暗闇でいちばん頼りになるのは最も明るい光ではありません
はじめに
9月も終わりに近づき、日が落ちるのが急に早くなりました。
仕事帰りの薄暗い駐車場で、スマホのライトを片手に鍵穴を探して焦ったことはありませんか。
片手はふさがり、画面は指紋だらけ、光は足元までしか届かない。
あのもどかしさは、多くの人が一度は味わっているはずです。
9月1日の防災の日に合わせて非常袋を開けたら、懐中電灯の電池が切れていた。
そんな話も毎年のように耳にします。
ライト選びでつい目が行くのは「何ルーメンか」という数字です。
ルーメンとは、ライトが放つ光の総量を表す単位のこと。
数字が大きいほど明るいのは確かですが、それだけで選ぶと、いざという場面で「どのボタンを何回押すんだっけ」と手が止まります。
これが一番怖いのです。
今回取り上げるのは、NITECORE(ナイトコア)の「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」です。
最大5,000ルーメン、暗がりを一瞬で昼間のように塗り替える光を、長さ142mmの筒に収めた一本。
2026年春の国際展示会IWA2026で発表された新作でもあります。
前半ではブランドの素顔を、後半では商品の実力と弱点、他社製品との比較までを忖度なしで掘り下げます。
冒頭の一文の意味は、読み終える頃にきっと腑に落ちるはずです。


NITECOREとは
企業詳細
「光の核」を名乗るブランドの成り立ち
NITECOREは、2007年に設立され、ブランド名には「thecoreoflight(光の核心)」という意味が込められています。公式サイトによれば、懐中電灯の愛好家と経験豊富なアウトドア愛好家の集まりから生まれたブランドです。
掲げる理念は「KeepInnovating(革新を止めない)」。
この言葉は日本の正規代理店の紹介文でもそのまま使われていて、ブランドの看板そのものと言えます。
運営しているのは、SYSMAXInnovationsCo.,Ltd.(シスマックス・イノベーションズ)という企業です。
NITECOREはSYSMAXInnovationsが展開するブランドという位置づけで、同社は別のライトブランドであるJETBeamも保有しています。
本社の所在地は資料によって表記が揺れる
ここは正直に書いておきたいポイントです。
欧州の販売店資料では、本社と製造拠点はいずれも広州にあるとされています。
一方で、北米向けの販売会社の紹介ページでは、本社はシンガポールにあり、製造施設は広東省、サービスサポート拠点は広州にあると説明されています。
日本の正規代理店である株式会社ハイマウントも、シンガポールやアメリカなどに拠点を置くグローバルブランドと紹介しています。
開発・製造の中心は広東省にあり、統括機能を海外に置いている、と読むのが自然ですが、登記上の関係まで公開資料で確認することはできませんでした。
さらに、ブランドを取材した海外メディアは、創業者の名前は公式サイトにもどこにも見当たらず、従業員数や売上も公表されていないと指摘しています。
製品情報はとても丁寧なのに、会社そのものの情報は控えめ。
この落差は、評価の上で割り引いて見るべき部分です。
「業界初」を積み重ねてきた開発の歩み
NITECOREの名前を一気に広めたのは、実はライトではありません。
多くのユーザーの装備に入り込むきっかけになったのは、約30種類の電池の化学組成やサイズに対応する4本用充電器「i-seriesIntellicharger(インテリチャージャー)」で、ライトはその後に続いたという見方があります。
充電池を使うライト好きにとって、「とりあえずこれを買っておけば間違いない充電器」という存在だったわけです。
ライトの分野でも、初物づくしの歴史があります。
2008年には明るさを無段階で調整できる単三電池用LEDライト「NDI」、2009年には電池そのものをスイッチとして使う「SmartPistonDrive(スマート・ピストン・ドライブ)」を搭載した「D10」を投入しています。
LEDとは発光ダイオードのことで、少ない電力で強い光を出せる部品です。
今でこそ当たり前の無段階調光も、当時は目新しい仕組みでした。
なお、ある海外マーケティング記事は創業時の最初の製品は「MK2」で、業界初のマイコン制御技術を採用したと紹介していますが、公式資料での裏付けは確認できていません。
世界4大デザイン賞と100件超の特許
受賞歴は、このブランドを語るうえで外せません。
ハイマウントによれば、NITECOREは100件以上の特許を取得し、iF、レッドドット、IDEA、グッドデザインの世界4大デザイン賞をすべて受賞しています。
グッドデザイン賞は、日本の家電売り場でもおなじみの「Gマーク」のこと。
加えて、アウトドア業界の国際的な賞であるISPOAwardやOutstandingOutdoorでもゴールドを獲得しているとされています。
現在は100以上の国と地域で展開されています。
警察・救助の現場から映像制作まで
公式サイトでは、製品がアウトドアスポーツ、整備作業、軍・法執行機関、捜索救助、撮影やコンテンツ制作など幅広い分野で使われていると説明されています。
業界向けのブランド紹介では、過去の提携先としてリオデジャネイロ五輪(2016年)などの名前が挙がっています。
また、海外マーケティング記事は「バイオハザード」や「MEGザ・モンスター」といったハリウッド映画に製品が登場したとも伝えています。
ただし、これらは公式の一次資料で確認できた情報ではない点も添えておきます。
今回の商品が属する「P」シリーズについては、「P」はPrecise(精密)の頭文字で、タクティカル用途向けのラインであるとされています。
タクティカルとは「戦術用」という意味で、警察や警備の現場で素早く確実に使えることを重視した設計を指します。
「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」は、IWA2026で兄弟機の「P17iX」とともに発表され、従来モデル「P20iX」と同じ形状を受け継ぎながら機能を大きく刷新したモデルです。
売上規模と日本での販売体制
公式な財務情報はありません。
参考程度に、ある海外マーケティング記事は公式サイト経由の年間売上が最大2,000万米ドル(約30億円前後)に達し、2024年12月の公式サイトの月間訪問数は34.2万件だったと紹介しています。
あくまで第三者の推計値として受け止めてください。
アメリカでは、ワシントン州ベルビューに新設されたSYSMAXTECHINCが南北アメリカ地域の独占販売会社になっています。
日本では、株式会社ハイマウントが自社をNITECOREの日本正規代理店と明記しています。
一方で、ほかにも「日本正規代理店」をうたう通販ストアや、「日本で最初の正規代理店」を名乗る専門店も存在します。
販売ルートが複数あること自体は悪いことではありません。
ただ、保証の受け付け窓口は購入先によって変わる可能性があるため、買う前に「どこが保証してくれるのか」を確かめておくのが安全です。
保証期間について、欧州の販売店は多くのライトで材料・製造上の欠陥に対して5年保証が付き、電池やモバイルバッテリーは通常12か月と短いと案内していますが、日本での条件は販売店ごとに確認が必要です。
忖度なしで見た、このブランドの注意点
海外メディアは、現行ライトの多くが電池を交換できない密閉構造で、電池がダメになるとライトごと使えなくなると注意を促しています。
「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」は電池交換式ですが、使う電池は一般的な規格品ではない「非標準バッテリ」です。
高性能と引き換えに、自社規格で囲い込む傾向がある。
ここは技術力の高さと表裏一体の弱点として、頭に入れておきたいところです。
★当ブログのオリジナル企業信頼度評価(5つ星評価)
運営体制の明確さ ★★★(3.0)
運営企業名とブランドの関係ははっきりしており、北米や日本の販売網も整っています。
一方で本社所在地の表記が資料ごとに揺れ、創業者名も公表されていない点で満点には届きません。
市場での評価実績 ★★★★☆(4.5)
100以上の国と地域で販売され、警察や捜索救助の現場でも使われている実績は重みがあります。
ライト愛好家の間で長年定番ブランドとして名前が挙がり続けている点も評価しました。
商品開発の専門性 ★★★★★(5.0)
無段階調光やピストン式スイッチなど「業界初」を重ね、100件以上の特許を持つ開発力は群を抜いています。
世界4大デザイン賞をすべて受賞している点も、専門性の高さを裏付けています。
社会的・文化的な取り組み ★★★☆(3.5)
五輪関連の提携や映画作品への登場など、ブランドの露出という面では話題が豊富です。
ただ、環境配慮や社会貢献の具体的な取り組みは公開資料からは確認できませんでした。
財務情報の開示度 ★★(2.0)
売上や従業員数などの公式な数字は公表されていません。
第三者の推計はあるものの、利用者が経営の安定性を判断できる材料は限られています。
総合評価 ★★★☆(3.6)
製品の実力と実績は一級品で、ライトを選ぶうえで不安の少ないブランドです。
会社そのものの情報開示が控えめな点だけは割り引いて考え、購入時は正規ルートと保証窓口を確認しておくと安心です。
商品紹介「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」



商品詳細
- 色:ブラック
- 光源タイプ:LED
- 商品の寸法:33奥行きx33幅x142高さmm
- 電池の種類:リチウムイオン
- 電池の個数:1非標準バッテリ電池(付属)
- LED:4つのM515SアレイLED
- 最大出力:5,000ルーメン
- ビーム距離:430メートル
- 強度:46,320cd
- ビームパターン:フラッド、ミックス、スポットライトの3種類
- 対応モード:LUMINフィールド、ストロボ、サーチ、警告モード
- 操作:デュアルテールスイッチとサイドSETボタン、完全にカスタマイズ可能なボタン
- グリップ:緊急操作用のタクティカルグリップと日常パトロール用のデューティーグリップ
- 素材:CNC機械加工の7075-T6エアログレードアルミニウム
- 仕上げ:HAIIIハードアルマイト仕上げ
- 防水性能:IP68防水(2m水中)
- 耐衝撃性:2メートル
- 安全機能:高度な温度調整(ATR)とラピッドロック
- 表示機能:バッテリーと明るさの表示
- 付属品:ホルスター、クリップ、ストラップ、充電ケーブル、予備のOリング
- 想定用途:警察、捜索・救助、EDC用途
良い口コミ
「最大出力に切り替えた瞬間、真っ暗な河川敷の向こう岸まで一気に見えて、思わず声が出ました」
「テールのボタンが2つあるので、逆手に握ったままでも明るさを変えられて、とにかく迷いません」
「ボタンの半押しと全押しに好きな明るさを割り当てられるので、自分専用のライトに育てていく感覚が楽しいです」
「広く照らす、遠くを照らす、その中間と3種類から選べるので、庭仕事の夜も山道でも1本で済みます」
「ホルスターやクリップまで最初から付いていて、買ったその日にベルトに下げて使えました」
気になる口コミ
「最大の明るさは本当に一瞬で、数十秒ほどで終わってしまうのが少し物足りません」
「専用の電池なので、コンビニや家電量販店で予備を気軽に買えないのが不安です」
「カスタマイズの幅が広すぎて、説明書を読みながら設定するのに時間がかかりました」
「長さが14cm以上あるので、ズボンのポケットに入れて毎日持ち歩くには少し大きいと感じます」
「充電しながら使うと一番強いモードが出せないので、非常時の使い方は事前に確認が必要だと思いました」
「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」のポジティブな特色
冒頭で「暗闇でいちばん頼りになるのは、いちばん明るい光ではない」と書きました。
その答えが、このライトの最大の長所に詰まっています。
それは、使いたい瞬間に迷わず出せる光であることです。
①考えなくても指が動く操作系
尻側に2つのボタン、側面にSETボタンという3ボタン構成です。
テールの2つのボタンは、半押しと全押しそれぞれに動作を割り当てられるため、「半押しで足元用の弱い光、全押しで最大の光」といった自分なりのルールを作れます。
さらに海外の実機レビューでは、消灯中でも点灯中でも、どちらのボタンからでも1回押すだけで5,000ルーメンの強力な光を呼び出せると評価されています。
夜道で物音がしたとき、モードを順番に切り替えている余裕はありません。
「押せば出る」という単純さこそ、緊張した場面での安心材料になります。
②2種類の握り方に対応
逆手に握って親指でテールを押す「タクティカルグリップ」と、懐中電灯らしく順手で握る「デューティーグリップ」の両方を想定しています。
警備の巡回のように長時間持ち歩く場面と、とっさに光を向ける場面を1本でこなせる設計です。
③3種類の光を使い分けられる
4つのLEDを使い分けて、広く照らすフラッド、遠くまで届くスポットライト、両者の中間のミックスを切り替えられます。
テントの周りを照らすなら広く、夜の河原で向こう岸を確かめるなら遠く。
1本で「近く用」と「遠く用」の2本分の役割をこなせるのは、持ち物を減らしたい人にとって大きな魅力です。
④壊れにくさへのこだわり
本体は航空機にも使われる強度の高いアルミニウム合金を、コンピューター制御の機械で削り出したもの。
表面には傷に強い硬質アルマイト処理(金属表面を硬い膜で覆う加工)が施されています。
IP68(防塵防水の最高クラスの等級)で水深2mまで耐え、2mの高さからの落下にも耐える設計です。
雨の日の現場や、うっかり手を滑らせる場面でも気を使わずに済みます。
⑤熱と誤点灯への備え
ATR(AdvancedTemperatureRegulation=高度な温度調整)は、本体が熱くなりすぎないよう明るさを自動で調整する仕組みです。
ラピッドロックはボタンを素早くロックする機能で、カバンの中で勝手に点灯して電池が空になる、という悲劇を防ぎます。
電池残量と明るさの表示も見やすく、防災袋に入れっぱなしにしても状態をすぐ確かめられます。
「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」のネガティブな特色
①5,000ルーメンは「一瞬の切り札」
最大出力はずっと続く明るさではありません。
海外の検証では、5,000ルーメンのモードは約20秒、2,500ルーメンのサーチモードは約25秒で終わると報告されています。
さらに繰り返し点灯させると熱の影響でATRが働き、点灯時間と明るさが落ちていくことも確認されています。
長時間、最大の明るさで照らし続けたい人には向きません。
「一瞬で状況を確かめるための光」と割り切れるかどうかが分かれ目です。
②専用電池への依存
付属の電池は「非標準バッテリ」です。
レビューでは付属電池としてNITECORE独自の21700サイズ充電池「NL2155HPi」(5,500mAh)が使われています。
予備を買うなら同社の対応電池を選ぶ必要があり、手に入れやすさや価格の面で不利になります。
非常時用に予備電池を確保しておきたい人は、購入と同時に手配しておくのがおすすめです。
③充電中は最強モードが使えない
充電しながらの点灯は可能ですが、最も強い光やサーチ、ストロボのモードは充電中には使えません。
停電中にモバイルバッテリーにつないで使う、といった想定をしている人は注意が必要です。
④設定の自由度は、裏を返せば覚える手間
ボタンの割り当てを細かく変えられる反面、最初は説明書との格闘になります。
設定を詰めずに使うと、宝の持ち腐れになりかねません。
家族で共有する防災ライトとしては、操作がやや玄人向けです。
⑤毎日のポケット携帯には大きめ
長さ142mmは、一般的なボールペンより少し短い程度です。
ベルトのホルスターやカバンに入れるなら問題ありませんが、ズボンのポケットに毎日入れて持ち歩くには存在感があります。
⑥持ち歩く際の心構え
タクティカルライトは見た目が物々しいため、用途を聞かれたときに説明できるようにしておくと安心です。
防災、夜間作業、夜釣りなど、自分の使い道をはっきりさせたうえで持ち歩きましょう。


他メーカーの商品との比較
比較する2機種
比べるのは、同じく21700サイズの電池1本で動くタクティカルライトの代表格、Acebeam(エースビーム)「DefenderP17」とFenix(フェニックス)「TK20RV2.0」です。
どちらもテールに2つのボタンを持つ点で、「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」と近い立ち位置です。
明るさと照射距離
最大の明るさでは、5,000ルーメンの「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」がわずかに上回ります。
Acebeam「DefenderP17」は最大4,900ルーメン、照射距離445m、Fenix「TK20RV2.0」は最大3,000ルーメン、照射距離475mです。
一方、照射距離では430mの「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」が最も短い結果になります。
「広く明るく」なら「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」、「遠くの一点を狙う」なら他の2機種に分があります。
明るさの持続力
ここは「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」がはっきり劣る部分です。
5,000ルーメンは短時間の切り札なのに対し、Acebeam「DefenderP17」は海外の検証で2,200ルーメン超を1時間以上ほぼ一定に保てたと評価されています。
長時間の捜索や巡回で「そこそこ明るい光をずっと」使いたいなら、Acebeamのほうが合理的です。
電池の扱いやすさ
Acebeam「DefenderP17」は一般的な21700電池と互換性があるとレビューで評価されています。
Fenix「TK20RV2.0」は本体側にUSB-C端子があり、付属電池そのものはUSB非搭載のタイプです。
専用の非標準電池を使う「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」は、この点で最も不利です。
操作性と機能の多さ
機能の豊富さは「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」が圧勝です。
3種類のビームパターン、ボタンの半押し・全押しへの割り当て、側面のSETボタンと、自分好みに作り込める幅は他の2機種を大きく上回ります。
Fenix「TK20RV2.0」はメインスイッチで点灯・消灯、小さい方のスイッチで明るさ切り替え、長押しでストロボという分かりやすい構成で、覚える手間の少なさでは一歩リードします。
頑丈さと携帯性
Acebeam「DefenderP17」は先端にガラスを割るためのセラミック製の突起を備え、耐衝撃性は1.5m、IP68で水深2mに30分耐える設計です。
耐衝撃2mの「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」は、落下への強さで上回ります。
サイズはAcebeam「DefenderP17」が長さ147mm・電池込み227g、Fenix「TK20RV2.0」が長さ152mm・電池込み204gで、長さ142mmの「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」が最も短くまとまっています。
どれを選ぶべきか
一瞬の明るさ、光の使い分け、操作のカスタマイズを重視するなら「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」。
長時間の安定した明るさと、電池の入手しやすさを重視するならAcebeam「DefenderP17」。
遠くまで届く光とシンプルな操作を求めるならFenix「TK20RV2.0」。
万能の1本はありません。
自分がライトを使う「一番大事な場面」を思い浮かべて選ぶのが、後悔しない近道です。
まとめ
暗闇でいちばん頼りになるのは、いちばん明るい光ではありません。
いざという瞬間に、迷わず指が動く光です。
「NITECOREタクティカルフラッシュライトP27ix」は、5,000ルーメンという派手な数字の裏に、その「迷わなさ」を丁寧に作り込んだ一本でした。
専用電池や最大出力の短さなど、弱点もはっきりあります。
それでも、光を自分の手になじむ道具に育てたい人にとって、NITECOREが15年以上磨いてきた技術は心強い味方になります。
秋の夜長は、防災を見直すのにちょうどいい季節です。
まずは今夜、家にあるライトを一度点けて、置き場所と電池の残りを確かめてみてください。
その小さな確認が、暗闇で慌てないための最初の一歩になります。




