みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回紹介するのは、「Canbor」です。
VRゴーグルを探していて見かけた方もいるのではないでしょうか。
日本語の情報が無いCanborに関して、中国語・英語の情報源からリサーチした内容を皆さんにお伝えしたいと思います。
Canborの会社概要
企業名:长沙威驰电子商务有限公司
所在地:湖南省长沙市岳麓区岳麓街道潇湘中路麓枫和苑28栋2单元508房4号
設立:2015年08月14日
代表:彭艳梅(Péngyànméi)
資本金:10万(元)
ホームページ:http://www.canbor.com/
問い合わせ先:(+86)131-0712-2082 (中国)
Amazon正規販売店:Canbor 日本
日本代理店・店舗:無し
Amazonを中心にヨーロッパやアメリカで販売をしているブランド
CanborはVRゴーグルやブルートゥースイヤホンを中心とした電子機器小物のブランドです。VRゴーグルでAmazonの中でベストセラーになっている商品もあります。
Amazonを主な販路として、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本など10を超える国で販売をしています。
ホームページを見てみると、ブランドのスローガンが「building a world famous brand」(世界でも有名なブランドを築くこと)となっており、グローバルな企業を目指していることがうかがえます。
ちなみに、Canborの日本語の読み方は「キャンバー」です。
会社住所はマンション 資本金が少ない小規模な会社が運営
Canborを所有する、「长沙威驰电子商务有限公司」の会社所在地である「湖南省长沙市岳麓区岳麓街道潇湘中路麓枫和苑28栋」について調べてみました。
中国版Google、百度のストリートビューの調べてみたところ、このような写真が現れました。
見ての通り、オフィス街や工業団地ではなく、完全な居住地区のようです。
住所の中の「麓枫和苑」は、このあたりの居住地区全体のことを指しています。
資本金が10万人民元(約170万円ほど)ということからも、自社オフィスや工場を構えていない、小規模な事業者であると推測されます。
湖南省长沙市ってどんなところ?
日本のAmazonで販売されている中国のブランドは、中国広東省深センの物が多いのですが、Canborを運営する「长沙威驰电子商务有限公司」は湖南省長沙だったため、どのような場所なのか調べてみました。
長沙市は、武漢に次ぐ、湖南省で2番目の大都市。フォルクスワーゲン、日本では住友ゴム工業の工場などもあり、外資系企業の製造拠点がたくさんあるようです。
湖南省の1人当たりのGDPは、2013年時点でタイを上回っており、中国を代表する先進都市の一つでもあります。(JETROのレポートより)
Canbor の商品レビュー・評価まとめ
これまでCanborの運営会社に関してお伝えしてきましたが、次に代表的な商品の評判を見ていきたいと思います。
アメリカのアマゾンでのレビューも引き合いに出し、紹介していきます。
Canbor VR ゴーグル VR1002+リモコンの評価
日本のアマゾンでベストセラーになっている商品です。
リモコン付きで2999円とお手軽な値段です。
アメリカのAmazonでも同じ商品が販売されていますが、日本での評価が★1が4%、★2が6%なのに比べ、アメリカでは★1が20%、★2が12%と厳しい評価になっています。(いずれも2018年8月16日時点)
アメリカの低評価レビューでは、手持ちのスマホに合わない(iPhone6Plus,Galaxy note 8 ), OKボタンが反応しない、2重に見える、というコメントが多く見られました。