Bauhütteとは?デスク秘密基地化を支えるブランドの魅力と人気モデル「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」を徹底紹介

デスクを「広く」するより「高く」できる机のほうが部屋はずっと自由になる

はじめに

朝から晩まで座りっぱなしで、夕方には腰が重い。
在宅ワークやオンライン授業が当たり前になってから、そんな日を過ごす人は少なくありません。
立って作業しようと思い立っても、キッチンカウンターに段ボールを重ねてノートPCを置く、という応急処置で終わった経験がある方もいるのではないでしょうか。
私もその一人でした。

問題は、机を置くスペースがないことです。
ワンルームや寝室の片隅に、横幅120cmの大きなデスクは入りません。
それなら発想を変えて、横ではなく縦に使える机を選ぶという手があります。

そこで注目したいのが、大阪発のゲーミング家具ブランド「Bauhütte(バウヒュッテ)」です。
ゲーマーの間では、自分の机まわりを好みの道具で固めていく「デスク秘密基地化計画」というスローガンで知られています。
今回紹介する「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」は、幅70cmという、ちょうど一般的な冷蔵庫の横幅くらいに収まる小さな机です。
それでも天板の高さを変えられ、キーボードやマウスをしまえる引き出し式の台まで付いています。

この記事では、ブランドの成り立ちから商品の実力、他メーカーとの比較まで、忖度なしで掘り下げます。
冒頭の一文が本当かどうか、読み終えるころに判断してみてください。

Bauhütteとは

企業詳細

①ブランドの正体は東大阪の企業

名前の響きから海外ブランドだと思われがちですが、Bauhütteは日本のブランドです。
大阪府東大阪市に本社を置くビーズ株式会社が、企画・設計・デザインまで一貫して手がけるゲーミング家具ブランドとして位置づけられています。
Bauhütteの由来について公式に説明した情報は、今回のリサーチでは確認できませんでした。
ただ、ゲーム系メディアでも、ネーミングがドイツ語風に聞こえるため日本メーカーだと気づかない人が多いと紹介されています。

②運営会社ビーズ株式会社の基本情報

公式サイトで確認できた会社概要は次のとおりです。
本社所在地は大阪府東大阪市川俣1丁目14番33号、資本金は1億円、設立は1997年4月、代表取締役は大上響氏で、主な業務は自社ブランド製品の企画・開発・デザイン・輸出入・販売です。
販売先についても、雑貨卸会社、プレミアム企画会社、一般小売店、インターネットショップと明記されています。
一方で、ショールームやショップは設けておらず、一般の見学も受け付けていないと案内されています。
実物を触ってから買いたい人にとっては、少しハードルがある体制です。

従業員数は情報源によって数字が異なります。
転職情報サイトでは60人、日本経済新聞社の企業情報サービスでは89人、別の企業データベースでは被保険者75名とされています。
集計時期の違いによるものと考えられ、正確な最新人数は断定できません。

③有限会社からの歩み

公式の沿革をたどると、会社の成長過程が見えてきます。
大阪府堺市でビーズ有限会社として設立され、1999年6月に株式会社へ組織変更、2001年に東大阪市へ本社を移し、同年に輸入部門を立ち上げました。
転機は翌年です。
2002年2月に自社ブランド製品の企画開発を始め、2006年5月には資本金を1億円に増資しています。
輸入業務から出発し、自社ブランドのメーカーへと軸足を移していった流れが読み取れます。

④工場を持たないメーカーという特徴

ビーズ株式会社のもう一つの特徴は、生産体制です。
求人情報では、工場を持たない「ファブレスメーカー」であるため、新しいアイデアを形にしやすく、アウトドアからインドアまで幅広いジャンルの製品を展開していると紹介されています。
同じ求人情報では、社員の10%がシステムエンジニアとして在籍しているとも記載されています。
家具メーカーのイメージからすると、少し意外な社内構成です。

⑤Bauhütte以外のブランド

ビーズ株式会社は、Bauhütte専業の会社ではありません。
アウトドアブランドの「DOD(ディーオーディー)」、自転車ブランドの「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」、そしてインテリアブランドの「Bauhutte(バウヒュッテ)」などを展開しています。
キャンプ好きの方なら、ウサギのロゴで知られるDODのテントを見かけたことがあるかもしれません。
企業データベースによると、同社は「アイデアをカタチにする」をコーポレートスローガンに掲げています。
さらに商標75件、意匠41件、実用新案8件を保有しているとされ、商標は家具・プラスチック製品の分野が中心とのことです。
アイデア商品を多く出す会社らしく、知的財産の登録にも積極的な様子がうかがえます。

⑥「デスク秘密基地化計画」というコンセプト

Bauhütteを語るうえで外せないのが、スローガンの存在です。
「デスク秘密基地化計画」を掲げ、機能的で夢のあるデスク環境を提案しています。
子どものころ、押し入れや段ボールで自分だけの空間を作った記憶がある方も多いはずです。
その感覚を大人のデスクに持ち込もうという発想です。
このスローガンはXやInstagramでハッシュタグとして広く使われていると紹介されています。
ユーザー自身がデスク写真を投稿し、ブランドの世界観を広げている点は大きな強みです。

⑦拡張性を武器にした製品づくり

Amazonのブランド紹介では、強みを機能性と拡張性とし、250を超えるオプションパーツを組み合わせて自分だけのデスクを作れると説明しています。
机を買って終わりではなく、ヘッドホン掛けや棚を少しずつ足していく楽しみ方ができます。
2019年には公式サイトを『ゲーム部屋大辞典』としてリニューアルし、デスクレイアウトから構成アイテムを逆引きして一括購入できる仕組みを整えました。
「この人の机、いいな」と思った写真から、そのまま同じ家具を探せる設計です。

⑧ユーザーの本音を拾う商品企画

商品企画の姿勢を知る手がかりとして、過去のプレスリリースがあります。
2017年に発売したゲーミングチェア「GT-2000」では、自社製品も含めて派手なデザインが多く、落ち着いたものが少ないという実情を認めたうえで開発したと説明しています。
自社の弱点を自ら口にする広報は珍しく、ユーザー目線を意識した企画であることが伝わります。

⑨地域との関わり

地元とのつながりも見逃せません。
2025年6月には、Bauhütteの製品が東大阪市のふるさと納税返礼品に採用され、楽天、ふるさとチョイス、ふるなびで順次取り扱いが始まりました。
町工場が多いものづくりの街、東大阪から全国へ届けるという立ち位置は、ブランドの信頼感を支える材料の一つです。

⑩財務情報の公開状況

一方で、弱い部分も正直に書いておきます。
ビーズ株式会社は未上場企業であり、売上高や利益といった財務情報は一般には公表されていません。
過去の求人情報には「2023年までに売上高100億円突破を目指す」という目標が書かれていましたが、達成したかどうかは今回のリサーチでは確認できませんでした。

⑪購入後の問い合わせ窓口

問い合わせはビーズ株式会社のブランド別フォームから行う形です。
購入前によくある質問をまとめたFAQページも用意されています。
電話窓口の有無や受付時間など、細かなサポート体制は購入前に公式サイトで確認しておくと安心です。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

運営体制の明確さ ★★★★★(5.0)
所在地、資本金、設立年、代表者、事業内容が公式サイトで公開されています。
沿革も細かく掲載されており、企業の実体は明確です。

市場での評価実績 ★★★★☆(4.5)
スローガンがSNSでハッシュタグとして広がるほど、ゲーマー層に浸透しています。
ふるさと納税返礼品への採用も、一定の評価を裏付ける材料です。

商品開発の専門性 ★★★★(4.0)
250を超えるオプションパーツという拡張の仕組みは、他社にない独自性があります。
ただし工場を持たない体制のため、製造工程の管理状況までは外部から見えにくい面があります。

社会的・文化的な取り組み ★★★★(4.0)
地元の東大阪市との連携や、ユーザー投稿を生かしたデスク文化の発信に取り組んでいます。
ゲーム部屋という新しい生活文化を広めた功績は大きいと考えます。

財務情報の開示度 ★★(2.0)
未上場のため、売上高や利益は公表されていません。
資本金などの基本情報は開示されているため、最低限の透明性は保たれています。

総合評価 ★★★☆(3.9)
会社の実体、ブランドの浸透度、独自の商品設計のいずれも高い水準です。
財務情報が見えない点を差し引いても、安心して選べるブランドと判断します。

商品紹介「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」

商品詳細

  • 形状:長方形
  • デスクの種類:コンピューターデスク
  • 商品の寸法:45奥行き×70幅×108高さ cm
  • 色:ブラック
  • スタイル:単品
  • ベース材質:ポリ塩化ビニル(PVC)
  • トップの素材タイプ:プラスチック
  • 仕上げタイプ:粉体塗装
  • 特徴:高さ調節機能
  • 本体サイズ:幅70×奥行45×高さ75.5cm
  • 天板の高さ:約75.5〜117.5cm
  • 本体重量:約13.9kg
  • 天板の材質:塩化ビニル樹脂
  • 脚部塗装部の材質:エポキシ粉体塗装
  • 脚部メッキ部の材質:クロームメッキ
  • 昇降機能:上下昇降機能搭載
  • サイズ感:デスク幅70cmのコンパクトサイズで部屋使いに最適
  • 収納:キーボードスライダーで作業スペースを最大化し、キーボード、マウス、書類等をまとめて収納

良い口コミ

「6畳の寝室に置いても圧迫感がなく、幅70cmでもノートPCとマウスで作業するには十分でした。」

「午前は座って、午後の眠くなる時間帯だけ立って作業する使い方がすっかり習慣になりました。」

「キーボードスライダーに入力機器をしまうと、天板でそのまま食事や書き物ができて便利です。」

「黒一色のデザインで、ほかのゲーミング家具と並べても統一感が出ました。」

「脚が金属でしっかりしているので、軽くタイピングする程度なら揺れはほとんど気になりません。」

気になる口コミ

「組み立てに思ったより時間がかかり、一人だと部品を支えるのが大変でした。」

「高さを変えるときに天板の上の物を一度どかす必要があり、気軽に切り替えにくいです。」

「一番高くして立ったまま強めにタイピングすると、少し揺れを感じる場面がありました。」

「幅70cmだと、モニターを置いたうえで資料を広げるにはスペースが足りません。」

「キーボードスライダーの高さが自分の体格に合わず、慣れるまで手首の位置に迷いました。」

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」のポジティブな特色

一つめは、天板の高さを約75.5〜117.5cmまで変えられる点です。
その差はおよそ42cmあり、座り作業の机としても、立ち作業の机としても使えます。
ポイントは「一日中立つ机」ではなく「姿勢を変えられる机」と考えることです。
たとえば、午前中のメール処理は座って、昼食後の眠くなる時間帯だけ立って資料を読む。
こうした切り替えができるだけで、夕方の体の重さはかなり変わります。

二つめは、デスク幅70cmというコンパクトさです。
一般的なカラーボックスを二つ横に並べたくらいの幅なので、ワンルームや寝室の壁際にも収まります。
メインデスクをすでに持っている人なら、その横に立ち作業専用のサブデスクとして置く使い方もできます。
ここでBauhütteのスローガンが生きてきます。
机の数を増やして役割を分けることは、まさに自分だけの作業空間を作る「秘密基地化」の一歩です。

三つめは、キーボードスライダーの存在です。
キーボード、マウス、書類をまとめて収納できるため、天板の上を空けておけます。
作業が終わったらスライダーに入力機器を押し込み、天板を片付けるだけで、机が別の用途に戻ります。
小さな机ほど「片付けやすさ」が使い続けられるかどうかを左右するため、この仕組みは地味ながら大きな価値があります。

四つめは、脚部の仕上げです。
塗装部はエポキシ粉体塗装、メッキ部はクロームメッキと、部位ごとに表面処理が分けられています。
本体重量は約13.9kgで、女性一人でも位置の微調整がしやすい重さに収まっています。

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」のネガティブな特色

最も注意したいのは、作業スペースの狭さです。
幅70cm、奥行45cmの天板では、24インチ以上のモニターと資料を同時に広げるのは難しくなります。
デュアルモニターや大型の液晶タブレットを使いたい人には、明らかに小さすぎます。

次に、提供された仕様からは昇降の方式や耐荷重が読み取れません。
重いモニターを載せる予定がある人は、購入前に販売ページやメーカーの案内で上限を確認する必要があります。
確認せずに載せすぎると、昇降時の安全面に不安が残ります。

また、仕様表記に不一致がある点も見逃せません。
「商品の寸法」では高さ108cm、本体サイズでは高さ75.5cm、天板の高さは最大約117.5cmと、数字が三通り並んでいます。
棚の下や窓際に置く予定なら、最大の117.5cmを基準に高さを測っておくほうが安全です。

最後に、天板の素材が塩化ビニル樹脂である点です。
汚れを拭き取りやすい反面、木の質感を求める人には物足りなく感じられます。
今回の提供情報の色はブラックのみのため、部屋の雰囲気に合うかどうかも事前に考えておきたいところです。

他メーカーの商品との比較

【比較の前提】
比較対象は、幅70cm前後の手動昇降デスクに絞りました。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)の「100-ERD054」と、タンスのゲンの「片手で楽々ワンタッチ昇降式 スタンディングデスク(品番45400005)」です。
「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」の数値は、比較のためメーカー公式ページの情報も参照しています。

昇降の範囲と方式

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」は、ロックレバー式で天板を無段階に調節でき、公式では身長119〜184cmの立ち姿勢に対応するとしています。
最大約117.5cmという高さは、今回の3製品で最も高い数値です。
身長の高い人にとっては、ここが最大の優位点になります。

サンワサプライ「100-ERD054」は、天板の高さが74〜108.2cmで、レバーを引いて上げ下げするガス圧式です。
ガス圧式は力をあまり使わずに高さを変えられるため、切り替えの手軽さでは有利です。

タンスのゲン「45400005」は、アジャスター付きで高さ70.5〜110cm、キャスター付きで75〜114cmです。
ガス圧式で、低めの高さまで下げられる点は小柄な人に合います。

一方、「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」の公式ページには昇降時は2人以上で行うよう注意書きがあります。
一人でさっと切り替えたい人にとっては、ガス圧式の2製品より明確に不利です。

天板サイズと収納

天板の広さでは、他の2製品が勝ります。
サンワサプライは幅70×奥行48cm、タンスのゲンも幅70×奥行48cmで、「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」の奥行45cmより3cm深くなっています。

ただし、「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」にはキーボードスライダーが標準装備され、コンパクトでも奥行きを確保して作業できるという強みがあります。
入力機器を天板から逃がせるため、実際に使える面積では逆転する場面もあります。

便利機能と使い勝手

機能の多さでは、サンワサプライが一歩抜けています。
完成品で届くため組み立てが不要で、脚部ごと折りたためるうえ、低床キャスター付きで移動も簡単です。天板を90°まで無段階で傾けられるチルト機能もあります。
使わない日は壁際に片付けたい人には、この製品が最適です。

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」は、横揺れを防ぐクロスバー、グラつきを抑える底板、ヘッドホンなどを掛けられるハンギングバー、ケーブル固定に便利なパンチングボードを備えています。
移動や収納より、据え置きで道具を集約する使い方に向いた設計です。

耐荷重と価格

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」の耐荷重は40kg未満です。
サンワサプライは耐荷重30kg、タンスのゲンは静止時30kg、昇降可能荷重4kgとされています。
静止時の数値では「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」が有利です。

価格面ではタンスのゲンが圧倒的です。
公式ストアの表示価格は送料無料で10,999円(税込)でした。
サンワサプライは公式通販で20,800円の表示です。
「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」は販売店によって価格が変動するため、購入時に確認してください。

結局どれを選ぶべきか

身長が高い人、机まわりにヘッドホンやケーブルを集約したい人は「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」が合います。
組み立てや片付けの手間を減らしたい人はサンワサプライ「100-ERD054」です。
とにかく費用を抑えたい人はタンスのゲン「45400005」が有力です。

まとめ

「昇降式 スタンディングデスク BHD-700」は、広さを求める机ではありません。
その代わり、幅70cmという限られた場所に「座る」と「立つ」の二つの作業姿勢を用意してくれます。
横に広げられない部屋でも、高さなら変えられます。
冒頭で書いた「高くできる机のほうが部屋は自由になる」という言葉の意味は、ここにあります。

在宅勤務が生活に根づいた今、机は仕事道具であると同時に、一日の居場所でもあります。
Bauhütteが掲げる「デスク秘密基地化計画」は、その居場所を自分好みに整えるための合言葉です。
立ち作業に正解の時間はありません。

今日はまず、キッチンカウンターの高さに合わせてノートPCを置き、10分だけ立って作業してみてください。
その10分が心地よければ、この小さな昇降デスクを迎える準備はもうできています。

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