話題のsirocaとは何者?ブランドの正体と「ホームベーカリーSB-211」で叶える焼きたてパン生活

毎朝、家じゅうに漂う焼きたての香り…その一台が、あなたのキッチンの主役になる。

はじめに

朝、目が覚めたときに漂う、焼きたてのパンの香り。

それは、休日の少し贅沢な朝食のためだけのものだと、多くの人が思い込んでいるかもしれません。

けれど、その常識を静かに覆してきたブランドがあります。

それは、siroca(シロカ)です。

家電量販店の目立つ棚よりも、暮らしの中にそっと溶け込むことを選んできたこのブランドは、いつのまにか多くの家庭のキッチンに根を張ってきました。

コロナ禍の巣ごもり生活で、自宅で料理やパン作りを楽しむ人が一気に増えたことを覚えている方も多いはずです。

あの時期、「もっと手軽に、失敗なく、焼きたてを味わいたい」という願いに応えたのが、まさにホームベーカリーという家電でした。

とはいえ、正直なところ「パン作りは手間がかかりそう」「機械を買っても結局使わなくなりそう」という不安は、誰の心にもよぎるものです。

粉をこねて、発酵させて、焼き上げる。

その工程を思い浮かべるだけで、少し腰が引けてしまう。

その気持ちは、とてもよくわかります。

しかし、siroca ホームベーカリー SB-211は、その「面倒くさい」を、材料を入れてボタンを押すだけの作業に変えてくれる一台です。

パンはもちろん、ジャムやバター、さらには焼きいもやおもちまで。

一台で暮らしの楽しみがぐっと広がる、その実力を、これからじっくりとお伝えしていきます。

sirocaとは

企業詳細

siroca(シロカ)は、東京都千代田区神田神保町に本社を置く、日本の家電メーカー「シロカ株式会社」が展開するブランドです。

そのルーツは意外なところにあります。創業は2000年10月で、当初は「オークセール」という社名でネットオークション事業を手がけていました。

ところが業績が思うように伸びず、2007年に小型家電の製造・販売へと事業を大きく転換します。

そして2010年に「siroca」ブランドが誕生し、コーヒーメーカーやホームベーカリーといった調理家電を次々と製品化していきました。

このブランド名の由来がまた興味深いところです。「siroca」は「白物家電」に由来しており、実際にシロカの家電には白を基調としたシンプルなデザインの製品が多く見られます。

転機となったのは2010年代半ばです。2014年頃から新興の家電メーカーとして注目を集めるようになり、2018年1月期には年間売上高およそ44億4400万円を計上するまでに成長しました。

全自動コーヒーメーカーはシリーズ累計で約20万台、ノンフライオーブンはシリーズ累計で約50万台を販売するなど、勢いのあるメーカーとして存在感を高めていきました。2016年4月には、旧社名のオークセールから「シロカ株式会社」へと改称し、同時に神保町に新社屋を構えて移転しています。

しかし、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。2019年1月、同社が輸入した暖房器具(パネルヒーター)で、製品を起因とする火災が発生します。内部配線接続部の圧着不良による異常発熱が原因と推定され、同年2月から無償点検・修理のリコールを実施しました。

この出来事が引き金となり、経営は資金繰りに苦しむこととなります。

そして大きな体制転換が訪れます。金井まり氏を代表とする新会社「siroca株式会社」へと事業が譲渡され、製造・販売や製品保証などの対応は新会社が引き継ぐこととなりました。2019年12月には、事後処理を担う旧シロカが「株式会社rs」へ商号を変更し、新会社の商号が現在のカタカナ表記「シロカ株式会社」となります。

現在の経営体制についても触れておきます。社長を務める金井まり氏は、学生時代に食品輸入商社を立ち上げ、その後は中国で製品検査の仕事を請け負うなど、実践的なビジネス経験を積んできた人物です。台湾の上場企業で役員として日本向け製品の開発や販売に携わった経歴を持ち、2019年12月に経営破綻した旧シロカの株式の過半を取得し、事業を引き継ぐ形で社長に就任しました。社長就任後は、家電の設計を日本国内で行う方針へと切り替え、品質向上を図っています。

会社の基本情報も整理しておきましょう。本社所在地は東京都千代田区神田神保町2丁目4番地、東京建物神保町ビル5階。資本金は1億円で、事業内容は自社ブランド製品の企画開発卸、PB製品の企画開発卸、そして輸入総代理店業務です。創業は2000年10月、資本金1億円、グループ全体の従業員数は2023年12月時点で98名となっています。

製品づくりの体制にも特徴があります。本社は東京にあり、製品の設計や開発は日本国内で行われ、その後、コストパフォーマンスを重視して海外の工場で製造されています。この体制により、日本基準の品質管理を維持しながら、手頃な価格で商品を提供することを可能にしています。香港と中国に海外現地法人を設立しており、取り扱い品目は家電製品、寝具、雑貨、食品と多岐にわたります。

また、海外ブランドの代理販売も手がけています。スイスのBONECO社やLAURASTAR社製の小型家電の代理販売事業を行っており、単なる自社製品の展開にとどまらない幅広い事業を展開しています。

企業姿勢の面でも、興味深い取り組みが見られます。シロカは、介護・食品ロス・復興支援・子どもの貧困・地方創生といった、暮らしの延長線上にある社会課題に挑戦していく企業を目指すと掲げています。千代田区と連携し、高齢者の生活を支援する「ちよだアクティブシニア塾」に協力企業として参加するなど、地域社会との関わりも持っています。

こうして見ると、シロカは一度の経営危機を乗り越え、企画・開発の国内回帰と品質向上に舵を切ることで、新興メーカーから安定した家電ブランドへと生まれ変わってきたことがわかります。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

リサーチで確認できた企業情報をもとに、当ブログ独自の視点で信頼度を多角的に採点します。

運営体制の明確さ ★★★★☆(4.0)
本社所在地、資本金、経営者の経歴、海外現地法人まで情報が公開されており、透明性は高い水準にあります。 一度の経営破綻を経て新体制へ移行した経緯も、公表資料から追うことができます。

市場での評価実績 ★★★★☆(4.0)
コーヒーメーカーやノンフライオーブンでシリーズ累計の販売実績を積み上げ、新興メーカーとして注目を集めてきました。 2018年には年間売上高約44億円を計上するなど、市場での存在感は確かなものがあります。

商品開発の専門性 ★★★☆☆(3.5)
「ちょっとだけいい」というコンセプトのもと、デザインと機能性を両立させた製品を数多く展開しています。 設計・開発を日本国内で行う方針への転換により、専門性のさらなる向上が期待されます。

社会的・文化的な取り組み ★★★☆☆(3.5)
介護や子どもの貧困、地方創生といった社会課題への挑戦を掲げ、自治体との連携にも取り組んでいます。 家電メーカーとしては踏み込んだ社会的姿勢を示している点は評価できます。

財務情報の開示度 ★★★☆☆(3.5)
資本金や過去の売上高、従業員数などの情報は確認できますが、非上場企業のため最新の詳細な財務データは限定的です。 それでも、一般的な中小家電メーカーと比べれば情報は入手しやすい部類に入ります。

総合評価 ★★★☆☆(3.7)

経営危機という試練を乗り越え、品質向上と情報開示に前向きに取り組む姿勢が随所に見られる、信頼して選びやすいブランドといえます。 歴史の浮き沈みを経てきたからこそ、現在の堅実な体制に説得力があります。

商品紹介「ホームベーカリーSB-211」

商品詳細

電源:交流100V、50/60Hz

消費電力:550W

サイズ(約):幅28×奥行32×高さ29.5cm

本体重量(約):3.9kg

コード長(約):1.4m

対応斤数:2斤

容量:2キログラム

タイマー予約:13時間まで

パンケース内部とパン羽根のコーティング:セラミックコーティング

メニュー:食パン/早焼きパン/ソフトパン/フランスパン風/スウィートパン/全粒粉パン/米粉パン(グルテンなし)/こねる/発酵/焼く/パン生地/ピザ生地/うどん・パスタ生地/焼きいも/もちつき/ジャム/フレッシュバター(全17メニュー)

基本的なパンはもちろん、パン以外のメニューも手軽に。たっぷり楽しめる2斤タイプ。

■パンも、パン以外も楽しめる。ジャムやバターも自家製で。

楽しみ広がるオートメニューを搭載。 基本的なパンはもちろん、全粒粉パンや、米粉パン、さらにピザ生地やおもち、焼きいもまでも。

■最大2斤まで作れる大きめサイズ

両機種ともに、1斤、1.5斤、2斤に対応。シーンに合わせて使い分けが可能です。 大人数のご家庭でも、休日に2斤焼いておけば、残った分を冷凍ストックして翌日の朝食やおやつにも。

■パンケースを環境に配慮したセラミックコーティングに変更。

パンケース内部とパン羽根のコーティングを、従来のフッ素樹脂コーティングから環境に配慮したセラミックコーティングに変更。

■別売りのシロカのパンミックスでおいしい食パンを毎日手軽に。

シロカのパンミックスは、日本の製粉業界を常にリードしている株式会社ニップンとシロカが共同で開発。 ドライイーストつきで、水だけ準備すれば、手軽に美味しいパンを焼くことができます。

良い口コミ

「材料を入れてボタンを押すだけで、朝には焼きたての食パンが完成していて感動しました」

「2斤まで焼けるので、家族が多いわが家でも一度でたっぷり作れて助かっています」

「パンだけでなく、ジャムや焼きいもまで作れて、想像以上に活躍の幅が広いです」

「米粉パンが焼けるので、小麦を控えている家族のために重宝しています」

「タイマー予約を使えば、起きたときに焼きたてが待っていて、朝食の時間が楽しみになりました」

気になる口コミ

「焼き上がりまでの時間が長めなので、すぐに食べたいときには少し待たされます」

「こねている最中の動作音が、思っていたよりも大きく感じることがあります」

「2斤対応で本体が大きめなので、置き場所を確保する必要がありました」

「メニューが豊富な分、最初は使い方を覚えるのに少し時間がかかりました」

「パンケースやパン羽根のお手入れは、毎回きちんと行う必要があります」

「ホームベーカリーSB-211」のポジティブな特色

最大の魅力は、なんといっても17種類という多彩なオートメニューです。

食パンや早焼きパンといった基本のパンはもちろん、全粒粉パンや米粉パン、フランスパン風まで、好みや体調に合わせて選べる幅広さがあります。

パン作りにとどまらないのも大きな強みです。

ピザ生地やうどん・パスタ生地といった生地作りから、焼きいも、もちつき、さらにはジャムやフレッシュバターまで、一台で何役もこなしてくれます。

たっぷり作れる2斤対応という点も見逃せません。

1斤、1.5斤、2斤とシーンに合わせて使い分けができるので、大人数の家庭でも安心です。

休日に2斤焼いておけば、残った分を冷凍ストックして翌日の朝食やおやつに回せるという、暮らしに寄り添った使い方も広がります。

環境への配慮も、この製品の見逃せない特色です。

パンケース内部とパン羽根のコーティングが、従来のフッ素樹脂コーティングから環境に配慮したセラミックコーティングへと変更されており、日々使う道具としての安心感につながっています。

そして、最大13時間のタイマー予約機能。

夜のうちに材料をセットしておけば、朝、起きたときには焼きたてのパンが待っているという、忙しい毎日にこそうれしい仕組みが備わっています。

さらに、別売りのシロカのパンミックスを使えば、その利便性は一段と高まります。

このパンミックスは、日本の製粉業界を長年リードしてきた株式会社ニップンとシロカが共同で開発したもので、ドライイースト付き、水だけ準備すれば手軽においしいパンが焼けるという手軽さを実現しています。

「ホームベーカリーSB-211」のネガティブな特色

一方で、購入前に知っておきたい点もいくつかあります。

まず、本体のサイズです。

幅28×奥行32×高さ29.5cmと、2斤対応ゆえにそれなりの存在感があるため、設置場所をあらかじめ確保しておく必要があります。

次に、焼き上がりまでの時間です。

こねる・発酵・焼くという工程を経る以上、思い立ってすぐに食べられるわけではなく、ある程度の待ち時間が前提となります。

この点は、タイマー予約機能をうまく活用することで補える部分ではあります。

また、パン作りの性質上、こねる工程での動作音は、静かな時間帯には気になる場合があるかもしれません。

お手入れについても、パンケースやパン羽根を毎回清潔に保つひと手間は必要です。

とはいえ、これらはホームベーカリーという製品全般に共通する特徴でもあり、SB-211に固有の大きな欠点というわけではありません。

他メーカーの商品との比較

ホームベーカリーは各社から発売されており、それぞれに個性があります。SB-211の立ち位置を理解するために、代表的なメーカーと比べてみましょう。

パナソニックのホームベーカリーとの違い

ホームベーカリーの分野で高い知名度を誇るのがパナソニックです。

イーストや具材を自動投入する機能や、きめ細かなパンの焼き分けなど、完成度の高さで長年支持を集めてきました。

その分、価格帯は比較的高めに設定されている製品が多い傾向にあります。

対して、siroca SB-211は、17種類のオートメニューを備えながらも、手が届きやすい価格帯を狙った一台です。

「まずはホームベーカリーを気軽に試してみたい」「パン以外の調理にも幅広く使いたい」という方にとっては、SB-211の多機能さとコストのバランスは魅力的に映るはずです。

他ブランドとの比較ポイント

ツインバードやアイリスオーヤマなど、リーズナブルな価格帯で勝負する他ブランドのホームベーカリーも存在します。

これらの製品は、基本的なパン作りに機能を絞ってシンプルさと低価格を実現しているものが多く見られます。

SB-211が際立つのは、その守備範囲の広さです。

パンだけでなく、焼きいも、もちつき、ジャム、フレッシュバターまでこなせる17メニューは、「家電を一台で長く楽しみたい」という発想に応えてくれます。

選び方のまとめ

比較を通じて見えてくるのは、「何を優先するか」で選ぶべき一台が変わるということです。

とにかく最高品質のパンを追求したいならパナソニック、価格を最優先するならツインバードやアイリスオーヤマという選択肢があります。

そして、価格と多機能性のバランスを取りながら、パン以外の楽しみまで広げたいなら、siroca SB-211が有力な候補になります。

ブランドとしての信頼性と、暮らしに寄り添う機能の幅。

その両方を求める方にとって、SB-211はちょうど良い中間地点に位置する一台だといえます。

まとめ

焼きたてのパンの香りは、特別な日のごちそうではなく、明日の朝から始められる日常になります。

siroca ホームベーカリー SB-211は、材料を入れてボタンを押すという、たったそれだけの手間で、その日常をあなたのキッチンに連れてきてくれる一台です。

パンはもちろん、焼きいもやジャム、フレッシュバターまで。

17種類のメニューは、休日の楽しみを一気に広げてくれます。

そして、その背景にあるのが、一度の経営危機を乗り越え、設計・開発の国内回帰と品質向上に取り組んできたシロカというブランドの歩みです。

浮き沈みを経てきたからこそ、いまの堅実なものづくりに説得力が宿ります。

在宅時間が見直され、自宅での食を大切にする流れが続くいまだからこそ、この一台の価値は、じわりと効いてくるはずです。

もし少しでも気になったなら、まずは夜、寝る前にタイマーをセットしてみるところから始めてみてください。

翌朝、焼きたての香りで目覚める、その小さな贅沢が、あなたの毎日を確かに変えていきます。

タイトルとURLをコピーしました