInnoViewが適しているといえます。
EVICIV M185E12との比較
EVICIVのM185E12は、18.5インチという大画面デュアルモニターで、タッチパネルにも対応しています。画面サイズの大きさは魅力的ですが、価格は約7万6千円台とPM009-05Bのほぼ倍になります。重量は1.2kgとPM009-05Bより軽量ですが、画面が大きい分、設置スペースを多く必要とします。
タッチパネル機能が必要で、より大きな作業領域を求める方にはEVICIVが適していますが、15.6インチで十分と考える方や、予算を抑えたい方にはInnoViewが合理的な選択となります。
シングルモバイルモニターとの比較視点
デュアルモニターではなく、シングルの15.6インチモバイルモニターと比較した場合、EVICIV EVC-1506は約1万6千円から2万円程度で購入できます。ASUSのMB16APも約2万9千円と手頃です。
これらのシングルモニターは軽量で持ち運びやすく、価格も抑えられています。しかし、2画面の作業効率は1画面とは比較にならないほど高く、特にマルチタスクを頻繁に行う方にとっては、PM009-05Bのデュアル構成は投資に見合う価値があるといえます。
総合的な比較結論
InnoView PM009-05Bは、デュアルモバイルモニター市場において、機能性と価格のバランスに優れた選択肢です。ASUSのような高級機には画質や携帯性で及ばないものの、IPSパネルの品質は実用上十分であり、重力センサーや180°ヒンジといった独自機能も魅力的です。
JAPANNEXTやEVICIVといった同価格帯の競合と比較しても、それぞれに特徴があり一概には言えませんが、自動回転機能やヒンジの安定性を評価する声が多いPM009-05Bは、信頼できる選択肢といえます。
最終的には、予算、重量、機能の優先順位により選択が分かれますが、3万円台後半から4万円台前半という価格でデュアルモニター環境を構築したい方にとって、InnoView PM009-05Bは有力な候補となるでしょう。
まとめ
「InnoView PM009-05Bは本当に買いなのか?」という疑問を抱いてここまで読み進めてきた方に、答えは明確です。このモニターは、予算を抑えながらデュアル画面環境を手に入れたい方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。中国・深圳市発の新興ブランドという背景に不安を感じる方もいるかもしれませんが、Amazonでの高評価レビューやサポート体制の充実ぶりを見れば、信頼に足るメーカーだと判断できます。IPSパネルの美しい発色、重力センサーによる自動回転、そして何より圧倒的なコストパフォーマンス——これらの要素が組み合わさったPM009-05Bは、在宅ワークやクリエイティブ作業の効率化を真剣に考えている方の期待に応えてくれるはずです。完璧な製品ではありませんが、価格と機能のバランスを考えれば、多くの方にとって納得できる買い物になると確信しています。




