「はじめに」
パソコンの前に座る時間、気づけば一日の中でもかなりの割合を占めていませんか? テレワークがすっかり定着したり、趣味で動画編集やゲームに没頭したりと、私たちの生活とパソコンは切っても切れない関係になりましたよね。だからこそ、毎日触れるマウスやキーボードには、ちょっとこだわりたい。そんな風に思うのは、きっと私だけではないはずです。
そんな『ちょっといいデバイス』を探していると、必ずと言っていいほど候補に挙がるのが『Logicool(ロジクール)』ではないでしょうか。スイス生まれのこのブランド、日本でも『ロジクール』の名前でお馴染みですよね。(海外だと『Logitech』という名前で、ちょっとややこしいですが、同じ会社です!)マウスやキーボードはもちろん、ウェブカメラやスピーカー、ゲーム好きにはたまらない『Logicool G』シリーズまで、本当にたくさんの製品を作っています。まるでPC周辺機器の巨大なデパートみたいです。
私が初めてLogicoolのマウスを使ったのは、もう何年も前のこと。当時は『マウスなんて、どれも一緒でしょ?』なんて思っていたのですが、その考えはすぐに覆されました。手に吸い付くようなフィット感、そして『カチッ』という小気味良いクリック音。些細なことかもしれませんが、毎日使うものだからこそ、その『心地よさ』が作業のモチベーションに繋がるんだ、と感動したのを覚えています。それ以来、すっかりLogicoolファンになってしまいました。
Logicoolの魅力って、単に種類が多いだけじゃないんです。長時間の作業でも手が疲れにくいように考え抜かれたデザインや、複数のパソコンを1つのマウス・キーボードで操れる魔法のような技術(Flow機能、本当に便利!)、そして、自分好みにボタンの機能をカスタマイズできるソフトウェア。ただ『使える』だけじゃなく、『使うのが楽しくなる』工夫が、随所に散りばめられているんですよね。
この記事では、そんな魅力あふれるLogicoolという会社のことを少し深掘りしつつ、特に注目したい3つの製品をじっくりとご紹介したいと思います。
まず一つ目は、一度使ったら手放せなくなる人続出のワイヤレストラックボールマウス『MXTB2d』。親指でボールを操作する、あの独特のスタイルが癖になるんです。
二つ目は、スタイリッシュなデザインと快適な打鍵感が魅力のワイヤレスキーボード『KX850FT』。デスクにあるだけで、なんだか仕事がデキる人になった気分にさせてくれます。
そして三つ目は、クリエイターやゲーマーの作業効率を劇的にアップさせる左手デバイス『KXCCGR』。これはまさに『秘密兵器』と呼びたい逸品です。
『トラックボールってどうなの?』『このキーボード、実際のところ使いやすい?』『左手デバイスって何に使うの?』そんな疑問に、私の個人的な感想も交えながら、正直にお答えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、あなたのデスク環境をアップグレードしたくて、うずうずしているかもしれませんよ。
「Logicool(ロジクール)企業概要」
①創業と歴史
Logicool(ロジクール)は、スイスに本社を置くLogitech International S.A.の日本法人として1988年に設立されました。Logitech Internationalは1981年にスイスで創設され、デジタルエクスペリエンスを提供する世界的なリーディング企業として知られています。日本法人設立当初は『ロジテック・パシフィック』という名称でしたが、1996年に『ロジクール』に改称しました。この改称は、日本国内で既存の『ロジテック株式会社』との商標重複を避けるために行われたものです。
②ブランド展開
Logicoolは、日本国内では『Logicool』の名称で展開されていますが、世界的には『Logitech』として知られています。このブランド名の違いは、日本市場特有の事情によるものです。現在では、ゲーミングデバイスに特化した『Logicool G』や、ワイヤレスイヤホン『Jaybird』、スピーカー『Ultimate Ears』など、多彩なカテゴリを展開することで幅広いニーズに応えています。
③製品哲学と技術力
Logicoolの製品哲学は、人々がより多くを創造し、達成し、楽しむことができるような体験をデザインすることにあります。そのため、先進的なテクノロジーと洗練されたデザインを融合させた製品を提供しています。例えば、エルゴノミクスデザインや高精度センサー技術『HERO』、高速ワイヤレス技術『LIGHTSPEED』などが代表的です。
④社会的責任と環境への配慮
Logicoolはサステナビリティにも注力しており、事業運営と製品ポートフォリオ全体でカーボンニュートラル認定を受けています。さらに、地球環境への貢献として排出量より多くのカーボンを排除する取り組みを行っています。この姿勢は、環境保護への意識が高まる現代社会において重要なポイントです。
⑤日本市場での成功と戦略
日本市場ではPC周辺機器の売上が堅調であり、特にゲーミングデバイスや高付加価値製品が成長を牽引しています。Logicoolは単価向上戦略やマルチカテゴリ展開を推進し、販売パートナーとの協力で市場競争力を強化しています。また、『eスポーツをするならLogicool G』というブランドイメージの確立にも成功し、日本国内でのゲーミング市場拡大にも積極的に取り組んでいます。
⑥会社概要
会社名: 株式会社ロジクール
設立年月日: 昭和63年3月26日
資本金: 金1億5500万
所在地: 東京都港区虎ノ門四丁目3番1号城山トラストタワー
代表取締役社長: 笠原健司
事業内容: PC周辺機器の開発・製造・販売および輸出入、ソフトウェア設計・開発・販売など。
Logicoolは、その革新的な技術力と多様な製品ラインナップで、日本国内外で高い評価を得ている企業です。その歴史や哲学に触れることで、ブランドとしての魅力がさらに理解できるでしょう。
「商品紹介」
①Logicool(ロジクール)ワイヤレストラックボールマウス MXTB2d
製品名: Logicool MX Ergo S MXTB2d
カラー: グラファイト
型番: MXTB2 / MXTB2d
価格: ¥17,800 – ¥19,580(税込)
本体サイズ: 幅100mm × 奥行51mm × 高さ133mm
本体重量: 259g
センサー方式: アドバンスオプティカル
解像度: 最大2000dpi(初期値380dpi)
総ボタン数: 8個(カスタマイズ可能)
接続方式: Bluetooth® Low EnergyまたはLogi Bolt USBレシーバー
バッテリー持続時間: フル充電で最長120日間使用可能(1分間の充電で24時間使用可能)
充電方式: USB-C急速充電(ケーブルは同梱されていません)
保証期間: 2年
『手首や腕への負担が劇的に軽減されました。20度の角度調整が絶妙で、長時間作業しても疲れません。』
『静音クリックが素晴らしいです。クリック音がほぼ聞こえず、集中力が途切れることなく作業ができます。』
『親指で操作するトラックボールが非常に滑らかで、カーソル操作が正確です。画像編集など細かい作業にも最適です。』
『複数デバイス間を簡単に切り替えられるEasy-Switch機能が便利。仕事用とプライベート用PCをスムーズに行き来できます。』
『USB-C急速充電は本当に助かります。1分間の充電で24時間使えるので、忙しい時でも安心です。』
『クリック感が浅すぎて物足りないと感じました。もう少し押しごたえが欲しいです。』
『スクロールホイールに高速スクロール機能がない点が残念。大量のページを閲覧する際には不便です。』
『トラックボールの滑りが良すぎて細かい操作がしづらいことがあります。慣れれば問題ないですが、初めての人には難しいかも。』
『価格が高めなので、初めてトラックボールマウスを試す人にはハードルが高いと思います。』
『ボールのメンテナンスが少し手間です。取り出しやすさを改善してほしいです。』
MXTB2dは、快適性と効率性を追求したハイエンドなトラックボールマウスですが、一部ユーザーからはクリック感や価格面での課題も指摘されています。それでも、多くの機能性やデザイン面で評価されており、特に長時間作業をする方や複数デバイスを使う方にはおすすめできる製品です。
② Logicool(ロジクール)ワイヤレスキーボード KX850FT
製品名: Logicool MX MECHANICAL KX850FT
スイッチタイプ: 茶軸(タクタイル)
本体サイズ: 幅430.2mm × 高さ131.6mm × 奥行き20.5mm
重量: 810g
キーストローク: 3.2mm(低プロファイル設計)
接続方式: Bluetooth Low EnergyまたはLogi Bolt USBレシーバー
バッテリー持続時間: フル充電で15日間(バックライトオン)、最大10ヶ月(バックライトオフ)
充電方式: USB-C急速充電対応
対応OS: Windows 10以降、macOS 10.15以降、Linux、ChromeOS、Android 8.0以降、iPadOS 14以降
特徴的な機能:
スマートイルミネーション(手を近づけると点灯、環境に応じて調光)
Easy-Switch機能で最大3台のデバイスを切り替え可能
Logi Options+アプリによるカスタマイズ機能
保証期間: 2年
『打鍵感が非常に気持ちいいです。茶軸の適度なクリック感がありながら静かなので、オフィスでも安心して使えます。』
『スマートイルミネーションが便利です。手を近づけるだけでバックライトが点灯し、自動調光も快適です。』
『Easy-Switch機能が素晴らしい!複数のデバイス間でシームレスに切り替えられるので作業効率が上がりました。』
『低プロファイルキーのおかげで指への負担が軽減されました。長時間タイピングしても疲れません。』
『デザインが洗練されていて、デスクに置くだけで仕事環境がスタイリッシュになります。』
『キー配置に慣れるまで時間がかかりました。特にファンクションキーと数字キーの間隔が狭く、誤入力しやすいです。』
『PrintScreenキーがデフォルトで搭載されていない点が不便です。他の方法でスクリーンショットを取る必要があります。』
『価格が高めなので、初めてメカニカルキーボードを試す人には少し敷居が高いかもしれません。』
『Bluetooth接続時に稀に遅延を感じることがあります。Logi Boltレシーバーを使えば改善されますが別途購入が必要です。』
『バッテリー持続時間は公式発表より短く感じます。頻繁に充電する必要があります。』
KX850FTは、高い静音性と快適なタイピング感を実現したワイヤレスメカニカルキーボードですが、一部ユーザーからはキー配置や価格面での課題も指摘されています。それでも、多機能性や洗練されたデザイン面で評価されており、特にプロフェッショナルな用途や長時間作業をする方にはおすすめできる製品です。
③ Logicool(ロジクール)左手デバイス KXCCGR
製品名: Logicool MX Creative Console
型番: KXCCGR(グラファイトカラー)
価格: 参考価格32,780円(税込)
本体サイズ:
ダイヤルパッド: 幅93.7mm × 高さ33.8mm × 奥行92.1mm
キーパッド: 幅77.9mm × 高さ25.5mm × 奥行91.7mm
重量:
ダイヤルパッド: 128g
キーパッド: 96g
接続方式: USB-Cケーブル(有線接続)
対応ソフトウェア: Adobe Photoshop, Illustrator, Premiere Pro, After Effects, Auditionなど(Logi Options+対応)
機能:
ダイヤルパッド:高精度アナログ調整機能(音量調整、スクロールなど)
キーパッド:9つのディスプレイキー(最大135機能割り当て可能)、2つのページングボタン
Actions Ring:最大8つのショートカットをリング状に表示し選択可能
同梱物:
ダイヤルパッド、キーパッド、単4電池×2本、USB-Cケーブル、キーパッド用スタンド
保証期間: 2年
『Adobe PhotoshopやPremiere Proとの連携が抜群です。ダイヤルとボタンで細かい調整が直感的にできるので作業効率が格段に上がりました。』
『キーパッドのディスプレイキーにアイコンを設定できるので、一目でどのボタンが何の操作か分かります。これが地味に便利です。』
『ダイヤルパッドの反応が非常に滑らかで、音量調整やスクロールが快適です。動画編集では特に役立っています。』
『コンパクトなサイズ感が嬉しいです。持ち運びも簡単で、自宅でも外出先でも使えるのが助かります。』
『Logi Options+ソフトウェアが直感的で使いやすいです。カスタマイズも簡単で、自分好みに設定できる点が気に入っています。』
『有線接続しか対応していない点が残念です。ワイヤレス対応ならもっと使いやすかったと思います。』
『ディスプレイキーのカスタマイズは便利ですが、フォルダ機能がないため多くのショートカットを管理するには少し不便です。』
『価格が高めなので、初めて左手デバイスを試す人にはハードルが高いと感じました。』
『ケーブルが硬くて取り回しに苦労します。もう少し柔らかいケーブルだと良かったです。』
『Actions Ringは便利ですが、実際にどんな機能を割り当てるべきか迷ってしまい、活用しきれていません。』
Logicool MX Creative Console KXCCGRは、クリエイター向けの左手デバイスとして非常に優れた製品ですが、有線接続や価格面で一部課題も見られます。それでも、多機能性や直感的な操作性から、多くのクリエイターやプロフェッショナルユーザーにとって強力なツールとなるでしょう。特にAdobe製品を頻繁に利用する方にはおすすめです。
「まとめ」
さて、ここまでLogicool(ロジクール)という会社のこと、そして特に注目の3製品、トラックボールマウス『MXTB2d』、メカニカルキーボード『KX850FT』、左手デバイス『KXCCGR』について、熱く語らせていただきました。いかがでしたでしょうか?
Logicoolって、本当に奥が深いですよね。ただの周辺機器メーカーというだけでなく、私たちの『パソコン時間』をもっと快適に、もっと楽しく、そしてもっとクリエイティブにしてくれようと、スイスの時計職人のような精密さと、新しいもの好きの好奇心で、次々と魅力的な製品を生み出している。そんな情熱を感じずにはいられません。
私がLogicool製品に惹かれるのは、やっぱり『使う人のこと、よく考えてるなぁ』と感じる瞬間が多いからです。例えば、MXTB2dの絶妙な角度調整。長時間マウスを握っていると、地味に手首が辛くなってきませんか? あの『あー、ちょっと傾けたい!』という痒いところに手が届く感じ、たまりません。トラックボールも、最初は『え、親指で操作?』って戸惑うかもしれませんが、慣れると手首を動かさなくていいのが本当に楽なんです。もう、普通のマウスには戻れないかも…なんて思うほど。
そして、KX850FTのキーボード。メカニカルなのに静かって、ちょっとズルいですよね(笑)。カフェやコワーキングスペースでカタカタ音を響かせるのは気が引けるけど、やっぱりあの心地よい打鍵感は諦めたくない…そんなワガママに応えてくれる、まさに現代のニーズに合ったキーボードだと思います。デスクに置いたときの、あの洗練された佇まいも、気分を上げてくれるんですよね。まるで、仕事道具が相棒になったような感覚です。
クリエイター向けのKXCCGRは、まさに『秘密兵器』。動画編集やデザインソフトの複雑なショートカットキー、覚えるのが大変じゃないですか? これがあれば、ダイヤルを回したり、ボタンを押したりするだけで、魔法のように操作できちゃう。最初は設定に少し手間取るかもしれませんが、一度自分好みにカスタマイズしてしまえば、作業効率が爆上がりすること間違いなし!『もっと早く出会いたかった!』って、きっと叫びたくなりますよ。
もちろん、これらの製品は、正直に言って安くはありません。でも、毎日使うものだからこそ、少しだけ良いものを選ぶ価値は十分にあると、私は思います。それは単なる贅沢ではなく、自分の時間と快適さ、そして創造性への投資。ストレスなく作業に集中できる環境は、想像以上に大きな成果を生み出してくれます。
結局のところ、どのデバイスがベストかは、人それぞれです。この記事を読んで、『あ、これ自分に合ってるかも!』と思える製品が見つかったなら、すごく嬉しいです。もし迷っているなら、ぜひ一度、お店で実際に触ってみてください。手に取った瞬間のフィット感や、キーを叩いたときの感触、ダイヤルを回したときの滑らかさ。そういうフィーリングって、やっぱり大事ですから。
Logicoolのデバイスたちが、あなたの毎日のパソコンライフを、もっと豊かで、もっとワクワクするものに変えてくれるかもしれません。さあ、あなたもLogicoolの世界に、一歩踏み出してみませんか? きっと、素敵な発見がありますよ!。