みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回は、AmazonでプロジェクターやDVDプレーヤー、ドローンなどを販売している「DBPOWER」を紹介します。
日本語での会社情報が無いDBPOWERについて、中国語・英語の情報源からリサーチをしてみました。
それでは早速見ていきましょう。
DBPOWERの会社概要
企業名:深圳价之链跨境电商有限公司
(Shenzhen Valuelink E-Commerce Co., Ltd.)
所在地:深圳市龙岗区横岗街道长江埔二路2号 价之链科技园
設立:2008年09月24日
代表:甘情操
資本金:454万(元)
ブランドホームページ:https://dbpowershop.jp/
運営会社HP : http://www.valuelinkcorp.com/
問い合わせ先:03-6851-2070(日本) / (+86)135-5462-3827 (中国)
メール:service@dbpower.jp
スカイプ:newday626
営業時間:10時~18時
休業日:土日/祝日
Amazon正規販売店:DB POWER
日本代理店・店舗:無し
越境ECに関する事業を多角的に展開する会社が保有するブランド
DBPOWERは、中国深センの深圳价之链跨境电商有限公司が保有している、プロジェクターやDVDプレーヤなどの電子機器製品のブランドで、ヨーロッパ、アメリカ、日本などで販売されています。
運営会社の深圳价之链跨境电商有限公司は、製品の製造・販売のみでなく、自社で培ったノウハウを元に、eコマース用事業者用のソフトウェアの開発、eコマース事業者の向けのスクールの運営など、多角的に事業展開をしている会社です。
特に、eコマース用ツールの「AMZトラッカー」と呼ばれる、Amazon販売者向けのツールは、世界中のAmazon販売者に愛用されています。(管理人もこの会社のものと知らずに日々使っていました。)
DBPOWERは上場会社の子会社
実は、DBPOWERを保有する深圳价之链跨境电商有限公司は、バックに資本力のある親会社がついていました。
親会社は、中国深センの株式市場に上場している福建浔兴拉链科技股份有限公司(Fujian SBS Zipper Sci & Tech Co.,Ltd.)という企業で、SBSという、中国では大手のジッパーのメーカーです。
福建浔兴拉链科技股份有限公司は1992年に設立され、2006年12月22日に深圳证券取引所に上場しています。(銘柄名:浔兴股份;証券コード:002098)
本社は福建省晋江市にあり、福建、上海、天津、东莞、成都の5都市に生産拠点をおいています。
このような上場会社の後ろ盾があることから、DBPOWERの経営基盤はかなりしっかりしているものと思われます。
DBPOWERの代表は北京大学卒業 盤石な役員構成
DBPOWERの創設者でありCEOの甘情操氏は、2004年に北京大学の医学と英語の両科を卒業。
その後、欧米文学の研究生となり、研究生として在籍中に事業を起こしました。
副社長には、中国遼寧省の名門、大連理工大学出身で、ドイツや韓国企業で働いた経験のある人を起用するなどしており、世界を対象にした商品の生産に力を入れていると感じました。
CEOが中国随一の名門校出身、上場企業のサポートもあり、優秀な人材を企業内に確保できているようです。
日本での採用も募集していた?
現在求人の掲載は終了しているのですが(2018年8月22日時点)、グローバル人材専門の求人情報を掲載している日本の「Dai Job」というサイトで、DBPWERの運営会社である、Shenzhen Valuelink E-Commerce Co., Ltd.の採用情報が掲載されていました。
日本のサイトで日本の人材の採用活動をかけるところは、さすが上場企業の子会社といったところですね。
なお、日本語のブランドサイトが公開されていることなどからも、日本市場の開拓に力を入れていることがうかがえます。
DBPOWER の商品レビュー・評価まとめ
これまではDBPOWERを運営する会社について見ていきましたが、次に代表的な商品の評判を見ていきたいと思います。
アメリカのアマゾンでのレビューも引き合いに出しながら、紹介していきます。
DBPOWER WiFi プロジェクター 9000lm
DBPOWER ポータブルDVDプレーヤー 12.5型 車載用ホルダー付き 10.5インチ液晶
DBPOWERのおすすめ度(5段階中)
★★★★☆(4/5)
DBPOWERは中国の上場企業の子会社であるために、企業の組織体系がしっかりしており、他の中国メーカーとは違って信用性があるように感じました。
スコアは4にしましたが、4.5といった感じです。
カスタマーサービスの対応に満足、といった口コミも多く、その点が評価ができますが、やはり、製品の不良品率の高さがこれからの課題になってくるでしょう。
日本の人材の採用もしていることから、今後、製品の品質向上はもちろん、サポート内容の充実度が上げられるのではないかと期待しています。
今回の調査が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
悪くはないブランドではありますが、Amazonの売れ筋ランキングから他の製品との比較検討もしたほうが良さそうです。【公式】Amazon ホームプロジェクター 売れ筋ランキングを確認する【公式】DBPOWERのAmazon公式ショップを確認する