みなさん、こんにちは。
世界4カ国のAmazonで販売しているEC事業者のAmaviser管理人です。
英語と中国語に堪能、5年以上のAmazonマーケットプレイスでの販売経験を活かし、みなさんのAmazonショッピングの手助けとなる情報を発信しています。
今回は完全ワイヤレスイヤホンを中心に販売している「HAYLOU」（読み方はハイロウ）について調べてみました。
HAYLOUの会社概要
企業名：东莞市猎声电子科技有限公司
所在地：广东省东莞市南城街道周溪社区隆溪路5号高盛科技园二期之高盛科技大厦第13层1303、1305、1306单元
設立：2015年05月25日
代表：马浩
資本金：545万米ドル（約5億8000万円）
ブランドホームページ：http://www.liesheng.cc/index.html
問い合わせ先
電話：+86-13650223070
Amazon正規販売店：HaylouDirect
中国深圳の大企業のブランド
HAYLOUは完全ワイヤレスイヤホンなどを中心に扱っている中国のブランドです。
中国东莞市にある东莞市猎声电子科技有限公司が商標を保有し、HAYLOUの商品の販売をしています。
企業情報サイト(天眼查)によると、同社は資本金が545万米ドル（約5億8000万円）のブルートゥースイヤホン、AIスピーカー等の研究開発・生産・販売を主に営む大企業です。
また、同社の業歴は4年以上で、業界の中では中堅の企業といえます。
同社のオフィスは、以下の写真の場所となっており、东莞市の街の中心部にある商業エリアの高層オフィスビルの一部分にあります。
なお、資本金の額が米ドル立てになっているのは、VIEと呼ばれる外資資本で中国の会社を作る特殊なスキームを用いて設立がされたからだそうです。
中国の企業信用スコアでAA
中国では、世界最大級のECサイトとして有名なアリババが運用している、企業の信用度を点数化する「阿里巴巴企业诚信体系」というサービスが普及しています。
これは、ECサイトで有名なアリババが運用していて、各企業の信用がグレードで決められており、インターネット上で公開されています。
グレードは高い順からAAA、AA、A、BBB、BBとなっており、东莞市猎声电子科技有限公司は「AA」のグレードがつけられています。（2019年8月19日現在）
出典：https://xinyong.1688.com/credit/
このAA評価を取っている企業はAmazonで販売している中国ブランドメーカーでもあまり見られず、モバイルバッテリーで日本でも有名なAnkerの運営会社と同等の評価となっていることからも、信用できる運営母体といえるでしょう。
小米グループの一員で日本企業からも部品を調達
実はこのHAYLOUのイヤホンを生産している、东莞市猎声电子科技有限公司ですが、こちらの中国語の企業ホームページによると、なんとあの中国の大企業、小米（Xiaomi）のグループ会社で、小米ブランドのイヤホンも生産している企業だということがわかりました。
小米の他にも、QCYという中国で有名なイヤホンブランドの研究開発・製造販売も行っています。（日本ホームページあり）
2014年4月に北京小米科技の資本注入を受け、小米グループのスマートホームワイヤレスオーディオ機器の研究開発、生産マーケティングを担う企業となりました。
小米の持つ海外企業とのルートを利用して、日本の三菱や村田製作所、アメリカやイギリスの大手企業と部品の供給に関するパートナーシップを結んでおり、世界レベルの質の高い部品、システムで製品が作られています。
5億円を超える潤沢な資本金を元に、中国各地の優秀な技術者を集めているそうです。
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HAYLOUの商品レビュー・評価まとめ
これまではHAYLOUを運営する会社について見ていきましたが、次に代表的な商品の評判を見ていきたいと思います。
Haylou 軽量 骨伝導イヤホン ワイヤレス PurFree BC01
Haylou 【 VGP2023 SUMMER 受賞 】 オープンイヤー ワイヤレスイヤホン Purfree Buds OW01
HAYLOUのおすすめ度（5段階中）
★★★★★（5/5）
今回は「HAYLOU」を調べてみましたが、中国东莞市に本拠地を置く、完全ワイヤレスイヤホン等の販売に力を入れる大企業のブランドでした。
商品の評価で音ズレ、音飛び等のマイナスコメントが見られるところが、不安ではありますが、「小米グループの一員で運営元の会社が安定している」「巨大な資本で各地から優秀な技術者が集まり、自社で製品の研究開発・生産を行っている」「日本の三菱や村田製作所と提携し、質の高い部品を調達している」点から、他の中国製ワイヤレスブランドと一線を画す質を持っている製品なのではないかと、予想できます。
既に当サイトでは100を超えるブランドを紹介してきましたが、小米のグループ企業は初めてのことで、値段的にもかなり手軽なので、私個人としてもHAYLOUのイヤホンは購入して使ってみたいと思いました。
上記の内容を総合的に判断し、私個人も欲しいと思ったところから、★5と評価としました。
また、同じような中華ワイヤレスブランドで以前に★5評価をつけた下記ブランドも比較対象にしてみると良いかもしれません。
ワイヤレスイヤホンをお探しならYOBYBOもオススメ
最近個人的に気になっているワイヤレスイヤホンメーカーがこちらのYOBYBO
というブランド 中国のシリコンバレーと称される深センの企業のブランドで下記のような特徴があるブランドです
という特徴を備えており、他の中華ブランドとはまた違ったポジションを持つブランドだと感じました。
Red Dot Award2020・iFデザインアワード2020受賞作品でもある薄さわずか13mm、イヤホン重量3.5g の【CARD20】
は、見た目がスタイリッシュでファッション性を求める方に特にピッタリなのではないかと思います。 話題沸騰！世界一薄型のTWSイヤホン 【CARD20】
デザインにこだわってイヤホンを選びたいという方は、候補に入れてみても良いかもしれません。
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