みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回は、ゲーミングヘッドセットを中心に、高品質なオーディオ機器を生産してる中国のブランド「Beexcellent」に注目してみました。読み方は「ビーエクセレント」です。
Beexcellentの会社概要
企業名:东莞市酷弦电子科技有限公司
(Dongguan Kotion Electronics co.,Ltd)
所在地:东莞市横沥镇三江工业区35栋二楼
設立:2010年7月27日(ホームページ上は2006年)
代表:周裕志
資本金:100万(元)
従業員数:約350名
ブランドホームページ:http://www.mybeexcellent.com
問い合わせ先
電話:0769-86729008 (中国)
メール:wuzhiqiang@kotion.cc
Amazon正規販売店:Beexcellent Direct
日本代理店・店舗:無し
ブランドの保有会社は東京ドーム4個分もの土地を保有
出典:http://www.mybeexcellent.com
Beexcellentは、中国の东莞市にある东莞市酷弦电子科技有限公司(以下、酷弦电子)が保有する、ゲーミングヘッドセットをメインに扱っているメーカーです。
酷弦电子の設立は2006年*。業歴が10年を超えている企業です。
自社の保有敷地は80,000平方メートル(東京ドーム4個分)あり、資本金は100,000人民元(1500万円強)、従業員は350名です。
出典:http://www.mybeexcellent.com/page47
また、同社はBeexcellentの他に、同じくゲーミングヘッドセットに強いブランド「KOTION EACH」(読み方はコーションイーチ)も保有しています。
中国で公開されている企業信用スコアがAnkerの親会社と同等
中国ではECサイトで有名なアリババが運用している、企業の信用度をスコア化するサービスの「阿里巴巴企业诚信体系」が普及しており、各企業の信用がグレードが決められて、インターネット上で公開されています。
グレードは高い順からAAA、AA、A、BBB、BBとなっていて、酷弦电子は「AA」と上位のグレードがつけられています。
モバイルバッテリーなどで有名な中国の企業ANKERの親会社(ANKER INOVATIONS)も同じく「AA」がついていることからも、同社の信用度は高いと言えるでしょう。
マーケティング本部を新設し、世界への販路拡大を図る
会社ホームページによると、近年の酷弦电子の年間売上高成長率は300%を超えており、大きく発展しています。製品を輸出している国は世界145カ国以上にのぼっているとのことです。
また2017年には、マーケティングに特化した部門を深センに設置し、グローバルなマーケティング活動に注力していることから、今後さらなる成長が期待できそうです。
Beexcellentの商品レビュー・評価まとめ
これまではBeexcellentを運営する会社について見ていきましたが、次に代表的な商品の評判を見ていきたいと思います。
アメリカのアマゾンでのレビューも引き合いに出しながら、紹介していきます。
Beexcellent ゲーミングヘッドセット GM-1の評価
2017年モデルのゲーミングヘッドセット「GM-1」です。
レビューが148件あり、全体平均は★4.4で、★5と★4の合計が86%と非常に評価の高い商品です。(2018年9月10日時点)
高い評価では「音質がいい」「つけ心地がよく長時間装着していても疲れない」「マイクの感度がいい」といったコメントが多くみられました。
一方、低い評価では、件数は少ないものの「ノイズが入る」「最初から片耳が聞こえない」などの初期不良の報告がありました。
また、アメリカのAmazonでも、レビューは209件、全体平均は★4.1、★5と★4の合計は76%あり、高評価のコメントも多いのですが、★1が16%あるのが少し気になりました。(2018年9月10日)
低いレビューでは「使い始めはとてもよかったのだが、数週間で音が出なくなった」などのコメントが目立ちました。
おおむね高評価であり、ゲーム用のヘッドセットとしては、価格と性能のバランスが取れた商品という印象を受けましたが、購入を検討する際には、アメリカでは故障に関するレビューが報告されている、ということを頭に入れておいた方がいいかもしれません。
*酷弦电子の設立年が、会社ホームページでは「2006年」となっているのに対し、信用サイトでは「2010年」と相違していました。相違の理由はわかりませんが、創業した年と設立した年に違いがあるのか、もしくは前身の会社があったのかもしれません。
また、同じような中華ゲーミングヘッドフォンブランドで以前に★5評価をつけた下記ブランドも比較対象にしてみると良いかもしれません。