明治から続く手仕事が、北海道の小さな街から届くクッション。その正体を知ったとき、あなたの「ごろ寝時間」はきっと変わります。
はじめに
「Hokushinって、聞いたことあるようでないような……どこの国のブランドだろう?」
ECサイトで商品を見かけたとき、そんな疑問がふと頭をよぎった方は少なくないはずです。
ネット通販が当たり前になった今、私たちは毎日のように見知らぬブランド名と出会います。 おしゃれなアルファベット表記を見ると「海外ブランドかな」と感じてしまうのは、もはや自然な反応でしょう。
しかし、Hokushinの正体を調べていくと、そこには想像とはまったく異なる景色が広がっていました。
雪深い北海道の小さな街に自社工場を構え、一つひとつのクッションを職人の手で仕上げている…それがHokushinという名前の裏側にある物語です。
そして、そんなHokushinが手がける人気商品が「Hokushin テレビ枕 三つ折り」。
折りたたんだり広げたり、ヘッドレストを付けたり外したり。
たった一台で何通りものくつろぎスタイルを実現してくれるこのアイテムは、忙しい毎日を過ごす人々の「帰宅後のごほうび時間」を静かに支えています。
本記事では、まずHokushinというブランドの企業背景をしっかり深掘りし、その信頼性を多角的に評価したうえで、「Hokushin テレビ枕 三つ折り」の魅力と注意点を徹底的に解説していきます。
「買って大丈夫なブランドなの?」という不安を抱えている方にこそ、最後まで読んでいただきたい内容です。


Hokushinとは
企業詳細
Hokushin(ホクシン)は、北新有限会社という日本企業が展開するブランドです。 本社所在地は北海道美唄市字美唄1541番地で、代表取締役は鈴木重行氏が務めています。 設立は昭和61年(1986年)10月1日で、資本金は500万円。 役員5名、従業員25名に加え、社外外注員30名という体制で運営されています。
ブランドの歴史は設立年よりもさらに古く、そのルーツは明治45年(1912年)の布団製造にまでさかのぼります。 つまり、100年以上にわたって寝具・クッション製造に携わってきた老舗の系譜を持つ企業です。 現在はインテリアクッションの製造を中心に、生地の仕入れから加工まで一貫した自社生産を行い、北海道美唄市の自社工場から直接出荷する体制をとっています。
製品カテゴリとしては、インテリアクッションや病院一般用マットレスカバーなどの製造を自社工場で行っています。 Yahoo!ショッピングでは「クッション工場ホクシン」として枕、ビーズクッション、ヌードクッション、座布団などを工場直送で販売しています。 同ストアの評価は5点満点中4.74(544件)と、非常に高い水準を維持しています。
販路はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケット、メルカリShopsなど複数のECプラットフォームに展開しており、公式サイト(https://hokusin-co.net)も運営されています。 取引銀行は空知商工信用組合本店、北海道銀行美唄支店、北洋銀行美唄支店の3行です。
商品については「企画から生産、販売まですべて一貫して当社で行っている日本製の商品」と公式に明記されています。 これは、設計段階から出荷まで自社で完結させることで品質管理を徹底しているという意味であり、いわゆるOEM委託型のブランドとは大きく異なるポイントです。 なお、公式サイトでは、同社の社名や代表者名を無断で使用した悪質な偽サイトへの注意喚起も行われています。 こうした告知をきちんと出している点は、消費者保護への意識の高さがうかがえます。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
企業の透明性 ★★★★☆(4.0)
公式サイトに会社概要ページが設けられており、代表者名・所在地・連絡先・取引銀行など基本情報はしっかり開示されています。 ただし、沿革の詳細や従業員の顔が見えるコンテンツなどはやや少なく、企業としての顔がもう少し見えると、さらに安心感が高まるでしょう。
製品の品質・製造体制 ★★★★★(5.0)
明治時代から続く寝具製造の知見を基盤に、企画・生産・販売を一貫して自社で完結させている点は、品質への強いこだわりの証です。 北海道美唄市の自社工場で縫製を行い、工場直送で届けるという体制は、大量委託生産にはない丁寧さが期待できます。
販売実績・ユーザー評価 ★★★★☆(4.0)
Yahoo!ショッピングでの総合評価4.74(544件)は非常に高い水準です。 Amazon、楽天市場をはじめ複数のECプラットフォームに出店しており、販路の広さからも一定の実績が読み取れます。 ただし、自社ECサイトでの口コミ蓄積は限定的であり、第三者レビューサイトでの評価数がさらに増えると説得力が増すでしょう。
アフターサポート・顧客対応 ★★★★☆(4.0)
楽天市場の会社概要ページには、商品到着後7日以内であれば不良品の交換対応を行う旨が明記されており、返品送料も店舗負担と記載されています。 電話番号やFAX番号も公開されているため、問い合わせ手段が限られているということはありません。 ただし、受注生産品は発送までに時間がかかる場合がある点は、事前に理解しておく必要があります。
ブランドの歴史・継続性 ★★★★★(5.0)
明治45年創業という100年超の歴史は、寝具・クッション業界の中でも際立った存在感です。 長期間にわたって事業を継続できているという事実そのものが、ブランドの底力を物語っています。
総合評価 ★★★★☆(4.4)
Hokushin(北新有限会社)は、北海道美唄市に根差した日本の老舗クッションメーカーです。 明治から続く製造の歴史と、企画から出荷まで一貫した自社生産体制は、大きな信頼材料と言えます。 情報発信面でさらに充実が図られれば、ブランド認知度とともに評価はいっそう高まるでしょう。
商品紹介「Hokushin テレビ枕 三つ折り」



商品詳細
- カラー: ブラウン
- 商品の寸法: 92(奥行き)× 45(幅)× 37.5(高さ)cm
- 商品の重量: 4.8 kg
- 基本コンセプト: 折りたたんだり伸ばしたりして、好きな形でくつろげるごろ寝タイプのクッション座椅子
- 側生地: ドットのような模様で飽きのこない無地ワッフル生地、全10色展開
- 撥水加工: ワッフル生地に撥水加工付き。汚れにくく、水分をこぼしてもすぐにサッとひと拭きでOK(カバーの着脱は不可)
- 中材(本体): ウレタン素材を使用。耐久性に優れ、程よい硬さで体を支える。ウレタンの端材を粉砕・再形成した製品のため、生産時期によりウレタン自体の色が異なる場合あり(使用感に変わりなし)
- 中材(パイプ): ストレッチもできるようにたっぷり入れて硬めに仕上げ。枕として使用する際は中のパイプを減らしてお好みの高さに調節可能
- ヘッドレスト: パイプ入り。ファスナー開閉で高さ・硬さの調節が可能。取り外して足元に置いたり、単独で枕やストレッチピローとしても使用可能
- 収納性: 一番小さく折りたためば省スペースで保管場所を取らない
- 生産について: 中身のウレタンは市内協力工場にて生産しているため、注文後発送までに時間がかかる場合あり
良い口コミ
「三つ折りの形を変えられるので、テレビを見るとき・読書するとき・うたた寝するときと、場面ごとに使い分けができてすごく便利です。」
「ワッフル生地の撥水加工が思った以上に優秀で、子どもがジュースをこぼしたときもサッと拭くだけでシミにならなかったのには驚きました。」
「ヘッドレストが取り外せるのがお気に入りポイント。外して足元に置けばちょっとした足枕になるし、一台で何役もこなしてくれます。」
「ウレタンの硬さが絶妙で、やわらかすぎず硬すぎず、長時間ごろ寝しても体が痛くなりません。日本製という安心感もあって購入を決めました。」
「10色から選べるのが嬉しい。部屋のインテリアに合わせてミルクティカラーを選びましたが、ワッフル生地の質感がおしゃれで、出しっぱなしでも生活感が出にくいです。」
気になる口コミ
「カバーが取り外して洗えない仕様なのが残念。撥水加工があるとはいえ、夏場に汗をかいたときの衛生面が少し気になります。」
「注文してから届くまでに時間がかかりました。受注生産の面があるようなので、急ぎで欲しい方は早めに注文したほうがいいかもしれません。」
「4.8kgという重量は、頻繁に部屋を移動させたい人にはやや重たく感じるかもしれません。基本的には定位置に置きっぱなしで使っています。」
「ウレタンの端材を再利用しているとのことで、届いた直後は少し素材特有のにおいがありました。数日間風通しのいい場所に置いたら気にならなくなりましたが、最初はびっくりしました。」
「ヘッドレストのパイプがかなり硬めに入っているので、枕として使うにはそのままだと高すぎると感じました。パイプを自分で抜いて調節する必要があります。」
「Hokushin テレビ枕 三つ折り」のポジティブな特色
まず何よりも注目すべきは、「一台多役」という圧倒的な汎用性です。 折りたたみ方を変えるだけで、座椅子・ごろ寝マット・うつ伏せクッションと、まったく異なる使い方ができます。 さらに、ヘッドレストは取り外し可能で、足枕・単独枕・ストレッチピローとしても機能するため、「あれもこれも買わなきゃ」という悩みを一台で解消してくれます。 特にワンルームや限られたスペースで暮らしている方にとって、この多機能性は大きなアドバンテージです。
撥水加工のワッフル生地を採用している点も、実生活では非常にありがたいポイントです。 リビングでくつろぎながら飲み物を飲むシーンは日常的にありますし、小さなお子さんやペットがいるご家庭ではなおさらです。 こぼした瞬間にサッと拭くだけで対処できるのは、「汚れたらどうしよう」というストレスから解放してくれます。
ウレタン中材の「程よい硬さ」も見逃せません。 やわらかすぎるクッションは最初こそ気持ちいいものの、長時間使うと体が沈み込んで腰や肩に負担がかかりがちです。 その点、Hokushinのテレビ枕は耐久性に優れたウレタンでしっかり体を支えてくれるため、長時間のごろ寝でも快適な姿勢をキープしやすい設計になっています。
そして、全10色という豊富なカラーバリエーションは、インテリアとの調和を大切にしたい方には嬉しい選択肢です。 ドット模様のワッフル生地は主張が強すぎず、どんな部屋のテイストにも馴染みやすい上品な表情を持っています。
最後に、企画から生産まで自社一貫体制の日本製であるという安心感。 北海道美唄市の工場で丁寧に縫製された製品が、工場直送で届くという仕組みは、品質への信頼を裏付ける大きな要素です
「Hokushin テレビ枕 三つ折り」のネガティブな特色
一方で、購入前に知っておきたい注意点もあります。
最も多くのユーザーが気にするのは、カバーの着脱ができないという点です。 撥水加工がかかっているとはいえ、長期間使い続ければ汗や皮脂は少しずつ蓄積していきます。 布製品である以上、丸洗いできないのは衛生面でのハードルになり得ます。 対策としては、市販のマルチカバーやタオルを敷いて使う方法が現実的でしょう。
次に、納期に時間がかかる可能性がある点です。 中身のウレタンは市内の協力工場で生産されており、注文状況や生産時期によっては発送までに日数を要する場合があります。 「今すぐ届いてほしい」というニーズには対応しきれないこともあるため、余裕を持った注文が推奨されます。
また、重量4.8kgは同カテゴリの製品と比較するとやや重めです。 しっかりした中材を使っている証拠でもありますが、部屋間の持ち運びを頻繁に行いたい方にはネックになるかもしれません。
ウレタン端材を粉砕・再形成した素材を使用しているため、生産ロットによって中材の色が異なることがある点も把握しておきたいところです。 使用感には影響しないと公式に説明されていますが、「新品なのに色が違う」と驚く方もいるかもしれません。
ヘッドレストのパイプはストレッチ用途を考慮してたっぷり入れられているため、枕としてそのまま使うには硬め・高めに感じるケースがあります。 自分好みの高さに合わせるにはパイプを抜く手間が必要で、この「セルフカスタマイズ前提」の設計は、手軽さを求める方にはやや面倒に映る可能性があります。


他メーカーの商品との比較
「Hokushin テレビ枕 三つ折り」の立ち位置をより明確にするために、テレビ枕カテゴリで人気のある他メーカー3製品と比較してみましょう。
アキレス テレビ枕 AK-TV
素材メーカー大手のアキレスが手がけるテレビ枕で、サイズは幅42×奥行75〜90×高さ33〜37cm。 中材には高密度ウレタン(密度60kg/m³)を使用しており、しっかりとした支持力が特徴です。 価格帯は4,000円台からと、Hokushinよりも手が届きやすい設定になっています。 ただし、側地は中国製で本体のウレタンが日本製という構成のため、「すべて日本製」にこだわる方はこの違いを意識するかもしれません。 ヘッドレスト分離やパイプ調節といったカスタマイズ機能はなく、シンプルな三つ折り構造のみ。 「余計な機能はいらない、とにかく手軽にごろ寝したい」という方に向いた一台です。 カラー展開はブラック・ブラウン・カーキなど落ち着いたトーンが中心で、Hokushinの全10色展開と比べるとやや選択肢は限られます。
セルタン テレビ枕 a573
セルタンのテレビ枕はサイズが幅50×奥行き75〜98×高さ30〜36cmで、重量約4kg。 日本製のソファ・座椅子メーカーとして知られるセルタンらしく、カバーを外して洗濯できる点が最大のアドバンテージです。 Hokushinのテレビ枕がカバー着脱不可である点を気にする方にとっては、この差は非常に大きいでしょう。 価格帯は6,000円前後と、Hokushinと同等かやや高めの設定です。 一方で、ヘッドレストの取り外しやパイプ量の調節といった細かなカスタマイズ性はHokushinに軍配が上がります。 「衛生面を最優先に考えたい方」にはセルタン、「多機能さと使い方の自由度を重視する方」にはHokushinがフィットしやすいという棲み分けになります。
ぼん家具 低反発テレビ枕 マーレ
ぼん家具のマーレは、幅44×奥行56〜102×高さ23〜36cmという展開サイズで、日本製の低反発ウレタンを使用したテレビ枕です。 価格帯は4,800円前後と、コストパフォーマンスの高さが魅力です。 撥水加工の生地を採用している点はHokushinと共通していますが、ヘッドレストの分離機構やパイプ調節機能は備わっていません。 「低反発のやわらかな沈み込みが好み」という方にはマーレが合いますが、「しっかりした硬めの支え」を求める方にはHokushinのウレタン+パイプ構造のほうが満足度は高いでしょう。
比較から見えるHokushinの立ち位置
こうして並べてみると、「Hokushin テレビ枕 三つ折り」は、ヘッドレスト着脱・パイプ調節・全10色展開・撥水ワッフル生地・完全日本製という要素を一台に凝縮した全部入りタイプであることが分かります。 カバーが洗えないという弱点はあるものの、多機能性とカスタマイズ性の高さでは頭ひとつ抜けた存在です。 「機能をしぼってコストを抑えたい」ならアキレスやぼん家具、「衛生面の安心が第一」ならセルタン、そして「自分好みに調整しながら長く使いたい」ならHokushinという選び方が、後悔しない判断基準になるでしょう。
まとめ
「Hokushinってどこの国のブランド?」…
この記事の冒頭で投げかけた疑問に、ここまでお読みいただいた方はもうはっきりと答えを持っているはずです。
Hokushinの正体は、北海道美唄市に自社工場を構え、明治時代から100年以上にわたって寝具・クッション製造の技術を受け継いできた、れっきとした日本の老舗メーカーでした。
アルファベット表記のブランド名に惑わされがちな時代だからこそ、こうして中身を掘り下げてみると、見え方がまるで変わってきます。
そして、「Hokushin テレビ枕 三つ折り」は、その100年の技術が詰まったごろ寝の最適解とも呼べる一台です。
三つ折り構造の自由な変形、撥水ワッフル生地の実用性、ヘッドレストの着脱とパイプ調節による自分だけの寝心地づくり。
カバーが洗えないという惜しい点はあるものの、日本の職人が一つひとつ手がけた品質と多機能性を考えれば、価格以上の価値を感じられる製品ではないでしょうか。
テレワークの合間に、休日のリビングで、あるいは寝る前のスマホタイムに。
「Hokushin テレビ枕 三つ折り」が、あなたの日常にちょっとした贅沢なくつろぎの定位置を作ってくれることを願っています。




