Greeshowはどこの国?評判・口コミを調査!人気の防災ラジオ(懐中電灯付き)も紹介

「はじめに」

先の能登半島地震、そして毎年のように発生する線状降水帯による豪雨。私たちの平穏な日常は、いつ揺さぶられてもおかしくない、そんな時代を生きているのかもしれません。

災害の速報が入った時、誰もが真っ先に手に取るのはスマートフォンでしょう。しかし、もし大規模な停電でバッテリーが切れ、通信網が麻痺してしまったら…?画面は真っ暗になり、大切な家族の安否すら確認できない。そんな想像するだけで背筋が凍るような事態に、本当にスマホだけで立ち向かえるのでしょうか。

だからこそ今、コンセントが使えなくても情報を届けてくれる「防災ラジオ」の価値が、静かに、しかし確実に見直されています。

そんな中、Amazonなどで人気を集めているのが「Greeshow」という名の防災ラジオです。

手頃な価格で多機能なため気にはなるけれど、「Greeshowって、一体どこの国の製品?」「聞いたことのない海外ブランドだけど、肝心な時にちゃんと動いてくれるの?」と、一抹の不安を拭えない方も多いのではないでしょうか。

防災グッズは、いざという時に私たちの命を守る最後の砦です。安かろう悪かろうでは、絶対に許されません。

この記事では、まるで探偵のようにGreeshowというブランドの謎を一つひとつ解き明かしていきます。運営会社はどこなのか、利用者の生の声である評判・口コミは本当なのか。

そして、人気の懐中電灯付きモデル「XLN-383」は、災害大国・日本で使うに値する”本物”なのかを、徹底的に検証します。

読み終えたとき、あなたの心の中の漠然とした不安は消え、確かな安心という光が差し込んでいるはずです。

「MeryStar・Greeshowとは」

企業詳細

MeryStar・Greeshowは、香港を拠点とするMeryStar International Limitedが展開するアウトドア・防災用品ブランドです。同社は2021年5月にGREESHOW商標を米国で登録し、「Green(緑)」と「Show(表現)」を組み合わせた社名には、自然環境への配慮と製品品質の向上への想いが込められています。

日本国内では、メリショー・ジャパン株式会社が2019年10月21日に設立され、千葉県松戸市を拠点として事業を展開しています。代表者は中澤成美氏で、資本金は520万円、法人番号9040001111049として登録されています。同社の事業内容は、アウトドア用品・防災関連製品の輸入・卸・流通事業、EC通販事業、各種マーケティング・プロモーション事業と多岐にわたります。

特筆すべきは、日本法人が適格請求書発行事業者として登録されており、税務面での透明性を確保している点です。また、カスタマーサポートも日本語対応で、電話番号03-4563-9014で問い合わせが可能となっています。

★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)

企業透明性: ★★★★☆(4.2/5.0)

香港本社と日本法人の情報が明確に開示されており、法人登録番号や適格請求書発行事業者登録など、法的な透明性は高い水準にあります。

事業継続性: ★★★☆☆(3.5/5.0)

2019年設立と比較的新しい企業ですが、資本金520万円という安定した経営基盤と、複数事業領域での展開により継続性は確保されています。

製品品質: ★★★★☆(4.0/5.0)

PSE技術適合認証やIPX3防水仕様など、安全基準をクリアした製品開発に取り組んでおり、品質管理体制は信頼できるレベルです。

顧客サポート: ★★★★☆(4.1/5.0)

日本語サポート体制、12ヶ月保証、30日間返金保証など、購入後のフォロー体制が充実しています。

市場評価: ★★★☆☆(3.8/5.0)

Amazon売れ筋ランキング636位(スポーツ&アウトドア部門)と一定の市場認知を獲得していますが、さらなる向上の余地があります。

総合評価: ★★★★☆(3.9/5.0)

新興企業ながら、適切な法的手続きと品質管理により、信頼できるブランドとして評価できます。

「商品紹介」

Greeshow 防災ラジオ XLN-383

商品スペック

受信周波数:FM 76~108MHz、AM 522~1710KHz、SW 2.3~22MHz

電池容量:2000mAh(18650リチウムイオン電池)

充電方式:USB-C入力(5V, 1A)、ソーラーパネル(5V, 30mA)、手回し充電

出力:USB-A端子(5V, 1A)でスマートフォン充電可能

スピーカー:8Ω, 2W

LEDライト:消費電力1W(点灯時)、0.5W(点滅時)、点灯寿命10,000時間以上

製品サイズ:15.8 x 4.9 x 5.3 cm

重量:225g

防水性能:IPX3

SOSアラート:105dB

保証:製造不良1年保証+30日間返金保証

良い口コミ

「手回し充電の効率が予想以上に良く、短時間でもしっかり電力を確保できました。非常時でも安心して使えそうです」

「LEDライトの明るさが思っていたより明るく、暗闇でもしっかりと周囲を照らしてくれます。読書灯としても使えて便利です」

「4つの充電方法があるおかげで、どんな状況でも電源を確保できるのが心強いです。特にソーラー充電は災害時に重宝しそうです」

「IPX3防水仕様なので、雨天やアウトドア活動中でも問題なく使用できる安心感があります」

「アナログダイヤルながら、受信時に緑のインジケーターが光るおかげで電波の調整確認がとても簡単でした」

気になる口コミ

「音質については、ラジオ音声はしっかり聞こえますが、BGMとして音楽を流すと少し籠もった印象があります」

「USB充電の速度が気になっていましたが、通常のスマートフォンと同程度の速度で、特別早いわけではありません」

「コンパクト設計なので操作ボタンが小さく、手の大きな方には操作しづらいかもしれません」

「ソーラー充電は天候に左右されるため、曇りの日は充電効率が落ちる点は理解しておく必要があります」

「短波(SW)は海外放送が中心のため、日本国内の情報収集にはFM/AMが主になります」

「Greeshow 防災ラジオ XLN-383」のポジティブな特色

XLN-383の最大の魅力は、災害時に求められる5つの核心機能を1台に集約した多機能性です。SW/AM/FMのトリプル受信により、どのような災害状況でも確実に情報をキャッチできる設計となっています。特に、伸縮アンテナの採用により電波の弱い地域でもクリアな受信が可能で、緊急時の情報収集手段として高い信頼性を誇ります。

充電面では、ソーラー・手回し・USB充電の3WAY充電システムにより、電力インフラが停止した状況でも最大15時間の連続使用が可能です。2000mAhの大容量バッテリー搭載により、スマートフォンの充電も可能で、通信手段の確保にも貢献します。

安全機能として、消防庁推奨の105dB緊急サイレンとSOS点滅機能付きLEDライトを搭載し、救助要請時の生存率向上に寄与します。また、IPX3防水仕様と225gの軽量設計により、過酷な環境での使用に耐える堅牢性と携帯性を両立しています。

「Greeshow 防災ラジオ XLN-383」のネガティブな特色

音質面では、防災ラジオとしての音声品質は確保されているものの、音楽鑑賞用途には適さない籠もった音質となっています。エンターテインメント性よりも実用性を重視した設計のため、日常的なBGM用途での使用には限界があります。

ソーラー充電については、30mAという出力のため、天候条件に大きく左右される点が挙げられます。曇天や室内での使用時は充電効率が著しく低下するため、メイン充電手段としての期待は禁物です。

また、多機能性を追求したことで、各機能において専用機器と比較すると性能面での妥協が見受けられます。例えば、懐中電灯としては十分な明るさですが、専用のLEDライトと比較すると照度に限界があり、長時間作業用途には向きません。

コンパクト設計により操作性にもトレードオフが生じており、高齢者や手の大きな方には操作ボタンが小さく感じられる可能性があります。緊急時の直感的な操作において、この点は考慮すべき要素となります。

「日本製品との比較 ― “メイド・イン・ジャパン”を選ぶか、それともGreeshowを選ぶか」

防災ラジオ選びで必ずと言っていいほど挙がるのが「やっぱり日本メーカーの方が安心では?」という疑問です。ここではGreeshow XLN-383と、同クラスで代表的な国産機としてパナソニックの「RF-TJ20」とソニーの「ICF-B99」を比較しながら、実際にどこが異なり、どこが似ているのかを具体的に掘り下げます。価格帯はいずれも3,000円台から2万円弱まで幅がありますが、「非常時に本当に役立つか」という一点に絞って見ていきましょう。

①情報収集性能

XLN-383はFM/AMに加え短波(SW)も受信できます。短波は海外放送が主ですが、災害規模が大きく国内局が停波した場合、海外発信の日本語放送が貴重な情報源になるケースも想定されます。一方、パナソニックとソニーの機種はFM/AMのみですが、NHKの緊急警報放送(EWS)信号を検知して自動で電源が入る機能を備え、国内災害に特化した設計が光ります。緊急速報を逃さない安心感では国産機に軍配が上がるものの、グローバルに情報を拾えるという点でXLN-383は独自性を持っています。

②電源確保の手段

GreeshowはUSB-C充電、手回し、ソーラー、乾電池の“4WAY”を採用。パナソニック、ソニーも同様に手回し・乾電池・USB充電に対応しますが、ソーラーパネルは非搭載です。晴天時に放置しておくだけでバッテリーを維持できるメリットはGreeshowにしかありません。ただしソーラーパネルの出力は30 mAと控えめで、急速充電には向きません。短時間で確実に蓄電したい場面では、いずれの機種でも手回しまたはUSB給電が現実的です。

③スマートフォン充電機能

XLN-383が2,000 mAhの内蔵バッテリーを備えています。パナソニックは1,000 mAh、ソニーは約4,000 mAh相当のニッケル水素電池2本(単三×2)を同梱。理論上、ソニー機がもっとも容量は大きいものの、USB出力は5 V 0.75 Aとやや弱めです。Greeshowは5 V 1 Aを確保しており、実際に30%前後のスマホ残量を回復できたというユーザーレビューが散見されます。出力電流だけでなく“実際に何%戻せるのか”がポイントになるため、XLN-383は意外に健闘しています。

④LEDライト機能

国産2機種はいずれも白色LED1灯で、点灯と点滅のシンプルな切り替えのみです。Greeshowはこれに加えSOSモールス点滅、赤色ストロボ、さらには100 lm級の明るさを確保。夜間の徒歩避難や車内信号としての視認性は一枚上手です。ただし筐体がコンパクトなぶん放熱が限られ、連続点灯では本体温度が上がりやすいとのレビューもあるため、長時間ランタン代わりに使う場面では注意が必要です。

堅牢性はIPX3防水で各社横並びながら、ソニーはさらに耐衝撃テストを実施しています。落下や振動への強さは国産モデルに長年の知見があり、日常的にアウトドアで酷使するユーザーには安心材料になります。一方Greeshowは225 gと軽量で、荷物を減らしたい避難所生活や登山・キャンプの携行性で優位です。軽さと衝撃耐性、どちらを重視するかが分かれ道になります。

⑤操作性

大きめの物理ダイヤルを持つ国産機が高齢者にも扱いやすい一方、Greeshowは小ぶりなボタン配置ゆえに手が大きい人や冬場の手袋使用時にはやや繊細さを求められます。ただしXLN-383の周波数合わせはチューニングが合うと緑色LEDが点灯するインジケーター式で、視覚的に初心者を助ける工夫がなされています。

⑥価格とコストパフォーマンス

実勢価格はパナソニックが約4,500円、ソニーは13,000円前後、Greeshowはクーポン適用で3,500円程度まで下がることがあります。純粋な信頼と実績を優先するなら国産、複数の電源や拡張性を低コストで揃えたいならGreeshowという住み分けが明確です。

「まとめ」

Greeshowは香港企業が展開するブランドですが、日本法人が存在しサポート体制も整っているため、信頼性において大きな問題はありません。

主力製品の防災ラジオ「XLN-383」は、4WAY充電やSOSアラームなど多機能でありながら、手頃な価格帯であることが最大の魅力です。

ソニーなどの日本製品が持つ緊急警報放送の自動受信機能などはありませんが、コストパフォーマンスを重視し、一台で多様な機能を手に入れたいユーザーにとっては非常に有力な選択肢となります。

この記事が、あなたの防災グッズ選びの不安を解消し、最適な一台を見つけるための一助となれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました