みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回はUSBメモリなどを中心に販売をしている「HUGERSTONE」(読み方はヒューガ―ストーン)について調べてみました。
HUGERSTONEの会社概要
企業名:深圳市忆天泽电子有限公司
所在地:深圳市南山区粤海街道科苑花园36区4栋4单元303
設立:2016年8月5日
代表:廖秋鹏
資本金:20万(元)
ブランドホームページ:なし
問い合わせ先
メール:dkjtz@163.com
Amazon正規販売店:HUGERWORD
2016年8月設立の新興企業
HUGERSTONEはUSBメモリなどを中心に扱っている中国のブランドです。
中国深センにある深圳市忆天泽电子有限公司が商標を保有し、HUGERSTONEの商品の販売をしています。
同社は2016年8月に設立された中国深センにある中小企業です。
設立から約2年半とまだ歴史の浅い新興企業です。(2019年2月現在)
また、企業情報サイト(启信宝)によると、資本金は20万元(約650万円)となっています。
なお、オフィスは住宅地にあるビルの3階にあり、賃料は100㎡で8500元(約14万円)程度です。
日本Amazon用人員の採用を強化
企業情報サイト(启信宝)によると、同社は日本Amazonのカスタマーセンター社員を募集しており、給料は10000~15000元(約16万5千円~約24万8千円)と記載されています。
なお、職業情報サイト(职友集)によると、深センのカスタマーセンター社員の平均月給は5860元(約9万7千円)となっていますので、同社がカスタマーセンター社員に提示している金額はかなりの高額といえます。
日本Amazonの運営及びカスタマーサービスの質を向上させるため、採用を強化し優秀な人材を集めようとしていることが分かります。
2018年9月にEUでも商標登録
商標登録申請・検索サイト(TradeMarkia)によると、同社は2018年5月にEU(欧州連合)にHUGERSTONEブランドの商標登録申請を出し、同年9月に登録されたことが分かります。
このことから、今後はヨーロッパ圏での販売にも力を入れる予定と思われます。
HUGERSTONEの商品レビュー・評価まとめ
これまではHUGERSTONEを運営する会社について見ていきましたが、次に代表的な商品の評判を見ていきたいと思います。
イギリスのAmazonでのレビューも引き合いに出しながら、紹介していきます。
HUGERSTONE USBメモリJP-HUG-32HSUP
日本では142件のレビューがあり、全体平均は★4.2、★1と★2の合計は12%と比較的高い評価でした。(2019年2月21日時点)
「安価なのにメモリーの容量がかなり大きい」「デザインが素敵」なことなどが人気のUSBメモリです。
低評価のレビューには「10日程で使えなくなった」「差し込みづらい」「iPhoneで認識しなかった」などのコメントがありました。
Amazonイギリスでは85件のレビューがあり、全体平均は3.6、★1と★2の合計は26%、特に★1が22%とかなり多く、評価は高くありませんでした。
不満な点として「全く機能しない」「途中で壊れる」「必要なファイルが移行できない」などが挙げられていましたが、「コスパのよさ」「使いやすさ」は好評でした。
なお、当製品には30日間の返金保証と1年間の製品保証が付いていますので、不具合のあった場合に返金や修理などの対応が可能です。
HUGERSTONE USBメモリJP-HUG-Y31UP
日本では124件のレビューがあり、全体平均は★4.4、★1と★2の合計は少し多く14%ありましたが比較的高い評価といえる商品です。(2019年2月21日時点)
「メタリックな色合いがクール」「簡単に使える」ことなどが人気のUSBメモリです。
低評価のレビューには「一度使用しただけで認識しなくなった」「iPhoneの写真がうまくバックアップできなかった」などのコメントがありました。
Amazonイギリスでは35件のレビューがあり、全体平均は4.1%、★1と★2の合計は14%でした。
不満な点として「マニュアル通り作業しても動かない」ことが指摘されていましたが、日本同様に使いやすい点が評価されていました。
なお、こちらの商品にも30日間の返金保証と12ヶ月の製品保証が付いています。
HUGERSTONEのおすすめ度(5段階中)
★★★☆☆(3/5)
今回は「HUGERSTONE」を調べてみましたが、中国深センに本拠地を置く、USBメモリの販売に力を入れる中小企業という印象です。
設立から3年足らず(2019年2月現在)の新興企業ですが、昨年9月にはEUで商標登録を行い、今後はヨーロッパ圏で積極的に販売を行うものと思われます。
また、日本Amazonのカスタマーサービスの質を向上させるため、優秀な人材の獲得に力を入れるなど、日本での販売に力を入れている点も評価できます。
なお、商品は日本では概ね好評でしたが、イギリスで評価のあまり高くない商品があったのがマイナス点です。
上記の内容から判断し、評価を★3としました。