みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回は、ドローンを中心に生産・販売をしている「EACHINE」(読み方はイーチャイン)について調べてみました。
EACHINEの会社概要
企業名:深圳市益思科技有限公司
所在地:深圳市龙华新区观澜街道大和工业区29号易利科技园A栋2楼西
設立:2014年2月13日
代表:周青青
資本金:10万(元)
ブランドホームページ:https://www.eachine.com/
問い合わせ先
メール:amazon@eachine.com
Amazon正規販売店:EACHINEの公式ショップ
資本金約45億円の大企業の子会社
EACHINEは、ドローン本体や関連商品などを中心に扱っている中国のブランドです。
中国深センにある深圳市益思科技有限公司が商標を保有し、EACHINEの商品の製造と販売をしています。
同社は2014年に設立された中小企業で、資本金は約170万円ほどです。
なお、調べてみると、親会社は中国のオンラインショッピングサイト「Banggood(バングッド)」を運営している广州棒谷网络科技有限公司であることがわかりました。
Banggoodは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界100ヶ国以上で利用されている国際的な巨大オンラインショップです。
广州棒谷网络科技有限公司は資本金約45億円の大企業であり、このような資本力のある親会社がバックについていることから、EACHINEの経営も安定しているのだろうと想像できました。
ある程度の信用は得ているという企業評価
中国では、世界最大級のECサイトとして有名なアリババが運用している、企業の信用度を点数化する「阿里巴巴企业诚信体系」というサービスが普及しています。
このサービスでは、各企業の信用がグレードで決められており、インターネット上で誰でも見られるようになっています。
グレードは高い順にAAA、AA、A、BBB、BBとなっており、深圳市益思科技有限公司は一番低い「BB」の評価がつけられていました。
一番低い評価、と聞くと「信用度がものすごく低いのでは?」と思ってしまいますが、評価がつけられないような中小零細企業も多いため、たとえ一番低い評価であっても評価がつけられている時点で、ある程度信用できる企業であると言えると思います。
SNSをこまめに更新し商品情報を発信
出典:https://www.facebook.com/EachineRC/
ホームページを確認してみたところ、製品の種類ごとに商品一覧が掲載されていたり、問い合わせフォームが設けられているなど、きちんと作られている印象でした。
また、Facebook、Instagram、YouTubeも開設されていて商品説明や使い方などの商品情報を発信しています。
中でもFacebookは1週間に数回投稿するなど、こまめに更新されており、しっかりとした運営体制が整っていると感じました。
eachineの商品レビュー・評価まとめ
これまではeachineを運営する会社について見ていきましたが、次に代表的な商品のレビューについてみていきます。
Amazonやらせレビュー検出ツールのReviewMetaでのスクリーニング後と比較していきます。
eachine ドローン E58
日本では164件のレビューがあり、全体平均は★4.2と評価の高い商品でした。(2020年1月11日現在)
ReviewMetaの結果はこちら
出典:https://reviewmeta.com/amazon-jp/B077QCHSQ9
※2020年1月11日時点、Review Meta側の不具合で信用できるレビューとそうでないレビューの部分が正しく表示されていないので、今回は割愛します。
なお、製品保証期間についての記載はありませんでした。
eachine ドローン E520S
日本では10件のレビューがあり、全体平均は★3.9と評価の高い商品でした。(2020年1月11日現在)
ReviewMetaの結果はこちら
出典:https://reviewmeta.com/amazon-jp/B07VHMB5TV
※2020年1月11日時点、Review Meta側の不具合で信用できるレビューとそうでないレビューの部分が正しく表示されていないので、今回は割愛します。
なお、こちらの商品にも製品保証期間についての記載はありませんでした。
EACHINEのおすすめ度(5段階中)
★★★★☆(4/5)
今回は「EACHINE」を調べてみましたが、ドローン本体や関連商品などの製造や販売を行う、中国深圳に本拠地を置く、中国の中小企業のオリジナルブランドという印象です。
EACHINEを保有する深圳市益思科技有限公司は、資本金が約170万円ほど、業歴は4年と浅いですが、アリババ(阿里巴巴企业诚信体系)でBBのグレードがつけられていることから、ある程度の信用度はあると判断できました。
また、資本金約45億円の大企業が親会社でバックについていることから、経営基盤が安定していると思われることも好印象です。
さらに、ホームページが管理されていることや、SNSがこまめに更新されているなど、きちんと運営体制が整っている点なども評価できたことから、★4としました。