【80年の歴史】Vornado(ボルネード)サーキュレーターの魅力おすすめモデル

「はじめに」

『この風、なんか違う!』

初めてVornadoのサーキュレーターのスイッチを入れた時、思わず声に出してしまいました。

扇風機のような『バサバサ』とした風ではなく、まるで自然の風のような心地よさ。それが私とVornadoの出会いでした。

サーキュレーターって、簡単に言えば『空気をかき混ぜる攪拌機』のようなもの。

部屋の空気が淀まないよう、見えない空気の流れを作り出す魔法の箱なんです。

その中でも、Vornado(ボルネード)は、なんと80年以上も前から『風』を研究し続けてきた老舗ブランド。

第二次世界大戦中の航空技術から生まれた風の秘密を、今も守り続けています。

Vornadoの最大の特徴は『渦を作る技術』。

普通の扇風機が『ビュー』と一方向に風を送るのに対し、Vornadoは『グルン』と空気の渦を作り出します。

この渦が部屋中を駆け巡り、エアコンの冷気や暖気を隅々まで運んでくれるんです。

まるで目に見えない空気の道路を作るようなイメージですね。

2025年現在、日本では猛暑と電力料金高騰の二重苦に悩まされています。

環境省の調査によれば、昨夏の家庭用エアコン電力消費量は過去最高を記録。

そんな時代だからこそ、エアコンの効きを最大30%も高められるVornadoの価値が再評価されているんです。

本記事では、Vornadoの歴史を紐解きながら、人気の3モデル『52-JP』『533DC-JP』『660-JP』を徹底比較します。

『12畳用って本当に効果ある?』『静かさと風量のバランスは?』『電気代はどれくらい?』など、実際に使って気になったポイントを正直にお伝えします。

私のおすすめは533DC-JPですが、正直に言うと最初は『高いなぁ』と躊躇しました。

でも今では『もっと早く買えばよかった』と感じる逸品。

あなたのお部屋にぴったりのVornadoを見つける手助けができれば嬉しいです!

「Vornadoとは」

企業詳細

Vornado(ボルネード)は、1945年にアメリカ合衆国カンザス州で創業された空調機器メーカーです。

創業者のラルフ・K・オデッサは、第二次世界大戦中の航空機技術から着想を得て、独自の『ボルテックス・テクノロジー』を開発しました。

この技術は空気を渦状に循環させることで、効率的な空気の流れを生み出す革新的なものでした。

1980年代に入り、Vornadoは現代的なサーキュレーターの開発に注力。

特許取得済みの『エアータンジェンシャル・フロー』技術により、直線的な風ではなく部屋全体を循環する空気の流れを実現しました。

これにより、エアコンの効率を高め、電気代の節約にも貢献する製品として評価されています。

日本市場には2000年代初頭に進出し、高品質な空調機器として認知度を高めてきました。

特に省エネ意識の高まりとともに、エアコンの補助機器としての需要が拡大。

現在は『ボルネードジャパン』が正規輸入代理店として、日本向け製品の販売とサポートを担当しています。

製品ラインナップは、家庭用小型モデルから業務用大型モデルまで幅広く、全モデルに5年間の長期保証を提供しています。

また、省エネ性能の高さから、アメリカのENERGY STAR認証を多数取得しているのも特徴です。

★企業信頼度評価(5段階評価)

技術力: ★★★★★

80年近い研究開発の歴史

複数の特許技術を保有

航空工学に基づいた独自設計

製品品質: ★★★★☆

耐久性の高い設計

5年保証の提供

一部モデルでの品質のばらつき

アフターサポート: ★★★☆☆

日本国内の正規代理店によるサポート

部品供給の安定性

修理対応の地域差

価格妥当性: ★★★☆☆

高品質だが価格も高め

長期使用を考慮すると投資価値あり

ブランド信頼性: ★★★★☆

長い歴史と実績

専門家からの高評価

日本での認知度はまだ発展途上

総合評価: ★★★★☆

高い技術力と製品品質で信頼できるブランドだが、価格の高さとアフターサポートの充実度には改善の余地がある。

「商品紹介」

①Vornado(ボルネード)サーキュレーター12畳 52-JP

商品スペック

モデル名: Vornado 52-JP

対応畳数: 12畳

風量設定: 3段階(弱・中・強)

サイズ: 幅25.4cm × 奥行17.8cm × 高さ30.5cm

重量: 約2.1kg

消費電力: 最大30W

電源コード長: 約1.8m

首振り機能: なし(ボルテックス気流方式)

風量調整: ダイヤル式

保証期間: 5年

生産国: 中国(アメリカ企業設計)

特徴:

特許取得済みのボルテックス気流

上下90度の角度調整可能

取り外し可能なグリル(お手入れ簡単)

良い口コミ

『扇風機とは全く違う風の質に驚きました。直接体に当たる風ではなく、部屋全体の空気が循環している感じ。エアコンと併用したら電気代が約15%下がりました』

『コンパクトなのに12畳の部屋をしっかりカバー。置き場所を取らないのに効果は抜群です。特に夏場のエアコンの効きが格段に良くなりました』

『静音性が素晴らしい。弱モードなら寝室で使っても気にならないレベル。赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えます』

『シンプルなデザインと操作性が気に入っています。余計な機能がなく、ダイヤルを回すだけの直感的な操作。高級感のあるデザインは部屋のインテリアを損ねません』

『5年保証が安心感につながります。少し高価でしたが、長く使えると思えば納得の買い物でした。実際、3年使っていますが初日と変わらぬパワーです』

気になる口コミ

『価格が少し高めに感じます。一般的な扇風機の2〜3倍の価格なので、最初は躊躇しました』

『首振り機能がないのは最初は不便に感じました。ボルテックス気流で部屋全体に風が行き渡るという説明ですが、慣れるまで違和感がありました』

『強モードだとやや音が気になります。静かと評判でしたが、最大風量だと予想より音がします。夜間は中か弱で使用しています』

『風の強さは想像していたより控えめでした。直接風に当たりたい方には物足りないかもしれません。あくまで空気循環が目的の製品だと理解すべきです』

『本体が少し重く、持ち運びには向いていません。部屋から部屋へ頻繁に移動させる使い方には不向きかもしれません』

Vornado 52-JPは、『空気を動かす』という本来のサーキュレーターの役割に忠実なモデルです。

一般的な扇風機のように直接体に風を当てるのではなく、部屋全体の空気を効率的に循環させることで、エアコンの効きを良くし、温度ムラを解消する効果があります。

最大の特徴は、Vornado独自の『ボルテックス気流』技術です。

この技術により、首振り機能がなくても部屋全体に空気の流れを作り出すことができます。

実際に使用すると、直接風が当たっていなくても部屋全体が均一な温度になっていくのを実感できるでしょう。

特に夏場のエアコン使用時や、冬場の暖房時の温度ムラ解消に効果を発揮します。

コンパクトなサイズ感も魅力の一つです。

幅25.4cm、高さ30.5cmというサイズは、12畳という対応面積を考えると非常にコンパクト。

限られたスペースでも設置しやすく、インテリアの邪魔をしません。シンプルでスタイリッシュなデザインは、どんな部屋の雰囲気にも馴染みます。

操作性においても、余計な機能を排除したシンプルさが光ります。

ダイヤル式の風量調整は、デジタル操作に慣れていない高齢者でも直感的に使いこなせます。

また、グリルが取り外し可能なため、定期的なお手入れも簡単に行えるのは長期使用を考える上で重要なポイントです。

②Vornado(ボルネード)サーキュレーター16畳 533DC-JP

商品スペック

モデル名: Vornado 533DC-JP

対応畳数: 16畳

風量設定: 99段階(DCモーター採用)

サイズ: 幅27.9cm × 奥行22.9cm × 高さ34.3cm

重量: 約2.7kg

消費電力: 最大36W(省エネDCモーター)

電源コード長: 約1.8m

首振り機能: なし(ボルテックス気流方式)

風量調整: ダイヤル式無段階調整

保証期間: 5年

生産国: 中国(アメリカ企業設計)

特徴:

省エネDCモーター搭載

特許取得済みのボルテックス気流

上下90度の角度調整可能

取り外し可能なグリル(お手入れ簡単)

エネルギー効率最大80%向上(ACモーター比)

良い口コミ

『DCモーターの静音性に驚きました。最低設定では1m離れると稼働音がほぼ聞こえません。寝室で使っていますが、睡眠を妨げることなく一晩中快適です』

『99段階の風量調整が思った以上に便利。微妙な風量調整ができるので、季節や時間帯によって最適な設定を見つけられます。特に就寝時は弱めの設定で朝まで快適でした』

『電気代の削減効果が目に見えて分かります。エアコンと併用したところ、昨年同月比で電気代が約20%減少。DCモーターの省エネ性能は本物だと実感しています』

『16畳のリビングで使用していますが、部屋の隅々まで空気が循環している感覚があります。エアコンの効きが均一になり、ソファに座っていても窓際にいても温度差を感じなくなりました』

『見た目のデザイン性が高く、インテリアとして置いても違和感がありません。無駄のないシンプルなフォルムと落ち着いたカラーリングは、どんな部屋にも馴染みます』

気になる口コミ

『価格が高めです。一般的なサーキュレーターの3倍近い価格設定は、初期投資としては躊躇してしまう金額でした』

『風の直進性はあまり強くないです。扇風機のような直接的な風を期待すると少し物足りなく感じるかもしれません。あくまで空気循環が目的の製品です』

『本体が思ったより大きく感じました。コンパクトと言われていますが、置き場所によっては存在感があります。設置スペースの確認は必須です』

『ダイヤル操作は便利ですが、リモコンがないのは少し不便に感じます。就寝時や離れた場所からの操作ができないのは残念です』

『グリルの掃除がやや手間です。取り外しは簡単ですが、細かい部分の埃を完全に取り除くのに時間がかかります。定期的なメンテナンスが必要です』

Vornado 533DC-JPは、同社の技術力を結集した『中核』モデルと言える存在です。

16畳という広さをカバーしながらも、DCモーターの採用により静音性と省エネ性を高次元で両立させています。

最大の特徴は、99段階の風量調整が可能なDCモーターの採用でしょう。

従来のACモーターと比較して最大80%のエネルギー効率向上を実現し、長時間使用しても電気代を抑えられます。

実際に多くのユーザーが『エアコンとの併用で電気代が削減できた』と報告しており、初期投資は高めでも長期的には経済的なメリットが大きいと言えるでしょう。

静音性も特筆すべき点です。

最低設定では約13dB(木の葉のそよぎ程度)という驚異的な静けさを実現。

寝室やリビングなど、静かさが求められる環境でも快適に使用できます。

特に就寝中の使用でも気にならないレベルであることから、『睡眠の質が向上した』という声も多く聞かれます。

Vornadoならではのボルテックス気流も健在です。

一般的なサーキュレーターや扇風機のような直線的な風ではなく、渦を巻くような気流を生み出すことで、部屋全体の空気を効率的に循環させます。

これにより、エアコンの冷気や暖気が部屋の隅々まで行き渡り、温度ムラを解消する効果があります。

デザイン面では、無駄を削ぎ落としたシンプルさと機能美が融合しています。

黒を基調としたカラーリングと流線型のフォルムは、モダンなインテリアにも和風の空間にも違和感なく馴染みます。

見た目だけでなく、操作性も考慮されており、直感的に使えるダイヤル式の風量調整は、デジタル操作が苦手な方にも好評です。

③Vornado(ボルネード)サーキュレーター35畳 660-JP

商品スペック

モデル名: Vornado 660-JP

対応畳数: 35畳

風量設定: 4段階(弱・中・強・ターボ)

サイズ: 幅約30cm × 奥行約30cm × 高さ約38cm

重量: 約3.7kg

消費電力: 最大60W

電源コード長: 約1.8m

首振り機能: なし(ボルテックス気流方式)

風量調整: プッシュボタン式

保証期間: 5年

生産国: 中国(アメリカ企業設計)

特徴:

特許取得済みのボルテックス気流

上下90度の角度調整可能

取り外し可能なグリル(お手入れ簡単)

大型スペース対応の強力モーター

良い口コミ

『35畳という広さに対応する風量に驚きました。吹き抜けのあるリビングでも、空気がしっかり循環しています。エアコン1台では冷えなかった2階の温度も均一になりました』

『パワフルなのに電気代が意外と安い!60Wという消費電力は、同クラスの他社製品と比べても省エネです。24時間つけっぱなしでも月の電気代は約1,000円程度でした』

『耐久性が素晴らしい。3年以上使用していますが、初日と変わらぬパワーで稼働しています。5年保証があるのも安心感につながります』

『ターボモードの威力が凄まじい。夏場の帰宅時、室内が蒸し暑くてもターボモードで5分ほど回すと、エアコンの効きが格段に良くなります。冷房の立ち上がり時間が半分以下になりました』

『デザインが洗練されていて、大型なのにインテリアとして違和感がありません。黒を基調としたシンプルなデザインは、どんな部屋にも馴染みます』

気になる口コミ

『価格が高いのが最大のネック。一般的なサーキュレーターの3〜4倍の価格は、初期投資としては躊躇する金額です』

『ターボモード時の音は想像以上に大きいです。通常使用では気にならないレベルですが、最大出力時は会話が少し困難になるほどの音量です』

『サイズと重量がかなりあります。頻繁に移動させる使い方には向いていません。設置場所を決めて使うのが現実的です』

『首振り機能がないのは、広い部屋では少し物足りなく感じることも。ボルテックス気流で部屋全体をカバーするという説明ですが、特定方向に風を送れないのは時に不便です』

『操作パネルがシンプル過ぎて、風量の微調整ができません。4段階しかないので、中間の風量が欲しい時があります。リモコンがないのも少し不便です』

Vornado 660-JPは、同社のラインナップの中でも『フラッグシップモデル』と呼ぶにふさわい存在です。

35畳という広大なスペースをカバーできる強力な風量と、Vornado独自のボルテックス気流技術の組み合わせにより、大空間の空調効率を劇的に向上させることができます。

最大の特徴は、その圧倒的なパワーです。

一般的なサーキュレーターでは対応しきれない広いリビングダイニングや、吹き抜けのある空間、オフィスフロアなどでも十分な空気循環を実現します。

特に『ターボモード』は、短時間で部屋全体の空気を入れ替えるほどの威力があり、エアコンの立ち上がり時間を大幅に短縮する効果があります。

Vornadoならではのボルテックス気流も、このモデルで最大限に活かされています。

直線的な風ではなく、渦を巻くような気流を生み出すことで、部屋の隅々まで空気を循環させます。

これにより、エアコン1台では難しかった大空間の温度均一化が可能に。

耐久性も高く評価され、モーターには高品質な部品を使用しており、長時間の連続運転にも耐える設計になっています。

5年という長期保証が付いていることからも、メーカーの製品に対する自信が伺えます。

デザイン面では、大型ながらもスタイリッシュさを失っていません。

黒を基調としたシンプルなデザインは主張し過ぎず、どんなインテリアにも調和します。

操作パネルも直感的で、誰でも簡単に使いこなせるシンプルさが魅力です。

「まとめ」

『サーキュレーターって、本当に必要?』

私も最初はそう思っていました。

でも、Vornadoを使い始めてから、その考えは180度変わりました。

真夏の電気代が2割も下がったんです!

Vornado(ボルネード)は、飛行機の翼から生まれた空気の流れを研究する会社。

一般的な『バサバサ』とした風ではなく、目に見えない『空気の道路』を作るのが特徴です。

今回紹介した3モデルは、それぞれ違う魅力があります。

52-JPは『小さな巨人』。

我が家の6畳の寝室に置いていますが、エアコンの冷気が隅々まで行き渡り、朝まで快適に眠れます。まるで小さなボクサーのように、見た目以上のパンチ力!

533DC-JPは『静かな省エネ王』。

DCモーターのおかげで、図書館のような静けさ。夜中に赤ちゃんが寝ている部屋でも安心して使えます。

99段階の風量調整は、まるでピアノの鍵盤のように繊細な操作が可能です。

660-JPは『台風製造機』(褒め言葉です!)。

我が家の吹き抜けリビングでは、2階まで空気が循環し、夏は涼しく冬は暖かい空間に変わりました。

パワーは強いのに、消費電力は意外と控えめなんです。

2025年、日本の夏は40度を超える日が当たり前になりました。

環境省の調査では『エアコンの効率的な使用』が家庭でのCO2削減に最も効果的とされています。

Vornadoは単なる『風を送る機械』ではなく、地球環境にも優しい賢い選択なんです。

値段は確かに高め…。

でも、コーヒーに例えると、『毎日コンビニで100円のコーヒーを買うか、1万円のコーヒーメーカーを買って長く使うか』という選択。

長い目で見れば、断然お得です!

私の失敗談をひとつ。最初は『見た目で選んで』小さいモデルを購入。

結局、部屋の広さに合わず買い替えることに。

皆さんは『畳数』をしっかり確認して選んでくださいね。

Vornadoは、目に見えない『空気』という存在を、初めて実感させてくれる不思議な家電です。

この記事が、あなたの快適な空間づくりのヒントになれば嬉しいです!

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